ラオスのインターネット事情は?フリーWiFiは使える

ラオスはニューヨーク・タイムスで「世界で1番行きたい国」に選ばれるなど、欧米からも注目されている観光地です。
ラオスにはフリーWiFiをはじめ、観光客が使えるインターネット接続手段が複数あります。
ただ方法ごとに特徴や難易度が異なるため、どの方法がいいか事前に確認しておきたいところです。
この記事では、ラオスのインターネット事情をはじめ、観光客が快適にインターネット接続する方法を紹介します。
その上で、どの手段がおすすめかも解説しているのでぜひ参考にして下さい!
ラオスでのインターネット接続手段比較表
通信品質 | セキュリティ | 使いやすさ | コスト | |
---|---|---|---|---|
ポケット型WiFi | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
フリーWiFi | △ | × | △ | ◎ |
プリペイドSIM | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
海外ローミング | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
- ポケット型WiFi(★おすすめ)
安全性が高く電源を入れるだけで使える。複数デバイスで利用可能。 - フリーWiFi
無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。 - プリペイドSIM
現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。 - 海外ローミング
設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
ラオスのインターネット事情は?
インターネット環境が整った国の方が、観光客もストレスなくインターネットが使えることは言うまでもありません。
そこで、この項ではラオスのインターネット事情についてみていきましょう。
まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」※を参考に、ラオスのインターネット普及率を紹介します。
ラオスのインターネット普及率(2021年)
国名/地域名 | 普及率 |
---|---|
ラオス | 52.1% |
日本 | 94.5% |
アジア平均 | 64.1% |
ラオスのインターネット普及率は52.1%で、日本の94.5%と比べるとはるかに低いです。
日本では、人の暮らす地域では(電波状況さえ悪くない限り)たいていインターネットに接続できます。
一方のラオスでは、これだけ普及率に差があると日本に比べインターネット環境の確保に苦労しそうですね。
ラオスでストレスなくインターネットを使いたいときは、日本にいる間に十分な準備が必要です。
次にラオスにおけるインターネットの平均通信速度をみていきましょう。
参考にするのは、インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」がまとめたデータです。
ラオスの平均通信速度と順位(2022年3月時点)
固定回線
順位 | 国名 | 平均通信速度(下り) |
---|---|---|
- | 全世界 | 62.52Mbps |
8 | アメリカ | 151.46Mbps |
13 | 日本 | 122.48Mbps |
104 | エジプト | 28.32Mbps |
モバイル回線
順位 | 国名 | 平均通信速度(下り) |
---|---|---|
– | 世界 | 29.96Mbps |
23 | アメリカ | 61.12Mbps |
43 | 日本 | 44.05Mbps |
78 | ラオス | 23.41Mbps |
ラオスの平均通信速度をみると、固定回線は日本の1/4以下の28.32Mbps、モバイル回線は日本の約1/2の23.41Mbpsです。
日本では通信速度が遅くてストレスを感じることはほとんどありません。
しかしラオスでは、これだけ平均通信速度が遅いと快適な通信速度で使えないことが多そうですね。
ラオスでインターネットを使いたいときは、できるだけ通信品質がよい手段を選びたいものです。
日本人がラオスに旅行や出張で滞在する際のインターネット手段とは?
インターネット普及率や平均通信速度をみると、日本に比べラオスのインターネット事情は良いとは言えません。
そんなラオス滞在中にインターネットを使う場合、どのような手段があるでしょうか。代表的な手段としては、以下があげられます。
- ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
- ラオスで利用可能なプリペイドSIMを購入する
- 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
- ラオスに対応した海外用ポケット型WiFiを使う
それぞれどのような方法になるか、以下1つずつみていきましょう。
1.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
フリーWiFiとは、誰でも自由に無料で使えるWiFi環境です。
日本でもカフェやファミレスなど、フリーWiFiが使える場所は増えています。
それでは、ラオスではどのくらいフリーWiFiが使えるでしょうか。
有名観光ガイド「地球の歩き方」ではラオスにおけるフリーWiFi事情に関して、以下のように説明しています。
ほとんどのラオスのホテルやレストランにはWi-Fiが設置されているが、外に出てしまうと使うことができなくなってしまう。
参照元:「地球の歩き方 ラオス 2021〜22」(P221)
しかし、海外用モバイルWi-Fiルーターをレンタルすれば、いつでもどこでもインターネットに接続することができる。
日本と同じように、ネットの地図を頼りに町を歩くこともできるので、便利このうえない。
「地球の歩き方」をみる限り、ラオスではフリーWiFiを使える場所が多いようですね。
ただフリーWiFiは、「地球の歩き方」に書かれている通り「使える場所が限られる」などのデメリットがあります。
(フリーWiFiのデメリットについて詳しくは後述しています。)
以下、ラオスのなかでも日本人が特によく訪れると考えられる場所で、フリーWiFiがどの程度利用できるかみていきましょう。
空港のWiFiスポットは?
入出国の際に使う空港は長い待ち時間が発生する可能性もあり、インターネットを使いたくなることも多いでしょう。
以下、ラオスのなかでも特に日本人がよく使うと考えられる空港でフリーWiFiが使えるか紹介します。
参考にするのは、世界中のWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」※のデータです。
WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。
青い丸の中に数字が書かれているのは、周辺にその分だけフリーWiFiスポットがあるということです。
ワットタイ国際空港

ワットタイ国際空港は、ラオスの首都「ヴィエンチャン」にあります。
WiFiMAPをみると、空港内に複数のフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。
ルアンパバーン国際空港

ルアンパバーン国際空港は、観光地としても人気の高い都市「ルアンパバーン」の中心部から約4kmの場所にあります。
WiFiMAPをみると、こちらも空港に複数のフリーWiFiスポットが確認できますね。
観光地のWiFiスポットは?
ラオスの観光地では、比較的フリーWiFiスポットが豊富にあります。
現地でWiFiMAPのようなアプリを使えば、近隣のフリーWiFiスポットを見つけられることも多いでしょう。
以下、ラオスの主要観光地で、実際にどのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。
引き続き、WiFiMAPを参考にします。
パトゥーサイ(ヴィエンチャン)

パトゥーサイはラオス内戦犠牲者の慰霊碑で、パリの凱旋門を参考に作られた建造物です。
パトゥーサイは首都ヴィエンチャンのランドマークにもなっています。
ヴィエンチャンの中心部にある観光地ということもあり、WiFiMAPをみると周辺に多くのフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。
ワット・シーサケット(ヴィエンチャン)

ワット・シーサケットは、ヴィエンチャン最古の寺院で、本堂と回廊に数千に及ぶ仏像が納められていることでも有名です。
WiFiMAPをみると、寺院内と近隣にフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。
ブッダパーク(ヴィエンチャン郊外)

ブッダパークは、200体を超える神仏像が所せましと飾られた庭園です。
ヴィエンチャンでも特に個性的な観光スポットで、地元客も多く訪れています。
WiFiMAPを見る限り、この周辺にはフリーWiFiスポットがありませんね。
ワット シェントーン(ルアンパバーン)

「ワット シェルトーン」はルアンパパーン旧市街地のシンボルともいえる寺院です。
数あるラオス寺院のなかでも最も美しいと言われています。
なおルアパバーンの街にはワット シェルトーンをはじめ歴史的に貴重な建造物が多く、町全体が世界遺産登録されるほど見どころたっぷりです。
観光人気の高い街だけあり、WiFiMAPをみると周辺に複数のフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。
プーシーの丘(ルアンパバーン)

標高約150mのプーシーの丘からは、ルアンパバーンの街を見渡すことができます。
プーシーの丘は夕景がきれいなスポットとしても有名です。
ルアンパバーンの街にある観光名所ということもあり、周辺には多くのフリーWiFiスポットが確認できますね。
ルアンバパーン国立博物館/王宮博物館(ルアンパバーン)

ルアンパバーン国立博物館は、1975年に王制が崩壊するまで実際に王宮として使われていた場所です。
博物館では、王族の所有物(家具や調度品、海外からの贈答品など)が展示されています。
WiFiMAPをみると、周辺に複数のフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。
クアンシーの滝(ルアンパバーン周辺)

美しいエメラルドが印象的な「クアンシーの滝」は、絶景スポットとして人気です。
滝の下流では水着さえ持っていけば泳ぐこともできます。
自然に囲まれたスポットなので、流石にこのあたりにはWiFiスポットは見当たりませんね。
ラオスのホテルは?
ラオス滞在中に一番長く過ごすのは宿泊先のホテルです。
そこでここではラオスのホテルで、どのくらいフリーWiFiが提供されているか確認します。
参考にするのは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータです。
ラオス主要観光地のホテルにおけるフリーWiFi設置状況
都市 | 掲載ホテル数 | フリーWiFiが設置されたホテル数 | 設置割合 |
---|---|---|---|
ラオス全土 | 190 | 174 | 約91% |
ヴィエンチャン | 49 | 46 | 約94% |
ルアンパバーン | 68 | 65 | 約95% |
ご覧の通りラオスでは9割を超えるホテルで、フリーWiFiが提供されていることが確認できました。
ちなみにラオス全土で3つ星以上のホテルに絞って検索したところ、124件中120件のホテルでフリーWiFiが提供されていることも確認しています。
「地球の歩き方」の記載にもあったように、ラオスのホテルではだいたいフリーWiFiが提供されていると考えてよさそうですね。
フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない
ラオスの空港や観光地、ホテルではフリーWiFiスポットが多いことを確認しました。
無料で使えるフリーWiFiが多くあれば、不自由なくインターネットが使えると考える人もいるでしょう。
しかしフリーWiFiには、セキュリティ的にも利便性にも問題があり積極的におすすめできません。
以下、その理由を解説します。
まずフリーWiFiは暗号化されていない場合が多い上に、仮に暗号化されていてもパスワードが公開されています。
悪意のある第三者にとって、フリーWiFi上の通信を盗み見ることは難しくありません。
そのためフリーWiFiを使ってインターネット接続した場合、個人情報が盗み見られる可能性もあるのです。
フリーWiFiを使ってクレジット決済やアプリ決済をすると、クレジットカードの情報を盗み見られ悪用される危険性さえあります。
最近では、本物に似せた「なりすまし」のWiFiスポットにも注意しなくてはなりません。
万が一、なりすましに接続してしまった場合、個人情報を盗み見られたりウイルス感染させられたりする可能性もあります。
これだけセキュリティ上の不安があると、安心してインターネットが使えないですね。
フリーWiFiは無料で便利なようにみえて、利便性が高いとも言えません。
たとえば街を歩いていてスマートフォンで地図を調べたくても、フリーWiFiではスポットのすぐ近くでないとインターネット接続できないのです。
仮に専用スポットの近くでも、フリーWiFiでは極端に通信速度が遅かったり通信が不安定だったりすることも少なくありません。
以上のような理由から、ラオスでストレスなくインターネットを使いたいときはフリーWiFi以外の手段を用意することをおすすめします。
フリーWiFiはどうしても他の手段が使えないときに限り、個人情報を送受信せず必要最低限だけ使うようにしましょう。
2. ラオスで利用可能なプリペイドSIMを購入する
プリペイドSIMとは、前払いで決まった量のモバイル通信が行えるサービスです。
プリペイドSIMでは、専用チップをお手元のスマートフォンへ挿入するとインターネットが使えるようになります。
ラオス現地でプリペイドSIMを購入すれば、ラオス国内でインターネット接続することが可能です。
観光ガイド「地球の歩き方」では、ラオスで観光客がインターネット接続する手段の1つとしてプリペイドSIMの利用もあげています。
現地SIMカードを利用する
参照元:「地球の歩き方 ラオス 2021〜22」(P221)
日本で使用中の電話やスマホが、どのSIMカードでも使える 「SIMフリー」タイプなら、ラオスで購入したSIMカードに入れ替えるだけで使える。
ラオスのSIMカードはプリペイドが主流で、金額を使いきったら、チャージ用のカードを購入する
当サイトで調査したところ、ラオスの通信事業者「TPLUS」が、以下のプリペイドSIMのパッケージプランを販売していることを確認しました。
プランの内容 | 料金 | 日本円 |
---|---|---|
5GB/3日 | 5,000kip | 55円 |
10GB/6日 | 10,000kip | 110円 |
7GB/7日 | 20,000kip | 220円 |
20GB/15日 | 55,000kip | 605円 |
※たとえば5GB/3日プランであれば、3日間で合計5GBまでモバイル通信が使えます。
※掲載しているのは一部のプランです。その他のプランについてはリンク先で確認して下さい。
※1kip=0.011円(2022/5/4時点のレート)で計算しています。
ラオス現地での価格なので、ご覧のように比較的安価な価格でプリペイドSIMが使えるのは助かりますね。
ただしラオスでプリペイドSIMを購入する場合、現地のショップ店員を相手に手続きをしなくてはなりません。
ラオスでは英語を話せる人も多くないようで、現地公用語であるラオ語でコミュニケーションをとる必要が生じる可能性もあります。
そのため日本人観光客が、現地でプリペイドSIMを購入するときは苦労するでしょう。
料金は現地より高くなりますが、日本でプリペイドSIMを購入して持ち込む方が無難ではあります。
インターネットに慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい
プリペイドSIMがあれば、フリーWiFiスポットの近くでもインターネットができ便利です。
しかしプリペイドSIMを使うためには、以下にあげるハードルを自分でクリアしなくてはならず簡単ではありません。
- 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い - 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
- 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる
これらの意味を理解できて、言葉の通じないラオス国内でも自分1人で設定できないとプリペイドSIMを使いこなせません。
自信のない方は、プリペイドSIM以外のより簡単な手段をおすすめします。
3. キャリアの海外ローミングを利用する
日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。
恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?
キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。
ラオスでの各キャリアの対応状況及び、利用料金については下記表をご覧ください。
サービス名 | 内容 |
---|---|
ドコモ | ■パケットパック海外オプション 200円/1時間〜 980円/24時間 2,480円/3日間 3,980円/5日間 5,280円/7日間 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限 ■海外パケ・ホーダイ 24.4MB /日|1,980円 無制限/日:2,980円 ◇通話:従量課金 →利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要 |
au | ■世界データ定額 (利用日数:1日から30日) 490円/24時間〜 690円/24時間〜 980円/24時間〜 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限 ◇通話:従量課金 →利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要 |
ソフトバンク | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 |
ahamo | ■月間20GBまで通信可能 ※手続き不要 ※20GB以上は追加費用発生 ※15日以上の滞在では通信速度制限あり ◇通話:従量課金 |
povo | ■対応予定 ※詳細は未決定(2021年10月時点) ◇未定 |
UQ mobile | ■対応 |
LINEMO | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 ※アメリカ放題非対応 |
楽天モバイル | ■非対応 |
注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。
パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。
ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。
4.海外用ポケット型WiFiを利用する
海外用ポケット型WiFiとは、海外で使えるポケットサイズのWiFi用機器(WiFiルーター)を指します。
最初に結論を言うと、ラオスで最も簡単かつ快適にインターネット接続する手段は海外用ポケット型WiFiです。
以下、海外用ポケット型WiFiをえらぶメリットを簡単に解説します。
- 初心者の方でも簡単に使える
- 完全定額で安心して使える
- 複数人でデータを共有して使える
- 全て日本語で手続きが出来る
- セキュリティ面で安心
メリット1:初心者の方でも簡単に使える
一般的にポケット型WiFiは、インターネットにつなげるまで難しい設定や条件が一切必要ありません。
たとえばポケット型WiFiサービス「クラウドWiFi」なら、クラウドSIM技術採用により電源を入れるだけで最適な電波をキャッチします。
あとは簡単なWiFi設定をするだけで、インターネットに接続できるので初心者の方でも迷うことはありません。
メリット2:完全定額で安心して使える
たいていの海外用ポケット型WiFiは、1日○円というかたちの完全定額制です。
海外ローミングのように、「想定外の料金が発生する」ということもありません。
※ポケット型WiFiサービス「クラウドWiFi」では、1,100円/日で1GB/日まで利用可能です。
また一般的に海外用ポケット型WiFiの場合、決められた量の通信を行ったあとの通信速度がだいたい最大128Kbpsと非常に低速です。
この通信速度では、ホームページがなかなか表示されずストレスがかかるでしょう。
一方クラウドWiFiなら仮にデータ通信量の消費が1GBを超えても、最大384Kbpsという通信速度でインターネットを利用可能です。
この通信速度であれば、余程重くないホームページでなければ、比較的スムーズに表示されるでしょう。
この点は、クラウドWiFiを選ぶメリットと言えます。
メリット3:複数人で共有して使える
ポケット型WiFiは、複数人で共有して同時に使える点も大きなメリットと言えます。
海外用ポケット型WiFiの契約を1つするだけで、旅行へ行く仲間複数人でインターネット接続できるわけです。
その分、インターネット接続にかかる費用を節約できます。
たとえばポケット型WiFiサービス「クラウドWiFi」なら、1つの契約で最大5人までの同時接続が可能です。
参考
「テザリング」という設定を使い、スマートフォンをルーター化し1つの契約を複数人で共有する方法もあります。
しかし以下にあげる理由から、テザリングよりポケット型WiFiの方が簡単で快適に利用可能です。
- 通信キャリアによっては、テザリングをするのに特別な契約や申し込みが必要になる
- テザリングでは通信速度が遅くなったり接続が不安定になったりする可能性がある
- テザリングを使った場合、スマートフォンの電源消費が激しくなる
- テザリングを使った場合、通話中はインターネット接続が切断されたり、通信速度が遅くなったりする可能性がある
メリット4:全て日本語で手続きができる
海外用ポケット型WiFiは、契約手続きを全て日本国内で完結できます。
日本語のホームページから、簡単な申し込み手続きをするだけですぐに契約が完了するのです。
申込後は、国際空港のカウンターで出国直前に機器を受け取ることもでき手間もかかりません。
※新型コロナウィルスの影響で受け取りカウンターが臨時休業となっている場合もありますので詳しくはご利用のサービスにご確認いただければ幸いです。
また海外用ポケット型WiFiなら、何か困ったことがあったときも日本語で問い合わせられます。
プリペイドSIMを使うときのように、海外で現地のショップへ行って慣れない言語で手続きをする必要がありません。
メリット5:セキュリティ的にも安心
海外用ポケット型WiFiは、通信がパスワードで暗号化されている上にパスワードが公開されていません。
そのため海外用ポケット型WiFiなら、フリーWiFiのようにセキュリティ的な不安がなく安心して使えます。
ポケット型WiFiを使い、クレジット決済やアプリ決済も行っても特に問題ありません。
まとめ
ラオスでは、日本人がよく訪れると想定される空港・観光地・ホテルでフリーWiFiを使える場合が多いです。
しかしフリーWiFiはセキュリティ的な不安が大きい上に、専用スポットのすぐ近くでしか使えないなど利便性も高くありません。
そのためラオスでストレスなくインターネットを使いたいときは、フリーWiFi以外の方法をおすすめします。
現地で安価なプリペイドSIMを購入して使う方法もありますが、使えるようにするためのハードルが多いです。
スマートフォンの設定に相当慣れた方でなければ、せっかく契約しても使いこなせません。
ラオスで簡単かつ快適にインターネットへ接続する方法としては、海外ローミングか海外用ポケット型WiFiがあげられます。
ただし海外ローミングは、設定や契約プランによっては、想定外に高額な料金が発生することもあり注意しなくてはなりません。
以上の点から、ラオスで最もおすすめできるインターネット接続手段は海外用ポケット型WiFiです。
海外用ポケット型WiFiプランでは、たいてい完全定額となるので想定外の料金が発生することもありません。
中でもクラウドWiFiなら、ラオスで1GB/日のモバイル通信を1,100円/日の完全定額で利用可能です。
クラウドWiFiであれば、次世代通信システム「クラウドSIM」により電源をオンにするだけで最適な電波をつかみインターネット接続できます。
インターネット設定に慣れていない方でも、設定で迷うことはありません。
簡単かつ快適なインターネット接続手段を確保して、ラオス観光をたっぷり楽しんでください!
\海外で使うならこれで決まり/
クラウドWiFi
