ボリビアのインターネット事情は?フリーWiFiは使える?

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ウユニ塩湖をはじめボリビアは魅力的な観光地が豊富で、海外から数多くの観光客が訪れています。

一方でインターネット事情は日本に比べ良いとは言えず、観光中にストレスなくインターネットを使いたいときは事前の準備が欠かせません。

この記事ではボリビアのインターネット事情と、フリーWiFiなどボリビア観光中に使えるインターネット接続手段を紹介します。

どの方法が簡単で快適かも解説しているので、ボリビア渡航前に是非参考にして下さい!

ボリビアでのインターネット接続手段比較表

スクロールできます
通信品質セキュリティ使いやすさコスト
ポケット型WiFi
フリーWiFi×
プリペイドSIM
海外ローミング
  • ポケット型WiFi(★おすすめ) 
    安全性が高く電源を入れるだけで使える。複数デバイスで利用可能。
  • フリーWiFi 
    無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。
  • プリペイドSIM
    現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。
  • 海外ローミング
    設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
目次(タップしてジャンプ)

ボリビアのインターネット事情

海外からの観光客が渡航先の国でどのくらいインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によります。

インターネット環境が整備され、現地の人が不自由なくインターネットを使える国の方が、観光客もインターネットを使いやすいわけです。

それではボリビアのインターネット事情は、どのような感じでしょうか。

まずは世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」のデータを参考に、ボリビアのインターネット普及率をみていきます。

ボリビアのインターネット普及率(2022年)

国名/地域名普及率
ボリビア73.9%
南米平均84.4%
※参照元:「Internet World Stats

調査年は異なりますが、2021年時点における日本のインターネット普及率は94.5%でした。

それに対しボリビアのインターネット普及率は73.9%で、日本より20%以上低い上に南米平均と比べても10%以上低くなっています。

日本では自然ばかりのエリアでない限り、だいたい何らかの方法でインターネットに接続可能です。

インターネット接続の手段が、何も見つからなくて困るといったことはほとんどありません。

一方、日本と比べ大分インターネット普及率が低いボリビアでは、インターネット環境の確保に苦労するかもしれませんね。

ボリビア観光中にインターネットを不自由なく使えるようにするためには、日本にいる間に十分な準備をしておいた方がよいでしょう。

次にボリビアのインターネット通信速度をみていきます。

インターネット環境を確保できたとしても、快適に使えるかどうかは通信速度次第です。

以下、インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」が集計したデータを参考に、ボリビアのデータをみていきましょう。

ボリビアのインターネット通信速度と順位(2022年6月時点)

固定回線

スクロールできます
順位国名通信速度(下り)
全世界66.25Mbps
8アメリカ153.80Mbps
9日本134.47Mbps
115ボリビア22.72Mbps

モバイル回線

スクロールできます
順位国名通信速度(下り)
世界31.01Mbps
27アメリカ59.47Mbps
47日本41.75Mbps
124ボリビア12.01Mbps
※参照元:SPEEDTEST「Speedtest Global Index
※参照したデータをもとに、当サイトが表を作成しています。
※インターネット通信速度の「中央値」による統計です。

ボリビアのインターネット通信速度をみると、固定回線は22.72Mbpsで日本より100Mbps以上遅く、モバイル回線は12.01Mbpsで日本の1/3以下です。

日本では固定回線もモバイル回線も、通信速度は十分で困ることはほとんどありません。

ホームページや地図アプリはさくさく表示されますし、動画の再生もスムーズです。

一方、ボリビアの通信速度は日本よりずっと遅いので、日本人は使っていてストレスを感じることが多そうですね。

ボリビアへ観光に行く際は、できるだけ通信品質の安定したインターネット接続手段を用意したいものです。

日本人がボリビアに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは?

ボリビアのインターネット環境が、日本と比べて整備されていないことをみてきました。

それでは、そんなボリビアに日本人が旅行や出張で滞在するときは、どのような方法でインターネットに接続できるでしょうか。

一般的によく使われる方法として、以下の4種類があります。

ボリビアでインターネットに接続する4つの方法
  1. ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
  2. ボリビアで利用可能なプリペイドSIMを購入する
  3. 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
  4. ボリビアに対応した海外用ポケット型WiFiのルーターをレンタルする

この4種類は、日本人に限らず海外旅行者がよく使うインターネット接続の手段です。

ただ、手段によって通信品質や難易度に差があるため、できるだけ自分にあった方法をえらびたいものです。

以下、それぞれどんな方法か解説しますね。

1.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する

フリーWiFiとは名前の通り、無料で使えるWiFiのことです。

日本でもファーストフード店やカフェなどいろいろな場所でフリーWiFiが提供されているので、使ったことがある方も多いでしょう。

フリーWiFiの設定はたいてい簡単で、誰でも手軽に使えます。

ボリビアにもフリーWiFiの環境があれば、日本人観光客はWiFi経由でインターネットに接続可能です。

それではボリビアには、どのくらいフリーWiFiスポットがあるでしょうか。

海外旅行の観光ガイドブックとして必ず名前がでてくる「地球の歩き方」では、ボリビアのフリーWiFi事情について以下のようにまとめています。

ペルー・ボリビア・エクアドル・コロンビアでスマホ、ネットを使うには
まずは、ホテルなどのネットサービス(有料または無料)、 Wi-Fiスポット(インターネットアクセスポイント。無料)を活用する方法がある。
ペルー・ボリビア・エクアドル・コロンビアでは、主要ホテルや町なかにWi-Fiスポットがあるので、宿泊ホテルでの利用可否やどこにWi-Fiスポットがあるかなどの情報を事前にネットなどで調べておくとよいだろう。
ただしWi-Fiスポットでは、通信速度が不安定だったり、繋がらない場合があったり、利用できる場所が限定されたりするというデメリットもある

参照元:「地球の歩き方 ペルー 2020〜21」(P406)

地球の歩き方の情報をみる限り、ボリビアではフリーWiFiを使えるスポットが多いようですね。

ただ地球の歩き方でも書いているように、フリーWiFiは通信品質や使い勝手の面で問題があるのは否めません。

地球の歩き方では、より快適なインターネット接続手段として同じページで海外用ポケット型WiFiレンタルや海外ローミングをあげています。

これらの詳細については後述しますね。

次の項からは、ボリビアのなかでも特に日本人がよく訪れる場所にフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。

空港のフリーWiFiスポットは?

海外旅行をするときは、入出国の手続きや搭乗待ちなどで空港にいる時間が長くなりがち。

空港で有効に時間を使うためにも、インターネットに接続したいと考える方も多いでしょう。

それではボリビアの空港ではフリーWiFiが使えるでしょうか。

ここではボリビアのなかでも、特によく日本人が使う空港にフリーWiFiのスポットがあるかみていきましょう。

国土が日本の3倍を超える広いボリビアでは、国内を移動する際に空港を使うこともあります。

そのためボリビアで日本人は、複数の空港を使う可能性があるのです。

ここではボリビアの旅行会社「Ludora Travel Club」が運営する、ボリビア観光情報サイト「BOLIVIATRAVELSITE.COM」などを参考に各空港のフリーWiFi提供状況を調べました。結果は以下の通りです。

エル・アルト国際空港(LPB)

エル・アルト国際空港はボリビアの実質的な首都「ラパス」近郊の都市「エル・アルト」にある空港です。

BOLIVIATRAVELSITE.COMによれば、エル・アルト国際空港には「観光客向けにインターネットサービスは提供されている」とのこと。

ただ、それがフリーWiFiかどうかまでは記載されていませんでした。

そこで世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」を使い、エル・アルト国際空港にフリーWiFiがあるか確認しました。

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

WiFi Map LLC無料posted withアプリーチ

WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。

青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその分だけフリーWiFiスポットがあるということです。

WiFiMAPを使い、空港のフリーWiFi提供状況を調べた結果が以下の通りです。

WiFiMAPをみる限り、エル・アルト国際空港内とその周辺には非常に多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

アルカンタリ国際空港(SRE)

アルカンタリ国際空港は、憲法上の首都スクレにある国際空港です。BOLIVIATRAVELSITE.COMには、アルカンタリ国際空港ではフリーWiFiが利用できると記載されています。

ビルビル国際空港(VVI)

ビルビル国際空港はボリビア第2の都市「サンタ・クルス」にある空港です。BOLIVIATRAVELSITE.COMによれば、ビルビル国際空港では「インターネットブース」が提供されているとのこと。

ただフリーWiFiの提供状況まで記載されていないため、WiFiMAPを使い調査しました。結果は以下の通りです。

ご覧の通り、ビルビル国際空港内とその周辺に複数のフリーWiFiスポットが確認できますね。

ウユニ空港 /インテルナシオナル・ラ・ホヤ・アンディナ空港(UYU)

ウユニ空港は、ボリビアの代表的な観光地「ウユニ塩湖」近くにある空港です。

BOLIVIATRAVELSITE.COMをみると、ウユニ空港でフリーWiFiやインターネットサービスが提供されているとの記載がありません。

ただ空港内にレストランやカフェなどもないとのことですので、利用客向けのサービスが充実していない空港であると考えられます。

参考までにWiFiMAPをみると、やはり以下のように空港内と周辺にフリーWiFiスポットが確認できませんでした。

このようにボリビアでは、だいたいの空港でフリーWiFiを使ってインターネットに接続できそうですね。

観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?

最初に結論を書くと、ボリビアの市街地にある人気観光地ではたいてい周辺に複数のフリーWiFiスポットがあります。

専用アプリを使って事前に調べておけば、行き先周辺のフリーWiFiスポットを簡単に検索可能です。

ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」で、ボリビアの各観光地にフリーWiFiスポットが実際どのくらいあるか確認します。

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

WiFi Map LLC無料posted withアプリーチ

WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。

青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその分だけフリーWiFiスポットがあるということです。

ムリリョ広場(ラパス)

ボリビア独立戦争の英雄「ムリリョ」の名前が由来となったムリリョ広場は、首都ラパス観光の中心的なスポットです。

地元市民の憩いの場にもなっているムリリョ広場周辺には、カテドラルや大統領官邸など、歴史的にも価値が高い建造物が立ち並んでいます。

WiFiMAPをみると、ラパス観光の中心的なエリアだけあり周辺に複数のフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

サン・フランシスコ寺院(ラパス)

荘厳な雰囲気が漂う石造りのサン・フランシスコ寺院も、ラパス観光の人気スポットです。

金箔の祭壇が置かれた絢爛豪華な内部も見逃せません。

中庭にあるお洒落なカフェで休憩するのもよいでしょう。

WiFiMAPをみると、ラパスの人気観光スポットということもあり周辺に数多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

サン・フランシスコ寺院の近くには、カラフルな色使いの民族衣装や民芸品を売るお店が立ち並ぶサガルナガ通りがあります。

キリキリ展望台(ラパス)

キリキリ展望台は、赤い屋根の家々と高層ビルが立ち並ぶラパスの街並みをきれいに眺望できるスポットです。

夜にキリキリ展望台へ来ると、街の灯りが夜空を彩る星々のようにみえる美しい夜景を鑑賞できます。

WiFiMAPをみる限り、中心部から少し離れた場所にあるためかキリキリ展望台の周辺にはフリーWiFiスポットが見当たりませんね。

月の谷(ラパス周辺)

月の谷は、雨風の浸食によって不思議な形となった奇岩が数多く密集しているスポット。

人類初の月面着陸を果たしたアームストロング船長がこの景観をみて、「まるで月の表面のようだ」と呟いたことが名前の由来とのことです。

WiFiMAPをみる限り、こちらもラパス中心部から離れているためか近隣にWiFiスポットが見当たりませんね。

チチカカ湖/太陽の島(ラパス周辺)

チチカカ湖は、ペルーとボリビアにまたがる広大な湖です。

その広さは8,859平方キロメートルにも及び、琵琶湖のなんと12倍にもなります。

上記WiFiMAPのキャプチャは、チチカカ湖の中でも人気の高い観光地「太陽の島」でホテルの集まるエリアを写したものです。

太陽の島は、インカ帝国の始まりの地としても知られ、島内にはインカ時代の遺跡が残っています。

WiFiMAPをみると、キャプチャした周辺には複数のフリーWiFiスポットが確認できますね。

ただWiFiMAPをみる限り、太陽の島ではキャプチャした箇所以外ではフリーWiFiスポットが見当たりませんでした。

たとえば太陽の島でも遺跡が集まる以下エリアでは、フリーWiFiスポットが見当たりません。

ティワナク遺跡(ラパス周辺)

世界遺産「ティワナク遺跡」は、紀元前200年頃~紀元後1,200年頃まで続いたティワナク文化の遺跡です。

食糧生産も難しい標高約4,000mの場所にある遺跡で、なぜこんな場所に高度な文化をもつ都市を築かれたのかは分かっていません。

上記WiFiMAPのキャプチャは、ティワナク遺跡でも博物館や太陽の門などがある中心部を写したものです。

WiFiMAPをみる限り、この周辺にフリーWiFiスポットは見当たりませんね。

5月25日広場(スクレ)

5月25日広場は、憲法上の首都「スクレ」観光では中心的なスポット。

5月25日広場は1809年5月25日にはじまった独立戦争が起こった場所で、広場の中央には初代大統領ホセ・デ・スクレの銅像が立っています。

広場周辺にはカテドラルや宝物博物館、自由の家などの観光スポットが集まっており、あわせて観光してまわるとよいでしょう。

スクレ観光の中心的なスポットだけあり、WiFiMAPをみると周辺にたくさんのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

ラ・レコレータ修道院(スクレ)

ラ・レコレータ修道院は、青空のもとで映える白壁が美しい修道院です。

現在、内部は16~19世紀につくられた金銀細工や絵画といった芸術品を展示する博物館となっています。

修道院やその前の広場からは、スクレの街並みを一望することも。あわせてチェックしてみるとよいでしょう。

WiFiMAPをみると、ラ・レコレータ修道院周辺に複数のフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

ウユニ塩湖/ウユニ塩原(ウユニ)

ウユニ塩湖はアンデス山脈に囲まれた広大な塩の大地です。

雨季には湖面に薄く水が張ることで、この広大な大地一面が空を映し出す鏡となり、得も言われぬ絶景を作り出します。

ウユニ塩湖は、ボリビア観光で最も人気の高いスポットです。

上記WiFiMAPのキャプチャはウユニ塩湖を写していますが、流石にこのあたりにフリーWiFiスポットはありません。

ただウユニ塩湖の観光拠点となるウユニ村は、下記の通り数多くのフリーWiFiスポットがありました。

(下記WiFiMAPのキャプチャは、ウユニ村の中心部をうつしたものです。)

列車の墓場(ウユニ)

列車の墓場は、いくつもの蒸気機関車や貨物車が放置されている場所。

朽ちかけた車両が大地の上に立ち並ぶ様子は詩情を感じさせます。

一方で、普段は絶対に乗れない車両の屋根に登って写真をとれたりするので、フォトスポットとしても人気です。

WiFiMAPをみる限り、列車の墓場近くにフリーWiFiスポットはありませんね。

ラグーナ・コロラダ(ウユニ周辺)

ラグーナ・コロラダは、プランクトンや藻の影響によって湖面が赤く染まっている世界的にも珍しい湖です。

ツアーではウユニ塩湖とセットで、よく観光ルートに組み込まれています。

希少なフラミンゴの生息地としても有名で、赤い湖面とその上を歩くピンクのフラミンゴの景観もみられるかもしれません。

上記WiFiMAPのキャプチャは、ラグーナ・コロラダ周辺のホテルとビュースポット周辺を写しています。

WiFiMAPをみる限りこの周辺には流石にフリーWiFiスポットが見当たりませんね。

ちなみに湖周辺の他の箇所にも、WiFiMAPでみるとフリーWiFiスポットは確認できませんでした。

ボリビアのホテルではフリーWiFiが使える?

海外旅行へ行ったときは、宿泊先のホテルに滞在する時間も長くなりがち。

ホテルでインターネットが使えれば、明日観光へいく場所の情報をチェックしたりYouTubeをみたりして、有意義な時間を過ごせます。

それではボリビアのホテルでは、どのくらいの割合でフリーWiFiが提供されているでしょうか。

ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、ボリビアのホテルにおけるフリーWiFiの設置状況を調べました。結果は以下の通りです。

ボリビア主要観光地のホテルにおけるフリーWiFi設置状況

スクロールできます
都市掲載ホテル数フリーWiFiが設置されたホテル数設置割合
ボリビア全土599466約78%
ラパス10994約86%
スクレ4539約87%
ウユニ2422約92%
※2022年8月15日時点の情報です。

Booking.comの宿泊データをみる限りですが、ボリビアのホテルでは8~9割程度のホテルでフリーWiFiが提供されていることを確認しました。

このデータをみると、ボリビアのホテルではだいたいフリーWiFi経由でインターネットに接続できると考えてよさそうですね。

ただ、フリーWiFiが提供されていないホテルも少なくはないので、ホテルのフリーWiFiを使いたい場合は、宿泊前に確認するようにしましょう。

フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない

ボリビアの空港や主要観光地、ホテルではフリーWiFiを使えるスポットが多いことをみてきました。

ここまでの情報をみて、「フリーWiFiがこれだけ使えれば他のインターネット接続手段はいらないかな?」と考えている方もいるでしょう。

けれどフリーWiFiには問題が多いことから、ボリビアでメインに使うインターネット接続手段としておすすめできません。

以下、実際にどんな問題があるか詳しく紹介しますね。

1.フリーWiFiの通信は簡単に盗み見られてしまう

インターネット上の通信は、暗号化されていなければ第三者に丸見えの状態となります。

その上で、フリーWiFiの通信は暗号化されていないことが多いです。

暗号化されていても、暗号の解除に使うパスワードが便宜上公開されています。

そのため悪意のある第三者がフリーWiFi上の通信を盗み見るのは、技術的にみて難しいことではありません。

フリーWiFi上で個人情報を送受信すると、それが全て盗み見られてしまう可能性があるのです。

フリーWiFi上でクレジット決済やアプリ決済を行った場合、クレジットカード番号が盗み見られ、不正利用されてしまう可能性も否定できません。

2.フリーWiFiの偽物=なりすましによる被害も多い

フリーWiFiを装った偽物=なりすましによる被害も少なくありません。

悪意のある第三者が構築したなりすましに接続してしまうと、個人情報を盗み見られたりウイルスに感染させられたりします。

それに加えて、なりすましかどうかを見分けるのは普段からフリーWiFiをよく使う人でも簡単ではありません。

知らないうちになりすましへ接続していて、ずっとあとになってから被害に気付くと言うこともあるのです。

こんな風にセキュリティ上のリスクが大きいフリーWiFiは、慣れない海外の地では気軽に使えないですね。

3.フリーWiFiは限られた場所でしか使えない

フリーWiFiが使えるのは、専用の設備が設置されたスポットの近くだけです。

たとえばカフェがフリーWiFiスポットになっている場合、フリーWiFiを使えるのは基本的にお店の中だけに限られます。

(お店によっては、お店の中でも電波が届いて使える範囲が限られているかもしれません。)

日本の観光地では、手元のスマートフォンを使っていつでもどこでも地図アプリをみたりこれから行く場所の情報を調べたりできます。

道に迷ったとしても、スマートフォンですぐにGoogle MAPをチェック可能です。

けれどボリビアでフリーWiFiしか手段がないと、そんな風にスマートフォンを便利に使えないのです。

普段からフリーWiFiを使い慣れた日本人からすると、この上なく不便に感じることでしょう。

ボリビアで不自由なくインターネットを使いたいときは、フリーWiFi以外の手段を用意しておく必要があります。

4.フリーWiFiの通信品質は悪いことも多い

フリーWiFiの通信品質はスポットによって差があります。

快適な通信速度で使えるスポットも多いですが、通信速度が遅過ぎたり接続がよく途切れたりするスポットも少なくありません。

特に日本と比べずっと通信速度が遅いボリビアでは、インターネットの通信品質が問題になることも多いと考えられます。

ボリビアで出来る限りストレスなくインターネットを使いたいときは、フリーWiFiより通信品質が安定した手段をえらぶのがおすすめです。

このようにフリーWiFiは問題が多いため、メインに使うインターネット接続手段としておすすめできません。

フリーWiFiは他に手段がない場合に限り、個人情報を送受信せずに良い範囲で使うようにしましょう。

データ通信量を節約するために、動画をみるときだけ比較的信頼性の高いホテルや空港のフリーWiFiを使うという手もあります。

ピーマンくん

フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、

トマト先生

フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。

2.ボリビアで利用可能なプリペイドSIMを購入する

プリペイドSIMとは、前払いで使えるモバイル通信のサービスです。

プリペイドSIMなら、フリーWiFiと違い電波が届けば路上でもインターネットに接続できます。

プリペイドSIMで、たとえば2GB/7日というプランなら、7日間で合計2GBまでモバイル通信によるインターネット接続が可能です。

当サイトが調査したところ、ボリビア現地で以下のようなプリペイドSIMプランが販売されていることを確認しました。

Entel※

スクロールできます
プランの内容料金日本円
1GB/1ヵ月Bs15約290円
1.5GB/1ヵ月Bs20約386円
5GB/1ヵ月Bs50約965円
10GB/1ヵ月Bs98約1,891円
15GB/1ヵ月Bs140約2,702円
22GB/1ヵ月Bs198約3,821円
40GB/1ヵ月Bs288約5,558円
参照元:Entel公式サイト
※Bs1=19.30円(2022/8/15時点のレート)で計算しています。

上記プランを、ボリビア現地で購入して使うことも可能です。

ただし、その場合はスペイン語や英語などで、現地の店員とコミュニケーションをとらなくてはなりません。

海外では店員が、言葉の通じない観光客相手に実際よりずっと高値でプリペイドSIMを販売するケースもあります。

こういった点が不安であれば、料金はかわりますが日本のAmazonなどでプリペイドSIMを購入して持ち込む方が無難です。

インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい

プリペイドSIMをえらぶときに注意が必要なのは、使えるようにするためのハードルが高い点です。

プリペイドSIMを使うためには、以下にあげる条件や設定を自分でクリアしなくてはなりません。

ボリビアでプリペイドSIMを使うための3つの条件
  • 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
    ※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い
  • 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
  • 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる

上記の意味がわかって、少しの問題が起きても自分で対処できるような方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しいです。

自信のない方は、次項以降で紹介するより簡単な方法をおすすめします。

3.キャリアの海外ローミング

日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。

恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?

キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。

各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。

サービス名内容
ドコモ■パケットパック海外オプション
200円/1時間〜
980円/24時間
2,480円/3日間
3,980円/5日間
5,280円/7日間
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限
■海外パケ・ホーダイ
24.4MB /日|1,980円
無制限/日:2,980円
◇通話:従量課金
→利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要
au■対応※
ソフトバンク■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
ahamo■非対応
povo■非対応
LINEMO■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
※アメリカ放題非対応
UQ mobile■対応※
楽天モバイル■非対応
※2022年8月時点
※音声通話とSMSのみ利用可。データ通信(インターネット接続)は未対応

注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。

パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。

ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

トマト先生

キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。

4.海外用ポケット型WiFiを利用する

海外旅行の際に現地でインターネットを行いたい場合は海外専用のポケットWiFiを事前にレンタルしていくという手段は最も一般的かもしれません。

国際空港のカウンターであれば、事前に契約手続きを済ませていれば出国前に受け取ることもできます。

※新型コロナウィルスの影響で受け取りカウンターが臨時休業となっている場合もありますので詳しくはご利用のサービスにご確認いただければ幸いです。

ポケットWiFiであればお使いのスマートフォンとポケットWiFi端末をWiFi接続するだけで簡単に現地でもインターネットをすることが出来ます。

SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく安全にかつ快適にインターネットを楽しむことが出来るでしょう。

ただし、多くの海外専用ポケットWiFiの場合、飛行機に乗っている間もレンタル期間にカウントされてしまうため、渡航時間が長い国へ行く際には少々もったいないかもしれません。

トマト先生

これまで説明してきた方法で最も簡単なやり方じゃ!

まとめ

ボリビアの空港や主要な観光地、ホテルではフリーWiFiを使えるスポットが多いです。

ただフリーWiFiはセキュリティ的なリスクが大きい上に、限られた場所でしか使えないなど利便性も高くありません。

ボリビアでメインに使うインターネット接続手段としては、他の方法をおすすめします。

プリペイドSIMなら、電波さえ届けば路上でもインターネット接続でき便利です。

ただプリペイドSIMは使えるようにするための条件・設定が難しく、インターネット設定に慣れていない方にはおすすめできません。

一方で海外ローミングや海外用ポケット型WiFiであれば、設定も簡単でインターネット設定に不慣れな方でも使えます。

海外ローミングや海外用ポケット型WiFiも、フリーWiFiスポットの近くでなくてもインターネット接続が可能です。

ただ海外ローミングは、お使いの通信キャリアが対応しておらず、使えない可能性があります。

海外ローミングは、設定やプランによっては想定外の料金が発生する可能性もあり注意が必要です。

その点、ポケット型WiFiであれば、お使いの通信キャリアに関わらず利用が可能。

完全定額制で使えるプランが多く、想定外の料金が発生する心配もありません。

たとえば、ポケット型WiFi「クラウドWiFi」なら、ボリビアで1GB/日のモバイル通信を1,650円/日の完全定額制で使えます。

クラウドWiFiは、電源を入れるだけで最適な電波を取得しインターネット接続できる点も大きなメリットです。

簡単で快適なインターネット接続手段を用意して、ボリビアでの観光を思う存分楽しんできてください!

トマト先生

やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!

ピーマンくん

ボリビア旅行へ行くならクラウドWiFiがおすすめだよっ!

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WiFiPman登場人物紹介

■ピーマンくん■

Pman学園の生徒の一人。通信系の知識を学ぶために日夜勉強に励む努力家。好きなものはピーマンの肉詰め。
■トマト先生■

Pman学園の先生。ポケットWiFiのみならず通信系界隈の知識が豊富。トレードマークはちょっとグレーになってきている口髭。話が長いことが玉に瑕。
■レモンちゃん■

Pman学園の生徒でみんなのアイドル的存在。容姿端麗でかつ勉強が得意で通信関係の補足知識をよく教えてくれる。最近の流行りはヘアアレンジ。

この記事を書いた人

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