ポルトガルのインターネット事情は?フリーWiFiは使える?

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ユーラシア大陸最西端の国「ポルトガル」は、大航海時代の面影が残る美しい街並みやおいしい料理など魅力が多い国です。

近年では観光にも力を入れており、海外から多くの観光客を迎え入れています。

そんなポルトガルでは、観光客はフリーWiFiをはじめ複数の手段でインターネットに接続可能です。

ただ手段によって快適さや難易度に差があるので、現地でストレスなくインターネットを使いたいときは事前の準備が欠かせません。

この記事ではポルトガルのインターネット事情から、ポルトガルで日本人観光客が使えるインターネット接続手段の種類を紹介します。

そのなかで「どの手段が」「なぜ」おすすめかも詳しく解説するので、ポルトガルへ出国する前に是非参考にして下さい!

ポルトガルでのインターネット接続手段比較表

スクロールできます
通信品質セキュリティ使いやすさコスト
ポケット型WiFi
フリーWiFi×
プリペイドSIM
海外ローミング
  • ポケット型WiFi(★おすすめ) 
    安全性が高く電源を入れるだけで使える。複数デバイスで利用可能。
  • フリーWiFi 
    無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。
  • プリペイドSIM
    現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。
  • 海外ローミング
    設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
目次(タップしてジャンプ)

ポルトガルのインターネット事情は?

海外へ旅行した際に、行き先の国でインターネットをどれだけ使えるかは、その国のインターネット事情によります。

インターネット環境が整備された国では、たいてい観光客も快適にインターネットが使えるものです。

そこで、ここではポルトガルのインターネット事情をみていきましょう。

まずは世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」のデータを参考に、ポルトガルのインターネット普及率を紹介します。

ポルトガルのインターネット普及率(2021年)

国名/地域名普及率
ポルトガル78.2%
ヨーロッパ平均87.7%
日本94.5%
※参照元:「Internet World Stats

ポルトガルのインターネット普及率は78.2%で、日本の94.5%と比べ約16%低くなっています。

日本では人の暮らす場所であれば、何がしかの手段でインターネットに接続可能です。

インターネットに接続できず困るということは、ほとんどありません。

一方、日本よりインターネット普及率が低いポルトガルでは、日本と比べてインターネット環境の確保に苦労しそうですね。

ポルトガルでストレスなくインターネットを使いたい場合は、事前に準備しておきたいものです。

次にポルトガルのインターネット通信速度をみていきましょう。

インターネットに接続できたとしても、通信速度に問題があれば思うようにインターネットを使うことはできません。

参考にするのは、インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」がまとめたデータです。

ポルトガルのインターネット通信速度と順位(2022年4月時点)

固定回線

スクロールできます
順位国名通信速度(下り)
全世界63.46Mbps
8アメリカ151.21Mbps
14日本123.98Mbps
19ポルトガル108.39Mbps

モバイル回線

スクロールできます
順位国名通信速度(下り)
世界30.75Mbps
19ポルトガル69.21Mbps
26アメリカ61.06Mbps
45日本42.79Mbps
※参照元:SPEEDTEST「Speedtest Global Index
※参照したデータをもとに、当サイトが表を作成しています。

ポルトガルと日本のインターネット通信速度を比較すると、固定回線では日本が若干速いくらい、モバイル回線は日本の約1.5倍速いです。

日本では、インターネットの通信速度が遅くてストレスを感じることはほとんどありません。

このデータをみる限り、ポルトガルでも日本と同等以上の通信速度でインターネットが使えそうですね。

日本人がポルトガルに旅行や出張で滞在する際のインターネット手段とは?

ポルトガルのインターネット事情をみていくと、日本に比べインターネット普及率が低い一方で通信速度は日本と同等以上でした。

それでは、そんなポルトガルへ日本人が旅行や出張で滞在する際は、どのような方法でインターネットに接続できるでしょうか。

代表的な手段は、以下の4種類です。

ポルトガルでインターネットに接続する4つの方法
  1. ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
  2. ポルトガルで利用可能なプリペイドSIMを購入する
  3. 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
  4. ポルトガルに対応した海外用ポケット型WiFiを使う

それぞれ特徴や難易度などが大きく異なります。以下、それぞれの詳細についてみていきましょう。

1.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する

フリーWiFiとは文字通り無料で使えるWiFi環境のことです。

日本でもカフェやレストランなどいろいろな場所でフリーWiFiが提供されているので、使ったことがある方も多いでしょう。

基本的にフリーWiFiは専用スポットが設置された施設の利用者が使えます。

たとえばカフェやレストランであれば、それらのお店に客として入店した場合にサービスの1つとしてフリーWiFiを使わせてもらえるわけです。

それではポルトガルではどのくらいフリーWiFiが提供されているのでしょうか。

有名旅行ガイド誌「地球の歩き方」では、ポルトガルのフリーWiFi事情について以下のようにまとめています。

ポルトガルでは無線LAN接続 (ポルトガル語でウィ・フィWi-Fi) が主流
ホテルはもちろん、中長距離バスの車内、レストランやカフェなど、無料でWi-Fiが使えるところも増えている。
常にインターネットに接続していたい人は、日本でWi-Fiルーターをレンタルして持参するのも一案だ。

参照元:「地球の歩き方aruco 37 ポルトガル 最新2020-21」(P185)

「地球の歩き方」をみる限り、ポルトガルの観光地ではフリーWiFi(無線LAN)スポットが多いようですね。

ただしフリーWiFiは、使える場所が限られています。

場所に縛られずインターネットに接続したいときは、「地球の歩き方」が書いているようにWiFiルーター(ポケット型WiFi)を利用するとよいです。

以下、ポルトガルのなかでも日本人がよく訪れそうな場所にどのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。

空港のWiFiスポットは?

海外旅行をする際は、入国時や出国時に空港で長い時間過ごすことになります。

そのため観光情報を調べたり時間つぶしでホームページをみたりするために、フリーWiFiを使いたくなる方も多いでしょう。

それではポルトガルの空港ではフリーWiFiが使えるでしょうか。

以下、ポルトガルのなかでも日本人観光客がよく使うと考えられる空港で、フリーWiFiが提供されているかみていきましょう。

ウンベルト・デルガード空港(リスボン)

ウンベルト・デルガード空港は、ポルトガルの首都リスボンに位置する国際空港です。

空港の公式サイトでは、フリーWiFiの提供について以下のように記載しています。(当サイトで日本語に訳しています。)

リスボン空港(ウンベルト・デルガード空港)では、無料で無制限のフリーWiFiを提供しています。
乗客はフリーWiFiを使ってメールを送受信したり、ホームページをみて世界で何がおこっているか確認したりすることが可能です。
手順通りに設定をすれば、空港内のどこからでもフリーWiFiをお使いいただけます。

参照元:ウンベルト・デルガード空港公式サイト

フランシスコ・サ・カルネイロ空港(ポルト)

フランシスコ・サ・カルネイロ空港は、ポルトガル第2の都市ポルトにある空港です。

空港の公式サイトでは、フリーWiFiの提供について以下のように記載しています。(当サイトで日本語に訳しています。)

ポルト空港(フランシスコ・サ・カルネイロ空港)では、無料で無制限のフリーWiFiを提供しています。
乗客はフリーWiFiを使ってメールを送受信したり、ホームページをみて世界で何がおこっているか確認したりすることが可能です。
手順通りに設定をすれば、空港内のどこからでもフリーWiFiをお使いいただけます。

参照元:フランシスコ・サ・カルネイロ空港公式サイト

これらの情報をみる限り、空港ではフリーWiFiが使えそうですね。

参照元の公式サイトURLには、接続手順についても掲載されています。

観光地のWiFiスポットは?

先に結論を述べると、ポルトガルの主要な観光地ではフリーWiFiスポットが比較的豊富です。

専用アプリなどを使えば、簡単に周辺のフリーWiFiスポットを検索できます。

ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」を参考に、ポルトガルの各観光地におけるフリーWiFiの提供状況をみていきましょう。

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

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WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。

青い丸の中に数字が書かれているのは、周辺にその分だけフリーWiFiスポットがあるということです。

ジェロニモス修道院(リスボン)

「ジェロニモス修道院」はヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓とエンリケ航海王子の偉業を称え建造された施設です。

1502年に着工され完成まで300年かかったこの修道院は、ヌマエル様式建築の最高傑作とも言われます。

首都リスボンの人気観光地ということもあって、WiFiMAPをみると周辺に数多くのフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。

ジェロニモス修道院の周辺には、「ベレンの塔」や「発見のモニュメント」といった人気観光スポットもあります。

サン・ジョルジェ城(リスボン)

サン・ジョルジェ城は、ポルトガルを支配した複数の民族によって整備されてきた建造物です。

リスボンのなかでも高台にあり、城からはリスボンの美しい街並みを見渡せます。

首都リスボンの人気観光スポットということもあり、WiFiMAPをみると周辺に数多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

サン・ジョルジェ城の近くには、「サンタ・ジュスタのエレベーター」や「サント・アントニオ教会」などの人気観光スポットもあります。

サンペドロ・デ・アルカンタラ展望台(リスボン)

サンペドロ・デ・アルカンタラ展望台は、日本のテレビCM「消臭力」で子役の男の子が歌っていた展望台です。

7つの丘からなるリスボンは複数の展望台がありますが、サンペドロ・デ・アルカンタラ展望台はそのなかでも特に人気があります。

WiFiMAPをみると、この周辺にも数多くのフリーWiFiスポットがあるのが分かりますね。

シントラ宮殿(シントラ)

「シントラ宮殿」がある古都シントラへは、リスボンから電車なら約40分でアクセスできます。

シントラ宮殿は、シントラの中でも人気の高い観光スポットで、宮殿内部の装飾は息を飲むほどに美しく必見です。

古都シントラは町全体が世界遺産登録されており、周辺には多くの観光スポットがあります。

WiFiMAPをみると、人気の高い観光地であるにも関わらず周囲にはフリーWiFiスポットが見当たりませんね。

レガレイラ宮殿(シントラ)

世界遺産にも登録されている「レガレイラ宮殿」は、12世紀に王室の別荘として建築されたものです。

レガレイラ宮殿はその荘厳な宮殿の外観だけでなく、宇宙をイメージして設計されたという鬱蒼とした庭園も見どころと言えます。

WiFiMAPをみると、宮殿内に1つだけフリーWiFiスポットが確認できますね。

ただ、周辺にはそれ以外にフリーWiFiスポットが見当たりません。

ペーナ宮殿(シントラ)

ペーナ宮殿は、19世紀末に建てられたロマン主義建築の傑作です。

そのカラフルな見栄えがSNS映えするということでも人気を集めています。WiFiMAPをみるとこの周辺にもフリーWiFiスポットは見当たりませんね。

ロカ岬

ロカ岬はユーラシア大陸最西端に位置し、近隣の観光案内所では「最西端到達証明書」が受け取れます。

岬からは広大な太平洋の絶景を眺望でき、特に夕陽に染まる海は美しく必見です。

WiFiMAPをみると、岬に1つフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。

オビドス旧市街(オビドス)

まるで絵本から飛び出たような中世の街並みが残る「オビドス旧市街」は、ポルトガル観光でも人気の高いスポットです。

白壁の建物と石畳、その白壁を彩るブーゲンベリアの花々などインスタ映えする景観を満喫できます。

オビドスへは首都リスボンからバスを使うと1時間ほどでアクセスでき、リスボンから日帰りで観光を楽しむことも可能です。

上記WiFiMAPはオビドスのメインストリートを写しています。

観光客が多く訪れる人気のエリアということもあって、周辺にたくさんフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。

コインブラ大学(コインブラ)

13世紀に設立された「コインブラ大学」は、建築物としての歴史的な価値も高く2013年には世界遺産にも登録されました。

コインブラ大学自体はポルトガルを代表する国立大学として、現在も多くの学生が在籍しています。

街では、黒いマントを羽織ったコインブラの学生を数多く見かけるでしょう。

世界遺産にも登録された人気の観光地ということもあり、WiFiMAPをみると周辺にたくさんフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。

ジョアニナ図書館(コインブラ)

ジョアニナ図書館は、ディズニー映画「美女と野獣」のモデルになったと言われる美しい図書館です。

細やかな装飾が施された図書館内部は、確かに映画のワンシーンに出てきてもおかしくないくらい見ごたえがあります。

WiFiMAPをみると、この周辺にも多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

サンタ・クルス修道院(コインブラ)

サンタ・クルス修道院は1131年に、コインブラ城壁外に建築された修道士の館です。

建物は歴史のなかで改築が繰り返されており、現在では「静寂の回廊」がマヌエル様式の傑作とされています。

WiFiMAPをみるとこの周辺にも数多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

コスタ・ノヴァ

港町「コスタ・ノヴァ」は、ストライプの建物が立ち並ぶ様子がかわいらしいとSNSでも話題になった観光地です。

この地域は霧がでることが多く、漁師が濃霧の中でも自分の家を見つけられるようにするためこのような目立つ模様にしたと言われます。

港町だけあって、おいしいシーフード料理が食べられるのもコスタ・ノヴァの魅力です。

上記WiFiMAPのキャプチャは、コスタ・ノヴァのメインストリートやカラフルな建物が集まるエリアを写しています。

WiFiMAPをみると周辺に複数のフリーWiFiスポットが確認できますね。

アヴェイロ旧市街(アヴェイロ)

街の中心に運河がある水の都「アヴェイロ」では、モリセイロと呼ばれる小舟に乗って運河を巡るクルージングが人気です。

運河からは、アールヌーボー様式のかわいらしい建物が立ち並ぶ街並みを見学できます。

上記WiFiMAPは運河が流れるアヴェイロ旧市街を写したものです。

WiFiMAPをみると周辺に数多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

アヴェイロ美術館(アヴェイロ)

「アヴェイロ美術館」は、15世紀に建てられた修道院を使った美術館です。

バロック様式の傑作と言われるサンタ・ジョアナ王女の石棺をはじめ、中世の貴重な美術品を鑑賞できます。

WiFiMAPをみると周辺に複数のフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

ポルト歴史地区(ポルト)

ローマ時代から貿易港として栄え続けているポルトガル第2の都市「ポルト」は、古い町並みが残る旧市街が世界遺産に登録されています。

オレンジ屋根のかわいらしい建物が立ち並ぶ街の姿は情緒深く必見です。

観光人気の高い街だけあり、WiFiMAPをみると数多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

ドン・ルイス一世橋(ポルト)

ドウロ川にかかる「ドン・ルイス一世橋」も、ポルト観光の人気スポットです。

橋には歩道があり、歩道からポルトの街並みを見渡すことができます。

WiFiMAPをみると、この周辺にも多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

レロ書店/レロ・イ・イルマオン(ポルト)

ポルトガル最古の書店「レロ書店(レロ・イ・イルマオン)」は建物自体が世界遺産に登録されている珍しいスポットです。

美しい書店として人気があり、海外から数多くの観光客が訪れています。

WiFiMAPをみると、この周辺にも多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

エスタディオ・ド・ドラゴン(ポルト)

エスタディオ・ド・ドラゴンは、ポルトガルの名門プロサッカーチーム「FCポルト」のホームスタジアムです。

FCポルトの歴史を紹介する博物館も併設されています。

人気の高いプロサッカーチームのホームスタジアム周辺ということもあり、WiFiMAPをみると周辺に数多くのフリーWiFiスポットが確認できますね。

ポルトガルのホテルは?

ポルトガル滞在中に、一番長い時間過ごすことになるのは宿泊先のホテルでしょう。

それではポルトガルのホテルでは、どのくらいの割合でフリーWiFiが提供されているでしょうか。

ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、ポルトガルのホテルにおけるフリーWiFi提供状況を紹介します。

ポルトガル主要観光地のホテルにおけるフリーWiFi設置状況

スクロールできます
都市掲載ホテル数フリーWiFiが設置されたホテル数設置割合
ポルトガル全土37,31433,254約89%
リスボン4,3604,114約94%
ポルト3,0092,856約95%
アヴァイロ257229約90%
※2022年5月30日時点の情報です

ご覧の通りポルトガルでは9割程度のホテルで、フリーWiFiが提供されています。

一部では提供されていないので確実に使いたいときは事前の確認が必要なものの、ポルトガルのホテルではだいたいフリーWiFiが使えそうですね。

フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない

ポルトガルのなかでも観光客がよく訪れる場所(空港・ホテル・主要観光地)では、フリーWiFiスポットが豊富にあることが分かりました。

しかしフリーWiFiはセキュリティ的な不安が大きい上に利便性に大きな問題があっておすすめできません。

以下、その理由を解説しますね。

1.フリーWiFiの通信は簡単に盗み見られてしまう

フリーWiFiは暗号化されていないことが多いのに加え、仮に暗号化されていてもパスワードが公開されています。

そのためフリーWiFiの通信を盗み見ることは、技術的に難しくありません。

フリーWiFiを使うことで、個人情報を盗み見られてしまう可能性があるのです。

フリーWiFi上でクレジット決済やアプリ決済を行った場合は、クレジットカード番号を盗み見られ、悪用されるリスクもあります。

2.フリーWiFiの「なりすまし」による被害も多い

フリーWiFiは、簡単に「なりすまし」ができてしまいます。

最近では、悪意のある第三者がフリーWiFiのなりすましによって、利用者の通信を盗み見る例も少なくありません。

知らず知らずなりすましに接続してしまったことで、個人情報が盗み見られたりウイルス感染させられたりする可能性もあるのです。

3.フリーWiFiスポットの近くでないと使えない

フリーWiFiの最も大きな問題は、「スポットのすぐ近くでしか使えない」ということです。

いくらフリーWiFiスポットが数多くある繁華街でも、インターネットに接続するためにはその場所に行かなければなりません。

たとえば路上でスマートフォンの地図を調べたくても、フリーWiFiスポットの近くでなければインターネットにも接続できないのです。

スポットがカフェやレストランのようなお店であれば、基本的にそのお店を利用しないとフリーWiFiを使えない点も注意しなくてはなりません。

これでは手軽にインターネットに接続することはできないですね。

また、ポルトガルの主要な観光地でも、近くにフリーWiFiスポットが一切ない場所もあります。

そういった場所でも、この後に紹介するモバイル通信サービスであればインターネットに接続できる可能性があるのです。

4.フリーWiFiスポットによって通信品質に差がある

一口にフリーWiFiといっても通信品質には大きな差があります。

接続が不安定だったり、多くの人が同時利用するため通信速度が極端に少なかったりする例も少なくありません。

またホテルやカフェなどでは、席や客室によっては「電波が届かずに使えない」なんて例もあります。

仮に現地でフリーWiFiに接続できなくても、店員やホテルのスタッフにサポートを求めるのは困難でしょう。

このような理由から、ポルトガルではメインのインターネット接続手段としてフリーWiFiはおすすめできません。

フリーWiFiはどうしても他の手段がないときに限り、個人情報の送受信をせず必要最低限だけ使うようにしましょう。

ポルトガルで快適にインターネットを使いたいなら、これから紹介するモバイル通信系の手段をおすすめします。

フリーWiFiよりモバイル通信の方が、利用できるエリアが広い

フリーWiFiと比べ、これから紹介するモバイル通信を使ったサービスの方が利用できるエリアは圧倒的に広いです。

実際にどのくらい違うか例をみていきましょう。

参考にするのは、通信事業者の提供エリアマップを参照可能なスマートフォンアプリ「nPerf」のデータです。

nPerfではユーザー端末から収集したデータをもとに、各キャリアの提供エリアマップ(ネットワークカバレッジマップ)を作成しています。

nPerf internet speed test

nPerf internet speed test

nPerf SAS無料posted withアプリーチ

ここではnPerfが収集したモバイル通信事業者「Vodafone」の提供エリアと、フリーWiFiスポットの提供状況を比較します。

ペーナ宮殿(フリーWiFi)

上記はペーナ宮殿(シントラ)周辺のフリーWiFi提供状況です。

上記WiFiMAPのデータをみてわかるように、周辺にはフリーWiFiスポットは見当たりません。

ペーナ宮殿(Vodafone)

ご覧の通り、地図中央にあるペーナ宮殿(Palacio Nacional da Pena)が4G(LTE)通信の提供エリア内であることがわかります。

つまりVodafoneのモバイル通信であれば、ペーナ宮殿でインターネットに接続できるわけです。

もう1つ例をみていきましょう。

コスタ・ノヴァ(フリーWiFi)

上記WiFiMAPのキャプチャは、コスタ・ノヴァのメインストリートやカラフルな建物が集まるエリアを写したものです。

メインストリートにフリーWiFiスポットはありますが、利用するためには原則としてスポットを提供するお店などに入らないといけません。

コスタ・ノヴァ(Vodafone)

上記は、コスト・ノヴァの同じエリアを写したVodafoneの提供エリアマップです。

メインストリート全体が4G(LTE)通信の提供エリア内であることがわかります。

つまりVodafoneのモバイル通信なら、お店へ入らずとも路上でインターネットに接続できるわけです。

※色が塗られていないエリアは必ずしも提供エリア外というわけではありません。ユーザーがその場所へ行かず、提供エリアかどうか確認できないエリアということです。

このように、フリーWiFiと比べるとモバイル通信の方が提供できるエリアは広くなります。

この点もフリーWiFiより、これから紹介するモバイル通信を使ったサービスをおすすめできる理由です。

2. ポルトガルで利用可能なプリペイドSIMを購入する

プリペイドSIMとは前払いで使えるモバイル通信のサービスです。

ポルトガル現地で使えるプリペイドSIMのプランを契約すれば、ポルトガル滞在中はお手元のスマートフォンなどをインターネットに接続できます。

たとえば2GB/7日というプリペイドSIMのプランであれば、7日間の有効期限内に合計2GBまでモバイル通信が使えるということです。

当サイトで調査したところ、以下プリペイドSIMのプランが提供されていることを確認しました。

Vodafone※

スクロールできます
プランの内容料金日本円
5日間データ通信使い放題10ユーロ約1,368円
15日間データ通信使い放題15ユーロ約2,052円
20日間データ通信使い放題20ユーロ約2,736円
30日間データ通信使い放題30ユーロ約4,104円
参照元:Vodafone公式サイト

Lyca Mobile※

スクロールできます
プランの内容料金日本円
1GB/7日3.25ユーロ約445円
15GB/30日10ユーロ約1,368円
参照元:Lyca Mobile公式サイト
※掲載しているのは一部のプランです。その他のプランについてはリンク先で確認して下さい。
※1ユーロ=136.8円(2022/5/30時点のレート)で計算しています。

このうちLyca Mobileは、日本で言うところの格安SIMを販売するMVNOにあたる業者です。

大手ボーダフォンと比べると安い価格でプリペイドSIMを販売しています。

なおポルトガル現地で上記プランを購入して使うことも可能ですが、公用語であるポルトガル語や英語で店員と会話をしなくてはなりません。

不安な方は料金が高くなりますが、日本のAmazonなどからポルトガルで使えるプリペイドSIMを購入して持ち込むこと方が無難です。

インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい

プリペイドSIMがあれば、フリーWiFiスポットの近くでなくてもインターネットに接続でき便利です。

ポルトガル現地の価格で、安いプランを使えるのもメリットと言えます。

ただし、プリペイドSIMを使うためには、以下にあげる条件を自分で解決できなくてはなりません。

ポルトガルでプリペイドSIMを使うための3つの条件
  • 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
    ※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い
  • 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
  • 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる

これらの意味が理解できて、問題が起こっても自分で解決できるようなインターネット設定に慣れた方でないとプリペイドSIMは使えません。

自信のない方は、次から紹介する手段の方が簡単でおすすめです。

3. キャリアの海外ローミングを利用する

日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。

恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?

キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。

各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。

サービス名内容
ドコモ■パケットパック海外オプション
200円/1時間〜
980円/24時間
2,480円/3日間
3,980円/5日間
5,280円/7日間
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限
■海外パケ・ホーダイ
24.4MB /日|1,980円
無制限/日:2,980円
◇通話:従量課金
→利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要
au■世界データ定額
(利用日数:1日から30日)
490円/24時間〜
690円/24時間〜
980円/24時間〜
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限
◇通話:従量課金
→利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要
ソフトバンク■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
ahamo■月間20GBまで通信可能
※手続き不要
※20GB以上は追加費用発生
※15日以上の滞在では通信速度制限あり
◇通話:従量課金
povo■非対応
LINEMO■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
※アメリカ放題非対応
UQ mobile■対応
楽天モバイル■対応
※2022年5月時点

注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。

パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。

ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

トマト先生

キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。

4. 海外用ポケット型WiFiを利用する

海外旅行の際に現地でインターネットを行いたい場合は海外専用のポケットWiFiを事前にレンタルしていくという手段は最も一般的かもしれません。

国際空港のカウンターであれば、事前に契約手続きを済ませていれば出国前に受け取ることもできます。

※新型コロナウィルスの影響で受け取りカウンターが臨時休業となっている場合もありますので詳しくはご利用のサービスにご確認いただければ幸いです。

ポケットWiFiであればお使いのスマートフォンとポケットWiFi端末をWiFi接続するだけで簡単に現地でもインターネットをすることが出来ます。

SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく安全にかつ快適にインターネットを楽しむことが出来るでしょう。

ただし、多くの海外専用ポケットWiFiの場合、飛行機に乗っている間もレンタル期間にカウントされてしまうため、渡航時間が長い国へ行く際には少々もったいないかもしれません。

トマト先生

これまで説明してきた方法で最も簡単なやり方じゃ!

まとめ

ポルトガルではホテルや空港をはじめ主要な観光地でも、フリーWiFiを使える場所が多いです。

しかしフリーWiFiはセキュリティ的な不安が大きい上に、専用スポットのすぐ近くでしか使えないなど利便性にも問題がありおすすめできません。

プリペイドSIMであればフリーWiFiスポットが近くになくてもインターネットに接続できますが、使うための条件が難しいのが難点です。

インターネット設定に慣れていない方は使いこなせない可能性が高いのでおすすめできません。

その点、海外ローミングや海外用ポケット型WiFiであれば、プリペイドSIMよりはるかに条件が簡単です。

設定も難しくありません。ただ海外ローミングは通信キャリアによっては対応していない上に、プランや設定によっては想定外の料金が請求されることもあります。

以上の点から、ポルトガルで最もおすすめできるインターネット接続手段は海外用ポケット型WiFiです。

海外用ポケット型WiFiなら設定が簡単なのに加え、料金は完全定額制で思ってもなかった料金がかかることはありません。

たとえば海外用ポケット型WiFi「クラウドWiFi」であれば、ポルトガルで1GB/日のモバイル通信を850円/日で利用可能です。

またクラウドWiFiはクラウドSIM技術を採用しているため、電源を入れるだけで最適な電波を取得しインターネットに接続できます。

設定が簡単で手間もかかりません。

簡単で快適なインターネット接続手段を確保して、ポルトガルの観光をたっぷり楽しんでください!

トマト先生

やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!

ピーマンくん

ポルトガル旅行へ行くならクラウドWiFiがおすすめだよっ!

\海外で使うならこれで決まり/
クラウドWiFi公式サイトを見る▷▷

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WiFiPman登場人物紹介

■ピーマンくん■

Pman学園の生徒の一人。通信系の知識を学ぶために日夜勉強に励む努力家。好きなものはピーマンの肉詰め。
■トマト先生■

Pman学園の先生。ポケットWiFiのみならず通信系界隈の知識が豊富。トレードマークはちょっとグレーになってきている口髭。話が長いことが玉に瑕。
■レモンちゃん■

Pman学園の生徒でみんなのアイドル的存在。容姿端麗でかつ勉強が得意で通信関係の補足知識をよく教えてくれる。最近の流行りはヘアアレンジ。

この記事を書いた人

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