ガイアナのインターネット事情は?フリーWiFiは使える?

ガイアナは英国植民地時代の趣きが残るジョージタウンや、1段滝としては世界最大の落差を誇るカイエチュールの滝といった観光地がある国。
一方でインターネット環境については、残念ながら日本のように整備されているとは言えません。
ガイアナ滞在中にインターネットを使いたいときは、事前に十分な準備をしておくとよいです。
この記事ではガイアナのインターネット事情と、フリーWiFiをはじめガイアナで使えるインターネット接続手段の種類を紹介します。
種類によって使い勝手が異なるので自分に合った手段をえらぶようにしましょう。
どの手段が簡単でおすすめかも解説しているので、是非参考にして下さい!
ガイアナでのインターネット接続手段比較表
通信品質 | セキュリティ | 使いやすさ | コスト | |
---|---|---|---|---|
ポケット型WiFi | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
フリーWiFi | △ | × | △ | ◎ |
プリペイドSIM | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
海外ローミング | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
- ポケット型WiFi(★おすすめ)
安全性が高く電源を入れるだけで使える。複数デバイスで利用可能。 - フリーWiFi
無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。 - プリペイドSIM
現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。 - 海外ローミング
設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
ガイアナのインターネット事情
海外を旅する観光客が、渡航先の国でどのくらいインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によります。
環境が整備されていて、自国民が不自由なくインターネットを使える国の方が、その国を訪れる観光客もインターネットを使いやすいわけです。
それではガイアナのインターネット事情は、どのような感じでしょうか。
まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」※を参考に、ガイアナのインターネット普及率をみていきましょう。
ガイアナのインターネット普及率(2022年)
国名/地域名 | 普及率 |
---|---|
ガイアナ | 72.5% |
日本 | 93.3% |
南米平均 | 84.4% |
ガイアナのインターネット普及率は72.5%で日本より20%以上低い上に、南米平均と比べても低いです。
インターネットが普及した日本では、市街地から離れた場所にある観光地でもたいていインターネットに接続できます。
人が一切暮らしていないような僻地でない限り、全くインターネット接続の手段がないということはほとんどありません。
一方、そんな日本より大分インターネット普及率が低いガイアナでは、日本人観光客はインターネット環境を見つけるのに苦労しそうですね。
ガイアナでインターネットを使いたい場合は、渡航前に十分な準備をしておくことをおすすめします。
インターネット普及率の次に気になるのは、インターネット通信速度です。
インターネットに接続できる環境があっても、問題なく使えるかは通信速度によります。
以下、インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」が集計したデータを参考にガイアナの通信速度をみていきましょう。
ガイアナのインターネット通信速度と順位(2022年9月時点)
固定回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
- | 全世界 | 71.39Mbps |
6 | 日本 | 172.94Mbps |
7 | アメリカ | 172.30Mbps |
77 | ガイアナ | 49.81Mbps |
モバイル回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
– | 世界 | 33.17Mbps |
22 | アメリカ | 68.34Mbps |
45 | 日本 | 41.95Mbps |
– | ガイアナ | – |
※参照したデータをもとに、当サイトが表を作成しています。
※インターネット通信速度の「中央値」による統計です。
まず固定回線に関しガイアナの通信速度は49.81Mbpsで、日本と比べ1/3以下です。
日本では光回線など高速な固定回線が普及しており、通信速度が遅くてストレスを感じると言うことはほとんどありません。
高画質な動画の鑑賞も可能ですし、動画や音楽などの大容量ファイルも短い時間でダウンロード可能です。
一方、ガイアナの固定回線は日本よりずっと遅いので、日本人が使うと物足りなく感じることが多いかもしれませんね。
ただ49.81Mbpsも遅いわけではないので、旅行中にちょっと使う分には問題になることはないでしょう。
次にモバイル回線に関しては、収集した計測結果が少なかったようで、残念ながらSPEED TESTにはデータがありません。
そこで、ここでは別の通信速度測定サイト「nPerf」で、ガイアナの通信速度をみていきます。
nPerfでは、計測結果を地図で示しています。nperfが公開している首都ジョージタウンの計測結果は以下の通りです。
nperfによるモバイル通信(3G/4G/5G)速度測定結果マップ
Digicelのモバイル通信

GT&T Mobile

こちらも測定結果が多いとはいえませんが、そのなかでも速くて20Mbps前後を示す橙マーク、それ以外は5Mbps以下の青色マークが多くなっています。
日本のモバイル回線は41.95Mbpsなので、このデータをみる限りガイアナのモバイル回線は残念ながら日本よりずっと遅いようですね。
日本のモバイル回線は高速な4Gや5Gが普及していて、通信速度に不満を感じることはほとんどありません。
地図アプリやSNSはさくさく表示されますし、YouTubeの鑑賞も可能です。
一方、ガイアナのモバイル回線は日本より大分遅いように見受けられるので、あまり期待しない方がいいでしょう。
日本人がガイアナに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは?
ガイアナのインターネット事情が、日本に比べ良くないことをみてきました。
それでは、そんなガイアナへ日本人が観光や出張で訪れたときは、どのような手段でインターネットに接続できるでしょうか。
考えられる手段は、以下4種類です。
- ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
- ガイアナで利用可能なプリペイドSIMを購入する
- 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
- ガイアナに対応した海外用ポケット型WiFiのルーターをレンタルする
これら4種類は日本人に限らず、海外を旅行する人がよく使うインターネット接続の手段です。
ただ種類によって使い勝手に差があるので、自分に合った手段を選ぶようにしましょう。
以下1つずつどんな手段か解説しますね。
1.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
フリーWiFiとは、名前の通り無料で提供されているWiFiの環境を指します。
日本でもホテルや街のカフェ、ファミレス、一部鉄道駅などで提供されているので、使ったことがある方も多いでしょう。
ガイアナでもフリーWiFiが提供されていれば、日本人観光客はWiFi経由でインターネット接続が可能です。
それではガイアナでは、どのくらいフリーWiFiスポットがあるでしょうか。
次項では、ガイアナのなかでも特に日本人がよく訪れる場所にどのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。
空港のフリーWiFiスポットは?
海外を訪れた際に、インターネットが使えると便利な場所の1つが渡航先の空港です。
空港では入出国の手続きなどで滞在時間も長くなりがち。
インターネットが使えれば、観光情報やSNSをチェックするなどして有意義に時間が使えます。
それではガイアナの空港では、フリーWiFiが使えるでしょうか。
ガイアナのなかでも特に日本人がよく使うのは、首都ジョージタウンにあるチェディ・ジェーガン国際空港です。
ただチェディ・ジェーガン国際空港の公式サイトには、フリーWiFiの提供について記載がありませんでした。
そこで、ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」※で、チェディ・ジェーガン国際空港のフリーWiFi提供状況を調べています。
WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。
青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその数字の分だけフリーWiFiスポットがあるということです。
また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないフリーWiFiスポットになります。
WiFiMAPで調べた結果は以下の通りです。

WiFiMAPをみると、チェディ・ジェーガン国際空港の周辺に複数のフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。
チェディ・ジェーガン国際空港で日本人観光客は、フリーWiFiを使ってインターネットに接続できそうです。
観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?
先に結論を述べると、ガイアナの中でも市街地にある人気観光地周辺では複数のフリーWiFiスポットを見つけられることが多いです。
あらかじめ専用アプリなどを使って探しておけば、現地では比較的簡単に周辺のフリーWiFiスポットをみつけられるでしょう。
ここでも世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」※で、各観光地のフリーWiFi提供状況を調べています。
WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。
青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその数字の分だけフリーWiFiスポットがあるということです。
また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないフリーWiFiスポットになります。

19世紀の終わりに建設された「セント・ジョージ大聖堂」は英国国教会の大聖堂で、ジョージタウンを代表する観光スポット。
真っ白な外壁が美しい木造建築で、温かみも感じさせる建物です。
教会内のステンドグラスは、太陽の光を受けて数多の色に輝きます。
WiFiMAPをみると、セント・ジョージ大聖堂周辺に複数のフリーWiFiスポットが確認できますね。
この近くにはガイアナ国立博物館や、ジョージタウンの数ある建物の中でも最も歴史ある「セント・アンドリューズ教会」もあります。
ガイアナのホテルではフリーWiFiが使える?
海外では、宿泊先のホテルで過ごす時間も長くなりがち。
とはいえテレビをみても言葉がわからず、治安がよいとは言えない夜は外にも出歩けなくて、退屈なまま過ごすことも少なくありません。
そんなときにインターネットが使えれば、明日行く観光地の情報を調べたりSNSをチェックしたりできるので便利です。
それではガイアナのホテルでは、フリーWiFiが使えるでしょうか。
ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、ガイアナのホテルにおけるフリーWiFiの設置状況を調べました。
結果は以下の通りです。
ガイアナのホテルにおけるフリーWiFi設置状況
都市 | 掲載ホテル数 | フリーWiFiが設置されたホテル数 | 設置割合 |
---|---|---|---|
ガイアナ全域 | 43 | 35 | 約81% |
ジョージタウン | 34 | 28 | 約82% |
あくまでBooking.comに掲載されているデータに限ってですが、ガイアナでは8割以上のホテルでフリーWiFiが提供されていました。
Booking.comに未掲載の宿泊施設も少なくないと考えられますが、ガイアナでは多くのホテルでフリーWiFiが使えそうですね。
ただし全てのホテルでフリーWiFiが提供されているわけではないので、使いたいときは事前に確認をするようにしましょう。
フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない
ガイアナの空港や観光地、ホテルではフリーWiFiが使える場所も多いことをみてきました。
そのため「このくらいフリーWiFiが使えれば、他のインターネット接続手段は必要ないかな」と考えている方もいるでしょう。
しかし実際のところ、フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題があります。
ガイアナで、メインに使うインターネット接続手段としてはおすすめできません。以下、その理由を詳しく解説しますね。
1.フリーWiFiの通信は簡単に盗み見られてしまう
WiFiの通信を周りの人に見られないようにするためには、暗号化の設定が必要です。
しかしフリーWiFiは運用の手間を省くために、暗号化されないことが少なくありません。
仮に暗号化されていたとしても、暗号解除に使うパスワードが公開されています。
そのため悪意のある第三者にとって、フリーWiFiの通信を盗み見るのは技術的にも難しくありません。
フリーWiFi上で個人情報を送受信すると、それが相手に盗み見られてしまう可能性があるのです。
フリーWiFi上でクレジット決済やアプリ決済を行った場合は、クレジットカード番号が盗み見られ、悪用されてしまう可能性もあります。
2.フリーWiFiの偽物=なりすましによる被害も多い
フリーWiFiでは、本物に似せた「なりすまし」による被害も少なくありません。
なりすましへ接続してしまうと通信内容が筒抜けになり、個人情報を盗み見られたりウイルス感染させられたりする可能性があるのです。
その上、なりすましか本物かの区別は、日常的にフリーWiFiを使っているような熟練者にとっても簡単ではありません。
なりすましと知らずに接続していて、ずっとあとになってから被害に気付くこともあります。
こんな風にセキュリティのリスクが高いフリーWiFiは、ただでさえ治安の不安がある海外で安心して使えませんね…。
3.フリーWiFiは使える場所が限定されてしまう
フリーWiFiは、専用の設備(WiFiルーター)が設置された場所の近くでしか使えません。
たとえば一番近くにあるフリーWiFiスポットが200m先のカフェなら、原則として使えるのはそのお店の中だけです。
日本の観光地なら周囲に建物がないような場所でも、電波さえ届けば手元のスマートフォンをインターネットに接続できます。
道に迷ったらGoogle MAPを調べられますし、今撮ったばかりの写真をLINEで友達に送ったりSNSにアップしたりできるのです。
けれどガイアナでフリーWiFiしかインターネット接続の手段がないと、そんな風にスマートフォンを便利に使えません。
年配の方から若い方までスマートフォンを使いこなす日本人にとって、そんな環境はストレスになるのではないでしょうか。
4.フリーWiFiの通信品質は悪いことも多い
フリーWiFiの通信品質はスポットによって差があります。
問題なく快適に使えるスボットも多いですが、頻繁に途切れたり通信速度が遅過ぎたりしてSNSさえ開かないなんてスポットも少なくありません。
フリーWiFiが目的で入ったカフェで、通信品質が悪く思うように使えなかったらがっかりですね…。
フリーWiFiが使えなくてもカフェ代は支払う必要があるので、「フリー(無料)」の意味もなくなってしまいます…。
こんな感じでフリーWiFiは問題が多いです。
ガイアナへ行く際は、フリーWiFi以外のインターネット接続手段を準備しておくことをおすすめします。
フリーWiFiは何か事情があって他の手段が使えない場合に限り、個人情報の送受信をさけ必要最低限だけ使うとよいでしょう。
もしくはデータ通信量を節約するため、動画をみるときだけホテルなどの比較的信頼性の高いフリーWiFiを使うという手はあります。

フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、

フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。
フリーWiFiよりモバイル通信の方が圧倒的に使えるエリアが広い
ガイアナではフリーWiFiより、モバイル通信の方が断然使えるエリアが広いです。
観光スポットが集まる首都ジョージタウンは、以下のように大部分が3Gやより高速な4Gによるモバイル通信の提供エリア内となっています。
Digicel Guyanaのモバイル通信(3G・4G/LTE)提供エリアマップ※

※地図のなかで黄色く塗られた部分が3G、赤く塗られた部分がより高速な4G/LTEの提供エリア範囲
これらエリアではフリーWiFiスポットを探したりしなくても、3Gや4Gによるモバイル通信でインターネット接続できる可能性が高いのです。
こういった意味でも、ガイアナではフリーWiFiよりモバイル通信がおすすめできます。
2. ガイアナで利用可能なプリペイドSIMを購入する
プリペイドSIMは前払い制で使える、モバイル通信のサービスです。
必要なだけ最初に購入して使えて最低利用期間もないので、旅行中だけインターネット接続手段が欲しい観光客によく選ばれています。
プリペイドSIMで、たとえば1GB/5日というプランなら、5日の有効期間内に合計1GBまでモバイル通信が可能です。
モバイル通信であれば、フリーWiFiスポットが近くになくても電波さえ届けばどこでも使えます。
フリーWiFiのようなセキュリティの不安がない点も、モバイル通信のメリットです。
当サイトが調査したところ、ガイアナでは以下のようなプリペイドSIMプランが販売されていました。
GTT+※
プランの内容 | 料金 | 日本円 |
---|---|---|
150MB/1日 | $260 | 約182 円 |
350MB/3日 | $520 | 約364 円 |
1GB/1週間 | $1,280 | 約896 円 |
2GB/1ヵ月 | $2,360 | 約1,652 円 |
※掲載しているのはプランの一部内容です。プランの詳細やここに掲載していない他プランについては公式サイトを確認下さい。
※$1=0.70円(2022/11/11時点のレート)で計算しています。
これらプランを、ガイアナ現地で購入して使うこともできます。
ただし、その場合は英語で店員とコミュニケーションをとらないといけません。
海外では事情が分からない外国人観光客相手に、本来よりずっと高くプリペイドSIMを売りつける例も多いです。
そういったことが不安なら、日本のAmazonなどでプリペイドSIMを購入して持ち込む方が安心ではあります。
インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい
プリペイドSIMをえらぶときに、もう1つ注意が必要なのは使えるようにするための設定や条件が簡単ではないことです。
プリペイドSIMを使う場合は、以下にあげる条件・設定を自分で解決しないといけません。
- 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い - 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
- 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる
これらの意味がわかり、少しのトラブルなら自分で解決できるくらいインターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMは使えません。
自信のない方は、せっかく購入しても使いこなせず無駄にしてしまう可能性も高いので、次項以降で紹介するより簡単な手段をおすすめします。
3.キャリアの海外ローミング
日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。
恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?
キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。
各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。
サービス名 | 内容 |
---|---|
ドコモ | ■パケットパック海外オプション 200円/1時間〜 980円/24時間 2,480円/3日間 3,980円/5日間 5,280円/7日間 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限 ■海外パケ・ホーダイ 24.4MB /日|1,980円 無制限/日:2,980円 ◇通話:従量課金 →利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要 |
au | ■世界データ定額 (利用日数:1日から30日) 490円/24時間〜 690円/24時間〜 980円/24時間〜 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限 ◇通話:従量課金 →利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要 |
ソフトバンク | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 |
ahamo | ■非対応 |
povo | ■対応※ |
LINEMO | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 ※アメリカ放題非対応 |
UQ mobile | ■対応 |
楽天モバイル | ■非対応 |
※povo1.0の一部ユーザーは使えない可能性があります。
注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。
パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。
ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。
4.海外で使えるポケット型WiFiを日本でレンタルして持っていく
海外旅行や出張で渡航する際、現地でインターネットを使うのに最も安全で便利な方法として挙げられるのが
日本でレンタルしたポケット型WiFiを現地で使う事です。
これまで紹介したフリーWiFiやプリペイドSIMと比較した場合の特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- インターネットを安全に使える
- 電源を入れた時だけ料金が発生する
- 事前に受け取りが出来る
- 1台の端末で世界134ヶ国の周遊が可能
インターネットを安全に使える
前述したように、フリーWiFiはセキュリティの脆弱性がマイナス要素となっており、海外で安全にインターネットを使用することにおいては対局にあります。
ビジネスで国外へ出張される場合、機密ファイルのデータ送信やクレジットカードの情報などを入力することもあるので尚更顕著であると言えるでしょう。
通信速度の観点から見ても、決して快適な速度で通信ができるとは言えなく、例えば現地で近くのレストランを探したり、SNSで画像を投稿する時にも時間がかかってしまうようでは快適なインターネットとは言えません。
その点、海外用ポケット型WiFiを日本でレンタルしていけば個別のネットワークとパスワードで保護されているため、快適な速度で安全なインターネット環境を有することができます。
電源を入れた時だけ料金が発生する
従来の海外用ポケット型WiFiの多くは、日本でレンタルしてから帰国後に返却をするまで料金が加算されていくシステムが主流であり、データ通信をしない日であっても料金が発生していました。
例えば人気国のハワイなら日本からのフライト時間が8時間ほど、アメリカのロサンゼルスであればフライト時間だけでも10時間以上となりますが、これまではインターネットを使用していないこの時間においても料金がかかっていました。
当サイトがおすすめする海外用ポケット型WiFiは、電源を入れた時だけ料金が発生するので、フライト時間や現地でWiFiを使用していない時は通信料が無料となっている事が特徴と言えます。
事前に受け取りが出来る
プライベートであってもビジネスにおいても、渡航先でスケジュールを組む方が大半だと思われますが
海外でインターネット環境を手配するには、それなりの知識や言語を要します。
例えば現地でSIMを手配するとなると、販売している所に出向き現地の言葉、または英語で商品を購入して自身の端末との接続を行う作業が必要となり、本来計画していたスケジュールを変更することも。
海外用のポケット型WiFiを日本でレンタルして、事前に受け取っておけば現地でも計画的にスケジュールが組めると言えるでしょう。
1台の端末で世界134ヶ国の周遊が可能
当サイトがおすすめする海外用ポケット型WiFiはクラウドSIMという規格を用いているため、利用場所に応じてクラウドサーバー上に存在する複数のSIMカードから最適なものを自動的に適用する仕組みとなっています。
海外においてもその利点を発揮し、日本を含めた世界134の国や地域でインターネットを利用できます。
このクラウドSIMの起用により、これまで国を跨ぐ度に変更していた設定や手続きの必要がなくなったことが、日本からWiFiをレンタルするメリットの最たるものと言えるでしょう。
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まとめ
ガイアナの空港や主要な観光地、ホテルではフリーWiFiが使える場所も多いです。
しかしフリーWiFiはセキュリティ上の不安が大きい上に、使える場所が限られるなど不便な面も少なくありません。
ガイアナへ行く際は、フリーWiFi以外のインターネット接続手段を準備しておくことを強くおすすめします。
プリペイドSIMであれば、モバイル通信なのでフリーWiFiスポットが近くになくてもインターネットに接続可能。
フリーWiFiのようなセキュリティ上の不安もありません。
ただしプリペイドSIMは、使えるようにするための設定や条件が難しい点は注意が必要です。
インターネット設定に相当慣れた方以外は使いこなせないので、自信のない方はより簡単な方法をおすすめします。
次に海外ローミングや海外用ポケット型WiFiであれば、プリペイドSIMと同様にガイアナでモバイル通信を利用可能です。
その上、この2種類は難しい設定や条件がありません。
インターネット設定に慣れていない方でも、無理なく簡単に使えます。
ただ海外ローミングは、契約中の通信キャリアが対応していないと使えません。
設定やプランによっては、想定外の料金が発生してしまうこともあります。
それに対し海外用ポケット型WiFiであれば、契約中のキャリアに関わらずレンタルが可能です。
また完全定額制で使えるプランが多いので、想定外の料金が発生してしまうこともありません。
たとえばポケット型WiFi「クラウドWiFi」なら、ガイアナで1GB/日のモバイル通信を1,450円/日の完全定額制で利用可能。
クラウドWiFiはクラウドSIM技術により電源を入れるだけで最適な電波を取得しインターネット接続できるのもメリットです。
簡単で快適に使えるインターネット接続手段を用意して、ガイアナ観光を思いっきり楽しんできてください!

やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!

ガイアナ旅行へ行くならポケット型WiFiがおすすめだよっ!
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