タンザニアのインターネット事情は?おすすめのインターネット接続方法について解説
タンザニアはアフリカ最高峰のキリマンジャロや、アフリカ屈指のサバンナ「セレンゲティ国立公園」など魅力的な観光地が多い国です。
その反面、インターネットに関してはアフリカの中では他の国と比べても普及していません。
タンザニア観光中にインターネットを使いたいときは、事前に準備しておくのがおすすめです。
この記事ではタンザニアのインターネット事情と、フリーWiFiをはじめタンザニアで使えるインターネット接続手段を解説します。
どの手段が最も簡単でおすすめかも解説しているので、ぜひ参考にして下さい!
インターネット接続手段比較表
総合評価 | 通信品質 | セキュリティ | 使いやすさ | コスト | |
---|---|---|---|---|---|
海外用レンタル ポケット型WiFi | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
フリーWiFi | △ | △ | × | △ | ◎ |
プリペイドSIM | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
海外ローミング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
- 海外用レンタルポケット型WiFi(★おすすめ)
安全性が高く電源を入れるだけで快適に使える。複数デバイスで利用可能。 - フリーWiFi
無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。 - プリペイドSIM
現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。 - 海外ローミング
設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
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タンザニアのインターネット事情
海外へ行ったときに観光客がどのくらいインターネットを使えるかは、その国のインターネット環境が整備されているかによります。
インターネット事情がよく自国民が快適にインターネットを使えている国の方が、海外からの観光客もインターネットを使いやすいわけです。
それではタンザニアのインターネット環境は、どのような感じでしょうか。
まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」※を参考に、タンザニアのインターネット普及率をみていきましょう。
タンザニアのインターネット普及率(2022年)
国名/地域名 | 普及率 |
---|---|
タンザニア | 37.6 % |
日本 | 93.3% |
アフリカ平均 | 43.0 % |
タンザニアのインターネット普及率は37.6%で、日本よりはるかに低いのはもちろん、アフリカ平均と比べても低いです。
インターネットが普及した日本では、観光地でも人が暮らしていないような場所でない限りたいていインターネットに接続できます。
インターネット環境が一切なくて困るといったことは、ほとんどありません。
一方、日本と比べインターネット普及率がはるかに低いタンザニアでは、日本人観光客はインターネット環境を確保するのに苦労しそうですね。
タンザニア観光中にインターネットを使いたいときは、渡航前の準備が欠かせません。
次に、タンザニアのインターネット通信速度はどうでしょうか。
インターネット環境が準備できても、快適に使えるかどうかは通信速度によります。
以下、インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」が集計したデータを参考に、タンザニアの通信速度をみていきましょう。
タンザニアのインターネット通信速度と順位(2022年7月時点)
固定回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
- | 全世界 | 67.25Mbps |
7 | アメリカ | 159.31Mbps |
9 | 日本 | 131.49Mbps |
140 | タンザニア | 11.51Mbps |
モバイル回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
– | 世界 | 30.78Mbps |
21 | アメリカ | 59.89Mbps |
44 | 日本 | 41.51Mbps |
132 | タンザニア | 9.51Mbps |
※参照したデータをもとに、当サイトが表を作成しています。
※インターネット通信速度の「中央値」による統計です。
タンザニアのインターネット通信速度は固定回線が11.51Mbpsで日本の1/11以下、モバイル回線が9.51Mbpsで日本の1/4以下です。
日本では固定回線もモバイル回線も、インターネット通信速度が足りずストレスになることはほとんどありません。
ホームページはさくさく表示されますし、YouTubeなどの動画もきれいに視聴できます。
一方、日本に比べ大幅に通信速度が遅いタンザニアのインターネットは、日本人が使うとストレスを感じることが多そうですね。
できる限りタンザニアで快適にインターネットを使いたいときは、通信品質がより安定した手段をえらびたいものです。
日本人がタンザニアに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続方法とは?
タンザニアのインターネット事情をみると、日本に比べ大分見劣りすることをみてきました。
それでは、そんなタンザニアへ日本人が観光や出張で滞在するときは、どのような手段でインターネットに接続できるでしょうか。
主な手段として、以下4種類があげられます。
- タンザニアに対応した海外用ポケット型WiFiを日本でレンタルして持っていく
- ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
- タンザニアで利用可能なプリペイドSIMを購入する
- 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
この4種類は、日本人だけでなく他の国の旅行者もよく使うインターネット接続の手段です。
ただ種類によって使い勝手や使いやすさに違いがあるので、自分に合った方法をえらぶようにしましょう。
以下、それぞれの手段についてくわしく解説しますね。
1.海外用レンタルポケット型Wi-Fiを利用する【おすすめ手段】
海外旅行や出張で渡航する際、現地のインターネット手段として最も安全で便利なのが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiを使う方法です。
海外用レンタルポケット型WiFiであればお使いのスマートフォンとポケット型WiFi端末を接続するだけで現地でも簡単にインターネットを使うことが出来ます。
SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく、スマートフォンのローミングサービスのように高額請求になることもないため、簡単で安全にインターネットを利用できます。
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- インターネットを安全で快適に使える
フリーWi-Fiはセキュリティの脆弱性に問題がありますが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiなら個別のネットワークを利用できパスワードで保護されているため安全で快適に利用できます。 - 業界最安値水準の低価格で使える
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さらに電源を入れた日だけ料金が発生するシステムのため経済的に利用できます。 - 事前受け取りや帰国後の返却ができる
出国前に受け取ることができるうえに、返却は帰国後にポストに入れるだけなので簡単便利に利用できます。 - 最大10台まで同時に接続できる
家族や友人など複数人での利用も可能で、スマホやタブレット・パソコンなど様々なデバイスからインターネットに同時接続することができます。 - 1台の端末で世界135ヶ国の周遊が可能
従来の海外用レンタルポケット型Wi-Fiでは、国ごとに端末の切り替えや、SIMカードの入れ替え、再設定などが必要でした。
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2.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
フリーWiFiとは名前の通り、無料で使えるWiFiのことです。
フリーWiFiは日本でもホテルやカフェ、ファミレス、鉄道駅などさまざまな場所で利用できるので使ったことがある方も多いでしょう。
タンザニアにもフリーWiFiスポットがあれば、日本人観光客はWiFiを利用してインターネットに接続できます。
それではタンザニアには、どのくらいフリーWiFiスポットがあるでしょうか。
海外向けとしては人気の観光ガイドブック「地球の歩き方」では、ケニアを含む東アフリカのWiFi事情について以下のように述べています。
インターネット事情
参照元:「地球の歩き方 E09 東アフリカ 2016〜17」(P338)
各国にインターネットカフェが増え、 IP電話もでき、便利になっている。
ホテルやゲストハウスでは宿泊客は無料でWi-Fiが利用できるところが多くなってきた。
地球の歩き方の情報をみる限り、タンザニアにはフリーWiFiを使えるスポットがありそうですね。
次の項からは、タンザニアのなかでも特に日本人がよく訪れる場所にどのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。
空港のフリーWiFiスポットは?
海外へ出かけた際に、空港の長い待ち時間に何もすることがなく暇を持て余した経験のある方も多いでしょう。
海外の空港では入出国の手続きや搭乗待ちなどで、長い時間過ごすこともあります。
それではタンザニアの空港では、フリーWiFiが使えるでしょうか。
以下、タンザニアのなかでも、日本人が特によく使う空港のフリーWiFi提供状況をみていきましょう。
ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」※で各空港のフリーWiFi提供状況を調べています。
WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN
WiFi Map LLC無料posted withアプリーチ
WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。
青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその分だけフリーWiFiスポットがあるということです。
また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないフリーWiFiスポットになります。
ジュリウス・ニエレレ国際空港は、タンザニアの中心的な都市「ダルエスサラーム」にある国際空港です。
WiFiMAPをみると、ジュリウス・ニエレレ国際空港内に複数のフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。
これらの結果からタンザニアのなかでも日本人がよく使う空港では、フリーWiFiスポットをみつけられることが多そうですね。
観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?
最初に結論を書くと、タンザニアの中でも市街地にある人気の観光地周辺では、複数のフリーWiFiスポットがあることが多いです。
専用アプリを使うなどして事前に調べておけば、行き先周辺のフリーWiFiスポットを比較的簡単に見つけられるでしょう。
ここでもWiFiMAPを使い、タンザニアの中でも日本人が行きそうな観光地にどのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきます。
アスカリモニュメントは、第一次世界大戦に参戦したタンガニーカ国(現タンザニア)の兵士を慰霊するために建てられた銅像です。
アスカリモニュメントは、ダルエスサラームの中心部にあるロータリーにたっています。
WiFiMAPをみるとダルエスサラームの中心部ということもあり、周辺に多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。
この周辺には、初代大統領に送られた希少なロールスロイスがみられる国立博物館もあります。
タンザニアのホテルではフリーWiFiが使える?
観光のスケジュール次第ではありますが、海外旅行の際は宿泊先のホテルで過ごす時間も長くなりがち。
ホテルでインターネットが使えれば、観光情報を改めてチェックしたりYouTubeをみて暇つぶしができたりして便利です。
それでは、タンザニアのホテルではどのくらいの割合でフリーWiFiが使えるでしょうか。
ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、タンザニアのホテルにおけるフリーWiFiの設置状況を調べました。
結果は以下の通りです。
タンザニア主要観光地のホテルにおけるフリーWiFi設置状況
都市 | 掲載ホテル数 | フリーWiFiが設置されたホテル数 | 設置割合 |
---|---|---|---|
タンザニア全土 | 1,856 | 1,324 | 約71% |
ダルエスサラーム | 317 | 195 | 約62% |
ザンジバル | 865 | 725 | 約84% |
アルーシャ | 217 | 136 | 約63% |
ご覧の通りタンザニアのホテルでは、約7割のホテルでフリーWiFiが提供されていました。
タンザニアでは多くのホテルで、フリーWiFiを使いインターネットに接続できそうですね。
ちなみに中心都市ダルエスサラームが約62%と低めですが、3つ星以上に絞ると約77%※のホテルでフリーWiFiが提供されていました。
(※120軒中92軒)
この結果をみる限り、日本人の観光客がよく使いそうな比較的グレードの高いホテルなら、たいていフリーWiFiが使えると考えてよさそうですね。
ただ逆に言うとダルエスサラームにある3つ星以上のホテルでも、2割以上のホテルがフリーWiFiを提供していないともいえます。
ホテルでフリーWiFiを使いたいときは、宿泊前に確認した方がよいでしょう。
フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない
タンザニアの空港や市街地にある人気の観光地、ホテルではフリーWiFiを使えるスポットが多いことをみてきました。
「タンザニアではフリーWiFiがあれば、他のインターネット接続手段はいらないかな」と考えている方もいるでしょう。
けれどフリーWiFiはいろいろと問題が多く、タンザニアでメインに使うインターネット接続の手段としてはおすすめできません。
以下、その理由を詳しく解説しますね。
1.フリーWiFiの通信は簡単に盗み見られてしまう
インターネット上の通信を、他人にみられたくないときは暗号化が必須。
しかしフリーWiFiは暗号化が行われていないことが少なくありません。
仮に暗号化されていても、暗号を解除するためのパスワードが便宜上公開されています。
そのためフリーWiFi上の通信を盗み見ることは、悪意のある第三者にとって簡単なのです。
フリーWiFi上で個人情報を送受信した場合、それが悪意のある第三者に盗み見られる可能性があります。
フリーWiFiを使ってクレジット決済やアプリ決済を行った場合、クレジットカード番号が盗み見られ不正利用される可能性も否定できません。
2.フリーWiFiの偽物=なりすましによる被害も多い
フリーWiFiを使うときには、偽物=なりすましによる被害も少なくありません。
なりすましへ接続してしまうと、悪意のある第三者に通信内容が丸見えとなってしまい個人情報が盗み見られてしまう可能性があります。
なりすましへ接続した場合、通信を操作されウイルス感染させられてしまう場合も…。
さらに、なりすましか本物かの区別はWiFiの設定に慣れた方でも簡単ではありません。
なりすましへ接続していたことに全く気付かず、ずっとあとになってから被害に遭っていたことがわかったなんてことも少なくないのです。
このようにセキュリティ的な問題が大きいフリーWiFiは、慣れない海外で使うのはさらに不安ですね…。
3.フリーWiFiは限られた場所でしか使えない
フリーWiFiスポットが比較的多い市街地でも、使えるのは専用設備が設置された場所のすぐ近くだけです。
たとえばカフェがフリーWiFiスポットなら、基本的にフリーWiFiを使えるのはお店の中に限られます。
市街地でも、フリーWiFiを使いたければ200m先のカフェまでいって店の中に入り、コーヒーを注文しなくてはならないなんてことも多いのです。
広いカフェなら、座席の位置によってはWiFiが届かないなんてことも少なくないでしょう。
日本国内の観光地ならフリーWiFiスポットが近くになくても、電波が届けば路上でもどこでも手元のスマートフォンでインターネットが使えます。
けれどタンザニアでフリーWiFiしかインターネット接続の手段がないと、そんな風にスマートフォンを便利に使えないのです。
若い人からお年寄りまで、スマートフォンを使い慣れた日本人にとってはストレスが溜まるでしょう。
4.フリーWiFiは通信品質が悪いことも多い
フリーWiFiはスポットによって通信品質がまちまち。
十分な通信速度で快適に使えるフリーWiFiスポットも多いですが、速度が遅かったり接続が不安定だったりするスポットも少なくありません。
フリーWiFiが使いたくて入ったカフェで、コーヒーも注文したのに通信品質が悪く思うようにインターネット接続できなかったら悲しいですね…。
このようにフリーWiFiには問題が多いです。
タンザニアでは、フリーWiFi以外のインターネット接続手段を確保しておくことが推奨されます。
フリーWiFiは何らかの事情で他の手段が使えない場合に限り、個人情報を送受信せず必要最低限だけ使うようにしましょう。
もしくはデータ通信量を節約する目的で、動画をみるときだけホテルや空港の比較的信頼性が高いフリーWiFiを使うという手はあります。
フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、
フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。
モバイル通信の方がフリーWiFiより使えるエリアが断然広い
タンザニアでは、フリーWiFiよりこれから紹介するモバイル通信の方が、はるかに使えるエリアが広いです。
以下、タンザニアの大手通信事業者「Vodacom」による、モバイル通信の提供エリアマップをご覧ください。
Vodacomのモバイル通信(LTE/3G/GSM)提供エリアマップ
マップの薄い橙色のエリア内がGSM、橙色が3G、一番濃い橙色がLTEのモバイル通信エリアを示しています。
上記マップをみる限り、首都ダルエスサラームやザンジバルのほぼ全域、キリマンジャロなどを抱えるアルーシャの大部分が提供エリア内です。
これらエリアでは最も通信速度が遅いGSMではあるものの、モバイル通信が使えます。
フリーWiFiは上の項でみてきたように、スポットが全くないか近くに1~2個しかないエリアも多くありました。
一方、モバイル通信はずっと広いエリアでインターネットに接続できるわけです。
3.タンザニアで利用可能なプリペイドSIMを購入する
プリペイドSIMとは、前払いで必要な分だけ購入して使えるモバイル通信のサービスです。
プリペイドSIMは毎月払いの契約をする必要がなく、最低利用期間もありません。
そのためプリペイドSIMは、日本人に限らず海外旅行をする人によく使われています。
プリペイドSIMは、旅行者にとって手軽に使えるインターネット接続の手段だからです。
プリペイドSIMであれば、フリーWiFiのようなセキュリティ上の不安もありません。
またプリペイドなら、電波さえ届けばフリーWiFiスポットの近くでなくてもインターネットに接続可能です。プリペイドSIMで、たとえば2GB/7日というプランであれば、有効期限が7日間で合計2GBまでモバイル通信が使えることになります。
それではタンザニアでは、プリペイドSIMが使えるでしょうか。
当サイトが調査したところ、タンザニアでは以下のようなプリペイドSIMプランが販売されていることを確認しました。
Vodacom※
プランの内容 | 料金 | 日本円 |
---|---|---|
1,536MB(1.5GB)/7日 | 3,000Tsh | 約183 円 |
2,800MB(約2.7GB)/7日 | 5,000Tsh | 約305 円 |
5,700MB(約5.6GB)/7日 | 10,000Tsh | 約610 円 |
8,500MB(約8.3GB)/7日 | 15,000Tsh | 約915 円 |
11,400MB(約11.1GB)/7日 | 20,000Tsh | 約1,220 円 |
3,072MB(3GB)/30日 | 10,000Tsh | 約610 円 |
11,264MB(11GB)/30日 | 20,000Tsh | 約1,220 円 |
※掲載しているのはプランの一部内容です。プランの詳細やここに掲載していない他プランについては公式サイトを確認下さい。
※1Tsh=0.051円(2022/9/10時点のレート)で計算しています。
日本のモバイル通信と比べると、割安に感じる方が多いのではないでしょうか。
タンザニア現地で上記プランを購入して使うこともできます。ただし、その場合はスワヒリ語や英語で店員と会話をしなくてはなりません。
海外では店員が観光客相手に、実際よりずっと高い値段でプリペイドSIMを売ろうとする例もあります。
そういった点が不安であれば料金は変わってしまいますが、日本のAmazonなどでプリペイドSIMを購入して持ち込む方が無難です。
インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい
プリペイドSIMを使うときに、もう1つ注意が必要なのは使えるようにするための設定や条件が簡単ではないことです。
プリペイドSIMを使えるようにするために、以下にあげる条件・設定を自分で解決しなくてはなりません。
- 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い - 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
- 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる
これらの意味がわかって、何か問題が起きても対処できるようなインターネット設定に慣れた方でないとプリペイドSIMは使えません。
自信のない方は、海外用レンタルポケット型WiFiを利用する手段の方が簡単でおすすめです。
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4.キャリアの海外ローミング
日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。
恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?
キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。
各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。
サービス名 | 内容 |
---|---|
ドコモ | ■パケットパック海外オプション 200円/1時間〜 980円/24時間 2,480円/3日間 3,980円/5日間 5,280円/7日間 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限 ■海外パケ・ホーダイ 24.4MB /日|1,980円 無制限/日:2,980円 ◇通話:従量課金 →利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要 |
au | ■世界データ定額 (利用日数:1日から30日) 490円/24時間〜 690円/24時間〜 980円/24時間〜 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限 ◇通話:従量課金 →利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要 |
ソフトバンク | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 |
ahamo | ■非対応 |
povo | ■対応※ |
LINEMO | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 ※アメリカ放題非対応 |
UQ mobile | ■対応 |
楽天モバイル | ■非対応 |
※1)音声通話とSMSのみ使えます。データ通信(インターネット接続)は使えません。
※2)povo1.0の一部ユーザーは使えない可能性があります。
注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。
パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。
ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。
キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。
まとめ
タンザニアでは空港・市街地にある人気観光地・ホテルでフリーWiFiを使える場所が多いです。
しかしフリーWiFiはセキュリティ的な不安が大きい上に、限られた場所でしか使えないなど問題が少なくありません。
タンザニアでは、他のインターネット接続手段を準備しておくことをおすすめします。
プリペイドSIMなら、フリーWiFiのようなセキュリティ上の不安がありません。
その上、フリーWiFiスポットの近くでなくてもインターネットに接続でき便利です。
ただプリペイドSIMは、使えるようにするための条件や設定がややこしいことが難点。インターネット設定に相当慣れた方でないと使いこなせないので、自信のない方はより簡単な方法をおすすめします。
次に海外ローミングや海外用ポケット型WiFiも、フリーWiFiスポットの近くでなくてもインターネット接続可能です。
さらに海外ローミングとポケット型WiFiなら、プリペイドSIMのように難しくありません。
そのためインターネット設定に慣れていない方には特におすすめできます。
ただ海外ローミングは、契約中のキャリアが対応していないと使えません。
海外ローミングは契約中のプランや設定によっては、想定外の料金が発生してしまうこともあります。
その点、海外用ポケット型WiFiなら、通信キャリアに関わらずレンタルして利用可能です。
海外用ポケット型WiFiは完全定額制のプランが多く、想定外の料金が発生する不安もありません。
たとえば海外用ポケット型WiFi「海外WiFiレンタルショップ」なら、タンザニアで1GB/日のモバイル通信を1,200円/日の完全定額制で使えます。
簡単で快適なインターネット接続手段を確保して、タンザニアでの観光を思いっきり楽しんできてください!
やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!
タンザニア旅行へ行くなら海外WiFiレンタルショップがおすすめだよっ!
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