イギリス領ケイマン諸島のインターネット事情は？フリーWiFiは使える？

イギリス領ケイマン諸島は、グランドケイマン島、リトルケイマン島、ケイマン・ブラック島の3島で構成されるイギリスの海外領土です。

総面積は愛知県豊橋市とほぼ同程度と大きくはありませんが、美しいビーチなどがあり海外から多くのリゾート客が訪れています。

一方でインターネット環境も比較的整備がすすんでおり、日本人観光客は事前に準備しておけば現地でインターネットを利用可能です。

この記事では、イギリス領ケイマン諸島のインターネット事情と、フリーWiFiをはじめ現地で使えるインターネット接続手段の種類を解説します。

種類によって使い勝手が違うので、ご自身にあった手段を選ぶとよいでしょう。

記事では、どの手段が最も簡単でおすすめかも解説しているので、是非参考にして下さい！

インターネット接続手段比較表

	総合評価	通信品質	セキュリティ	使いやすさ	コスト
海外用レンタル ポケット型WiFi	◎	〇	〇	◎	〇
フリーWiFi	△	△	×	△	◎
プリペイドSIM	〇	〇	〇	△	〇
海外ローミング	〇	〇	〇	〇	△

ケイマン諸島のインターネット事情

渡航先の国で海外からの観光客がどのくらいインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によります。

自国民が快適にインターネットを使える国なら、その国を訪れる海外からの観光客もインターネットを使いやすいと考えられるわけです。

それではケイマン諸島のインターネット事情は、どのような感じでしょうか。

まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」^※を参考に、ケイマン諸島のインターネット普及率をみていきましょう。

ケイマン諸島のインターネット普及率（2019年）

国名/地域名	普及率
ケイマン諸島	86.5 %
カリブ諸国平均	50.8%

ケイマン諸島のインターネット普及率は86.5%で、カリブ諸国平均に比べずっと高いです。

そのため周辺の国に比べると、日本人観光客はインターネット環境をずっと確保しやすいでしょう。

一方、集計年は異なりますが日本のインターネット普及率は93.3%（2022年時点）。

ケイマン諸島のインターネット普及率に比べると、少しですが高くなっています。

インターネットが普及した日本では、市街地から離れた場所にある観光地でも、たいてい何らかの手段でインターネット接続が可能です。

人が全く暮らしていないような僻地でない限り、何のインターネット接続手段も見つからないということはほとんどありません。

たいしてケイマン諸島のインターネット普及率は日本より少し低いので、日本に比べればインターネット環境を確保しにくいかもしれません。

とはいえ86.5％も十分に高いので、日本人観光客は事前に準備してから訪れれば、滞在中にインターネットを使えるでしょう。

インターネット普及率の次に気になるのは、インターネット通信速度です。

インターネット環境を確保できても、快適に使えるかは通信速度によります。

以下、有名な通信速度測定サイト「Broadband Speed Checker」のデータを参考に、ケイマン諸島の通信速度をみていきましょう。

ケイマン諸島の通信速度

国	通信速度（下り）
ケイマン諸島	62.04Mbps
日本	175.82Mbps

ケイマン諸島のインターネット通信速度は62.04Mbpsで、日本の約1/3です。

日本では高速なインターネット技術が普及しており、通信速度が遅くて不満を感じることはほとんどありません。

ホームページやSNSはスムーズに表示されますし、高画質な動画も鑑賞できます。

一方、ケイマン諸島の通信速度は日本に比べずっと遅いので、日本人が使うと物足りなく感じることも多いかもしれませんね。

とはいえ、60Mbps超の通信速度があれば、観光中にSNSチェックや情報検索などで少し使う分には問題ないでしょう。

日本人がケイマン諸島に旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは？

ケイマン諸島のインターネット事情は、日本に比べると少し整備が遅れていることをみてきました。

それではそんなケイマン諸島へ日本人が観光や出張で行く際は、どんな手段でインターネットに接続できるでしょうか。

考えられるのは、以下4種類です。

これら4種類は日本人だけでなく、海外を訪れる観光客がよく使うインターネット接続手段です。

ただ種類によって難易度や利便性に大きな差があるので、自分が使いやすい手段を選ぶとよいでしょう。

以下、1つずつどんな手段か解説しますね。

1.海外用レンタルポケット型Wi-Fiを利用する【おすすめ手段】

海外旅行や出張で渡航する際、現地のインターネット手段として最も安全で便利なのが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiを使う方法です。

海外用レンタルポケット型WiFiであればお使いのスマートフォンとポケット型WiFi端末を接続するだけで現地でも簡単にインターネットを使うことが出来ます。

SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく、スマートフォンのローミングサービスのように高額請求になることもないため、簡単で安全にインターネットを利用できます。

さらに当サイトがおすすめする海外用レンタルポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、よりリーズナブルで快適にインターネットを使うことができます。

2.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する

フリーWiFiとは名前の通り、無料で使えるWiFi環境のことです。

日本でもホテルや街のカフェ、ファミレスなどで提供されているので使ったことがある方も多いでしょう。

ケイマン諸島にも専用スポットがあれば、日本人はWiFi経由でインターネットに接続が可能です。

それでは、ケイマン諸島にはどのくらいフリーWiFiスポットがあるでしょうか。

有名な海外向け観光ガイドブック「地球の歩き方」では、ケイマン諸島を含むカリブ諸国のインターネット事情について、以下のように書いています。

キューバ&カリブの島々でスマホ、ネットを使うには
まずは、ホテルなどのネットサービス(有料または無料)、Wi-Fiスポット(インターネットアクセスポイント。無料)を活用する方法がある。
キューバ&カリブの島々では、主要ホテルや町なかにWi-Fiスポットがあるので､宿泊ホテルでの利用可否やどこにWi-Fiスポットがあるかなどの情報を事前にネットなどで調べておくとよいだろう｡
ただしWi-Fiスポットでは通信速度が不安定だったり、繋がらない場合があったり、利用できる場所が限定されたりするというデメリットもある。

参照元：「地球の歩き方 B24 キューバ 2019〜20」（P379）

地球の歩き方の情報をみる限り、ケイマン諸島ではフリーWiFiの専用スポットがある程度はありそうですね。

ただし地球の歩き方が注意しているように、フリーWiFiは通信品質や利便性の面で問題があるのは否めません。

地球の歩き方では、同じページでより快適に使えるインターネット接続手段として、海外ローミングや海外用ポケット型WiFiレンタルをあげています。

フリーWiFiの問題点や、他の手段について詳しくは後述しますね。

次の項では、ケイマン諸島のなかでも日本人が特によく訪れる場所に、どのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。

空港のフリーWiFiスポットは？

海外旅行をする際は、入出国の手続きや飛行機待ちなどで渡航先の空港に滞在する時間も長くなりがちです。

そんななかで、することもなく退屈な思いをした経験がある方も多いでしょう。

空港内でインターネットに接続できれば、観光情報やSNSをチェックするなどして退屈にならずにすみます。

それではケイマン諸島の空港では、フリーWiFiが使えるでしょうか。

ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」^※で、各空港に専用スポットがあるかみていきます。

WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。

青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその数字の分だけ専用スポットがあるということです。

また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないスポットになります。

観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある？

先に結論を述べると、ケイマン諸島の市街地にある人気観光地周辺では、複数のフリーWiFiスポットを見つけられることが多いです。

専用アプリを使うなどして事前に調べておけば、行き先周辺のスポットを見つけられるでしょう。

反対に市街地から少し離れると、フリーWiFiスポットを見つけられないことが多いです。

ここでもWiFiMAP^※で、各観光地に専用スポットがあるかみていきます。

ケイマン諸島のホテルではフリーWiFiが使える？

海外旅行をしたときに、宿泊先のホテルですることもなく退屈を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

海外のホテルでは滞在する時間が長くなることもある上に、外国語のテレビを見ても楽しめないでしょう。

そのためホテルでインターネットが使えれば便利。

SNSや観光情報をチェックしたり、YouTubeをみたりして有意義に過ごせます。

それではケイマン諸島のホテルでは、フリーWiFiが使えるでしょうか。

ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、ケイマン諸島のホテルにおける提供状況を調べました。

結果は以下の通りです。

ケイマン諸島のホテルにおけるフリーWiFi設置状況

都市	掲載ホテル数	フリーWiFiが設置されたホテル数	設置割合
ケイマン諸島全域	69	64	約93％

Booking.comのデータをみる限りでは、9割を超えるホテルでフリーWiFiが提供されていました。

Booking.comに未掲載のホテルもないとはいえませんが、日本人が使いそうなホテルにはたいていフリーWiFiがありそうですね。

ただ全てのホテルで提供されているわけではないので、絶対に使いたいときは宿泊予約をする際などに確認するようにしましょう。

海外のホテルでは、「ロビーのような公共エリアでしかWiFiにつながらない」ということも少なくありません。
部屋でもWiFiを使いたい場合は、同じWiFiでも手元にレンタルしたルーターをおけるポケット型WiFiの方がおすすめです。

フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない

ケイマン諸島の空港や人気観光地周辺、ホテルではフリーWiFiを使える場所も多くありました。

そのため「それだけWiFiが無料で使えるなら、他のインターネット接続手段はいらないかな」と考えている方もいるでしょう。

しかしフリーWiFiには、セキュリティ面でも利便性の面でも問題が多いです。

ケイマン島でメインに使うインターネット接続手段としておすすめできません。

以下、その理由を解説しますね。

1.通信の内容を盗み見られてしまうリスクがある

周りの人にWiFiの通信内容をみられないようにするためには、暗号化の設定が欠かせません。

暗号化の設定なしでWiFiを使う場合は、外から丸見えの状態でデータを送受信することになります。

しかしフリーWiFiのスポットは、運用の手間を減らすために暗号化が設定されていないことが少なくありません。

仮に暗号化されていても、暗号解除に使うパスワードが公開されています。

そのため悪意のある第三者にとって、フリーWiFiの通信内容を盗み見ることは難しくないのです。

フリーWiFi上でクレジット決済やアプリ決済を行うと、クレジットカード番号を盗み見られ不正利用される可能性も否定できません。

レンタルしたポケット型WiFiであれば、もちろんパスワードは公開されていません。
通信内容を盗み見られる不安がなく、安全に使えます。

2.偽物の存在（＝なりすまし）にも気を付けなくてはならない

本物のフリーWiFiに似せて構築された、偽物＝「なりすまし」にも気を付けなくてはなりません。

なりすましと知らず接続してしまうと、悪意のある第三者に通信内容が全てみられてしまう可能性があります。

その結果、個人情報が盗み見られたり、ウイルスに感染させられたりするのです。

さらに悪いことに、なりすましか本物かの区別は、WiFiを使い慣れた熟練者にとっても簡単ではありません。

なりすましにいつ間にか接続していて、ずっとあとになってから被害に気付くなんてこともあるのです。

こんな風に、セキュリティ的なリスクが大きいフリーWiFiは、ただでさえ治安に不安がある海外では安心して使いにくいですね…。

同じWiFiでも、レンタルしたポケット型WiFiであれば、なりすましに必要なSSIDが公開されていません。
そのため、ポケット型WiFiを使っていれば、なりすましによる被害を心配する必要なく安心して使えます。

3.限られた場所でしか使えない

フリーWiFiスポットが多いエリアでも、WiFiに接続できるのは専用設備（WiFiルーター）が設置された場所の近くだけです。

たとえば一番近いスポットが200m先のレストランなら、WiFiに接続できるのは基本的にお店の中に限られます。

（広いお店だったり設備が貧弱だったりすれば、「テーブルによってはつながらない」なんてことも…。）

日本の観光地なら、近くに建物がないような場所でも電波さえ届けばどこでも手元のスマートフォンをインターネット接続可能です。

路上で道に迷ったら地図アプリをみられますし、きれいな海の写真を撮ってすぐにLINEで友達に送ることもできます。

けれどケイマン諸島でフリーWiFiしかインターネット接続の手段がないと、そんな風にスマートフォンを使えないのです。

普段からスマートフォンを使いこなす日本人にとって、そんな環境はストレスになるのではないでしょうか。

レンタルしたポケット型WiFiがあれば、電波が届けばどこでもインターネットに接続が可能。
日本にいるのと同じようにスマートフォンを便利に使えます。

4.スポットによって通信品質に差がある

フリーWiFiの通信品質は、スポットによってまちまちです。

何の問題もなく快適にインターネット接続できるスポットも多いですが、WiFiの電波が弱くSNSさえ開けないなんてスポットも少なくありません。

WiFiが使いたくて入ったカフェなどで、通信品質が悪く思うようにインターネットに接続できなかったらがっかりですね…。

楽しい旅行気分が台無しになってしまいます…。

同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiなら、以下にあげる理由で通信品質は比較的安定しています。

こんな感じで、フリーWiFiはいろいろと問題が多いです。

ケイマン諸島でインターネットを気持ちよく使いたいときは、他の手段も用意しておくことを強くおすすめします。

フリーWiFiは何かの事情で他の手段が使えない場合に限り、個人情報の送受信をさけ必要最低限だけ使うようにしましょう。

データ通信量の消費が激しい動画をみるときだけ、ホテルなどの比較的信頼性が高いフリーWiFiを使うという手もあります。

同じWiFiを使うなら、セキュリティ面でも利便性の面でもポケット型WiFiレンタルの方が断然おすすめです。

フリーWiFiよりモバイル通信の方が圧倒的に使えるエリアが広い

ケイマン諸島では、フリーWiFiよりモバイル通信の方が断然使えるエリアが広いです。

以下、LTEによる高速なモバイル通信の提供エリアマップをご覧ください。

FLOWのモバイル通信（LTE）提供エリアマップ【ケイマン諸島全土】

ご覧のように一番観光地が多いグランドケイマン島は大部分のエリアが、LTEの提供エリア内となっています。

またWiFiMAPでほとんどフリーWiFiスポットがみあたらなかったリトルケイマン島やケイマン・ブラック島も一部エリアがLTEのエリア内です。

次にリトルケイマン島とケイマン・ブラック島の提供エリアマップをよりくわしくみていきましょう。

FLOWのモバイル通信（LTE/3G）提供エリアマップ【リトルケイマン島/ケイマン・ブラック島】

ご覧のように、ケイマン・ブラック島は全域が3Gモバイル通信の提供エリア内となっています。

またリトルケイマン島についても、3Gモバイル通信の提供エリアが広がっている状況です。

(3GはLTEより遅いとはいえ、SNSや情報検索程度であれば問題なく使えることが多いです。)

つまり、これらエリアなら、わざわざフリーWiFiスポットをさがさなくてもモバイル通信でインターネットに接続できます。

こういった点からも、ケイマン諸島ではモバイル通信系のインターネット接続手段を選んだ方がよいでしょう。

3.ケイマン諸島で利用可能なプリペイドSIMを購入する

プリペイドSIMとは、前払いシステムで必要な分だけ購入できるモバイル通信サービスです。

たとえば3GB/5日という専用プランなら、5日間の有効期限内に合計3GBまでモバイル通信が使えます。

最低利用期間のような縛りもないので、旅行中のインターネット接続手段を確保したい観光客が購入することも多いです。

またモバイル通信であれば、通信内容を盗み見られる不安がない上に、電波さえ届けばどこでもインターネットに接続できます。

海外でも安全で便利に、インターネットを利用可能です。

当サイトが調査したところ、ケイマン諸島では以下のようなプリペイドSIMプランが販売されていました。

FLOW※

プランの内容	料金	日本円
250MB/1日	＄2.99	約477 円
1GB/3日	＄7.99	約1,274 円
2GB/7日	＄14.99	約2,390 円

上記のようなプランを、現地で購入してモバイル通信を使うこともできます。

ただ、その場合は英語で現地の店員とコミュニケーションをとらないといけません。

海外では、現地の事情が分からない外国人相手に、実際よりずっと高い価格でプリペイドSIMを売ろうとする例もあります。

こういったことが不安であれば、日本のAmazonなどでプリペイドSIMを購入して持ち込む方が安心です。

ポケット型WiFiなら、日本国内で手続きして空港で受け取ったり自宅に配送してもらったりすることも可能。
手軽にレンタルして使えます。

インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい

プリペイドSIMを選ぶときに注意が必要なのは、使えるようにするための設定や条件が簡単ではない点です。

利用時には、以下にあげる設定や条件を自分で解決しなくてはなりません。

これらの意味が分かり、少しの問題なら自分で解決できるくらいインターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しいです。

自信のない方は、海外用レンタルポケット型WiFiを利用する手段の方が簡単でおすすめです。

レンタルしたポケット型WiFiなら難しい条件がなく、簡単なWiFi設定だけで使えるので迷うことはありません。
インターネット設定に慣れていない方にもおすすめできます。

4.キャリアの海外ローミング

日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。

恐らくあなたもその一人ではないでしょうか？

キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。

各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。

サービス名	内容
ドコモ	■パケットパック海外オプション 200円/1時間〜 980円/24時間 2,480円/3日間 3,980円/5日間 5,280円/7日間 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限 ■海外パケ・ホーダイ 24.4MB /日｜1,980円 無制限/日：2,980円 ◇通話：従量課金 →利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要
au	■世界データ定額 （利用日数：1日から30日） 490円/24時間〜 690円/24時間〜 980円/24時間〜 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限 ◇通話：従量課金 →利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要
ソフトバンク	■海外パケットし放題 25MB以下/日：0-1,980円(税込) 25MB以上/日：2,980円(税込) ◇通話：従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
ahamo	■非対応
povo	■対応※
LINEMO	■海外パケットし放題 25MB以下/日：0-1,980円(税込) 25MB以上/日：2,980円(税込) ◇通話：従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 ※アメリカ放題非対応
UQ mobile	■対応
楽天モバイル	■非対応

注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。

パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。

ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

レンタルしたポケット型WiFiなら、契約中のキャリアに関係なく多くの国で利用が可能です。

まとめ

ケイマン諸島の空港やホテル、人気観光地周辺ではフリーWiFiを使える場所が多くありました。

しかしフリーWiFiはセキュリティ上の心配が大きいのに加え、限られた場所でしか使えないなど利便性もよくありません。

ケイマン諸島へ行く際は、他のインターネット接続手段を用意することを強くおすすめします。

プリペイドSIMなら、モバイル通信でセキュリティの不安なく利用が可能。

電波が届きさえすれば、どこでも使えるのもメリットです。

ただし設定や条件が難しい点は、注意しなくてはなりません。

インターネットの設定に慣れた熟練者以外は使いづらいため、より簡単な手段をおすすめします。

次に、海外ローミングやポケット型WiFiについてもモバイル通信なので、安全で便利に利用可能。

その上、難しい設定や条件がなく手軽に使えるのもメリットです。

ただ海外ローミングは、契約中のキャリアが対応していないと使えません。

設定やプランによっては、想定外の料金が発生してしまう可能性もあります。

その点、ポケット型WiFiであれば、契約中のキャリアに関係なくレンタル可能です。

また完全定額制のプランが多いため、想定外の料金が発生してしまう不安もありません。

たとえばポケット型WiFi「海外WiFiレンタルショップ」なら、ケイマン諸島で1GB/日のモバイル通信を、1,400円/日の完全定額制で使えます。

簡単で快適なインターネット接続手段を選んで、ケイマン諸島の観光を思いっきり楽しんできてください！