北マケドニア共和国のインターネット事情は？おすすめのインターネット接続方法について解説

北マケドニア共和国は、国土が日本の九州に満たない小さな国。

ただ、その中にも美しい古代湖「オフリド湖」をはじめ、多くの魅力的な観光地があります。

一方でインターネット事情は日本に比べよいとは言えず、北マケドニア共和国観光中にインターネットを使いたい場合は準備が欠かせません。

この記事では北マケドニア共和国のインターネット事情と、フリーWiFiをはじめ同国滞在中に使えるインターネット接続手段の種類を紹介します。

どの手段が一番簡単でおすすめかも解説しているので、渡航前に是非参考にして下さい！

インターネット接続手段比較表

	総合評価	通信品質	セキュリティ	使いやすさ	コスト
海外用レンタル ポケット型WiFi	◎	〇	〇	◎	〇
フリーWiFi	△	△	×	△	◎
プリペイドSIM	〇	〇	〇	△	〇
海外ローミング	〇	〇	〇	〇	△

北マケドニア共和国のインターネット事情

海外へ行ったときに、渡航先の国でどのくらいインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によります。

自国民が日常的にインターネットを使えるくらい環境整備がすすんだ国の方が、海外からの観光客もインターネットを使いやすいわけです。

それでは北マケドニア共和国のインターネット事情は、どのような感じでしょうか。

まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」※を参考に、北マケドニア共和国のインターネット普及率をみていきましょう。

北マケドニア共和国のインターネット普及率（2022年）

国名/地域名	普及率
北マケドニア共和国の	81.0%
日本	93.3%
ヨーロッパ平均	89.7%

北マケドニア共和国のインターネット普及率は81.0%で、日本やヨーロッパ平均より低くなっています。

インターネットが普及した日本では、街から離れた場所にある観光地でもたいていインターネットが使えます。

人が全く暮らしていないといった場所でない限り、何もインターネット接続の手段がないということはほとんどありません。

そんな日本よりインターネット普及率が低い北マケドニア共和国では、日本に比べインターネット環境の確保に苦労しそうですね。

とはいえ81.0％も低い数値ではないので、準備して出掛ければ滞在中はインターネットが使えるでしょう。

インターネット普及率の次に気になるのは、インターネット通信速度です。

いくらインターネットを使える環境が見つかっても、快適に使えるかはインターネット通信速度によります。

以下、インターネット通信速度測定サイト「SPEED　TEST」が集計したデータを参考に北マケドニア共和国の通信速度をみていきましょう。

北マケドニア共和国のインターネット通信速度と順位（2022年9月時点）

固定回線

順位	国名	通信速度（下り）
－	全世界	71.39Mbps
6	日本	172.94Mbps
7	アメリカ	172.30Mbps
106	北マケドニア共和国	31.23Mbps

モバイル回線

順位	国名	通信速度（下り）
–	世界	33.17Mbps
16	北マケドニア共和国	81.76Mbps
22	アメリカ	68.34Mbps
45	日本	41.95Mbps

まず固定回線に関して、北マケドニア共和国の通信速度は31.23Mbpsで日本の1/5以下です。

日本では光回線やCATV回線のような高速な固定回線が普及していて、通信速度でストレスを感じることはほとんどありません。

高画質な動画も視聴できますし、数百MBクラスのファイルもあまり時間がかからず送受信できます。

一方、北マケドニア共和国の固定回線は日本より大分通信速度が遅いので、日本人が使うと物足りなく感じることが多そうですね。

北マケドニア共和国の固定回線は、あまり通信速度に期待せず使った方がよいでしょう。

次にモバイル回線については、北マケドニア共和国の通信速度は81.76Mbpsでなんと日本の約2倍です。

日本では4G（LTE）・5Gの高速なモバイル回線が普及していて、モバイル環境でも快適にインターネットが使えます。

SNSはさくさく表示されますし、YouTubeの鑑賞も可能です。

北マケドニア共和国のモバイル回線は、そんな日本のモバイル回線よりはるかに高速なので日本人も快適に使えそうですね。

何より北マケドニア共和国では固定回線より、モバイル回線の方が高速なのは驚きです。

（日本やアメリカのように、固定回線の方がモバイル回線よりずっと速いことの方が多い）

日本人が北マケドニア共和国に旅行や出張で滞在する際のインターネット接続方法とは？

北マケドニア共和国は日本に比べると、インターネットが普及していないことをみてきました。

そんな北マケドニア共和国へ日本人が旅行や出張で訪れる際は、どのような手段でインターネットに接続できるでしょうか？　

考えられる手段は以下の4つです。

この4つは、日本人だけでなく海外旅行をする人がよく使うインターネット接続の手段です。

ただ、手段によって使いやすさやコストパフォーマンスなどに違いがあるので、自分にあった方法をえらぶことをおすすめします。

以下、それぞれの手段について詳しくみていきましょう。

1.海外用レンタルポケット型Wi-Fiを利用する【おすすめ手段】

海外旅行や出張で渡航する際、現地のインターネット手段として最も安全で便利なのが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiを使う方法です。

海外用レンタルポケット型WiFiであればお使いのスマートフォンとポケット型WiFi端末を接続するだけで現地でも簡単にインターネットを使うことが出来ます。

SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく、スマートフォンのローミングサービスのように高額請求になることもないため、簡単で安全にインターネットを利用できます。

さらに当サイトがおすすめする海外用レンタルポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、よりリーズナブルで快適にインターネットを使うことができます。

2.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する

フリーWiFiとは名前の通り、無料提供されているWiFi環境のことです。

日本ではホテルや街のカフェ、ファミレスなどいろいろな場所でフリーWiFiが提供されているので、使ったことがある方も多いでしょう。

北マケドニア共和国でもフリーWiFiが提供されていれば、日本人はWiFiを使いインターネットに接続できます。

それでは北マケドニア共和国では、どのくらいフリーWiFiスポットがあるでしょうか。

有名観光ガイドブック「地球の歩き方」では、北マケドニア共和国のフリーWiFi環境について以下のようにまとめています。

ホテルやカフェのWi-Fi を利用する
たいていのホテルでWi-Fiが利用可能。カフェ、レストランも利用できるところが多い。
安ホテルのなかには、部屋では接続できず、ロビー周辺のみいうところもある。
料金はほとんどの場合無料で、高級ホテルのなかには高速通信のみ有料のところがある。
いずれの場合も通常、パスワードが必要になるので、ホテルのフロントなどで聞くようにしよう。

参照元：「地球の歩き方 A25 中欧 2019〜20」（P516）

地球の歩き方の情報をみる限り、北マケドニア共和国にはフリーWiFiを使える場所が豊富にありそうですね。

ただ地球の歩き方では同じ項で、フリーWiFiの通信品質が必ずしもよくないことや使える場所が限られることについて注意しています。

地球の歩き方が書くように、フリーWiFiは無料で手軽に使える反面、問題が多いことは否めません。

地球の歩き方では、フリーWiFiより快適に使えるインターネット接続の手段として海外ローミングやポケット型WiFiをあげています。

フリーWiFiの問題点や、フリーWiFi以外の手段については後述しますね。

次項からは、北マケドニア共和国のなかで日本人がよく訪れる場所に、どのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。

空港のフリーWiFiスポットは？

海外旅行をするときは、手続きに時間がかかったり飛行機を待ったりするため空港にいる時間が長くなることも少なくありません。

そのため空港でインターネットに接続できれば、観光情報やSNSをチェックするなどして時間がつぶせるので便利です。

それでは北マケドニア共和国の空港では、フリーWiFiが使えるでしょうか。

北マケドニア共和国のなかでも、日本人がよく使うと考えられるのが首都スコピエにある「スコピエ空港」です。

スコピエ空港の公式サイトには、フリーWiFiの提供について以下のように記載されています。

（当サイトが日本語に訳しています。）

スコピエ空港のターミナルビルで、フリーWiFiを提供しています。
乗客は「TAV Airports」という名称のワイヤレスネットワークへ接続するだけで、スマートフォンなどでインターネットに接続可能です。
当空港のフリーWiFiを利用するのにあたり、パスワードは必要ありません。
またフリーWiFiの利用は時間制限がなく、再接続する際もログイン・サインインなどの作業は不要です。

参照元：スコピエ空港公式サイト

公式サイトの情報をみる限り、スコピエ空港ではフリーWiFiを使ってインターネットに接続できそうですね。

観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある？

はじめに結論を述べると、北マケドニア共和国の人気観光地周辺では、複数のフリーWiFiスポットがあることが多いです。

専用アプリを使うなどして事前に調べておけば、比較的簡単に行き先周辺のフリーWiFiスポットをみつけられるでしょう。

ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」^※で、各観光地のフリーWiFi提供状況を調べています。

WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。

青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその数字の分だけフリーWiFiスポットがあるということです。

また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないフリーWiFiスポットになります。

北マケドニア共和国のホテルではフリーWiFiが使える？

海外旅行をしたときに、宿泊先のホテルですることもなく退屈な思いをしたことがある方も多いでしょう。

海外のホテルでは、言葉の分からないテレビを見ても楽しめません。

そのためホテルでインターネット接続の環境があれば、観光情報を調べたりYouTubeを観れたりできて便利です。

それでは北マケドニア共和国のホテルではどのくらいの割合で、フリーWiFiが提供されているでしょうか。

ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、北マケドニア共和国のホテルにおけるフリーWiFiの設置状況を調べました。

結果は以下の通りです。

北マケドニア共和国主要観光地のホテルにおけるフリーWiFi設置状況

都市	掲載ホテル数	フリーWiFiが設置されたホテル数	設置割合
北マケドニア共和国全体	1,831	1,584	約87%
スコピエ	552	484	約88%
オフリド	721	618	約86%
ビトラ	83	68	約82%

Booking.comのデータをみると、ご覧のように北マケドニア共和国では8割を超えるホテルでフリーWiFiが提供されていました。

北マケドニア共和国のホテルで日本人観光客は、たいていフリーWiFiでインターネット接続できると考えてよさそうですね。

ただ裏を返せば2割弱のホテルではフリーWiFiが提供されていないことになるので、確実に使いたいときは宿泊前に確認した方がよいでしょう。

フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない

北マケドニア共和国の空港や人気の観光地、ホテルではフリーWiFiを使える場所がたくさんあることをみてきました。

そのため、北マケドニア共和国のインターネット接続手段はフリーWiFiだけでよいと考えている方もいるでしょう。

けれどフリーWiFiには問題が多く、北マケドニア共和国で使うメインのインターネット接続手段としておすすめできません。

以下、実際にどんな問題があるか詳しく解説しますね。

1.フリーWiFiの通信は簡単に盗み見られてしまう

自宅などでWiFiをつかうときは、一般的にはしっかり暗号化を行って、通信を他人にみられないようにします。

もちろん、暗号を解除するためのパスワードを他人に教えるなんてことはしません。

しかしフリーWiFiでは、暗号化が行われていないことが多いです。

仮に暗号化されていても、暗号を解除するときに使うパスワードが公開されています。

そのため悪意のある第三者にとって、フリーWiFiの通信を盗み見ることは難しくありません。

フリーWiFi上で個人情報を送受信すると、それが悪意のある第三者に盗み見られてしまう恐れがあるのです。

フリーWiFi上でクレジット決済やアプリ決済を行った場合は、クレジットカード番号が盗み見られ不正利用されてしまう可能性も否定できません。

2.フリーWiFiの偽物＝なりすましによる被害も多い

本物のフリーWiFiを装った偽物＝なりすましの被害も少なくありません。

なりすましのWiFiと知らずに接続してしまうと、通信内容が悪意のある第三者に筒抜けになってしまう可能性があるのです。

その結果、個人情報を盗み見られたりウイルスに感染させられたりすることになります。

さらに悪いことには、なりすましかフリーWiFiかの区別は、WiFiを使い慣れた熟練者にとっても簡単ではありません。

なりすましへいつのまにか接続していて、日数がたってから被害に気付くなんてことも少なくないのです。

こんな風にセキュリティ上のリスクが大きいフリーWiFiは、ただでさえ治安に不安がある海外で気持ちよく使いにくいですね…。

3.フリーWiFiは使える場所が限られてしまう

フリーWiFiスポットが多い街でも、フリーWiFiが使えるのは専用機器（WiFiルーター）が設置された場所のすぐ近くだけです。

たとえば最寄のフリーWiFiスポットが200m先のカフェなら、フリーWiFiが使えるのは原則としてお店の中に限られます。

日本国内の観光地なら、周りに一切建物がないような場所でも電波さえ届けば手元のスマートフォンでインターネット接続が可能です。

当たり前のようにスマートフォンで地図を調べたり、撮影したばかりの写真をLINEで誰かに送ったりできます。

けれど北マケドニア共和国でフリーWiFiしかインターネット接続の手段がないと、スマートフォンを便利に使うこともできません。

普段からスマートフォンが手放せない日本人にとっては、ストレスが溜まるのではないでしょうか。

4.フリーWiFiの通信品質は悪いことも多い

フリーWiFiの通信品質は、スポットによって大きな差があります。

何の問題もなく使えるスポットも多いですが、SNSが表示できないほど通信速度が遅いスポットも少なくありません。

（インターネット事情がよい日本のフリーWiFiでも、この点は同じです。）

フリーWiFiが使いたくて入ったカフェやレストランで、通信品質が悪く思うようにインターネット接続できなかったらがっかりですね…。

楽しい観光の気分が台無しです。

このようにフリーWiFiは、問題が少なくありません。

北マケドニア共和国へ行くときは、フリーWiFi以外のインターネット接続手段を確保しておくことを強くおすすめします。

フリーWiFiは何かの事情で他の手段が使えないときに限り、個人情報を送受信せず必要最低限だけ使うとよいでしょう。

もしくはデータ通信量を節約する目的で、動画をみるときのみホテルの比較的信頼性が高いフリーWiFiを使うという手もあります。

フリーWiFiよりモバイル通信の方が圧倒的に使えるエリアが広い

北マケドニア共和国では、フリーWiFiよりこれから紹介するモバイル通信の方が使えるエリアは圧倒的に広いです。

北マケドニア共和国では以下のように、国土の大部分で高速なLTEによるモバイル通信が使えます。

Makedonski Telekom ( T -Mobile)のモバイル通信（LTE）提供エリアマップ【北マケドニア共和国全域】

首都スコピエや観光人気の高いオフリドにいたっては、ほぼ全域が以下の通りモバイル通信（4G/LTE）の提供エリア内となっています。

Makedonski Telekom ( T -Mobile)のモバイル通信（LTE）提供エリアマップ【首都スコピエ】

Makedonski Telekom ( T -Mobile)のモバイル通信（LTE）提供エリアマップ【オフリド】

つまり北マケドニア共和国の主な観光地では、どこでも高速なモバイル通信を使える可能性が高いということです。

モバイル通信が使えれば、わざわざフリーWiFiスポットを探す必要はありません。

またフリーWiFiを使うために、カフェ代を支払う必要もないです。

3.北マケドニア共和国で利用可能なプリペイドSIMを購入する

プリペイドSIMとは、前払い制のモバイル通信サービスです。

プリペイドSIMプランを契約し専用チップ（SIM）をお手元のスマートフォンへ挿入すると、インターネットに接続できるようになります。

プリペイドSIMで、たとえば2GB/7日というプランであれば、有効期限が7日間で合計2GBまでモバイル通信が可能です。

プリペイドSIMは最低利用期間のような縛りがないため、旅行中だけのインターネット接続手段が欲しい観光客がよく使います。

さらにプリペイドSIMであれば、近くにフリーWiFiスポットがないような場所でも、手元のスマートフォンでインターネット接続可能です。

またプリペイドSIMでは、フリーWiFiのようなセキュリティ上の不安がありません。

当サイトで調査したところ、北マケドニア共和国では一例として、以下のようなプリペイドSIMプランが販売されていることを確認しました。

Makedonski Telekom ( T -Mobile)※

プランの内容	料金	日本円
500MB/7日	59MKD	約140 円
1GB/7日	99MKD	約236 円
2GB/7日	129MKD	約307 円
500MB/7日	129MKD	約307 円
2GB/1ヵ月	249MKD	約593 円
8GB/1ヵ月	499MKD	約1,188 円

北マケドニア共和国現地の価格なので、日本のモバイル通信に比べ安いと感じるかもしれません。

ただ現地でプリペイドSIMを購入する場合、マケドニア語や英語（通じれば）で店員と会話をしなくてはなりません。

海外では現地のことが分からない外国人相手に、店員が実際よりずっと高くプリペイドSIMを売る例も多いです。

そういったことが不安であれば、料金は現地より高くなりますが、日本のAmazonなどでプリペイドSIMを購入して持ち込む方が安心ではあります。

インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい

プリペイドSIMをえらぶときに、もう1つ注意が必要なのは使えるようにするまでのハードルが低くないということです。

プリペイドSIMを使うためには、以下にあげる設定・条件を自分で解決する必要があります。

これらの意味が分かって、少しのトラブルなら自分で解決できるくらいインターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMは難しいです。

自信のない方は、海外用レンタルポケット型WiFiを利用する手段の方が簡単でおすすめです。

4.キャリアの海外ローミング

日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。

恐らくあなたもその一人ではないでしょうか？

キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。

各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。

サービス名	内容
ドコモ	■パケットパック海外オプション 200円/1時間〜 980円/24時間 2,480円/3日間 3,980円/5日間 5,280円/7日間 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限 ■海外パケ・ホーダイ 24.4MB /日｜1,980円 無制限/日：2,980円 ◇通話：従量課金 →利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要
au	■世界データ定額 （利用日数：1日から30日） 490円/24時間〜 690円/24時間〜 980円/24時間〜 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限 ◇通話：従量課金 →利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要
ソフトバンク	■非対応
ahamo	■非対応
povo	■対応※
LINEMO	■非対応
UQ mobile	■対応
楽天モバイル	■非対応

注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。

パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。

ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

まとめ

北マケドニア共和国の空港やホテル、観光地ではフリーWiFiを使える場所が多いです。

けれどフリーWiFiはセキュリティ的なリスクが大きい上に、使える場所が限られるなど問題が少なくありません。

北マケドニア共和国へ観光する際は、フリーWiFi以外の方法を用意することを強くおすすめします。

次にプリペイドSIMなら、電波さえ届けばフリーWiFiスポットが近くになくてもインターネット接続でき便利です。

プリペイドSIMは、フリーWiFiのようなセキュリティ上の不安もありません。

ただしプリペイドSIMは、使うのが難しい点は注意が必要です。

プリペイドSIMはインターネット設定に相当慣れた熟練者でないと使いこなせません。

海外ローミングや海外用ポケット型WiFiも、プリペイドSIM同様に電波さえ届けばどこでも使えます。

この2つも、フリーWiFiのようなセキュリティ上のリスクがありません。

その上、海外ローミングと海外用ポケット型WiFiは、プリペイドSIMのような難しい設定・条件が不要です。

この2つなら、インターネット設定に慣れていない方でも無理なく使えます。

ただし海外ローミングは、契約中のキャリアが対応していないと使えません。

海外ローミングはプランや設定によって、想定外の料金が発生してしまう点も注意が必要です。

その点、ポケット型WiFiであればキャリアに関係なくレンタルが可能。

またレンタル料金は完全定額制の場合が多く、想定外の料金が発生することもありません。

たとえばポケット型WiFi「海外WiFiレンタルショップ」なら、北マケドニア共和国で1GB/日のモバイル通信を1,500円/日の完全定額制で使えます。

簡単で快適に使えるインターネット接続手段を確保して、北マケドニア共和国での観光を思いっきり楽しんできてください！