オーストリアのインターネット事情は?フリーWiFiは使える?

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音楽の都ウィーンをはじめ魅力的な観光スポットの多いオーストリアは、新婚旅行先としても人気の国です。

ここではオーストリアへ旅行に行ったときに使えるインターネット接続手段の種類と、オーストリアのインターネット事情を解説します。

インターネット接続手段の種類によって、難易度や快適さに大きな差があるので希望にあった方法をえらぶようにしましょう。

この記事では、オーストリアで使える最も簡単で快適なインターネット接続手段はどれか、おすすめも紹介しているので参考にして下さい!

オーストリアでのインターネット接続手段比較表

スクロールできます
通信品質セキュリティ使いやすさコスト
ポケット型WiFi
フリーWiFi×
プリペイドSIM
海外ローミング
  • ポケット型WiFi(★おすすめ) 
    安全性が高く電源を入れるだけで使える。複数デバイスで利用可能。
  • フリーWiFi 
    無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。
  • プリペイドSIM
    現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。
  • 海外ローミング
    設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
目次(タップしてジャンプ)

オーストリアのインターネット事情

インターネット環境が整備され現地の人が不自由なくインターネットを使える国の方が、海外からの観光客も快適にインターネットを使えます。

海外へ旅行したときに、渡航先の国でどれだけインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によるのです。

そこで、この項ではオーストリアのインターネット事情をみていきましょう。

まずインターネットに関する様々な統計を公開している「Internet World Stats」のウェブページから、オーストリアのインターネット普及率を紹介します。

オーストリアのインターネット普及率(2021年)

国名/地域名普及率
オーストリア87.6 %
ヨーロッパ平均87.7%
日本94.5%
※参照元:「Internet World Stats

オーストリアのインターネット普及率は87.6%で、日本と比べると若干低いです。

インターネット環境が整備された日本では、人が暮らすエリアならだいたいインターネットが使えます。

インターネット環境が確保できず困ることはほとんどありません。

日本より少しインターネット普及率が低いオーストリアでは、日本と比べるとインターネット環境を確保し辛そうですね。

オーストリア滞在中にインターネット環境をきちんと確保するためには、事前の準備が欠かせません。

次にインターネット通信速度のデータをみていきましょう。

快適にインターネットを使うためには、通信速度も重要な要素です。

以下、インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」が集計したデータを紹介します。

オーストリアのインターネット通信速度と順位(2022年5月時点)

固定回線

スクロールできます
順位国名通信速度(下り)
全世界64.70Mbps
8アメリカ152.66Mbps
9日本137.19Mbps
56オーストリア60.80Mbps

モバイル回線

スクロールできます
順位国名通信速度(下り)
世界30.37Mbps
25アメリカ59.93Mbps
27オーストリア58.87Mbps
45日本42.60Mbps
※参照元:SPEEDTEST「Speedtest Global Index
※参照したデータをもとに、当サイトが表を作成しています。
※インターネット通信速度の「中央値」による統計です。

オーストリアのインターネット通信速度をみてみると、固定回線に関しては日本の1/2以下、モバイル回線は日本より約16Mbps速いです。

日本では、インターネット通信速度が遅くてストレスを感じることはあまりありません。

動画も、たいていスムーズに鑑賞できます。

一方オーストリアの固定回線は、日本に比べ物足りないと感じることが多いかもしれませんね。

反対に海外ローミングやポケット型WiFiで使うモバイル回線は日本より速いくらいなので、日本人観光客も快適に使えそうです。

日本人がオーストリアに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは?

オーストリアのインターネット環境は、固定回線の通信速度を除き日本とほぼ同程度に整備されていることをみてきました。

それではオーストリアでは、日本人観光客はどのような手段でインターネットに接続できるでしょうか。

主な手段として、以下があげられます。

オーストリアでインターネットに接続する4つの方法
  1. ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
  2. オーストリアで利用可能なプリペイドSIMを購入する
  3. 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
  4. オーストリアに対応した海外用ポケット型WiFiルーターをレンタルする

これらは海外旅行をしたときに、特によく使われるインターネット接続手段の種類です。

ただ種類によって難易度や通信品質に差があるので、渡航前に把握しておきましょう。

以下、それぞれの手段の特徴について解説しますね。

1.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する

フリーWiFiとは、文字通り無料で使えるWiFi環境のことです。

日本でもファーストフードショップやカフェなどで提供されているので、使ったことがある方も多いでしょう。

オーストリアでもフリーWiFiが使えれば、観光客はインターネットに接続できます。

それではオーストリアでは、どのくらいフリーWiFiが使えるのでしょうか。

よく知られている海外観光ガイドブック「地球の歩き方」では、オーストリアのフリーWiFi事情について以下のようにまとめています。

無線LAN対応のノートパソコン、スマートフォンを持っていれば、客室やロビーからインターネット (Wi-Fi) に接続できるホテルが多い。
自動的に接続される場合とホテルのフロントで接続に必要なユーザーネームやパスワードを教えてもらってから接続する方法がある。
有料の場合は、利用時間分をクレジットカードで購入する。
(中略)
空港や主要駅、多くのカフェなどでも無料Wi-Fiが利用できる。

参照元:「地球の歩き方 ウィーンとオーストリア 2020〜21」(P371)

地球の歩き方の情報をみる限り、オーストリアではフリーWiFiを使える場所が多いようですね。

また、オーストリア観光局の公式サイトでは、以下のような記載がありました。

オーストリア連邦鉄道の最高時速230キロの高速列車レイルジェット(RJ)は、無料Wi-Fi、車内エンターテイメント、車内レストランはもちろんのこと、静かなファミリー用ゾーン、ビジネスゾーンなど、様々な便利なサービスを提供し、究極な旅の快適性を叶えてくれます。

参照元:オーストリア観光局公式サイト

オーストリア連邦鉄道は、オーストリア国内で長距離移動する際にも便利な交通手段です。

鉄道内でフリーWiFi(無料Wi-Fi)が使えるのは便利ですね。

以下、オーストリアのなかでも特に日本人観光客がよく訪れる場所に、どのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。

空港のフリーWiFiスポットは?

オーストリアへの入出国時や、オーストリア国内で遠くへ移動する際には空港を使います。

空港では手続きなどのために長い時間滞在することになるので、フリーWiFiを使いたいと考える方も多いでしょう。

当サイトでは、オーストリアの中でも日本人が特によく使う空港のWiFi提供状況を調査しました。

結果は以下の通りです。

ウィーン国際空港(VIE)

ウィーン国際空港は、首都ウィーンから18km程の場所にある国際空港です。

日本からウィーン国際空港へは、直行便でアクセスできます。

空港の公式サイトには、フリーWiFiの提供について以下のように記載されていました。

(当サイトで日本語に訳しています。)

ウィーン国際空港では、空港内の全てのエリアでフリーWiFiを提供しています。
フリーWiFiを利用するためには、WiFi対応のPCやタブレット、スマートフォンが必要です。
ウィーン国際空港のフリーWiFiを利用するにあたり、特別な設定はありません。

参照元:ウィーン国際空港公式サイト

インスブルック空港(INN)

インスブルック空港は、チロル州州都のインスブルック旧市街から約5kmの場所にある空港です。

2022年6月現在、日本からの直行便はありません。

インスブルック空港の公式サイトには、フリーWiFiに関する記載が見つかりませんでした。

そこで、当サイトでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」を利用し、インスブルック空港のフリーWiFiスポット有無を確認しています。

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

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WiFi Map LLC無料posted withアプリーチ

WiFiMAPを使って調査した結果が以下の通りです。

WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。

WiFiMAPをみると、空港内に複数のフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

グラーツ空港(GRZ)

グラーツ空港は、シュタイアーマルク州の州都グラーツにある空港です。

2022年6月現在、日本からの直行便はありません。

空港の公式サイトには、フリーWiFiの提供について以下のように記載されていました。

(当サイトで日本語に訳しています。)

グラーツ空港では、出発ターミナル全体でフリーWiFiを利用いただけます。
もちろん会議室でもフリーWiFiを利用可能です。

参照元:グラーツ空港公式サイト

ザルツブルク空港(SZG)

ザルツブルク空港は、ザルツブルク市内中心部から5km程の場所にある空港です。

2022年6月現在、日本からの直行便はありません。

空港の公式サイトには、フリーWiFiの提供について以下のように記載されていました。

(当サイトで日本語に訳しています。)

ザルツブルク空港では全ての利用者にフリーWiFiを提供しています。
フリーWiFiを使える場所は以下の通りです。
チェックイン/ショップ/インフォメーションデスク/レストラン/出発ロビー

参照元:ザルツブルク空港公式サイト

リンク空港(LNZ)

リンク空港は、オーストリア第3の都市「リンツ」に近いヘルシングにある空港です。

2022年6月現在、日本からの直行便はありません。

空港の公式サイトには、フリーWiFiの提供について以下のように記載されていました。

(当サイトで日本語に訳しています。)

空港内ではフリーWiFiを利用いただけます。
SSID「Linz airport free」に接続し、インターネットをお楽しみください。

参照元:リンク空港公式サイト

各公式サイトの情報をみる限り、オーストリアの空港ではフリーWiFiを使ってインターネットに接続できそうですね。

観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?

日本人の新婚旅行先としても人気のオーストリアには、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

そんなオーストリアの主要観光地にはフリーWiFiスポットが多いので、アプリなどを使えば周辺のスポットを比較的簡単に見つけられるでしょう。

ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」で、オーストリアの各観光地にフリーWiFiスポットが実際どのくらいあるか確認します。

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

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WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。

青い丸の中に数字が書かれているのは、周辺にその分だけフリーWiFiスポットがあるということです。

シェーンブルン宮殿(ウィーン)

シェーンブルン宮殿は、ハプスブルク王朝の歴代君主が夏の離宮として使っていた宮殿です。

モーツァルトが実際に演奏を行った鏡の間をはじめ、内部は絢爛豪華な装飾で溢れています。

シェーンブルン宮殿は世界遺産にも登録されており、ウィーン観光で特に外せないスポットです。

WiFiMAPをみると、ウィーンを代表する観光地だけあり周辺に多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

ウィーン国立歌劇場(ウィーン)

ウィーン国立歌劇場は世界3大歌劇場の1つです。

9月~6月のシーズン中は、ほぼ日替わりで様々な演目の公演が行われています。

公演のチケットは日本からインターネット購入することも可能です。

WiFiMAPをみると、ウィーン中心部の観光地だけあり周辺には非常に多くのフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。

ウィーン国立歌劇場の近くには、シュテファン大聖堂や、オーストリア国立図書館、ウィーン市庁舎などの観光スポットが集まっています。

ベルヴェデーレ宮殿(ウィーン)

ベルヴェデーレ宮殿は、オーストリア帝国の英雄「オイゲン公」が夏の離宮として建てた宮殿でオーストリア・バロックの傑作です。

また宮殿内部は、クリムトの「接吻」を含むオーストリア美術の傑作を公開するギャラリーとなっています。

また宮殿から望むウィーン市街地の街並みも絶景で見逃せません。

WiFiMAPをみると、ベルヴェデーレ宮殿周辺には非常に多くのフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。

メルク修道院(ウィーン周辺)

メルク修道院は、世界遺産登録されている景勝地「ヴァッハウ渓谷」の中でも、特に人気の高い観光スポットです。

オーストリア・バロックの至宝とも言われる美しい外観は、ウィーンからわざわざ足を延ばしても見る価値があります。

WiFiMAPをみると、周辺に複数のフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

ホーエンザルツブルク城(ザルツブルク)

ホーエンザルツブルク城は小高い丘の上にたつ、ザルツブルクのシンボルです。

城の内部が博物館となっていて見学できる他、標高508mの高台にあるためザルツブルグの街を一望することもできます。

WiFiMAPをみると、周辺には非常に多くのフリーWiFiスポットが確認できますね。

レジデンツ広場(ザルツブルグ)

レジデンツ広場は旧市街の中心に位置し、大司教が居住していたレジデンツと大聖堂に囲まれた広場です。

広場にあるバロック様式の趣き深い噴水は、名作映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場しています。

ザルツブルグ観光の中心的なスポットだけあり、周辺には多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

モーツアルトの生家や聖ペーター教会といった観光スポットもこの近くにあります。

ミラベル宮殿・庭園(ザルツブルグ)

ミラベル宮殿は、1606年に当時のザルツブルグ大司教が愛人のために建てたバロック様式の壮麗な宮殿です。

現在、ミラベル宮殿は市役所や図書館として使われており、内部を見学することもできます。

ミラベル宮殿は、名作映画「サウンド・オブ・ミュージック」に登場したことでも有名です。

WiFiMAPをみるとこの周辺にも多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

エスターハージー宮殿(アイゼンシュタット)

エスターハージー宮殿は、ヨーロッパでも有数の貴族「エスターハージー侯爵」の居城だった場所です。

オーストリア屈指の美しさを誇るバロック様式の建築で、オーストリアを代表する作曲家「ハイドン」考案の音楽ホールも見学できます。

WiFiMAPをみると周辺に複数のフリーWiFiスポットが確認できますね。

近隣には、ハイドンが暮らした家を使ったハイドン博物館もあります。

ノイジードラー湖(アイゼンシュタット)

ノイジードラー湖は、草原に囲まれた美しい湖で世界遺産にも登録されています。

湖周辺には300を超える野鳥が生息しており、バードウォッチングのスポットとしても有名です。

上記WiFiMAPは、ワインの名産地としても知られる湖畔の街「ルスト」中心部を写しています。

WiFiMAPをみると、複数のフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

ハルシュタット湖畔(ハルシュタット)

ハルシュタット湖畔は中世の街並みが残り、「世界一美しい湖畔」とも言われる観光スポットです。

湖と街並み、周辺の山々の織りなす景観が素晴らしく、街には絶景をみられるポイントがいくつもあります。

上記WiFiMAPはハルシュタット湖畔のマルクト広場周辺を写したものです。

広場周辺に複数のフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

黄金の小屋根(インスブルック)

黄金の小屋根は、インスブルック旧市街の広場で行われるイベントの観戦用に作られた王のためのロイヤルボックス(特等席)です。

銅製のタイルで作られた屋根に、2,600枚を超える金箔が張られていることから「黄金の小屋根」と呼ばれています。

驚くほどに眩しいその屋根の美しさには、目を見張ることでしょう。

WiFiMAPをみると、周辺に多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

インスブルック頂上駅(インスブルック)

インスブルック頂上駅へは、ケーブルカーとロープウェイを使ってアクセスできます。

頂上駅の景色も素晴らしいですが、少し登山をするのがおすすめ。

山頂からは何も遮るものなしに、アルプス山脈とインスブルックの街並みを一望できます。

WiFiMAPをみると、頂上駅にフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

オーストリアのホテルではフリーWiFiが使える?

海外旅行中に、一番長い時間滞在するのは宿泊先のホテルです。

そのためホテルでフリーWiFiを使いたいと考える方も多いでしょう。

それではオーストリアでは、どのくらいの割合でホテルにフリーWiFiが設置されているでしょうか。

ここでは、世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」の宿泊情報を参考に、オーストリアのホテルにおけるフリーWiFiの提供状況を確認しました。

結果は以下の通りです。

オーストリア主要観光地のホテルにおけるフリーWiFi設置状況

スクロールできます
都市掲載ホテル数フリーWiFiが設置されたホテル数設置割合
オーストリア全土32,98230,008約91%
ウィーン2,0921,930約92%
ザルツブルク270256約95%
ハルシュタット5854約93%
インスブルック285267約94%
※2022年6月27日時点の情報です。

Booking.comのデータによると、オーストリアでは9割以上のホテルでフリーWiFiが使えることになります。

ただし100%ではないので、確実にフリーWiFiを使いたい方は事前の確認は必要です。

フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない

オーストリアの空港や主要な観光地、ホテルではフリーWiFiを使える場所が多いことをみてきました。

そのため「フリーWiFiが使えれば、他のインターネット接続手段は必要ないかな」と考えている方がいるかもしれません。

しかし実際にはフリーWiFiにはセキュリティ的なリスクがある上に、利便性もよいとは言えない点は注意が必要です。

フリーWiFiは実際のところ、オーストリアでメインに使うインターネット接続手段としておすすめできません。

以下、なぜおすすめできないか詳しく解説しますね。

1.フリーWiFi上の通信は簡単に盗み見られてしまう

フリーWiFiの通信は暗号化されていないか、暗号化されていてもパスワードが公開されています。

そのため、フリーWiFi上の通信を盗み見るのは難しいことではありません。

フリーWiFiでインターネットに接続したために、個人情報を盗み見られてしまう可能性があるのです。

仮にフリーWiFi上でアプリ決済やクレジット決済を行った場合は、クレジット番号が盗み見られ、悪用されてしまう可能性も否定できません。

2.なりすましによる被害も多い

フリーWiFiに似せたなりすましによる被害もあとを絶ちません。

万が一なりすましに接続してしまうと、個人情報を盗み見られたりウイルス感染させられたりするリスクがあるのです。

さらに悪いことに、WiFiを使い慣れた方でもなりすましを見破るのは簡単ではありません。

なりすましに接続してしまったことに気づかず、あとで理由の分からない大きな被害をこうむっているなんてこともあるのです。

こんなにセキュリティ上の不安が大きいと、気持ちよくフリーWiFiは利用できないですね。

3.フリーWiFiを使える場所や機会は限られる

フリーWiFiは専用スポットの近くでしか使えません。

たとえばファーストフードショップのフリーWiFiを使いたい場合、わざわざそのお店へ行って客として入店する必要があります。

日本国内であれば、フリーWiFiスポットが近くになくても手元のスマートフォンをインターネットへ接続して地図を見ることも可能です。

しかしオーストリアでフリーWiFiしかインターネット接続手段がないと、そのような便利な使い方はできません。

4.フリーWiFiは通信品質が悪い場合も少なくない

フリーWiFiは無料で使える手前、通信品質は必ずしも良くはありません。

十分な通信速度でインターネットに接続できるスポットもあれば、接続が不安定だったり通信速度が遅かったりするスポットもあります。

通信品質に問題があるからといって、異国の地で店員を呼び出して改善を依頼するのも難しいでしょう。

(仮に店員に改善を要求しても、店員が改善できるとも限りません。)

このようにオーストリアで使うインターネット接続手段として、フリーWiFiは問題が多いです。

オーストリアでストレスなくインターネットを使いたい場合は、これから紹介するモバイル通信系のサービスをおすすめします。

フリーWiFiは他の手段が使えない場合に限り、個人情報の送受信を控え調べものをするなど必要最低限の利用にとどめましょう。

2.オーストリアで利用可能なプリペイドSIMを購入する

プリペイドSIMとは、あらかじめ使う分だけのモバイル通信を購入してインターネットに接続できるサービスです。

たとえば3GB/7日というプリペイドSIMのプランであれば、有効期限7日間で合計3GB分のモバイル通信を行えることになります。

実際、海外へ行ってから現地でプリペイドSIMを契約してインターネット接続する旅行者も少なくありません。

当サイトで調べたところ、オーストリア現地では以下プリペイドSIMのプランが販売されていることを確認しました。

A1 Telekom※

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プランの内容料金日本円
6GB/28日10ユーロ約1,431円
15GB/28日15ユーロ約2,147円
18GB/2820ユーロ約2,862円
30GB/28日30ユーロ約4,293円
参照元:A1 Telekom公式サイト

Magenta Telekom※

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プランの内容料金日本円
8GB/28日10ユーロ約1,431円
18GB/28日18ユーロ約2,576円
参照元:Magenta Telekom公式サイト

Drei Austria※

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プランの内容料金日本円
8GB/30日10ユーロ約1,431円
20GB/30日20ユーロ約2,862円
無制限/30日30ユーロ約4,293円
参照元:Drei Austria公式サイト

yesss!※

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プランの内容料金日本円
10GB/30日8.49ユーロ約1,215円
20GB/30日9.99ユーロ約1,430円
35GB/30日14.99ユーロ約2,145円
参照元:yesss!公式サイト
※掲載しているのは一部のプランです。その他のプランについてはリンク先で確認して下さい。
※1ユーロ=143.1円(2022/6/27時点のレート)で計算しています。

この中でyesss!は、自社で通信回線を持たないMVNO(日本で言うところの格安SIMを販売する業者)です。

そのため他の3社と比べるとプランの料金が安くなっています。

なお、これらプリペイドSIMプランを現地で契約する場合、ドイツ語や英語でショップ店員とコミュニケーションをとらなくてはなりません。

不安な方は料金が高くなる可能性がありますが、オーストリアで使えるプリペイドSIMを日本で購入して持ち込む方が無難です。

インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい

プリペイドSIMなら、フリーWiFiスポットの近くでなくてもインターネットに接続できます。

プリペイドSIMではフリーWiFiのように、通信内容を覗き見られてしまう不安もないです。

その一方でプリペイドSIMを使うためには、以下にあげる設定や条件をクリアしなくてはならない点は注意が必要です。

オーストリアでプリペイドSIMを使うための3つの条件
  • 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
    ※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い
  • 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
  • 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる

これらの意味を理解できて、トラブルが起きても自分で解決できるようなインターネット設定に慣れた方でないとプリペイドSIMは使えません。

自信のない方はプリペイドSIMを購入しても使いこなせず無駄にしてしまう可能性が高いです。

そのため次項から紹介する、プリペイドSIMより簡単な方法をおすすめします。

3.キャリアの海外ローミング

日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。

恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?

キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。

各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。

サービス名内容
ドコモ■パケットパック海外オプション
200円/1時間〜
980円/24時間
2,480円/3日間
3,980円/5日間
5,280円/7日間
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限
■海外パケ・ホーダイ
24.4MB /日|1,980円
無制限/日:2,980円
◇通話:従量課金
→利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要
au■世界データ定額
(利用日数:1日から30日)
490円/24時間〜
690円/24時間〜
980円/24時間〜
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限
◇通話:従量課金
→利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要
ソフトバンク■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
ahamo■月間20GBまで通信可能
※手続き不要
※20GB以上は追加費用発生
※15日以上の滞在では通信速度制限あり
◇通話:従量課金
povo■非対応
LINEMO■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
※アメリカ放題非対応
UQ mobile■対応
楽天モバイル■対応
※2022年6月時点

注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。

パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。

ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

トマト先生

キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。

4.海外用ポケット型WiFiを利用する

海外旅行の際に現地でインターネットを行いたい場合は海外専用のポケットWiFiを事前にレンタルしていくという手段は最も一般的かもしれません。

国際空港のカウンターであれば、事前に契約手続きを済ませていれば出国前に受け取ることもできます。

※新型コロナウィルスの影響で受け取りカウンターが臨時休業となっている場合もありますので詳しくはご利用のサービスにご確認いただければ幸いです。

ポケットWiFiであればお使いのスマートフォンとポケットWiFi端末をWiFi接続するだけで簡単に現地でもインターネットをすることが出来ます。

SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく安全にかつ快適にインターネットを楽しむことが出来るでしょう。

ただし、多くの海外専用ポケットWiFiの場合、飛行機に乗っている間もレンタル期間にカウントされてしまうため、渡航時間が長い国へ行く際には少々もったいないかもしれません。

トマト先生

これまで説明してきた方法で最も簡単なやり方じゃ!

まとめ

オーストリアでは空港や人気の観光地、ホテルでフリーWiFiを使える場所が多いです。

しかしフリーWiFiはセキュリティ的な不安が付きまとう上に、専用スポットの近くでしか使えないなど不便な点が少なくありません。

その点プリペイドSIMであれば、フリーWiFiスポットの近くでも使えるなどフリーWiFiよりずっと便利です。

しかしプリペイドSIMは使うための条件や設定が難しいことから、インターネット設定に慣れた方でないと使いこなせません。

自信のない方は、より簡単な方法をおすすめします。

海外ローミングや海外用ポケット型WiFiであれば、プリペイドSIMよりずっと簡単に利用可能です。

プリペイドSIMのような難しい条件や設定はありません。

ただし海外ローミングに関しては、プランや設定によっては想定外の料金が発生してしまうことがあり注意が必要です。

一方、海外用ポケット型WiFiであれば完全定額制なので料金に関する不安がありません。

たとえばポケット型WiFiサービス「クラウドWiFi」では、オーストリアで1GB/日のモバイル通信を1,200円/日の完全定額制で利用可能。

想定外の料金を請求されることはありません。

さらにクラウドWiFiであれば、クラウドSIM技術により電源を入れるだけで最適な電波を取得し簡単にインターネットに接続できます。

簡単で安心なインターネット接続手段を確保して、オーストリア観光を思う存分楽しんでくださいね!

トマト先生

やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!

ピーマンくん

オーストリア旅行へ行くならクラウドWiFiがおすすめだよっ!

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WiFiPman登場人物紹介

■ピーマンくん■

Pman学園の生徒の一人。通信系の知識を学ぶために日夜勉強に励む努力家。好きなものはピーマンの肉詰め。
■トマト先生■

Pman学園の先生。ポケットWiFiのみならず通信系界隈の知識が豊富。トレードマークはちょっとグレーになってきている口髭。話が長いことが玉に瑕。
■レモンちゃん■

Pman学園の生徒でみんなのアイドル的存在。容姿端麗でかつ勉強が得意で通信関係の補足知識をよく教えてくれる。最近の流行りはヘアアレンジ。

この記事を書いた人

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また海外でのインターネット事情にも精通しているので、現地情報を盛り込んだフレッシュな情報をお送りいたします!

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