ポーランドのインターネット事情は?フリーWiFiは使える?

ポーランドでは、海外からの観光客はフリーWiFiを含め複数の方法でインターネットに接続できます。
ただインターネット接続手段の種類によって、使い勝手が異なるので事前に「どの手段が自分に合うか」きちんと調べておきたいところです。
この記事ではポーランドのインターネット事情と、ポーランドで日本人観光客が使えるインターネット接続手段の種類を紹介します。
どの手段が簡単で快適かも解説しているので、ポーランド渡航前に是非参考にして下さい!
ポーランドでのインターネット接続手段比較表
通信品質 | セキュリティ | 使いやすさ | コスト | |
---|---|---|---|---|
ポケット型WiFi | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
フリーWiFi | △ | × | △ | ◎ |
プリペイドSIM | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
海外ローミング | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
- ポケット型WiFi(★おすすめ)
安全性が高く電源を入れるだけで使える。複数デバイスで利用可能。 - フリーWiFi
無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。 - プリペイドSIM
現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。 - 海外ローミング
設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
ポーランドのインターネット事情
インターネット環境がしっかり整備されている国の方が、その国へやってくる海外からの観光客もインターネットを使いやすいものです。
海外へ旅行したときに渡航先の国できちんとインターネット環境を確保できるかは、その国のインターネット事情次第と言えます。
そこで、ここではポーランドのインターネット事情をみていきましょう。
まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」※のデータを参考に、ポーランドのインターネット普及率を紹介します。
ポーランドのインターネット普及率(2021年)
国名/地域名 | 普及率 |
---|---|
ポーランド | 78.2 % |
ヨーロッパ平均 | 87.7% |
日本 | 94.5% |
ポーランドのインターネット普及率は78.2%で、日本と比べると16.3%低くなっています。
今の日本では、人が暮らしていないようなエリアでない限り、だいたい何らかの方法でインターネットに接続可能です。
インターネットにつなげる手段が何も見つからなくて、困るようなことはほとんどありません。
一方のポーランドでは日本に比べインターネット普及率が低い分、インターネット環境を見つけにくいでしょう。
ポーランド観光中にインターネットを不自由なく使いたいときは、事前の準備が不可欠です。
次に、ポーランドのインターネット通信速度についてみていきます。
インターネット環境をみつけられたとしても、速度が遅過ぎたら快適に使うことはできません。
以下、インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」が集計したデータを紹介します。
ポーランドのインターネット通信速度と順位(2022年5月時点)
固定回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
- | 全世界 | 64.70Mbps |
8 | アメリカ | 152.66Mbps |
9 | 日本 | 137.19Mbps |
35 | ポーランド | 92.39Mbps |
モバイル回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
– | 世界 | 30.37Mbps |
25 | アメリカ | 59.93Mbps |
45 | 日本 | 42.60Mbps |
52 | ポーランド | 36.97Mbps |
※参照したデータをもとに、当サイトが表を作成しています。
※インターネット通信速度の「中央値」による統計です。
ポーランドのインターネット通信速度をみると、固定回線は日本と比べ約45Mbps遅く、モバイル回線は日本とほぼ同程度です。
日本国内では、インターネット通信速度が遅くて困るようなことはほとんどありません。
たいてい動画もスムーズに鑑賞できますし、インターネットの調べものもさくさく進められます。
ポーランドの固定回線は日本と比べてしまうと、通信速度が少し物足りないと感じる可能性が高いですね。
とはいえ、100Mbps前後の通信速度がでていたら高画質な動画も見られますし不自由は感じないでしょう。
一方でモバイル回線に関しては、日本とポーランドでそれほど差はありません。
海外ローミングやポケット型WiFiルーターなど、モバイル回線を使ったインターネット接続は日本と同じくらい快適に使えそうです。
日本人がポーランドに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは?
ポーランドのインターネット事情をみてみると、日本と比べインターネット環境の整備状況が若干劣ることがわかりました。
それでは、そんなポーランドへ日本人が観光や出張で訪れた際は、どのような方法でインターネットに接続できるでしょうか。
最もよく使われる代表的な手段としては、以下4種類があげられます。
- ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
- ポーランドで利用可能なプリペイドSIMを購入する
- 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
- ポーランドに対応した海外用ポケット型WiFiを日本でレンタルして持っていく
上記4つの手段は、日本人に限らず海外旅行者によってよく使われています。
けれど手段によって通信品質や難易度に大きな差があるので、自分にあった方法をえらびたいものです。
以下、それぞれの手段の特徴を解説するので参考にして下さい。
1.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
フリーWiFiは、名前の通り無料で使えるWiFiのことです。
日本でも有名なカフェチェーンやファミレス、主要鉄道駅などフリーWiFiを使えるスポットは増えています。
ポーランドの観光地でもフリーWiFiを使えるスポットがあれば、日本人観光客がWiFiを利用しインターネット接続可能です。
それではポーランドでは、どのくらいフリーWiFiが使えるでしょうか。
代表的な海外観光情報誌「地球の歩き方」では、ポーランドのフリーWiFi事情について以下のようにまとめています。
(ポーランドでは)インターネットは広く普及している。
参照元:「地球の歩き方 チェコ ポーランド スロヴァキア 2020〜21」(P434)
ほとんどがWi-Fiとなっており、対応のパソコンやスマートフォンを持っていけば、町なかにあるカフェやホテルでネット接続が可能だ。
また、一部の長距離バスでは、無料のWi-Fiが使える。
(中略)
都市にある国際空港では、ほとんどの場合公共のWi-Fiがある。
有料の場合と無料の場合があり、また空港内の一部の区域でのみ無料ということもある。
有料の場合、1時間で日本円にして500~2000円くらい。
移動中にもネット接続を行いたい人やホテルでのネット環境に不安を感じている人は、海外でも定額で利用できるWi-Fiルーターを出発前に日本でレンタルするとよい。
地球の歩き方の情報をみる限り、ポーランドではフリーWiFiを使えるスポットが豊富にありそうですね。
ただ地球の歩き方にもあるように、フリーWiFiは必ずしも通信品質がよいとは言えず不安が残るのは否めません。
フリーWiFiは専用スポットの近くで使うものなので、移動中に使えない点も注意が必要です。
こういった点に不安がある方は、地球の歩き方でも紹介しているWiFiルーター(=海外用ポケット型WiFi)のレンタルをおすすめします。(海外用ポケット型WiFiの詳細については後述しますね。)
以下、ポーランドのなかでも特に日本人観光客がよく訪れる場所に、どのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。
空港のフリーWiFiスポットは?
日本からポーランドへ行くときに必ず使う現地の空港では、手続きのために長い時間滞在することになります。
そのため、空港でフリーWiFiを使いたいと考える方も多いでしょう。
ポーランドへ観光や出張で訪れる日本人が、特によく使うのが首都ワルシャワにあるワルシャワ・ショパン空港です。
ワルシャワ・ショパン空港の公式サイトでは、フリーWiFiの提供について以下のように書いています。(当サイトで日本語に訳しています。)
新ターミナルのオープン以来、ショパン空港は確実に進化しました。
参照元:ワルシャワ・ショパン空港公式サイト
フリーWiFiの提供をはじめ、豊富なレストラン・バーなど、「旅行中に必要なものがそろっている」と利用客はアンケートに答えています。
公式サイトの情報をみる限り、ワルシャワ・ショパン空港ではフリーWiFiが使えるようですね。
観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?
はじめに結論を書くと、ポーランドの主要な観光地周辺では複数のフリーWiFiスポットがあることが多いです。
専用アプリなどを使えば、事前に行先の観光地付近のフリーWiFiスポットを見つけられるでしょう。
ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」※で、ポーランドの各観光地にフリーWiFiスポットが実際どのくらいあるか確認します。
WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。
青い丸の中に数字が書かれているのは、周辺にその分だけフリーWiFiスポットがあるということです。


世界遺産「旧市街市場広場」は、中世ヨーロッパの街並みが再現された美しい広場です。
第二次世界大戦でナチスに破壊されましたが、「壁のひびまで忠実に」というポリシーのもとで正確に復元されました。
首都ワルシャワを代表する観光スポットということもあり、WiFiMAPをみると周辺に多くのフリーWiFiスポットが確認できますね。
旧市街市場広場の近くには旧王宮などの人気観光スポットもあります。
ポーランドのホテルではフリーWiFiが使える?
海外でフリーWiFiを使う人にとって、一番フリーWiFiを使いたくなるのは宿泊先のホテルでしょう。
ホテルにフリーWiFiがあれば、明日行く観光地の情報を調べたりできるからです。
それではポーランドのホテルでは、どのくらいの割合でフリーWiFiが使えるでしょうか。
ここでは、世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、ポーランドのホテルにおけるフリーWiFiの設置状況を調べました。
結果は以下の通りです。
ポーランドの主要観光地のホテルにおけるフリーWiFi設置状況
都市 | 掲載ホテル数 | フリーWiFiが設置されたホテル数 | 設置割合 |
---|---|---|---|
ポーランド全土 | 60,265 | 48,291 | 約80% |
ワルシャワ | 2,954 | 2689 | 約91% |
クラクフ | 2,426 | 2232 | 約92% |
グダニスク | 3,985 | 3481 | 約87% |
ヴロツワフ | 984 | 879 | 約89% |
ご覧の通りポーランド全土で約80%、ワルシャワをはじめ人気観光地では90%前後のホテルでフリーWiFiを使えることがわかりました。
このデータをみる限り、ポーランドではだいたいのホテルでフリーWiFiを使えると考えてよさそうですね。
ただ逆に言えば1~2割のホテルではフリーWiFiが提供されていないので、確実に使う必要があるときは宿泊前に確認するようにしましょう。
フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない
ポーランドの空港、観光地、ホテルではフリーWiFiを使える場所が多いことをみてきました。
そのためフリーWiFiがあれば、「ポーランドのインターネット環境は充分」と考える人もいるかもしれません。
しかし実際は、フリーWiFiにはセキュリティ面で大きな不安要素がある上に、不便な点も多いです。
ポーランドでメインに使うインターネット接続手段としておすすめできません。
以下、その理由を詳しく解説しますね。
1.フリーWiFiの通信は盗み見られやすい
フリーWiFiの通信は便宜上暗号化されておらず、簡単に盗み見られる状態であることが多いです。
仮に暗号化されていても、暗号化を解除するパスワードが公開されているため、セキュリティ的なレベルはあまり変わりません。
その結果、フリーWiFi上で個人情報を送受信すると、悪意のある第三者に盗み見られてしまう可能性があるのです。
フリーWiFi上でクレジット決済やアプリ決済を行うと、クレジットカード番号が盗み見られ悪用される可能性もあります。
2.フリーWiFiのなりすましによる被害も多い
フリーWiFiに似せて悪意のある第三者がたてた、「なりすまし」のWiFiによる被害も多いです。
なりすましへ接続してしまった場合、個人情報を盗み見られたりウイルスに感染させられたりします。
また、なりすましか正規のフリーWiFiかは、WiFiの設定に慣れた方でも区別するのが簡単ではありません。
なりすましに接続してしまったことに気付かず、ずっと後になってから被害を受けていたことが分かるなんてこともあるのです。
このようにセキュリティの不安が大きいと、安心してフリーWiFiは使いにくいですね。
3.フリーWiFiは決まった場所でしか使えない
フリーWiFiを使えるのは専用スポットのすぐ近くだけです。
好きな場所でいつでも使えるわけではありません。
日本国内を旅行するときは、目的地の途中でスマートフォンのGoogle MAPを調べるのも簡単です。
スマートフォン自体のモバイル通信によって、インターネットにつながっているからです。
一方、ポーランドでフリーWiFiしかインターネット接続手段がないと、専用スポットまで行かないとインターネットが使えません。
フリーWiFiが近くにない路上などでは、スマートフォンで地図を調べることもできないのです。
このような不便さは、フリーWiFiスポットがたくさんある市街地でもあてはまります。
Google MAPをみるためだけに、わざわざ設置先のカフェへ入店しないといけないこともあるのです。
4.フリーWiFiは通信の品質が悪くて使えない場合も多い
フリーWiFiを使うためカフェに入ったり、フリーWiFiのあるホテルに宿泊したりしても、満足に使える保証はありません。
フリーWiFiによって通信品質に大きな差があるからです。
フリーWiFiは接続が頻繁に途切れたり、通信速度が遅過ぎたりすることも少なくありません。
特に人気の観光地では同じフリーWiFiに多くの観光客が殺到し、混雑によって著しく通信品質が下がる場合もあります。
フリーWiFi目的に入ったカフェで、通信品質が悪くて使えなかったらテンションが下がりますね。
海外旅行時には、できるだけこんな残念な経験は避けたいものです。
このように、フリーWiFiは問題が多くなっています。
フリーWiFiを使うにしても、以下のようなケースに限定するとよいでしょう。
- 他にインターネット接続できる手段がないときに限り、Google Mapをみるなど個人情報の送受信が必要ない範囲で使う
- 他の手段で利用可能なデータ通信量を節約するため、動画をみるときだけフリーWiFiを使う

フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、

フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。
2.ポーランドで利用可能なプリペイドSIMを購入する
プリペイドSIMとは、前払いで使えるモバイル通信のサービスです。
日本では一般的に、月払いでモバイル通信(=スマートフォンのインターネット)を使うことが多くなっています。
一方プリペイドSIMなら月払いの契約をする必要がなく、最初に支払った分だけインターネットを使うことが可能です。
このように手軽に使えるので、旅行者によく利用されます。
当サイトが調査したところ、ポーランドでは以下のプリペイドSIMプランが販売されていることを確認しました。
Play※
プランの内容 | 料金 | 日本円 |
---|---|---|
10GB/1ヵ月 | 25PLN | 約722円 |
15GB/1ヵ月 | 30PLN | 約867円 |
無制限/1ヵ月(高速で使えるのは20GB) | 35PLN | 約1,011円 |
Orange※
プランの内容 | 料金 | 日本円 |
---|---|---|
5GB/5日間 | 5PLN | 約144円 |
7GB/7日間 | 7PLN | 約202円 |
10GB/10日間 | 10PLN | 約289円 |
30GB/30日間 | 30PLN | 約867円 |
※掲載しているのは一部のプランです。その他のプランや、プランの詳細についてはリンク先で確認して下さい。
※1PLN=28.89円(2022/7/11時点のレート)で計算しています。
ポーランド現地の価格なので、日本のモバイル通信と比べ安く感じる方も多いでしょう。
ただ現地でプリペイドSIMを購入する場合、店員と英語やポーランド語で会話をしなくてはなりません。
ショップによっては、実際より高値でプリペイドSIMを旅行者に売りつける場合があり、注意する必要もあります。
不安であれば、プラン料金はかわりますがプリペイドSIMを日本のAmazonなどで調達してからポーランドへいくのも良いです。
インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい
プリペイドSIMであれば、フリーWiFiスポットが近くになくてもインターネットに接続でき便利です。
フリーWiFiと比べると通信品質も安定します。
ただプリペイドSIMを使うためには、以下にあげる条件や設定を自分で解決できなくてはいけません。
- 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い - 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
- 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる
上記の意味を理解できて、トラブルが発生しても自分で対処できるような方でないと、プリペイドSIMはおすすめしにくいです。
せっかくお金を出してプリペイドSIMを購入しても、使えず無駄になってしまう可能性が高くなります。
あまりインターネット設定に慣れていない方は、次項以降で紹介するより簡単な手段がおすすめです。
3.キャリアの海外ローミング
日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。
恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?
キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。
各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。
サービス名 | 内容 |
---|---|
ドコモ | ■パケットパック海外オプション 200円/1時間〜 980円/24時間 2,480円/3日間 3,980円/5日間 5,280円/7日間 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限 ■海外パケ・ホーダイ 24.4MB /日|1,980円 無制限/日:2,980円 ◇通話:従量課金 →利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要 |
au | ■世界データ定額 (利用日数:1日から30日) 490円/24時間〜 690円/24時間〜 980円/24時間〜 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限 ◇通話:従量課金 →利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要 |
ソフトバンク | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 |
ahamo | ■月間20GBまで通信可能 ※手続き不要 ※20GB以上は追加費用発生 ※15日以上の滞在では通信速度制限あり ◇通話:従量課金 |
povo | ■非対応 |
LINEMO | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 ※アメリカ放題非対応 |
UQ mobile | ■対応 |
楽天モバイル | ■対応 |
注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。
パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。
ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。
4.海外で使えるポケット型WiFiを日本でレンタルして持っていく
海外旅行や出張で渡航する際、現地でインターネットを使うのに最も安全で便利な方法として挙げられるのが
日本でレンタルしたポケット型WiFiを現地で使う事です。
これまで紹介したフリーWiFiやプリペイドSIMと比較した場合の特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- インターネットを安全に使える
- 電源を入れた時だけ料金が発生する
- 事前に受け取りが出来る
- 1台の端末で世界134ヶ国の周遊が可能
インターネットを安全に使える
前述したように、フリーWiFiはセキュリティの脆弱性がマイナス要素となっており、海外で安全にインターネットを使用することにおいては対局にあります。
ビジネスで国外へ出張される場合、機密ファイルのデータ送信やクレジットカードの情報などを入力することもあるので尚更顕著であると言えるでしょう。
通信速度の観点から見ても、決して快適な速度で通信ができるとは言えなく、例えば現地で近くのレストランを探したり、SNSで画像を投稿する時にも時間がかかってしまうようでは快適なインターネットとは言えません。
その点、海外用ポケット型WiFiを日本でレンタルしていけば個別のネットワークとパスワードで保護されているため、快適な速度で安全なインターネット環境を有することができます。
電源を入れた時だけ料金が発生する
従来の海外用ポケット型WiFiの多くは、日本でレンタルしてから帰国後に返却をするまで料金が加算されていくシステムが主流であり、データ通信をしない日であっても料金が発生していました。
例えば人気国のハワイなら日本からのフライト時間が8時間ほど、アメリカのロサンゼルスであればフライト時間だけでも10時間以上となりますが、これまではインターネットを使用していないこの時間においても料金がかかっていました。
当サイトがおすすめする海外用ポケット型WiFiは、電源を入れた時だけ料金が発生するので、フライト時間や現地でWiFiを使用していない時は通信料が無料となっている事が特徴と言えます。
事前に受け取りが出来る
プライベートであってもビジネスにおいても、渡航先でスケジュールを組む方が大半だと思われますが
海外でインターネット環境を手配するには、それなりの知識や言語を要します。
例えば現地でSIMを手配するとなると、販売している所に出向き現地の言葉、または英語で商品を購入して自身の端末との接続を行う作業が必要となり、本来計画していたスケジュールを変更することも。
海外用のポケット型WiFiを日本でレンタルして、事前に受け取っておけば現地でも計画的にスケジュールが組めると言えるでしょう。
1台の端末で世界134ヶ国の周遊が可能
当サイトがおすすめする海外用ポケット型WiFiはクラウドSIMという規格を用いているため、利用場所に応じてクラウドサーバー上に存在する複数のSIMカードから最適なものを自動的に適用する仕組みとなっています。
海外においてもその利点を発揮し、日本を含めた世界134の国や地域でインターネットを利用できます。
このクラウドSIMの起用により、これまで国を跨ぐ度に変更していた設定や手続きの必要がなくなったことが、日本からWiFiをレンタルするメリットの最たるものと言えるでしょう。
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まとめ
ポーランドの空港や観光地、ホテルではフリーWiFiを使えるスポットが豊富です。
しかしフリーWiFiはセキュリティ的な不安が大きいのに加え、決まった場所でしか使えないなど不便な点が少なくありません。
そのため、ポーランドでメインに使うインターネット接続手段としては、他の方法をおすすめします。
プリペイドSIMであれば、フリーWiFiスポットの近くでなくてもインターネットに接続でき便利です。
ポーランド現地で、プリペイドSIMを調達することもできます。
ただしプリペイドSIMは使えるようにするための条件が多く、インターネット設定に慣れていない方は簡単に使えません。
せっかく購入しても使えず無駄にしてしまう可能性が高いので、より簡単な方法をおすすめします。
そういった意味で、海外ローミングや海外用ポケット型WiFiならインターネット設定に慣れていない方でも簡単に利用可能です。
通信品質についても、フリーWiFiに比べ安定しています。
ただ海外ローミングはプランや設定によって、想定外の料金が発生してしまう可能性があり注意しなくてはなりません。
その点、海外用ポケット型WiFiなら、完全定額制が多く安心して使えます。
たとえばポケット型WiFi「クラウドWiFi」なら、ポーランドで1GB/日のモバイル通信を700円/日の完全定額で利用可能。
クラウドWiFiは、クラウドSIM技術により電源を入れるだけで最適な電波を取得しインターネットに接続できるのもメリットです。
簡単に使えるインターネット接続手段を確保して、ポーランド観光を思いっきり楽しみましょう!

やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!

ポーランド旅行へ行くならクラウドWiFiがおすすめだよっ!
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