ジブラルタルのインターネット事情は?フリーWiFiは使える?

ジブラルタルはイベリア半島の南東部分にある、イギリスの海外領土です。

わずか6.5キロ平方メートルと小さいものの観光業に力を入れており、海外から多くの観光客が訪れています。

一方でインターネット環境も整備されており、日本人観光客は準備しておけば滞在中にインターネット環境に困ることはないでしょう。

この記事ではジブラルタルのインターネット事情と、フリーWiFiをはじめ現地で使えるインターネット接続手段の種類を解説します。

種類によって使いやすさやコストに差があるので、自分にあった手段を選ぶようにしましょう。

どの手段が一番簡単でおすすめかも紹介しているので、渡航前に是非参考にして下さい!

インターネット接続手段比較表

スクロールできます
総合評価通信品質セキュリティ使いやすさコスト
海外用レンタル
ポケット型WiFi
フリーWiFi×
プリペイドSIM
海外ローミング
4つのインターネット接続手段の特徴
  • 海外用レンタルポケット型WiFi(★おすすめ)
    安全性が高く電源を入れるだけで快適に使える。複数デバイスで利用可能。
  • フリーWiFi
    無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。
  • プリペイドSIM
    現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。
  • 海外ローミング
    設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。

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目次(タップしてジャンプ)

ジブラルタルのインターネット事情

海外を訪れた観光客がどのくらいインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によります。

自国の人々が快適にインターネットを使えている国の方が、海外から来ている観光客もインターネットを使いやすいわけです。

それではジブラルタルのインターネット事情は、どのような感じでしょうか。

まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」を参考に、ジブラルタルのインターネット普及率をみていきましょう。

ジブラルタルのインターネット普及率(2022年)

国名/地域名普及率
ジブラルタル97.8%
日本93.3%
ヨーロッパ平均89.7%
※参照元:「Internet World Stats

ジブラルタルのインターネット普及率は97.8%で、ヨーロッパ平均や日本より高くなっています。

インターネットが普及した日本では、街から離れた場所にある観光地でもたいてい何らかの手段でインターネット接続が可能です。

人が全く暮らしていない僻地でない限り、インターネット接続手段が何もないということはほとんどありません。

ジブラルタルのインターネット普及率はそんな日本よりも高いので、日本に比べてもインターネットの環境を確保しやすそうですね。

ジブラルタルを訪れる際は事前にきちんと準備しておけば、滞在中にインターネットを使えるでしょう。

インターネット普及率の次に気になるのは、インターネット通信速度です。

インターネット環境を確保できても、快適にインターネットを使えるかは通信速度によります。

以下、有名な通信速度測定サイト「Broadband Speed Checker」のデータを参考に、ジブラルタルの通信速度をみていきましょう。

ジブラルタルの通信速度

通信速度(下り)
ジブラルタル65.68Mbps
日本180.84Mbps
参照元:Broadband Speed Checker公式サイト
※2022/7/4~2023/1/4(6ヵ月間)の集計結果です。

ジブラルタルの通信速度は65.68Mbpsで、日本の約1/3にとどまっています。

高速なインターネット技術が普及した日本では、通信速度が足りなくて不満を感じることはほとんどありません。

SNSやホームぺージはさくさくと表示されますし、容量の重たいファイルもそれほど時間がかからず送受信可能です。

一方、そんな日本よりずっと遅いジブラルタルのインターネットは、日本人が使うとストレスを感じるシーンも多いかもしれませんね。

とはいっても、65.68Mbpsは決して遅くはないことから、観光中にSNSをチェックしたり情報検索したりする程度なら大きな問題にはならないでしょう。

日本人がジブラルタルに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは?

ジブラルタルは日本以上にインターネットが普及している一方で、通信速度は日本よりもずっと遅いことをみてきました。

それでは、そんなジブラルタルへ日本人が観光や出張で出掛けた際は、どのような手段でインターネットに接続できるでしょうか。

主な手段として以下4種類があげられます。

ジブラルタルでインターネットに接続する4つの方法
  1. ジブラルタルに対応した海外用ポケット型WiFiのルーターをレンタルする
  2. ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
  3. ジブラルタルで利用可能なプリペイドSIMを購入する
  4. 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う

これら4種類は日本人に限らず、海外へ出かける観光客などがよく使うインターネット接続の手段です。

ただ種類によって使い勝手に違いがあるので、ご自身にあった手段をえらぶとよいでしょう。

以下、1つずつ具体的にどんな種類か解説しますね。

1.海外用レンタルポケット型Wi-Fiを利用する【おすすめ手段】

海外旅行や出張で渡航する際、現地のインターネット手段として最も安全で便利なのが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiを使う方法です。

海外用レンタルポケット型WiFiであればお使いのスマートフォンとポケット型WiFi端末を接続するだけで現地でも簡単にインターネットを使うことが出来ます。

SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく、スマートフォンのローミングサービスのように高額請求になることもないため、簡単で安全にインターネットを利用できます。

さらに当サイトがおすすめする海外用レンタルポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、よりリーズナブルで快適にインターネットを使うことができます。

当サイトおすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fiのメリット
  • インターネットを安全で快適に使える
    フリーWi-Fiはセキュリティの脆弱性に問題がありますが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiなら個別のネットワークを利用できパスワードで保護されているため安全で快適に利用できます。

  • 業界最安値水準の低価格で使える
    当サイトおすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fiは、業界最安値水準でレンタル可能です。
    さらに電源を入れた日だけ料金が発生するシステムのため経済的に利用できます。

  • 事前受け取りや帰国後の返却ができる
    出国前に受け取ることができるうえに、返却は帰国後にポストに入れるだけなので簡単便利に利用できます。

  • 最大10台まで同時に接続できる
    家族や友人など複数人での利用も可能で、スマホやタブレット・パソコンなど様々なデバイスからインターネットに同時接続することができます。

  • 1台の端末で世界135ヶ国の周遊が可能
    従来の海外用レンタルポケット型Wi-Fiでは、国ごとに端末の切り替えや、SIMカードの入れ替え、再設定などが必要でした。
    当サイトおすすめ海外用レンタルポケットWi-Fiは、国をまたぐ度に変更していた設定や手続きが一切不要なため、世界135ヶ国で手軽に周遊利用できます。

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2.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する

フリーWiFiとは名前の通り、無料で使えるWiFi環境のことです。

日本でもホテルや街のカフェ、ファミレスなどいろいろな場所で提供されているので、使ったことがある方も少なくないでしょう。

ジブラルタルにもフリーWiFiの環境があれば、日本人観光客はWiFiでインターネットに接続できます。

それではジブラルタルには、どのくらいフリーWiFiスポットがあるでしょうか。

次の項からは、ジブラルタルのなかでも特に日本人がよく訪れる場所に、どのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。

空港のフリーWiFiスポットは?

海外へ行ったときに、インターネットを使えると便利な場所の1つが渡航先の空港です。

空港では入出国の手続きや、飛行機の搭乗待ちなどで滞在時間も長くなりがち。

そのため空港内でインターネットを使えれば、観光情報を調べたりSNSをチェックしたりして時間を有効に使えます。

それではジブラルタルの空港では、フリーWiFiが使えるでしょうか。

ジブラルタルへ行く際に日本人が使うのが、「ジブラルタル国際空港(ノース・フロント空港)」です。

空港の公式サイトをみると、インターネット環境の提供について以下のように記載されていました。(当サイトが翻訳しています)

ジブラルタル国際空港では、ターミナルを訪れる全ての人に対しフリーWiFiを提供しています。
このサービスを利用いただくためには、WiFi機能を搭載したPCやタブレット、携帯電話などが必要です。
<WiFiに接続するには?>
1.デバイスでSSID「GIB_PUBLIC」を検索します
2.ブラウザを起動し、利用規約を確認し同意して下さい
3.ブラウザに表示されるユーザー名とパスワードを入力します

参照元:ジブラルタル国際空港公式サイト

公式サイトの記載をみる限り、ジブラルタル国際空港ではWiFiでインターネットに接続できそうですね。

観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?

最初に結論を述べると、ジブラルタルの人気観光地周辺では複数のフリーWiFiスポットを見つけられることが多いです。

特に市街地では、周辺に多くの専用スポットがあるので、専用アプリなどで事前に調べておけば比較的簡単にみつけられるでしょう。

ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」で、各観光地のフリーWiFi提供状況を調べています。

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

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WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。

青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその数字の分だけフリーWiFiスポットがあるということです。

また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないフリーWiFiスポットになります。

gibraltar wifi002

「メインストリート」は、文字通りジブラルタルの中心的な大通り。

免税店などが立ち並び、買い物が目当てでジブラルタルへやってきた観光客が集まっています。

WiFiMAPをみると、ジブラルタルの中心的なエリアだけあって周辺に多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

ジブラルタルのホテルではフリーWiFiが使える?

海外のホテル滞在中に、することもなく退屈な時間をすごした経験がある方も多いのではないでしょうか。

海外のホテルでは言葉の分からないテレビをみても楽しめず、何もすることがなく退屈を強いられがちです。

そのため海外のホテルでインターネットが使えれば、観光情報やSNSをチェックしたりYouTubeを観たりして退屈せずにすみます。

それではジブラルタルのホテルでは、フリーWiFiを使えるでしょうか。

ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、ジブラルタルのホテルにおける提供状況を調べました。

結果は以下の通りです。

ジブラルタルのホテルにおけるフリーWiFi設置状況

スクロールできます
都市掲載ホテル数フリーWiFiが設置されたホテル数設置割合
ジブラルタル全域7269約96%
※2023/1/21時点の情報です。

Booking.comのデータをみる限り、ジブラルタルでは9割を超えるホテルでフリーWiFiが提供されていました。

Booking.com未掲載のホテルもあるとは考えられますが、日本人観光客が泊まりそうなホテルならたいていWiFiでインターネットに接続できそうですね。

ただし一部のホテルでは未提供なので、確実に使いたいときは宿泊前に確認するようにしましょう。

ホテルによっては、「ロビーのような公共エリアでないとWiFiがつながらない」なんてことも。
確実に部屋でもWiFiを使いたいときは、同じWiFiサービスでも手元にWiFiルーターを置ける、ポケット型WiFiレンタルの方がおすすめです。

フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない

ジブラルタルの空港や人気の観光地、ホテルではフリーWiFiを使える場所も多くありました。

そのため「このくらいWiFiが使えるなら、他のインターネット接続手段は必要ないかな」と考えている方もいるかもしれません。

しかし実際のところフリーWiFiには問題が多く、ジブラルタルでメインに使うインターネット接続の手段としては不適切です。

以下、その理由を詳しく解説しますね。

1.個人情報を盗み見られる不安がある

WiFiの通信を周囲の人に見られないようにするためには、暗号化の設定が欠かせません。

暗号化せずにWiFiを使うのは、公共の場で大きな声で話をするようなもの。

周りにいる人は、その気になれば簡単に通信内容を覗き見れてしまいます。

けれどもフリーWiFiは、運用の負担を減らすため暗号化されていないことが少なくありません。

仮に暗号化されていたとしても、暗号の解除に必要なパスワードが公開されています。

そのため悪意のある第三者にとって、フリーWiFiの通信を盗み見るのは技術的にみても難しくないのです。

フリーWiFi上で個人情報を送受信した場合は、それが盗み見られてしまう可能性があります。

クレジット決済やアプリ決済を行った場合は、カード番号が盗み見られ不正利用される可能性も否定できません。

同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiであれば、しっかり暗号化が行われている上にパスワードは勿論公開されていません。そのため通信内容を盗み見られてしまう不安なく、安全にインターネットに接続できます。

2.偽物=なりすましによる被害も多い

フリーWiFiを騙る偽物=なりすましによる被害も少なくありません。

なりすましのWiFiへ接続してしまった場合、悪意のある第三者に通信内容が筒抜けとなる恐れがあります。

その結果、個人情報を盗み見られたりウイルスに感染させられたりするのです。

その上、なりすましか本物かを区別するのは、WiFiを使い慣れた熟練者にとっても簡単ではありません。

なりすましと知らずに接続していて、ずっとあとになってから被害に気付くことも多いのです。

こんな感じでフリーWiFiは、セキュリティのリスクが高いのは否めません。

ただでさえ治安的にみて日本より安全とは言えない海外では、なおさら安心して使いにくいですね…。

同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiなら、なりすましに必要なSSIDが公開されていません。
そのため、ポケット型WiFiに接続している限りは、なりすましを不安視する必要もないです。
ポケット型WiFiは、治安的に不安な海外でも安心して使えます。

3.使える場所が限られる

専用スポットが多いエリアでも、フリーWiFiを使えるのはあくまで専用設備(WiFiルーター)が設置された場所の近くに限られます。

たとえば一番近くにある専用スポットが200m先のカフェなら、基本的にWiFiへ接続できるのはそのお店の中だけです。

日本国内の観光地なら、周囲に建物が一切ないような場所でも電波さえ届けばどこでも手元のスマートフォンをインターネットに接続できます。

路上で道に迷えばGoogle MAPを調べられますし、撮影したばかりの写真をSNSにアップしたりLINEで友達に送ったりも可能です。

けれどジブラルタルでフリーWiFiしかインターネット接続の手段がないと、そんな風にスマートフォンを便利に使えません。

日常的にスマートフォンを手放せなくなっている日本人にとって、海外でスマートフォンを便利に使えないのはストレスになるでしょう。

レンタルしたポケット型WiFiがあれば、海外でも電波さえ届けばどこでもインターネット接続が可能。日本国内と同じように、スマートフォンを便利に使えます。

4.通信品質に問題があることも多い

フリーWiFiの通信品質は、スポットによって差があります。

十分な通信速度で快適に使えるスポットも多いですが、SNSも開かないくらい通信速度が遅過ぎるスポットも少なくありません。

WiFiが使いたくて入ったカフェで、通信品質が悪く思うようにインターネットに接続できなかったらがっかりですね…。

インターネットが使えなくても、カフェ代は当然支払わないといけません…。

同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiなら、以下にあげる理由で通信品質は比較的安定しています。

レンタルのポケット型WiFiなら、通信品質が安定しやすい理由
  • 一定以上の品質をもつWiFiルーターを使っているレンタルプランが多い
  • WiFiルーターをすぐ近くに置けるから、常に強くWiFiの電波をキャッチできる
  • WiFi環境を自分専用で使えるので、混雑の影響を受けにくい
    ※フリーWiFiスポットは、多くの人が集中して接続してしまい、混雑で通信品質が悪化することも多いです。

無料で手軽に使えるフリーWiFiですが、こんな風に問題が多いことは理解しておくべきです。

ジブラルタルへ行く際は、他のインターネット接続手段を用意することを強くおすすめします。

フリーWiFiは何か事情があって他の手段が使えなくなっている場合に限り、個人情報の送受信をせず必要最低限だけ使うようにしましょう。

データ通信量を節約する目的で、動画をみるときだけ比較的信頼性の高いホテルのWiFiを使うという考え方はあります。

同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiなら、ここにあげたような問題もなく安心かつ快適に使えます。

pman sadピーマンくん

フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、

tomato oji

フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。

フリーWiFiよりモバイル通信の方が圧倒的に使えるエリアが広い

ジブラルタルでは、WiFiMAPでフリーWiFiのスポットが近くに見つからない観光地も少なくありませんでした。

一方でモバイル通信であれば、断然使えるエリアが広いです。

以下、高速なLTEによるモバイル通信が使える提供エリアマップをご覧ください。

Gibtelecomのモバイル通信(LTE)提供エリアマップ【ジブラルタル全域】

gibraltar wifi013
参照元:COLLINS COVERAGE公式サイト
※地図のなかで、赤く塗られた部分がLTEの提供エリア範囲

ご覧のように、ジブラルタルの全域がすっぽりとLTEによるモバイル通信の提供エリア内となっています。

これらエリアなら、わざわざフリーWiFiのスポットを探さなくても、モバイル通信でインターネットに接続できる可能性が高いわけです。

こういった意味でも、ジブラルタルではフリーWiFiより、これから紹介するモバイル通信系のサービスがおすすめできます。

3. ジブラルタルで利用可能なプリペイドSIMを購入する

プリペイドSIMとは、前払いで必要な分だけ購入して使うタイプのモバイル通信サービスです。

最低利用期間のような縛りもないので、観光客などが海外滞在中だけ使うインターネット接続手段としてよく選んでいます。

2GB/10日という専用プランなら、10日間の有効期限内に合計2GBまでモバイル通信が可能です。

モバイル通信であれば暗号化が行われており、通信内容を盗み見られるような不安がありません。

また日本国内にいるときと同じように、電波さえ届けばどこでも使えるのもメリットです。

当サイトが調査したところ、ジブラルタルでは以下のようなプリペイドSIMプランが販売されていました。

Gibtelecom※

スクロールできます
プランの内容料金日本円
2GB/30日£12約1,927 円
5GB/30日£16約2,569 円
8GB/30日£20約3,211 円
15GB/30日£25約4,014 円
無制限/7日※1)£30約4,817 円
参照元: Gibtelecom公式サイト
※1)データ通信量が5GBを超えると512Kbps、8GBを超えると256Kbpsに、12GBを超えると128Kbpsに減速します。
※掲載しているのはプランの一部内容です。プランの詳細やここに掲載していない他プランについては公式サイトを確認下さい。
※£1=160.56円(2023/1/23時点のレート)で計算しています。

上記のようなプランを、ジブラルタル現地で購入して使うことも可能です。

ただし、その場合は現地で英語やスペイン語を使い、店員と会話をしなくてはなりません。

海外では現地の事情が分からない外国人相手に、実際よりずっと高い価格でプリペイドSIMを売ろうとする例も多いです。

そういった点が不安であれば、日本国内のAmazonなどでプリペイドSIMを購入し持ち込む方が安心ではあります。

ポケット型WiFiであれば、日本にいる間に日本語で手続きしてレンタルできます。
またオンラインで簡単に手続きできて、手間もかかりません。

インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい

プリペイドSIMを選ぶときは、使えるようにするまでの設定や条件が難しい点は注意しなくてはなりません。

プリペイドSIMを使うためには、以下にあげる条件や設定を自分で解決する必要があります。

ジブラルタル現地でプリペイドSIMを使うための3つの条件
  • 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
    ※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い
  • 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
  • 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる

これらの意味が分かって少しの問題なら自分で解決できるくらい、インターネット設定に慣れた方でないとプリペイドSIMは使いこなせません。

自信のない方は、海外用レンタルポケット型WiFiを利用する手段の方が簡単でおすすめです。

ポケット型WiFiなら、数ステップの簡単なWiFi設定だけですぐに使えます。
普段自分でインターネットの設定をされない方でも、無理なく簡単に利用可能です。

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4.キャリアの海外ローミング

日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。

恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?

キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。

各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。

サービス名内容
ドコモ■パケットパック海外オプション
200円/1時間〜
980円/24時間
2,480円/3日間
3,980円/5日間
5,280円/7日間
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限
■海外パケ・ホーダイ
24.4MB /日|1,980円
無制限/日:2,980円
◇通話:従量課金
→利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要
au■対応※1)
ソフトバンク■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
ahamo■非対応
povo■対応※1)2)
LINEMO■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
※アメリカ放題非対応
UQ mobile■対応※1)
楽天モバイル■対応
※2023年1月時点
※1)音声通話とSMSのみ利用できます。データ通信(インターネット接続)は使えません。
※2)povo1.0のみ順次対応が開始されています。

注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。

パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。

ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

tomato oji

キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。

レンタルしたポケット型WiFiなら、契約中のキャリアに関係なく多くの国で利用が可能です。

まとめ

ジブラルタルの空港や人気の観光地周辺、ホテルではフリーWiFiを使えるスポットも多いです。

けれどフリーWiFiはセキュリティ的な不安が大きい上に、使える場所が限られるなど問題が少なくありません。

ジブラルタルへ行く際は、他のインターネット接続手段を確保することを強くおすすめします。

プリペイドSIMであれば、モバイル通信なので通信内容を盗み見られる不安はありません。

電波さえ届けば、どこでもインターネットに接続できるメリットもあります。

ただし使えるようにするための設定や条件が難しく、インターネット設定に慣れた熟練者でないと使いこなせません。

次に海外ローミングやポケット型WiFiレンタルもまたモバイル通信で、電波さえ届けばどこでもインターネット接続が可能。

セキュリティ的な不安もありません。その上、これら2種類は難しい設定や条件もなく、インターネット設定に不慣れな方でも簡単に使えます。

ただ海外ローミングは、契約中のキャリアが対応していないと使えないのがデメリットです。

また設定やプランによっては、想定外の料金が発生してしまう点は注意しないといけません。

その点、ポケット型WiFiであればキャリアに関わらずレンタルが可能です。

完全定額制のプランが多く、想定外の料金が発生する不安もありません。

たとえばポケット型WiFi「海外WiFiレンタルショップ」であれば、ジブラルタルで1GB/日のモバイル通信を1,200円/日の完全定額制で使えます。

簡単で快適なインターネット接続手段を確保して、ジブラルタル観光を思う存分楽しんできてください!

tomato oji

やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!

pman ideaピーマンくん

ジブラルタル旅行へ行くなら海外WiFiレンタルショップがおすすめだよっ!

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WiFiPman登場人物紹介

■ピーマンくん■

Pman学園の生徒の一人。通信系の知識を学ぶために日夜勉強に励む努力家。好きなものはピーマンの肉詰め。
■トマト先生■

Pman学園の先生。ポケットWiFiのみならず通信系界隈の知識が豊富。トレードマークはちょっとグレーになってきている口髭。話が長いことが玉に瑕。
■レモンちゃん■

Pman学園の生徒でみんなのアイドル的存在。容姿端麗でかつ勉強が得意で通信関係の補足知識をよく教えてくれる。最近の流行りはヘアアレンジ。

この記事を書いた人

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