パナマのインターネット事情は?フリーWiFiは使える?

パナマは日本と比べインターネット環境が整っていません。

この記事ではパナマのインターネット事情と、フリーWiFiをはじめパナマで日本人観光客が使えるインターネット接続手段を解説します。

パナマ観光中にストレスなくインターネットを使いたいときは、渡航前の準備が欠かせません。

インターネット接続の手段によって使い勝手も大きく異なるので、自分にあった手段をえらぶ必要もあります。

この記事を参考にパナマで使えるインターネット接続の手段を理解し、どの方法が自分に適しているかチェックしましょう! 

一番のおすすめがどれかも解説しているので、あわせて参考にして下さい!

インターネット接続手段比較表

スクロールできます
総合評価通信品質セキュリティ使いやすさコスト
海外用レンタル
ポケット型WiFi
フリーWiFi×
プリペイドSIM
海外ローミング
4つのインターネット接続手段の特徴
  • 海外用レンタルポケット型WiFi(★おすすめ)
    安全性が高く電源を入れるだけで快適に使える。複数デバイスで利用可能。
  • フリーWiFi
    無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。
  • プリペイドSIM
    現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。
  • 海外ローミング
    設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。

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目次(タップしてジャンプ)

パナマのインターネット事情

海外旅行先でどのくらいインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によります。

インターネット環境が整備されその国の人が快適にインターネットを使える国の方が、海外からの旅行客もインターネットを使いやすいのです。

それではパナマのインターネット事情はどうでしょうか。

まずは世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」のデータを参考に、パナマのインターネット普及率をみていきましょう。

パナマのインターネット普及率(2019年)

国名/地域名普及率
パナマ68.6 %
中米平均61.9%
※参照元:「Internet World Stats

集計年は違いますが、2021年時点で日本のインターネット普及率は94.5%でした。

パナマのインターネット普及率は68.6%で南米平均より高いものの、2021年時点の日本と比べても約25%低いです。

日本では人が暮らさない山奥などでない限り、だいたいインターネットが使えます。

インターネット接続する手段が、何も見つからなくて困るようなことはありません。

一方、日本に比べ大分インターネット普及率が低いパナマでは、日本よりインターネット環境の確保に苦労しそうですね。

パナマ観光中にインターネットを不自由なく使いたいときは、事前の準備がかかせません。

インターネット普及率の次に気になるのは通信速度ですね。

インターネット環境が用意できても、快適に使えるかは通信速度によります。

以下、インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」が集計したデータを参考に、パナマのデータをみていきましょう。

パナマのインターネット通信速度と順位(2022年7月時点)

固定回線

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順位国名通信速度(下り)
全世界67.25Mbps
7アメリカ159.31Mbps
9日本131.49Mbps
24パナマ100.72Mbps

モバイル回線

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順位国名通信速度(下り)
世界30.78Mbps
21アメリカ59.89Mbps
44日本41.51Mbps
113パナマ15.69Mbps
※参照元:SPEEDTEST「Speedtest Global Index
※参照したデータをもとに、当サイトが表を作成しています。
※インターネット通信速度の「中央値」による統計です。

まず固定回線に関して、パナマの通信速度は100.72Mbpsで日本と比べ約30Mbps遅いです。

日本では、固定回線の通信速度が遅くてストレスになるようなことはほとんどありません。

4K動画も快適にみられますし、多少重たいデータもスムーズにダウンロードできます。

一方、パナマの固定回線は日本に比べ少し遅いので、日本人が使うと多少物足りなく感じることがあるかもしれません。

けれど100Mbpsを超える速度がでているなら、大きな不満を感じることもないでしょう。

この通信速度なら高画質な動画も問題なく鑑賞できます。

次にモバイル回線に関し、パナマの通信速度は15.69Mbpsで日本の半分以下です。

日本ではモバイル回線の通信速度も十分で、ストレスを感じることはほとんどありません。

ホームページもさくさく開きますし、動画もきれいに鑑賞できます。一方、パナマのモバイル回線は日本より大分遅いので、日本人が使うと物足りないと感じることが多そうですね。

日本人がパナマに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは?

パナマのインターネット事情は、日本に比べよいとはいえないことをみてきました。

それでは、そんなパナマに日本人が観光や出張で滞在するときはどのような手段でインターネットに接続できるでしょうか。

代表的な方法として、以下4種類が挙げられます。

パナマでインターネットに接続する4つの方法
  1. パナマに対応した海外用ポケット型WiFiを日本でレンタルして持っていく
  2. ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
  3. パナマで利用可能なプリペイドSIMを購入する
  4. 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う

この4種類は、日本人に限らず海外旅行者がよく使うインターネット接続の手段です。

ただ、手段によって通信品質や難易度に差があるため、できるだけ自分にあった方法をえらびたいものです。

以下、それぞれどんな方法か解説しますね。

1.海外用レンタルポケット型Wi-Fiを利用する【おすすめ手段】

海外旅行や出張で渡航する際、現地のインターネット手段として最も安全で便利なのが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiを使う方法です。

海外用レンタルポケット型WiFiであればお使いのスマートフォンとポケット型WiFi端末を接続するだけで現地でも簡単にインターネットを使うことが出来ます。

SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく、スマートフォンのローミングサービスのように高額請求になることもないため、簡単で安全にインターネットを利用できます。

さらに当サイトがおすすめする海外用レンタルポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、よりリーズナブルで快適にインターネットを使うことができます。

当サイトおすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fiのメリット
  • インターネットを安全で快適に使える
    フリーWi-Fiはセキュリティの脆弱性に問題がありますが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiなら個別のネットワークを利用できパスワードで保護されているため安全で快適に利用できます。

  • 業界最安値水準の低価格で使える
    当サイトおすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fiは、業界最安値水準でレンタル可能です。
    さらに電源を入れた日だけ料金が発生するシステムのため経済的に利用できます。

  • 事前受け取りや帰国後の返却ができる
    出国前に受け取ることができるうえに、返却は帰国後にポストに入れるだけなので簡単便利に利用できます。

  • 最大10台まで同時に接続できる
    家族や友人など複数人での利用も可能で、スマホやタブレット・パソコンなど様々なデバイスからインターネットに同時接続することができます。

  • 1台の端末で世界135ヶ国の周遊が可能
    従来の海外用レンタルポケット型Wi-Fiでは、国ごとに端末の切り替えや、SIMカードの入れ替え、再設定などが必要でした。
    当サイトおすすめ海外用レンタルポケットWi-Fiは、国をまたぐ度に変更していた設定や手続きが一切不要なため、世界135ヶ国で手軽に周遊利用できます。

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2.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する

フリーWiFiとは、ホテルやカフェ・レストランなどで提供されている無料のWiFi環境です。

日本でもファミレスやカフェチェーンなどでフリーWiFiが提供されているので、使ったことがある方も多いでしょう。

パナマでもフリーWiFiの環境があれば、日本人観光客もWiFi経由でインターネットに接続できます。

それではパナマには、どのくらいフリーWiFiスポットがあるでしょうか。

有名な観光ガイドブック「地球の歩き方」では、パナマを含む中米のフリーWiFi事情について以下のようにまとめています。

中米のWi-Fi環境
高級ホテルから経済的なホテルまで、ほとんどの宿泊施設ではWi-Fi環境が整っているが、客室でアクセスできず、ロビーなど公共エリアのみ可能という場合もある。
レストランやカフェなどの飲食店でも利用できる場所が増えている。Wi-Fiに接続する場合はパスワード (クラベclave) の入力が必要なので、従業員に聞こう。

参照元:「地球の歩き方 中米 2018〜19」(P355)

地球の歩き方の情報を参考にする限り、パナマではフリーWiFi(無料のWiFi環境)が使えるスポットが多そうですね。

ただ地球の歩き方では同じページで、フリーWiFiは通信品質が悪い場合があることや限られた場所でしか使えないことについて注意しています。

確かにフリーWiFiには、いろいろな問題があるのは否めません。

地球の歩き方では、より快適にインターネットを使える手段として海外ローミングや海外用ポケット型WiFiレンタルを挙げています。

これらの詳細は後述しますね。

次項以降では、パナマのなかでも日本人がよく行くような場所にどのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきます。

空港のフリーWiFiスポットは?

パナマの空港では入国の手続きや飛行機待ちなどのために、ある程度の時間滞在することになります。

そのため空港内でインターネットが使えれば、観光先の情報をホームページで調べるなどできて有意義です。

それではパナマの空港では、フリーWiFiが使えるでしょうか。

パナマのなかでも、日本人がよく使うのは首都パナマシティにあるトクメン国際空港です。

空港の公式サイトには、フリーWiFiの提供について以下のように記載されています。(当サイトが日本語に訳しています。)

トクメン国際空港にはフリーWiFi(Tocumen Free)があり、2時間まで利用いただけます。

参照元:トクメン国際空港公式サイト

公式サイトの情報をみる限り、トクメン国際空港ではフリーWiFiを使ってインターネットに接続できそうですね。

空港内で2時間でもフリーWiFiが使えれば十分でしょう。

観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?

最初に結論をまとめると、パナマのなかでも市街地にある人気の観光地周辺では複数のフリーWiFiスポットがあることが多いです。

専用アプリを使って事前に調べておけば、行き先の観光地にあるフリーWiFiスポットを簡単に見つけられるでしょう。

ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」で、パナマの各観光地にフリーWiFiスポットが実際どのくらいあるか確認します。

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

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WiFi Map LLC無料posted withアプリーチ

WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。

青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその分だけフリーWiFiスポットがあるということです。

panama wifi003
panama wifi002

カテドラルは、スペイン統治時代の趣きが残る首都パナマシティの旧市街を象徴する観光スポットです。

ヨーロッパらしい美しい外観はもちろん、海賊に破壊された旧カテドラルから運ばれた3つの鐘も見る価値があります。

WiFiMAPをみると、首都パナマシティを代表する観光スポットだけあり周辺には多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

カテドラルの近くには、パナマ運河博物館やサン・ホセ教会といった観光スポットもあります。

パナマのホテルではフリーWiFiが使える?

海外旅行をするときは、宿泊先のホテルで過ごす時間も長くなるでしょう。

そのためホテルでインターネットを使えれば、観光先の情報を調べたり動画を見れたりして便利です。

それではパナマのホテルでは、フリーWiFiが使えるでしょうか。

ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、パナマのホテルにおけるフリーWiFiの設置状況を調べました。

結果は以下の通りです。

パナマ主要観光地のホテルにおけるフリーWiFi設置状況

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都市掲載ホテル数フリーWiFiが設置されたホテル数設置割合
パナマ全土1,113895約80%
パナマシティ253231約91%
※2022年8月19日時点の情報です。

ご覧の通り首都パナマシティでは約9割、パナマ全土でみても約8割のホテルでフリーWiFiが提供されています。

Booking.comのデータをみる限り、パナマのホテルではたいていフリーWiFiでインターネットに接続できると考えてよさそうですね。

ただフリーWiFiを提供していないホテルも少なくはないので、ホテルでフリーWiFiを使いたいときは事前に確認した方がよいでしょう。

フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない

パナマの空港や市街地にある人気の観光地、ホテルではフリーWiFiスポットを使える場合が多いことをみてきました。

「このぐらいフリーWiFiが使えれば、他にインターネット接続手段は必要ないかな」と考えている方もいるでしょう。

しかしフリーWiFiはセキュリティ面でも利便性の面でも大きな問題があり、パナマでメイン利用するインターネット接続手段としておすすめできません。

以下、どうしておすすめできないか詳しく解説しますね。

1.フリーWiFiの通信は簡単に盗み見られてしまう

フリーWiFiの場合、暗号化を解除するのに使うパスワードが便宜上公開されていることが多いです。

(利用者が手軽にパスワードを確認して使えるようにするため)フリーWiFiの通信が暗号化されていないケースも少なくありません。

そのため悪意のある第三者が、フリーWiFi上の通信を盗み見るのは技術的に簡単なのです。

フリーWiFi上で個人情報を送受信した場合、それが盗み見られてしまう可能性があります。

フリーWiFi上でクレジット決済やアプリ決済を行った場合は、カード番号が盗み見られ不正利用されてしまう可能性も否定できません。

2.フリーWiFiの偽物=なりすましによる被害も多い

フリーWiFiをつかうときは、フリーWiFiに似せて作られた偽物=なりすましにも注意が必要です。

意図せずなりすましへ接続してしまうと、通信内容が筒抜けになり個人情報が盗み見られてしまう可能性があります。

その上、なりすましかどうかを判別するのは、日常的にフリーWiFiを使い慣れている方でも簡単ではありません。

なりすましと気づかず接続していて、ずっとあとになってから被害に気付くこともあるのです。

こんな風にセキュリティのリスクが高いフリーWiFiは、慣れない海外で気持ちよくは使えないですね…。

3.フリーWiFiは限られた場所でしか使えない

フリーWiFiが使えるのは、WiFi用のルーターなど専用機器が設置された場所のすぐ近くだけです。

フリーWiFiスポットがカフェなら、基本的にフリーWiFiを使えるのはお店の中に限られます。

(広いカフェなら、席によってはWiFiが届かないなんてことも…)

日本の観光地なら、フリーWiFiスポットが近くになくても電波さえ届けば手元のスマートフォンでインターネットに接続可能です。

観光地で道に迷っても地図アプリをチェックしたり、ホテルや観光スポットの連絡先を調べたりできます。

けれどパナマでフリーWiFiしかインターネット接続の手段がないと、そんな風に手軽にインターネットを使えないのです。

普段からスマートフォンを便利に使いこなす日本人にとって、フリーWiFiしか使えない環境はストレスになるのではないでしょうか。

4.フリーWiFiは通信品質が悪いことも多い

フリーWiFiの通信品質は、スポットによってばらばらです。

高速な通信速度で快適に使えるスポットも多い一方で、速度が極端に遅かったり接続が不安定だったりするスポットも少なくありません。

フリーWiFiを目当てに入ったカフェやレストランで、WiFiの通信品質が低くインターネットが使えなかったらがっかりですね…。

このように、フリーWiFiは問題が多くメインのインターネット接続手段として適していません。

フリーWiFiは他の手段が使えない場合に限り、個人情報を送受信しない範囲で必要最低限だけ使うようにしましょう。

データ通信量を節約する目的で、比較的信頼性の高いホテルや空港のフリーWiFiを活用するといった手もあります。

パナマでは、フリーWiFi以外のインターネット接続手段を用意しておくのがおすすめです。

pman sadピーマンくん

フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、

tomato oji

フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。

3.パナマで利用可能なプリペイドSIMを購入する

プリペイドSIMとは、前払いで使えるモバイル通信のサービスです。

プリペイドSIMを使えれば、日本国内と同じようにスマートフォンをインターネットに接続できます。

プリペイドSIMでたとえば2GB/1週間というプランなら、有効期限が1週間で合計2GBまでインターネットが使えるということです。

当サイトで調べたところ、パナマでは以下のようなプリペイドSIMが販売されていることを確認しました。

Movil※

スクロールできます
プランの内容料金日本円
1GB/7日B./5約686円
2GB/10日B./7約961円
参照元:Movil公式サイト
※掲載しているのはプランの一部内容です。プランの詳細やここに掲載していない他プランについては公式サイトを確認下さい。
※B./1(1US$)=137.37円(2022/8/22時点のレート)で計算しています。

上記のようなプリペイドSIMプランを、パナマ現地で購入して使うこともできます。

ただ、その場合はスペイン語や英語で、現地の店員とコミュニケーションをとらなくてはなりません。

海外旅行の際は、店員から実際よりずっと高い価格でプリペイドSIMを売りつけられる例もあります。

こういったことが不安であれば、プランの料金がかわりますが日本のAmazonなどでプリペイドSIMを調達して持ち込む方が無難です。

インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい

プリペイドSIMをえらぶときに注意しなくてはならないのは、使えるようにするための条件や設定が難しい点です。

プリペイドSIMを使うためには、以下にあげる条件・設定を自分で解決しなくてはなりません。

パナマでプリペイドSIMを使うための3つの条件
  • 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
    ※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い
  • 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
  • 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる

これらの意味がわかって、問題が起きても自分で解決できるようなインターネット設定に慣れた方でないとプリペイドSIMは使えません。

自信のない方は、海外用レンタルポケット型WiFiを利用する手段の方が簡単でおすすめです。

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4.キャリアの海外ローミング

日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。

恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?

キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。

各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。

サービス名内容
ドコモ■パケットパック海外オプション
200円/1時間〜
980円/24時間
2,480円/3日間
3,980円/5日間
5,280円/7日間
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限
■海外パケ・ホーダイ
24.4MB /日|1,980円
無制限/日:2,980円
◇通話:従量課金
→利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要
au■世界データ定額
(利用日数:1日から30日)
490円/24時間〜
690円/24時間〜
980円/24時間〜
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限
◇通話:従量課金
→利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要
ソフトバンク■非対応
ahamo■非対応
povo■非対応
LINEMO■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
※アメリカ放題非対応
UQ mobile■対応
楽天モバイル■非対応
※2022年8月時点

注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。

パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。

ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

tomato oji

キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。

まとめ

パナマの空港や市街地にある観光地、ホテルではフリーWiFiを使えるスポットが比較的簡単にみつけられます。

しかしフリーWiFiはセキュリティ的なリスクが大きい上に、限られた場所でしか使えないなど問題が多いです。

パナマで快適にインターネットを使いたい場合は、他の方法を用意することを強くおすすめします。

プリペイドSIMであれば、フリーWiFiスポットが近くになくても安全にモバイル通信が使えて便利です。

ただプリペイドSIMは、使えるようにするための条件や設定が簡単ではありません。

インターネット設定に慣れていない方は使いこなせない可能性が高いので、もっと簡単な方法をおすすめします。

海外ローミングや海外用ポケット型WiFiであれば、難しい設定や条件がなく誰でも簡単に使えます。

けれど海外ローミングは、契約中の通信キャリアが対応していないと使えません。

海外ローミングでは、プランや設定によっては想定外の料金が発生してしまうこともあります。

その点、海外用ポケット型WiFiなら契約中の通信キャリアに関係なくパナマでも利用可能。

海外用ポケット型WiFiは完全定額制のプランが多く、想定外の料金が発生することもありません。

ポケット型Wi-Fiなら、電源を入れるだけでインターネットに接続できるので迷うこともありません。

たとえばポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、パナマで1GB/日のモバイル通信を1,050円/日から利用可能です。

簡単で快適なインターネット接続手段を確保して、パナマ観光を思う存分楽しんできてください!

tomato oji

やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!

pman ideaピーマンくん

パナマ旅行へ行くなら海外WiFiレンタルショップがおすすめだよっ!

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WiFiPman登場人物紹介

■ピーマンくん■

Pman学園の生徒の一人。通信系の知識を学ぶために日夜勉強に励む努力家。好きなものはピーマンの肉詰め。
■トマト先生■

Pman学園の先生。ポケットWiFiのみならず通信系界隈の知識が豊富。トレードマークはちょっとグレーになってきている口髭。話が長いことが玉に瑕。
■レモンちゃん■

Pman学園の生徒でみんなのアイドル的存在。容姿端麗でかつ勉強が得意で通信関係の補足知識をよく教えてくれる。最近の流行りはヘアアレンジ。

この記事を書いた人

WiFiやインターネット回線でお困りの方に、最新最適な情報をお届けできるよう常に情報収集に励んでおります!
また海外でのインターネット事情にも精通しているので、現地情報を盛り込んだフレッシュな情報をお送りいたします!

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