インドネシアのインターネット事情とは?旅行出張には海外WiFiをおすすめする理由

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インドネシアは東南アジアの国々でも日本人観光客に特に人気が高く、やはり観光地では「バリ島」が有名でしょう。

やはり海外旅行を楽しむためには現地でインターネットを使って地図を見たり、グルメやホテル、ショッピングの情報を入手できればその楽しみもさらに広がります。

日本で使用しているスマートフォンは「日本国内限定」となっているため、インドネシアでインターネットを利用するには事前準備が必須と言えるでしょう。

インドネシアでは首都のジャカルタやインドネシア第二の主要都市「スラバヤ」とバリ島とでは通信事情が異なります。

本記事ではインドネシアでのインターネット事情やフリーWiFiについて詳しく解説し、インドネシアへの旅を120%楽しむための情報をまとめて解説します。

目次(タップしてジャンプ)

インドネシアはどんな国?

まずはインドネシアという国について解説していきましょう。

インドネシアは、人口が2億7000万人(世界第4位)で、平均年齢が29歳と非常に若く、今後さらに経済発展する国家として注目されています。

世界的に見ても親日国家で、日本とインドネシアは強固な関係で結ばれています。

インドネシアはなぜ親日国家なのでしょうか?

インドネシアに行く予定がある人は知っておいても損はないでしょう。

インドネシアは世界的に見ても有名な親日国家

インドネシアが親日国家になった理由は第二次世界大戦中にまでさかのぼります。

当時インドネシアは旧オランダ軍の支配下にありました。

一方で日本は東南アジア全域で戦争をしかけている最中だったのです。

戦況は思わしくなく、日本は世界連合軍に攻め込まれ、旧日本軍は東南アジアから日本に戻ってくるよう帰還命令が出ていました。

そんな中、インドネシアに駐在していた約3000人の旧日本陸軍は、日本に帰還せずに(厳密には帰還する手段が無かった)インドネシア兵とともに旧オランダ軍と戦い、インドネシアの独立に大きく貢献したといわれています。

このことから、日本人はインドネシア人にとって恩人であり、「日本人は友人だ」という文化が定着したと言われています。

特に日本人女性は高嶺の華として丁重に扱われるようになりました。

※スカルノハッタ元大統領の第3夫人になったデヴィ夫人(根本七保子さん)は、インドネシアでは最も有名な日本人です。

インドネシアは英語が通用しない地域がある

世界的に見て有名観光地のバリ島であれば、英語はほとんど通用します。

肌感覚ですがバリ島であればハワイよりも簡単な日本語が通用すると感じるくらいバリ島はインドネシアの中でも特殊です。

ただインドネシア公用語はインドネシア語です。(ヒンドゥー語やマレー語に似ている)

インドネシアに住んだことがある人なら分かると思いますが、英語が通用するのは優秀な大学生か、給与の高いビジネスマンだけでしょう。

特に最近の若い大学生であれば、インドネシア語以外に、英語や日本語、中国語が話せる学生が多くなってきていますが、それは本当に一部です。

ほとんどのインドネシア人はインドネシア語のみしか話せません。(インドネシア人なのにインドネシア語を書くことができない人が一定数います)

首都ジャカルタのタクシードライバーでさえ英語が通用するのは半数らいで、残り半数は英語が使えないと思った方が良いでしょう。

スラバヤであれば英語が通じる可能性はさらに低くなり、逆に中国語の方が通じる印象です。

英語がペラペラ話せれば「インドネシアでもコミュニケーションがとれるはず!」と自信を持っていたとしても、インドネシアでは通用しない可能性があることを知っておきましょう。

よって、現地で人にものを訪ねるときはインドネシア語で話す必要があります。

例えばフリーWiFiのパスワードを教えてもらう時は

「WiFi password apa?(わいふぁい ぱすわーど あぱ)」

といえば伝わるはずです。

※apaは英語でWhatというような意味です。インドネシア語「WiFiのパスワードは何?」と聞けば教えてくれるでしょう。

英語で丁寧に聞くときは「Could you tell me WiFi password?」ですが、インドネシアでは「WiFi password apa?」の方が確実に伝わります。

インドネシア主要都市のインターネット通信事情について

ここでは日本人観光客に人気の「バリ島」や首都「ジャカルタ」、第二主要都市「スラバヤ」のインターネット事情について筆者の経験を元に解説していきます。

日本人にとってインドネシアといえば、バリ島がもっとも人気なエリアです。

最寄りの空港はデンパサール国際空港で、日本からは成田空港だけでなく羽田空港からも直行便があります。

日本に比べて物価が安いため、高級ホテル(アヤナリゾート、フォーシーズン、ブルガリ、リッツカールトン、インターコンチネンタルなど)に宿泊する人が多く、高級ホテルであれば、部屋だけではなく、プールやレストランでもWiFiが完備されています。

バリ島の中心街で、ナイトスポットとしても有名なクタ地域やレギャン地域でも、フリーWiFiはあります。

ただ、このフリーWiFiは使うのをやめましょう。

そもそもこの地域はクレジットカードのスキミング等が当たり前にされるエリアで、運営者が明確にされていないいわゆる「野良WiFi」もたくさんあります。

パスワードなしのWiFiを紹介されて、VPN接続なしでインターネットに繋いだら、スマホのデータを抜かれたと思っていいでしょう。

それぐらいバリ島中心街のフリーWiFiは危険です。

バリ島北部のウブドも、人気な観光エリアで、バリ島に1週間以上滞在する人は、現地ツアーで行く人も多いです。

ただウブドは、田舎の山奥とイメージした方がよく、4G回線よりも低速な3G回線がギリギリあるかないかです。

宿泊施設であれば3G回線がギリギリ使えるレベルで、道中の山道は携帯が繋がりにくい環境です。

移動中は携帯も海外専用モバイルルーターも繋がらないという認識でいた方が良いので、注意しましょう。

インドネシアで通信手段を確保する方法

インドネシアを訪れた際に現地でインターネット接続を行う手段は以下の方法があります。

インドネシアでのインターネット手段
  1. フリーWiFiを利用する
  2. キャリアの海外ローミングを使う
  3. 現地のSIMを購入する
  4. ポケット型WiFiを日本から持っていく

それぞれメリットやデメリットなど、インドネシア事情に合わせて解説します。

1.フリーWiFiを利用する

インドネシアではスターバックスコーヒーなどのファストフード店やレストランでも、日本と同じようにフリーWiFiを使うことができます。

また日本人が宿泊するような宿泊施設であればフリーWiFiが完備されているため、セキュリティ的に利用しても問題ないでしょう。

注意すべきは得体のしれないフリーWiFiです。

パスワードが保護されていないWiFiも多数存在するので、個人情報流出などのトラブルに巻き込まれないためにも絶対に利用してはいけません。

フリーWiFiは、そもそもセキュリティリスクがあります。

フリーWiFiを安全に利用するのであればVPNサービスを用いるべきです。

2.キャリアの海外ローミングを使う

お使いの携帯電話事業者が国内4大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)であれば「海外ローミング機能」を用いることでインドネシアでも利用することができます。

日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。

恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?

キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。

各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。

サービス名内容
ドコモ:対応あり■パケットパック海外オプション
200円/1時間〜
980円/24時間
2,480円/3日間
3,980円/5日間
5,280円/7日間
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限
■海外パケ・ホーダイ
24.4MB /日|1,980円
無制限/日:2,980円
◇通話:従量課金
→利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要
au:対応あり■世界データ定額
(利用日数:1日から30日)
490円/24時間〜
690円/24時間〜
980円/24時間〜
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限
◇通話:従量課金
→利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要
ソフトバンク:対応あり■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
ahamo:対応あり■月間20GBまで通信可能
※手続き不要
※20GB以上は追加費用発生
※15日以上の滞在では通信速度制限あり
◇通話:従量課金
povo:未対応■対応予定
※詳細は未決定(2021年10月時点)
◇未定
LINEMO:対応あり■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
※アメリカ放題非対応

注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。

パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。

ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

トマト先生

キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。

3.現地のSIMを購入する

インドネシアでの通信費用を最も安くしたいなら、現地の通信キャリアのSIM(プリペイド型SIM)を販売店で購入しましょう。

旅行者であれば、パスポートの提出で購入できます。

インドネシアの主要キャリアは下記の3社です。

キャリア名称説明
Telkomselインドネシア最大手の通信キャリア。
インドネシア全土で安定しているため迷ったらテレコムセルのSIMがおすすめ
参考:http://www.telkomsel.com
XL都市部で人気の通信キャリア。
ジャカルタ市内であればテレコムセルよりエックスエルの方が評判が良い。
参考:http://www.xl.co.id
Indosatインドネシア第3の通信キャリア。
参考:https://indosatooredoo.com

プリペイドSIMの料金目安は電話番号つきで有効期間1ヶ月3GBで10万ルピア(日本円で約800円)程度、1週間使い放題で45万ルピア(日本円で3,500円)程度となっています。

現地でプリペイドSIMを入手するメリットは、なんといってもUberやGojekといった配車サービスが使えるようになることです。

日本ではUberといえば食事配送サービスのUberEatsで有名ですが、世界的にはUberといえば配車サービスのことを指します。

配車サービスはスマホで個人タクシーを呼び、支払いは登録したクレジットカード決済となっているため非常に便利!

インドネシアではUberよりGojekやGrabの方が認知度が高いですが、いずれも現地の電話番号が必要です。

配車サービスを使いたければ、プリペイドSIMを入手するのも一つの手段でしょう。

プリペイドSIMのデメリットは、①SIMフリーのスマホがなければ使えない②アクティベーションが必要という2点が挙げられます。

現地SIMを挿入した時のアクティベーションについて

アクティベーションに関しては、店員さんがやってくれる場合もあります。

ただし、電話番号を使って通話をする場合はプルサ(=インドネシアで通話料金)を購入(チャージ)しなければなりません。

プルサはコンビニで購入可能です。

コンビニの店員さんの場合、英語が通じない可能性が高いためインドネシア語で

「mau pulsa(まう ぷるさ)」

と伝えましょう。

※mauは、英語でwantというような意味なので、プルサが欲しいという意味になります。

プルサをチャージする時に必要な情報は「通信キャリア会社」「購入料金」「電話番号」の3点です。

プルサのチャージには手数料が必要となっており、おおよその相場は1000ルピア(80円)から3000ルピア(240円)程度です。

中には観光客ということを理由に相場よりも高額な手数料を請求する場合もあるため十分気をつけましょう。

4.日本から海外専用ポケット型WiFiを持っていく

インドネシアへ行く前に「海外専用のポケット型WiFi」をレンタルして行けば、現地でもスマートフォンとモバイルルーターをWiFi接続することでインターネットを利用することが可能です。

前述したとおり、キャリアの海外ローミングは高額になるケースが多く、現地でプリペイドSIMを調達するには言語のハードルが高いことを考えると、日本国内から海外専用ポケット型方WiFiを持っていくのが最も安心して現地でインターネットを利用できる手段と言えます。

またインドネシアにビジネス目的で行く人や、格安航空券でインドネシアに行く場合、途中でシンガポール等でトランジェット(飛行機の乗り換え)することもあるでしょう。

自動で現地の電波を選択してインターネット通信が行える「クラウドSIM」の仕組みを用いたポケット型WiFiであれば電源さえ入れれば現地の通信キャリアに接続できるため、インドネシアだけでなくシンガポールやマレーシア、香港や上海でも新たにその国専用のポケット型WiFiを用意することなくそのまま使うことができます。

手続きやコストパフォーマンスを考えれば、クラウドSIMに対応したポケット型WiFiはおすすめです。

まとめ

以上、インドネシアのインターネット事情と現地でインターネット接続をする方法について解説してきました。

インドネシアだけでなく、海外旅行の際に最も簡単にインターネット環境を手に入れられるのは海外専用ポケット型WiFiを日本国内からレンタルしていくのがおすすめというのがお分かりいただけたと思います。

もちろん現地を紹介しているガイドブックも必要ですが、それよりも大事なのが「現地での通信手段の確保」ではないでしょうか。

インターネット接続さえあれば通常の電話は使えずとも、LINEでんわなどのIP電話を使って旅行会社のサポートデスクに連絡することも、日本にいる友人や家族に連絡を取ることも可能です。

複数人で行った際には別行動で連絡を取り合う際にも重宝するでしょう。

あなたのインドネシア旅行が最高の思い出になることを祈っています!

ピーマンくん

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この記事の執筆者

藤本陽介(フジモトヨウスケ)

株式会社サムライエージェント
代表取締役

「ふじもん」のニックネームでYouTubeやブログでインターネット回線やポケットWiFiの情報をわかりやすく解説中。大手通信企業へのインタビュー動画や、お得にWiFiが契約できるコラボ動画が話題。ネット回線に関するメディア出演や監修も多数。

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WiFiPman登場人物紹介

■ピーマンくん■

Pman学園の生徒の一人。通信系の知識を学ぶために日夜勉強に励む努力家。好きなものはピーマンの肉詰め。
■トマト先生■

Pman学園の先生。ポケットWiFiのみならず通信系界隈の知識が豊富。トレードマークはちょっとグレーになってきている口髭。話が長いことが玉に瑕。
■レモンちゃん■

Pman学園の生徒でみんなのアイドル的存在。容姿端麗でかつ勉強が得意で通信関係の補足知識をよく教えてくれる。最近の流行りはヘアアレンジ。

この記事を書いた人

WiFiやインターネット回線でお困りの方に、最新最適な情報をお届けできるよう常に情報収集に励んでおります!
また海外でのインターネット事情にも精通しているので、現地情報を盛り込んだフレッシュな情報をお送りいたします!

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