おすすめWiFiは?中国で使えるWi-Fiレンタルサービス6社の料金を徹底比較

中国で安価に利用可能な海外専用ポケット型Wi-Fiをお探しでしょうか?

中国は非常に国土が広く、上海・北京・広州・深セン・東莞・天津・武漢・瀋陽・南京・重慶など有名都市が多く、観光やビジネスで数多くの日本人が訪問する人気国となっています。

海外専用モバイルWi-Fiルーターもさまざまな種類があるため、どれを選べば良いかわからない方もきっと多いことでしょう。

加えて、中国へ行くまでのわずかな期間で選ぶのは、海外渡航が初めての方には非常に困難です。

本記事では、中国旅行や中国へビジネスで赴任する方向けに、中国で使えるおすすめの海外WiFiルーターを紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

この記事のまとめ
  • 有名サービスはネームバリューによる安心感があるが、料金が高額となることが多い
  • 補償内容は充実したものを選択すべき
  • 中国での長期滞在でお得に利用するなら「海外WiFiレンタルショップ」がおすすめ

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掲載情報に関しては、執筆現在の情報です。最新情報のご案内については各種掲載サービスサイトをご覧ください。

目次(タップしてジャンプ)

【中国WiFi比較ポイント】対応レンタルサービス

海外旅行へいく際にインターネット環境を整備することはもはや常識となってきました。

日本にいる時と同じように、スマホで現地の情報を調べることができなければかなり不便です。

海外で使えるインターネット手段の中でも簡便で利便性が非常に高いのが海外専用のモバイルルーターを借りるサービスとなっています。

ここでは、中国で利用出来る海外WiFiを選ぶ際のポイントについて紹介していきましょう。

海外WiFiの比較ポイント
  • 特別回線=VPN対応もしくは国際ローミング対応を選ぶ
  • 料金プランの安さ
  • 1日あたりのパケット通信上限
  • 通信速度の速さ
  • 希望する受け取り方法が選択できるか
  • 端末補償が充実しているか
  • 旅行先でのトラブルなどに対応できるオプションがあるか

特別回線=VPN対応もしくは国際ローミング対応を選ぶ

Kaigai 3

一番最初に確認して欲しいのは、中国国内で日本と同じように通信ができるのか=特別回線に対応したサービスかどうかということです。

冒頭で触れたように、中国国内には「金盾(グレートファイヤーウォール」と呼ばれる情報統制が敷かれており、通常の中国国内のネットワークからは、指定されているソースにしかアクセスできません。

要するに、私たちが主に日常生活で利用しているサービスの大半が「利用不可」となっているのです。

常にインターネットは、当局によって閲覧できる状態と考えても差し支えないでしょう。

統制対象には、GoogleやApple、X(旧twitter)やInstagram、LINE、Skypeなども含まれているため、日本国内と同様に通信することが非常に困難となっているのです。

それを回避する策が2つあります。

情報統制を回避するための方法
  • VPNを利用する
  • 国際ローミングを利用する

まず一つ目が、暗号化トンネルを通って通信する「VPN」という仕組みを使用する方法です。

暗号化されたトンネルを潜ってインターネット接続を行うことで、情報統制を回避してインターネットを利用することが可能となっています。

もう一つが「国際ローミング」を用いた回線を利用したサービスを使うことです。

国際ローミングとは、現地の通信事業者ではない通信事業者のSIMカードを用いて、現地の通信事業者の電波網を借用して通信することを指します。

この「国際ローミング」に関しては、情報統制の規制対象外となっているのです。

中国で使えるモバイルルーターのレンタルサービスの中には、これら2つに対応しておらず、満足に利用できないものも存在します。

よって、中国で日本国内と変わりなくインターネット通信を行いたい場合は、必ず「VPN対応プラン」もしくは「国際ローミング対応プラン」を選択しましょう。

pman sadピーマンくん

現地情報を検索したくても国外のサイトにアクセスできないと困るな。

tomato oji

LINEで連絡が取れないのは問題じゃ。
やっぱり快適にインターネットを使うなら特別回線プランを選んだ方がいいぞい。

本記事掲載のサービスに関しては、「特別回線」に対応したプランのサービスのみ掲載しています。

料金プランの安さ

続いて見てほしいのは、1日あたりの利用料金です。

1日あたり利用できるパケット通信量に応じて料金が変わってきますが、やはり安価な方がお得感が強いでしょう。

ただし、一部サービスでは、1日あたりの利用料金のほかに、端末利用料金を請求するサービスも存在するため、よく確認するようにしてください。

Kawamura top R 1監修者:河村

一般的に利用料金については、1日あたりのパケット上限が大きかったり、高速通信ができるプランだと高額となる傾向があります。

1日あたりのパケット通信上限

また、確認してほしいのは、1日あたりのパケット通信量です。

最近では、「実質パケット無制限感覚」で利用できるものも増えてきており、海外での利用でも日本国内と変わりないような感覚で利用できるように変化してきています。

やはり、一番人気は「無制限プラン」でしょう。

ほとんどの海外専用モバイルルーターのプランは、「1日」単位でパケット上限が決められており、上限を超過した場合は、翌日にリセットされるまで速度制限がかかることが大半です。

途中でパケットチャージをすることは基本的にはできないと考えてください。

pman sad

データ通信をしすぎて追加料金がかかる心配はないけど、速度が制限されるんだね。
1日1ギガ上限だとちょっと心配かも。

「無制限」と呼称していても、完全に無制限のサービスは存在しません。1日あたりのパケット上限が設定されているサービスも多いため、不安な方は事前に確認するようにしましょう。

通信速度の速さ

通信速度の速さも判断する上で非常に重要な要素です。

最近では少なくなりましたが、安価という理由だけで「3G」しか利用できないプランを選択すると、現地で通信速度が遅くなってしまい、満足のいく通信ができず、ストレスを感じてしまう可能性があります。

「5G」が利用できるプランも増えてきましたが、現状であれば「4G」に対応していれば十分でしょう。

希望する受渡・返却方法が選択できるか

多くの海外Wi-Fiでは、下記のような受け取り方法を選択することができます。

海外Wi-Fiの受け取り方法
  • 自宅
  • コンビニ
  • 滞在先のホテル
  • 自宅以外の指定住所
  • 空港
  • 主要駅
  • 海外の空港

上記が代表的な受け取り方法となっています。

注意が必要なのが、自宅のみでしか受け取れないサービスです。

多くの場合は、空港での当日受け取りを選択することが多いでしょう。

飛行機の出発に間に合うように、端末受け取り時間も合わせて考えた上で行動しましょう。

家で受け取る際は、置き配サービスなどを利用しない限りは対面受け取りとなることが多いため、仕事などで配達時間帯に不在の場合は、受け取れない可能性があります。

そういった場合は、宅配ボックスの利用を検討する、コンビニ受け取りに対応しているサービスを選択するなどの工夫が必要でしょう。

Kawamura top R 1監修者:河村

店頭受け取りを選択すると片道分の送料がお得になるものもあります。

返送の際は、空港に設置されてある返却ボックスなどを使う場合は、返送料金はかかりません。

ただしそれ以外の場合については、基本的に返送時の送料については利用者負担となっている場合が多いため、注意しましょう。

送料のおおよその目安は約1,000円程度となっています。

郵送でもほかの配送方法でもどちらでも構いませんが、荷物の追跡サービスが利用できるものにしたほうが良いでしょう。

端末補償オプションが充実しているか

海外Wi-Fiを選ぶ際には、端末補償が非常に重要となります。

海外旅行時に不安なのは不測のトラブルです。

日本国内のように治安が良い渡航国ばかりではないため、置き引きやひったくりなどの被害も考えられます。

盗難に遭ったカバンの中にレンタルした海外Wi-Fiが入っていた場合は、高額な機器損害金を支払う必要が出てくるのです。

そういった事態に対応できるように、端末補償サービスが充実しているサービスを選ぶようにしましょう。

ほとんどのサービスで、「あんしん補償」といった名称で提供しています。

基本的には端末補償は「オプション」扱いとなっており、本体レンタル料金とは別に費用が発生しますのでご注意ください。

旅行先でのトラブルなどに対応できるサポート体制があるか

海外旅行では、思っていもいないようなトラブルに遭遇するケースも考えられます。

旅先で端末を紛失してしまった、水没して故障してしまった、突然通信ができなくなってしまった…など、自分ではどうにもならないような状態に陥ってしまったときに役に立つのが、利用先のカスタマーサポートです。

中には、24時間365日、土日関係なく対応してくれるサービスもあり、電話だけでなく、LINEやSkypeといった手段で連絡が取れるユーザービリティの高いもの存在しています。

ただし、中には土日は休み、サポートできるのは日本時間の10時から18時までというサービスもあるため、ご自身のニーズにあった最適なものを選ぶようにしましょう。

【中国WiFi】使えるおすすめサービス6社を比較

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それでは、中国で使えるおすすめの海外Wi-Fiレンタルサービスを比較していきましょう。

比較するサービスは下記の6つです。

比較サービス

  1. 海外WiFiレンタルショップ
  2. グローバルWiFi
  3. ペンタクトWiFi
  4. フォートラベル GLOBAL WiFi
  5. チャイナデータ
  6. イモトのWiFi

ここではVPN対応(プレミアム回線と呼称するサービスあり)のサービスのみ紹介しているため、現地でも日本と同様にインターネットを利用することができます。支払い方法に関してはすべてクレジットカードがメインとなっていますが、一部サービスでペイディなどの後払いサービスを利用できるものも存在します。

スクロールできます
サービス名プラン名データ上限(1日)送料利用料金(1日)受取方法/場所返却方法/場所補償
海外WiFiレンタルショップ無制限550円~900円
(端末費用+220円)
宅配(自宅・コンビニ)
店頭(無料)
配送(550円)紛失・破損など(330円/日)
WiFiBox無制限なし1,190円専用レンタル端末専用レンタル端末一部補償(220円/日)
フォートラベル中国4G(高速)特別回線 容量無制限無制限550円〜879円
(割引後価格)
空港(無料)
宅配(550円)
キャンペーン実施中
空港(無料)
宅配(元払い)
紛失・破損・海外旅行保険相当補償など(770円/日)
イモトのWiFi4G/LTE WiFi
中国プレミアム回線無制限プラン
使い放題550円〜2,260円空港・宅配(550円)
本社受け取り(無料)
空港・本社(無料)
配送(元払い)
紛失・破損など(550円/日)
グローバルWiFi特別回線4G無制限プラン無制限550円〜2,270円空港・宅配・コンビニ(550円)空港(無料)
配送(元払い)
紛失・破損など(550円/日)
チャイナデータチャイナ DATA 無制限使い放題無料
キャンペーン中
1,280円宅配(無料)
空港(+500円)
配送(無料)紛失・破損など(500円/日)
ペンタクトWiFi中国プレミアム回線無制限無料1,280円配送/空港配送/空港紛失・盗難(330円/日)
※価格はすべて税込

1位「海外WiFiレンタルショップ」

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サービス概要
サービス名海外WiFiレンタルショップ
運営会社株式会社ニッチカンパニー
無制限900円
1GB600円
500MB
空港受取手数料無料
宅配送料往復1,100円
受取場所コンビニ
自宅
店舗
返却場所宅配
返却方法宅配のみ
24時間サポート対応
電話
WeChat
紛失補償あり
330円/日
当日予約可能
申し込み海外WiFiレンタルショップはこちら▷data
価格はすべて税込

当サイトがおすすめしているのは、フォートラベルの次に安価に利用できる「海外WiFiレンタルショップ」です。

価格こそ1位のサービスと比較すると若干高額となっていますが、下記の2点でおすすめできると言えます。

海外WiFIレンタルショップのおすすめポイント
  • 電源を入れた日しか通信料金がかからない
  • 紛失・盗難までの手厚い補償が330円(税込)/日と安い

海外WiFiレンタルショップのレンタルWiFiは、電源を入れた日しか通信料金がかかりません。

別途、端末レンタル費用(220円(税込)/日)は発生しますが、電源を入れなければ900円(非課税)/日の通信料金が発生しないため、使い方によっては他社サービスよりも安価に利用することができるでしょう。

加えて、海外WiFiを利用するにあたって必須といえる補償についても、盗難・紛失まで補償して330円(税込)/日で利用できるのは非常に魅力的です。

また、クラウドSIMという仕組みを採用しているため、中国以外の国や地域へ持って行っても、面倒な手続きなくそのまま利用することができるため、周遊を考えている方にはぴったりのサービスと言えるでしょう。

中国への渡航時にぜひ利用を検討してみてください!

\おすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fi/
海外WiFiレンタルショップはこちら▷data

2位「WiFiBox」

WiFiBox
サービス概要
WiFiBOX
運営会社株式会社テレコムスクエア
無制限1,190円
1GB990円
500MB
空港受取手数料0円
宅配送料受取:非対応
返却:元払い
受取場所各種空港
東京・大阪・京都内
のレンタル端末
返却場所各種空港
東京・大阪・京都内
のレンタル端末
返却方法レンタル端末へ返却
24時間サポート対応
電話
メール
チャット
紛失補償あり
220円/日
当日予約可能
申し込みWiFiBOX 0はこちら▷
価格はすべて税込
注目ポイント
  • 受け取り場所が豊富
  • 補償が安い
  • 受け取り場所に自宅が選択できない
  • 地方空港の利用では対応ができない

WiFiBOXは、株式会社テレコムスクエアが運営している海外専用のレンタルWiFiサービスです。

以前は「Wi-Ho!」という名称で運営していました。

利用料金については最安値ではありませんが、専用端末を使って非対面で受け取りと返却が完了するのは非常に便利と言えるでしょう。

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対面での受けとりが不要なのは嬉しいね!

中国へ発着する主要空港の多くにレンタル機器が設置されているため、問題なく利用できます。

設置場所一覧を見る▷▷
  •  旭川空港
  •  新千歳空港
  •  函館空港
  •  いわて花巻空港
  •  庄内空港
  •  山形空港
  •  成田空港第1ターミナル
  •  成田空港第2ターミナル
  •  羽田空港第2ターミナル
  •  羽田空港第3ターミナル
  •  新潟空港
  •  富山空港
  •  信州まつもと空港
  •  中部国際空港
  •  伊丹空港
  •  関西国際空港第1ターミナル
  •  関西国際空港第2ターミナル
  •  岡山桃太郎空港
  •  高松空港
  •  山口宇部空港
  •  松山空港(愛媛県)
  •  福岡空港国際線
  •  大分空港
  •  東京駅
  •  秋葉原駅
  •  新宿駅
  •  渋谷駅
  •  有楽町駅
  •  静岡駅
  •  京都駅
  •  博多・天神駅
  •  酒々井プレミアム・アウトレット
  •  京王プラザホテル新宿
  •  ラゾーナ川崎プラザ
  •  関西大学 千里山キャンパス
  •  なんばウォーク
  •  神戸三宮センター街

情報参照元:https://wifibox.telecomsquare.co.jp/pages/map

ただし、基本的には宅配での発送・返却は受け付けていないため、注意が必要です。

特例として宅配での返却も受け付けていますが、送料は自己負担となっています。

グレートファイヤーウォールについては、追加料金なしで対応しているため、現地でも日本と変わらずに利用できます。

LINE・Google・YouTube・TwitterなどのSNSやアプリを特別な設定無しでそのままご利用いただけます。

https://wifibox.telecomsquare.co.jp/products/mainland-china

3位「フォートラベルGLOBAL WiFi」

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画像参照https://wifi.4travel.jp/

紹介している6社の中でもっとも安価に利用できるのは、フォートラベルグローバルWIFIです。

本来、1日あたりの料金は2,470円(税込)となっているところ、特別割引が適用となり、1日あたり879円(税込)で利用できるのは、非常にお得と言えるでしょう。

ただし、特別割引がいつまで継続しているかについては明記されていないため、ここで表記している価格で利用できない可能性もあるため注意が必要です。

注意点としては、補償オプションが1日あたり770円(税込)と高額となっているため、結果的に他社サービスよりも高くなってしまう場合が多いということが挙げられます。

旅行保険相当の補償が付属していますが、クレジットカードに付帯していたり、旅行会社のツアープランに付帯している場合もあるため、内容が重複してしまう可能性があります。

ネームバリューで選ぶなら「イモトのWiFi」

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画像参照:https://www.imotonowifi.jp/

今回紹介した中で最も高額となったのが、「イモトのWiFi」です。

タレントのイモトアヤコさんを広告等として採用しており、海外旅行では非常に高い知名度を誇る同サービスですが、利用価格が高額というのがややネック。

ただし、有名サービスということもあり、安心を最優先したい方にはおすすめできます。

中国専用ポケット型WiFiのレンタル方法と使い方

中国で利用できる海外WiFiレンタルサービスの利用方法と使い方は以下のとおりです。

  • 公式サイトからレンタル予約を行う
  • 端末を受け取る
  • 中国国内で自分の携帯と接続してネットを利用する
  • 日本に到着したら返却する

公式サイトからレンタル予約を行う

まずは、公式サイトのTOPページへアクセスして、申込を行いましょう。

当サイトおすすめのサービス

必要事項を入力して、申込完了です。

特に受け取り方法については、ご自身の希望に合ったものを選択しましょう。 

  • 渡航国を選択
  • 出発日/帰国日を指定(レンタルする日数が決まります)
  • 利用するプラン(容量)と台数を選択
  • オプション選択(補償やモバイルバッテリー・翻訳機など)
  • 住所氏名メールアドレスなどの重要事項入力
  • クレジットカード情報の入力
  • 受け取り/返却方法の指定

モバイルバッテリーや翻訳機器などは、パックにはなっておらずあくまでも「オプション品」です。

必要であればオプション選択画面から選択しましょう。

端末を受け取る

指定した場所で端末を受け取りましょう。

空港にある受付カウンターやレンタル専用端末、貸し出しロッカー、コンビニ、宅配受け取り、郵便局受け取りなど、申込時に指定した方法で受け取りを行います。

空港での受け取りがメジャーな方法ですが、出発時間がタイトになってしまうのであれば前日にコンビニなどで受け取った方が当日にばたつかずに済むかもしれません。

中国国内で自分のスマホやタブレットと接続してネットを利用する

中国に到着したら、モバイルルーターの電源を入れましょう。

日本から持ってきたスマホの「Wi-Fi設定」を開き、接続したいモバイルルーターのSSIDを選択し、機器本体に記載、もしくは端末内に表示されているパスワードを入力するだけで簡単にインターネットへ接続することが可能です。

接続方法については、基本的にiPhoneでもAndroidでも同様となっています。

日本に到着したら返却する

日本に到着したら、申込時に指定した方法で返却しましょう。

基本的には、「到着した当日」に返却しなければいけません。

期限までに返却できない場合は、延滞料金が請求されますのでご注意ください。

深夜便の到着などで受付カウンターがやっていない場合もあるため、事前に利用サービスの規約を確認し、返却しやすい方法を検討しておきましょう。

中国Wi-Fiレンタルに関するよくある質問

ここでは、中国専用の海外WiFiレンタルについてよくある質問を紹介していきます。

レンタルする機種によって性能や接続速度に違いはありませんか?

厳密に言うと、端末ごとに理論値最大速度が異なるため、利用速度にも違いがあります。ただし、海外での利用に関しては一般的な4G LTE回線を利用するものであれば、実測値にそこまで大きな違いはなく、おおよそ同じような通信速度になると考えられます。

ただし、現地5Gに対応した機種においては、4Gのみ対応している機種と比較して通信速度が速い可能性があると言えるでしょう。

モバイルルーターは連続で何時間くらい持ちますか?

電波状況に応じて大きく変化しますが、フル充電の状態からバッテリー切れまでは、おおよそ8時間から10時間程度でしょう。

ビデオの視聴が長かったり、同時接続台数が多い、電波状況が悪いなど、さまざまな条件や利用環境によって駆動時間は変化する傾向にあります。

1日中バッテリーが持つわけではありませんので、不安な方はモバイルバッテリーも一緒に持って行ったほうが良いでしょう。

現地での接続可能エリアはどうすればわかりますか?

モバイルルーターが利用できるエリアに関しては、現地で利用している携帯電話網がカバーしているエリアと同じです。

詳細については、現地キャリアの地図が掲載されたサイト等をご覧ください。

中国から日本へLINE通話はできますか?

特別回線プランであれば問題なく通話が可能です。

音声通話であればほとんどパケットも消費しないためおすすめといえます。

海外でのフリーWi-Fiスポットの利用は安全ですか?

残念ながら、海外でのフリーWi-Fiスポットの利用は安全とは言い切れません。

セキュリティ管理がされていたとしても、フリーWi-Fiの特性上、不特定多数が接続するため、第三者への情報漏洩リスクがどうしても高くなってしまうのです。

また、無線LAN親機側の設定で「プライバシーセパレータ」機能がオフになっている場合では、接続しているもの同士の通信内容が筒抜けとなってしまうのです。

また、情報搾取を目的としたなりすましスポットもあるため、フリーWi-Fiの利用には細心の注意を払うべきでしょう。

同時に何人まで利用することができますか?

端末スペックによって異なりますが、端末の上限接続台数としては5台から10台までとなっている場合が多いです。

しかし、同時に接続してデータ通信をしている端末が多いほど、1台あたりの通信速度が低下します。

通信速度の低下を防ぐためにも、最大接続台数は3台までを推奨します。

中国で利用できるポケット型Wi-Fiを選ぶときに最も重要なポイントはなんですか?

やはり、VPNに対応しているサービスを選ぶことです。

VPNとは、バーチャルプライベートネットワークの略称で、日本語で言うと「仮想専用通信網」となります。

このVPN回線を利用することで、現地のインターネット規制の影響を受けずにインターネットサービスを利用することができるようになるのです。

このVPNに対応していないサービスも存在しており、それらのサービスでは日本人に馴染みのあるほとんどのサービスが利用できないといっても過言ではないでしょう。

中国専用レンタルWiFiの以外のインターネット手段

海外専用レンタルWiFi以外に、中国現地でインターネットに接続する手段は、下記の3つです。

中国でのインターネット手段
  • フリーWiFiスポットを使う
  • キャリアの国際ローミングを使う
  • プリペイドSIMを使う

中国でフリーWiFiを使ってインターネット接続をする

一般的に海外旅行でのフリーWiFiを使ってのインターネット接続は、セキュリティ面から推奨されません。

加えて、中国でのフリーWi-Fiに関しては、中国国内にしか繋がらないため、接続しても満足できる内容にはならないでしょう。

また、移動しながら使えないという致命的なデメリットがあるため、利用は控えた方が良いです。

スマホの海外ローミング

スマホの海外ローミング(国際ローミング)は、日本の携帯電話事業者(キャリア)が提供するサービスです。

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルが提供しています。

従量課金制のプランと定額制のプランがありがますが、海外WiFiレンタルと比較すると若干高額となっているため、利用する前に他の手段と十分比較することをおすすめします。

プラン料金国内データ量自動ストップ申し込み
ドコモ世界そのままギガ1時間200円から消費するあり必要
au世界データ定額490円/日から消費するあり必要
ソフトバンク海外あんしん定額980円/3GBなど消費しないあり必要
楽天モバイル名称なし2GB /月まで無料消費しないなし
(低速化)
不要

情報参照元(外部リンク)

プリペイドSIMカード

プリペイドSIMカードは、Amazonなどで事前に購入できる買い切り式のSIMカードです。

基本的には、既定容量を使い切ると利用が継続できなくなりますが、中にはデータチャージに対応しているものも存在します。

中国国内でも利用できる、と謳われているものもありますが、実際に利用できる確証が当サイトとしては取れませんので、現時点ではおすすめできません。

一部のeSIMでは海外ローミングにも対応しているため、プリペイドSIMカードの利用を検討するのであれば、そちらも検討した方が良いでしょう。

ただし、eSIMに対応している機種は、iPhone XR以降となっているため、ご注意ください。

Androidに関しては、Google Pixelシリーズ、AQUOSシリーズ、Xperiaシリーズ、OPPOシリーズ、Galaxyシリーズなどの一部機種でしか対応していません。

eSIMを利用する前に、ご自身の端末が対応しているか調べるようにしましょう。

中国のインターネット事情

中国では、グレートファイヤーウォール(金盾)というインターネット検閲体制が国家として敷かれており、通信内容のほとんどが検閲を受けます。

検閲対象のサイトや検索ワード
  • 中国政府に批判的な内容
  • 当局にとって検索されたくない内容
  • FacebookやTwitter、Instagram、LINE、WhatsAppなどの国際的なSNS(WeiboはOK)
  • アダルトサイト
  • YouTubeやニコニコ動画、Hulu、Netflixなどの動画サイト
  • Googleサービス全般
  • Yahoo!サービス全般

など

中国のインターネット事情について▷▷

このように、日本で利用できているサービスのほとんどが利用できません。

このグレートファイヤーウォールを回避する仕組みの一つとして「VPN」というものが存在しますが、無料のVPNサービスでは回避できませんのでご注意ください。

VPN(特別回線)に対応していると明記されているレンタルWiFiサービスであれば、あらかじめ契約内容にVPNが含まれているため、別途申し込む必要はありません。

中国のインターネット普及率

2022年のデータですが、中国全体のインターネット普及率は「69.8%」と推計されており、日本の「93.3%」を大きく下回ります。

参考:ASIA INTERNET USE, POPULATION STATISTICS DATA AND FACEBOOK DATA – MID-YEAR 2022

国土が非常に広大ということもあり、日本よりもインターネット普及率が低いようにも推察されます。

中国WiFiまとめ|Wi-Fiレンタルで旅行をもっと有意義に

以上、中国で利用できるおすすめ海外専用Wi-Fiルーターについて解説してきました。

ここまでに紹介してきたサービスと、選ぶときに注目するポイントについて改めて確認していきましょう。

海外Wi-Fiの比較ポイント
  • 料金プランの安さ
  • 1日あたりのパケット通信上限
  • 通信速度の速さ
  • 希望する受け取り方法が選択できるか
  • 旅行先でのトラブルなどに対応できるオプションがあるか

中国で使える海外Wi-Fi料金比較

スクロールできます
サービス名プラン名データ上限(1日)送料利用料金(1日)受取方法/場所返却方法/場所補償
海外WiFiレンタルショップ無制限550円~900円
(端末費用+220円)
宅配(自宅・コンビニ)
店頭(無料)
配送(550円)紛失・破損など(330円/日)
WiFiBox無制限なし1,190円専用レンタル端末専用レンタル端末一部補償(220円/日)
フォートラベル中国4G(高速)特別回線 容量無制限無制限550円〜879円
(割引後価格)
空港(無料)
宅配(550円)
キャンペーン実施中
空港(無料)
宅配(元払い)
紛失・破損・海外旅行保険相当補償など(770円/日)
イモトのWiFi4G/LTE WiFi
中国プレミアム回線無制限プラン
使い放題550円〜2,260円空港・宅配(550円)
本社受け取り(無料)
空港・本社(無料)
配送(元払い)
紛失・破損など(550円/日)
グローバルWiFi特別回線4G無制限プラン無制限550円〜2,270円空港・宅配・コンビニ(550円)空港(無料)
配送(元払い)
紛失・破損など(550円/日)
チャイナデータチャイナ DATA 無制限使い放題無料
キャンペーン中
1,280円宅配(無料)
空港(+500円)
配送(無料)紛失・破損など(500円/日)
ペンタクトWiFi中国プレミアム回線無制限無料1,280円配送/空港配送/空港紛失・盗難(330円/日)
※価格はすべて税込

このように、中国で利用できる海外専用モバイルルーターとしては、フォートラベルグローバルWiFiがもっとも安価という結果となりました。

しかし、利用方法によっては、現地で電源を入れた時にしか通信料金が発生しない「海外WiFiレンタルショップ」がおすすめです。

あなたの中国渡航がすてきなものとなるように、ぜひ本記事を参考にお好みのサービスを選んで下さいね。

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中国でおすすめのレンタルWiFi【長期間利用】

おすすめできる?中国主要空港のフリーWiFi情報まとめ

河村亮介
監修者

回線サービスの比較専門家

河村亮介(カワムラリョウスケ)

「あなたにぴったりのサービスを」をコンセプトに活動するモバイル回線選びの専門家。徹底した通信速度測定に定評がある。回線系比較サイト「GreenWaves」運営/WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表

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WiFiPman登場人物紹介

■ピーマンくん■

Pman学園の生徒の一人。通信系の知識を学ぶために日夜勉強に励む努力家。好きなものはピーマンの肉詰め。
■トマト先生■

Pman学園の先生。ポケットWiFiのみならず通信系界隈の知識が豊富。トレードマークはちょっとグレーになってきている口髭。話が長いことが玉に瑕。
■レモンちゃん■

Pman学園の生徒でみんなのアイドル的存在。容姿端麗でかつ勉強が得意で通信関係の補足知識をよく教えてくれる。最近の流行りはヘアアレンジ。

この記事を書いた人

河村亮介のアバター 河村亮介 ポケット型WiFi比較専門家

モバイルルーター比較専門家です。キャリア・格安スマホに関する知識をはじめ、モバイルWi-Fiルーターや固定回線など通信関連全般に精通しています。公平中立な立場から「選んでよかった」と思えるサービス紹介を行ってまいります。GreenEchoesStudio代表/回線系比較サイトGreenWaves運営。著者プロフィールは下記リンクからご覧いただけます。

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