イギリス領ヴァージン諸島のインターネット事情は?フリーWiFiは使える?

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イギリス領ヴァージン諸島は総面積が約150km(大阪府堺市と同じくらい)と面積は小さいものの、観光業がさかんで多くの観光客が訪れています。

その一方で、日本と比べインターネット環境が良いとは言えません。

この記事ではイギリス領ヴァージン諸島のインターネット事情と、フリーWiFiをはじめ同諸島で使えるインターネット接続手段を解説します。

手段によって使い勝手が異なるので、自分にあった種類を選ぶようにしましょう。

記事ではどれが一番簡単でおすすめかも解説しているので、渡航前に是非参考にして下さい!

イギリス領ヴァージン諸島でのインターネット接続手段比較表

スクロールできます
通信品質セキュリティ使いやすさコスト
ポケット型WiFi
フリーWiFi×
プリペイドSIM
海外ローミング
  • ポケット型WiFi(★おすすめ) 
    安全性が高く電源を入れるだけで使える。複数デバイスで利用可能。
  • フリーWiFi 
    無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。
  • プリペイドSIM
    現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。
  • 海外ローミング
    設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
目次(タップしてジャンプ)

イギリス領ヴァージン諸島のインターネット事情

海外からの観光客が渡航先の国で快適にインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によります。

自国民がインターネットに不自由しない国の方が、その国を訪れる観光客もインターネットを使いやすいわけです。

それでは、イギリス領ヴァージン諸島のインターネット事情は、どのような感じでしょうか。

まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」を参考に、イギリス領ヴァージン諸島のインターネット普及率をみていきましょう。

イギリス領ヴァージン諸島のインターネット普及率(2019年)

国名/地域名普及率
イギリス領ヴァージン諸島45.4%
カリブ諸国平均50.8%
※参照元:「Internet World Stats

イギリス領ヴァージン諸島のインターネット普及率は45.4%で、カリブ諸国平均と比べても低くなっています。

また集計のタイミングは違いますが、日本のインターネット普及率は93.3%(2022年時点)で同国の倍以上です。

インターネットが普及した日本では、街から離れた場所にある観光地でも、たいてい何らかの方法でインターネット接続できます。

人が一切暮らしていないようなエリアでない限り、インターネット接続の手段が何もないということはほとんどありません。

一方でイギリス領ヴァージン諸島は日本よりずっとインターネット普及率が低いので、インターネット環境の確保に苦労しそうですね。

滞在中にインターネットを使いたいときは、事前に十分な準備をしておいた方がよいでしょう。

インターネット普及率の次は、イギリス領ヴァージン諸島のインターネット通信速度をみていきます。

せっかくインターネットの環境を準備できても、快適に使えるかは通信速度次第だからです。

以下、有名な通信速度測定サイト「Broadband Speed Checker」のデータを参考に、イギリス領ヴァージン諸島の通信速度をみていきましょう。

イギリス領ヴァージン諸島の通信速度

通信速度(下り)
イギリス領ヴァージン諸島26.54 Mbps
日本180.84 Mbps
参照元:Broadband Speed Checker公式サイト
※2022/7/4~2023/1/4(6ヵ月間)の集計結果です。

イギリス領ヴァージン諸島の通信速度は26.54Mbpsで、日本の約1/7です。

日本では高速なインターネット技術が普及しており、通信速度が遅くて困るといったことはほとんどありません。

SNSはさくさく表示されますし、高画質な動画の視聴も可能です。

一方、イギリス領ヴァージン諸島の通信速度は日本に比べずっと遅いので、日本人が使うとストレスを感じるシーンは多そうですね。

とはいっても26.54Mbpsもそれほど遅くはないので、旅行中にちょっと調べものをする程度なら問題ないでしょう。

日本人がイギリス領ヴァージン諸島に旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは?

イギリス領ヴァージン諸島は、日本と比べインターネット事情がよいとは言えないことをみてきました。

それでは日本人が観光や出張でイギリス領ヴァージン諸島へ行く際は、どのような手段でインターネットに接続できるでしょうか。

考えられる手段は、以下4種類です。

イギリス領ヴァージン諸島でインターネットに接続する4つの方法
  1. ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
  2. イギリス領ヴァージン諸島で利用可能なプリペイドSIMを購入する
  3. 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
  4. イギリス領ヴァージン諸島に対応した海外用ポケット型WiFiのルーターをレンタルする

この4種類は、日本人に限らず海外へ観光に出かける人がよく使うインターネット接続の手段です。

ただ種類ごとに使い勝手が異なるので、自分にあった手段を選ぶようにしましょう。

以下、1つずつ具体的にどんな手段か解説しますね。

1.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する

フリーWiFiとは名前の通り、無料で使えるWiFiの環境です。

日本でもホテルや街のカフェ、ファミレスなどいろいろなところに設置されているので、使った経験がある方も多いでしょう。

イギリス領ヴァージン諸島にも専用スポットがあれば、日本人観光客はWiFiでインターネットに接続が可能です。

それではイギリス領ヴァージン諸島には、どのくらい専用スポットがあるでしょうか。

有名な海外旅行誌「地球の歩き方」では、同諸島を含むカリブ諸国のインターネット事情に関して、以下のようにまとめています。

キューバ&カリブの島々でスマホ、ネットを使うには
まずは、ホテルなどのネットサービス(有料または無料)、Wi-Fiスポット(インターネットアクセスポイント。無料)を活用する方法がある。
キューバ&カリブの島々では、主要ホテルや町なかにWi-Fiスポットがあるので、宿泊ホテルでの利用可否やどこにWi-Fiスポットがあるかなどの情報を事前にネットなどで調べておくとよいだろう。
ただしWi-Fiスポットでは通信速度が不安定だったり、繋がらない場合があったり、利用できる場所が限定されたりするというデメリットもある

参照元:「地球の歩き方 B24 キューバ 2019〜20」(P379)

地球の歩き方の記載をみる限り、イギリス領ヴァージン諸島ではフリーWiFiスポット(無料のWiFiスポット)が、ある程度はありそうですね。

ただ地球の歩き方が書くように、フリーWiFiは、「繋がらない場合がある」など問題が多いのは否めません。

地球の歩き方では同じ項でフリーWiFiより快適に使える手段として、海外ローミングや海外用ポケット型WiFiをあげています。

問題の詳細や他手段については、後述しますね。

次の項では、イギリス領ヴァージン諸島のなかでも日本人が特によく訪れる場所に、どのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。

空港のフリーWiFiスポットは?

海外へ出かけたときに、入出国の手続きや飛行機待ちなどのため空港で長い時間過ごしたことがある方も多いでしょう。

空港でインターネットが使えれば、観光情報やSNSをチェックするなどして時間を有効に使えて便利です。

それではイギリス領ヴァージン諸島の空港では、フリーWiFiが使えるでしょうか。

同諸島のなかで、日本人がよく使うのは外国からの玄関口となっている「テラス・B・レットサム国際空港」です。

ただ空港の公式サイトでは、VIPラウンジ以外でフリーWiFiが提供されているとの記載が見当たりませんでした。

そこでここでは、世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」で、同空港周辺に専用スポットがあるかみていきます。

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

WiFi Map LLC無料posted withアプリーチ

WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその数字の分だけ専用スポットがあるということです。

また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないスポットになります。

WiFiMAPで調査した結果は、以下の通りでした。

british virgin islands wifi002

WiFiMAPをみると、空港とその周辺に複数のフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

テラス・B・レットサム国際空港で日本人観光客は、WiFiを使いインターネットに接続できそうです。

観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?

先に結論を述べると、イギリス領ヴァージン諸島のなかでも首都ロードタウン中心部には複数のフリーWiFiスポットが確認できます。

ただ当サイトで調べた限り、その他の観光地周辺ではスポットがほとんどないか、全く見つからない場合も少なくありませんでした。

ここでも世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」で、各観光地に専用スポットがあるかみていきます。

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

WiFi Map LLC無料posted withアプリーチ

british virgin islands wifi004
british virgin islands wifi003

「ロードタウン」は、イギリス領ヴァージン諸島の首都です。

首都と言うには小さな町ですが、クルーズ船やヨットの停泊地になっており、レストランやショップが集まっています。

上記WiFiMAPのキャプチャは、ロードタウンの中でもお店が多いメインストリート周辺を写したものです。

WiFiMAPをみる限り、首都のメインストリート周辺だけあり多くのフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。

メインストリートの近くには、同島の歴史について学べる「オールド・ガバメント・ハウス・ミュージアム」もあります。

イギリス領ヴァージン諸島のホテルではフリーWiFiが使える?

海外旅行中は、宿泊先のホテルにいる時間も短くはありません。

言葉の分からないテレビをみて楽しめなくても、インターネットに接続できれば観光情報を調べたりYouTubeをみたりして退屈せずにすみます。

それでは、イギリス領ヴァージン諸島のホテルではフリーWiFiがどのくらいの割合で設置されているでしょうか。

ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、イギリス領ヴァージン諸島のホテルにおける提供状況を調べました。結果は以下の通りです。

イギリス領ヴァージン諸島のホテルにおけるフリーWiFi設置状況

スクロールできます
都市掲載ホテル数フリーWiFiが設置されたホテル数設置割合
イギリス領ヴァージン諸島全域3030100%
※2023/1/6時点の情報です。

あくまでBooking.comのデータをみる限りですが、イギリス領ヴァージン諸島の全てのホテルでフリーWiFiが提供されていました。

このデータをみると、同島のホテルで日本人観光客は、WiFiを使いインターネットに接続できそうですね。

ただBooking.comに未掲載のホテルもないとはいえないので、確実にフリーWiFiを使いたい場合は事前に確認するようにしましょう。

ホテルによっては、「ロビーのような公共エリアでないとWiFiがつながらない」なんてことも。
確実に部屋でもWiFiを使いたいときは、同じWiFiサービスでも手元にWiFiルーターを置ける、ポケット型WiFiレンタルの方がおすすめです。

フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない

イギリス領ヴァージン諸島の空港や人気観光地周辺、ホテルではフリーWiFiを使える場所もあることをみてきました。

(観光人気の高い他の国と比べ多いとは言えませんが…)

そのため「他の手段は用意しないでいいかな」と、考えている方もいるでしょう。

けれど実際のところ、フリーWiFiはセキュリティの面でも利便性の面でも問題が多いです。

イギリス領ヴァージン諸島で、メインで使うインターネット接続手段として適していません。

以下、実際にどんな問題があるか解説していきますね。

1.通信内容を盗み見られてしまうリスクがある

WiFiの通信を周りにいる人に見られないようにするためには、暗号化の設定が欠かせません。

暗号化が行われないままWiFiを使うと、通信内容が周りに読み取り可能な状態のまま流れることになります。

けれどフリーWiFiの場合、運用の手間を省く目的で暗号化されないことが少なくありません。

仮に暗号化されていたとしても、暗号を解除するのに使うパスワードは公開されています。

そのため悪意のある第三者にとって、フリーWiFi上の通信内容を盗み見るのは、技術的にも難しいことではありません。

名前や住所などの個人情報を送受信した場合、それが盗み見られてしまう可能性があります。

クレジット決済やアプリ決済を行った場合は、クレジット番号を盗み見られ不正利用されるリスクもあるのです。

同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiであれば、暗号化がしっかり行われている上に、当然パスワードは公開されません。そのためWiFi上の通信を盗み見られる不安がないです。

2.フリーWiFiの偽物=「なりすまし」による被害も多い

フリーWiFiに似せて悪意のある第三者が構築する、偽物のフリーWiFi=「なりすまし」による被害も少なくありません。

なりすましと知らずに接続してしまうと、通信する内容が全て悪意のある第三者に筒抜けとなる可能性があります。

その結果、個人情報を盗み見られたり、ウイルスに感染させられたりするのです。

さらに悪いことに、なりすましか本物かの判別は、WiFiを使い慣れた熟練者にとっても簡単ではありません。

なりすましにいつの間にか接続していて、大分時間がたってから被害に気付くなんてケースも少なくないのです。

こんな風に、フリーWiFiはセキュリティ的に心配なのは否めません。

ただでさえ治安的な不安がある海外では、安心して使いにくいですね…。

同じWiFiでも、レンタルしたポケット型WiFiであれば、なりすましを構築するのに使うSSIDが公開されていません。そのためポケット型WiFiに接続している限りは、なりすましの被害に遭うこともないのです。
レンタルしたポケット型WiFiは、海外でも安全に使えます。

3.使える場所が限られてしまう

フリーWiFiが使えるのは、専用設備(=WiFiルーター)が設置された場所のすぐ近くだけです。

たとえば一番近くにある専用スポットが200m先のカフェなら、使えるのは原則としてそのお店の中に限られます。

日本の観光地なら、近くに建物がないような路上でも電波さえ届けば手元のスマートフォンでインターネットに接続可能です。

道に迷ったら地図アプリを調べられますし、撮影したばかりの絶景写真をLINEで友達に送ることもできます。

けれどイギリス領ヴァージン諸島でフリーWiFiしか手段がないと、スマートフォンをそんな風に便利に使えないのです。

スマートフォンを使いこなす日本人にとって、そんな環境はストレスになるのではないでしょうか。

レンタルしたポケット型WiFiなら、電波さえ届けばどこでもインターネットに接続できます。日本にいるときとほぼ同じ感覚で、便利にスマートフォンを使えるのです。

4.通信品質がスポットによって差がある

フリーWiFiの通信品質は、スポットによって大きな差があります。

十分な通信速度で快適にインターネット接続できるスポットも多いですが、通信速度が遅過ぎてSNSさえ表示できないなんてスポットも少なくありません。

フリーWiFi目当てで入ったカフェで、通信品質が悪くて思うようにインターネットに接続できなかったらがっかりですね…。

仮に使えなくても、カフェ代は支払わないといけません。

同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiなら、以下にあげる理由で通信品質は比較的安定しています。

レンタルのポケット型WiFiなら、通信品質が安定しやすい理由
  • 一定以上の品質をもつWiFiルーターを使っているレンタルプランが多い
  • WiFiルーターをすぐ近くに置けるから、常に強くWiFiの電波をキャッチできる
  • WiFi環境を自分専用で使えるので、混雑の影響を受けにくい
    ※フリーWiFiスポットは、多くの人が集中して接続してしまい、混雑で通信品質が悪化することも多いです。

無料で手軽に使えるフリーWiFiですが、実際のところはこんな風に問題が多いです。

イギリス領ヴァージン諸島へ行く際は、他のインターネット接続手段を確保することを強くおすすめします。

フリーWiFiは他の手段が何かの事情で使えない場合に限り、個人情報の送受信をさけ必要最低限だけ使うようにしましょう。

データ通信量を節約する目的で、動画をみるときだけホテルなど比較的信頼性の高いWiFiを使うという手もあります。

pman sadピーマンくん

フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、

tomato ojiトマト先生

フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。

フリーWiFiよりモバイル通信の方が圧倒的に使えるエリアが広い

イギリス領ヴァージン諸島の観光地では、首都ロードタウンをのぞきWiFiMAP上でほとんどフリーWiFiスポットが見つかりませんでした。

それに対し、モバイル通信であればフリーWiFiよりずっと広いエリアでインターネットに接続が可能です。

以下、高速なLTEによるモバイル通信の提供エリアマップをご覧ください。

Digicelのモバイル通信(LTE)提供エリアマップ【イギリス領ヴァージン諸島全域】

british virgin islands wifi010
参照元:COLLINS COVERAGE公式サイト
※地図のなかで、赤く塗られた部分がLTEの提供エリア範囲

ご覧のように、LTEによるモバイル通信を使えるエリアが広がっています。

WiFiMAP上で1つしか専用スポットが確認できなかったヨスト・ヴァン・ダイク島も、以下のように広い範囲がモバイル通信の提供エリア内です。

Digicelのモバイル通信(LTE)提供エリアマップ【ヨスト・ヴァン・ダイク島】

british virgin islands wifi011
参照元:COLLINS COVERAGE公式サイト

つまり、これらエリアでは専用スポットがなくても、モバイル通信でインターネットに接続できる可能性が高いわけです。

こういった点からもフリーWiFiより、これから紹介するモバイル通信系のサービスをおすすめできます。

興味があればリンク先の提供エリアマップで、ご自身が行かれる観光地周辺が提供エリア内か確認してみてください。

2.イギリス領ヴァージン諸島で利用可能なプリペイドSIMを購入する

プリペイドSIMとは、前払い方式で使えるモバイル通信のサービスです。

モバイル通信なので通信は暗号化されており、盗み見られる恐れがありません。

また電波さえ届けば、どこにいてもインターネットに接続可能です。

たとえば2GB/10日という専用プランなら、10日の有効期限内に合計2GBまで、モバイル通信を使えます。

当サイトが調査したところ、イギリス領ヴァージン諸島では以下のようなプリペイドSIMプランが販売されていました。

Digicel※

スクロールできます
プランの内容料金日本円
1GB/1日6.75米ドル約904 円
2GB/3日16.50米ドル約2,210 円
7GB/7日37米ドル約4,955 円
15GB/30日91米ドル約12,187 円
参照元:Digicel公式サイト
※掲載しているのはプランの一部内容です。
※別途、SIMカード代として20米ドル(約2,678 円)が必要です。
※上記プランでは、InstagramやYouTubeなど一部の用途向けに別途データ通信量が提供されています
※1米ドル=133.92円(2023/1/6時点のレート)で計算しています。

プランの詳細やここに掲載していない他プランについては公式サイトを確認下さい。

上記のようなプランを、現地で購入して使うこともできます。

ただし、その場合は英語で現地の店員とコミュニケーションをとらないといけません。

海外では現地の事情が分からない外国人相手に、実際よりずっと高い価格でプリペイドSIMを売りつける例も多いです。

こういったことが不安なら、料金はかわりますが日本のAmazonなどでプリペイドSIMを購入して持ち込む方が安心ではあります。

ポケット型WiFiなら、日本国内で日本語の手続きをして空港で受け取ったり自宅に配送してもらったりすることも可能。手軽にレンタルして使えます。

インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい

プリペイドSIMをえらぶときに、もう1つ注意が必要なのは使えるようにするための条件や設定が簡単ではないことです。

プリペイドSIMを使うには、以下にあげる設定や条件を自分で解決する必要があります。

イギリス領ヴァージン諸島の現地でプリペイドSIMを使うための3つの条件
  • 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
    ※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い
  • 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
  • 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる

これらの意味が分かり、多少の問題なら自分で解決できるくらいインターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMは使えません。

自信のない方は、次項以降で紹介するより簡単な手段をおすすめします。

レンタルしたポケット型WiFiであれば難しい条件はなく、数ステップの設定だけで簡単にWiFiが使えます。
インターネット設定に慣れていない方でも、迷うことはありません。

3.キャリアの海外ローミング

日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。

恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?

キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。

各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。

サービス名内容
ドコモ■パケットパック海外オプション
200円/1時間〜
980円/24時間
2,480円/3日間
3,980円/5日間
5,280円/7日間
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限
■海外パケ・ホーダイ
24.4MB /日|1,980円
無制限/日:2,980円
◇通話:従量課金
→利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要
au■世界データ定額
(利用日数:1日から30日)
490円/24時間〜
690円/24時間〜
980円/24時間〜
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限
◇通話:従量課金
→利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要
ソフトバンク■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
ahamo■非対応
povo■対応※
LINEMO■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
※アメリカ放題非対応
UQ mobile■対応
楽天モバイル■非対応
※2023年1月時点
※povo1.0のみ順次対応が開始されています。

注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。

パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。

ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

tomato ojiトマト先生

キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。

レンタルしたポケット型WiFiなら、契約中のキャリアに関係なく多くの国で利用が可能です。

4.海外で使えるポケット型WiFiを日本でレンタルして持っていく

海外旅行や出張で渡航する際、現地でインターネットを使うのに最も安全で便利な方法として挙げられるのが
日本でレンタルしたポケット型WiFiを現地で使う事です。

これまで紹介したフリーWiFiやプリペイドSIMと比較した場合の特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

海外用ポケット型WiFiを日本でレンタルした場合の特徴
  • インターネットを安全に使える
  • 電源を入れた時だけ料金が発生する
  • 事前に受け取りが出来る
  • 1台の端末で世界134ヶ国の周遊が可能

インターネットを安全に使える

前述したように、フリーWiFiはセキュリティの脆弱性がマイナス要素となっており、海外で安全にインターネットを使用することにおいては対局にあります。

ビジネスで国外へ出張される場合、機密ファイルのデータ送信やクレジットカードの情報などを入力することもあるので尚更顕著であると言えるでしょう。

通信速度の観点から見ても、決して快適な速度で通信ができるとは言えなく、例えば現地で近くのレストランを探したり、SNSで画像を投稿する時にも時間がかかってしまうようでは快適なインターネットとは言えません。

その点、海外用ポケット型WiFiを日本でレンタルしていけば個別のネットワークとパスワードで保護されているため、快適な速度で安全なインターネット環境を有することができます。

電源を入れた時だけ料金が発生する

従来の海外用ポケット型WiFiの多くは、日本でレンタルしてから帰国後に返却をするまで料金が加算されていくシステムが主流であり、データ通信をしない日であっても料金が発生していました。

例えば人気国のハワイなら日本からのフライト時間が8時間ほど、アメリカのロサンゼルスであればフライト時間だけでも10時間以上となりますが、これまではインターネットを使用していないこの時間においても料金がかかっていました。

当サイトがおすすめする海外用ポケット型WiFiは、電源を入れた時だけ料金が発生するので、フライト時間や現地でWiFiを使用していない時は通信料が無料となっている事が特徴と言えます。

事前に受け取りが出来る

プライベートであってもビジネスにおいても、渡航先でスケジュールを組む方が大半だと思われますが
海外でインターネット環境を手配するには、それなりの知識や言語を要します。

例えば現地でSIMを手配するとなると、販売している所に出向き現地の言葉、または英語で商品を購入して自身の端末との接続を行う作業が必要となり、本来計画していたスケジュールを変更することも。

海外用のポケット型WiFiを日本でレンタルして、事前に受け取っておけば現地でも計画的にスケジュールが組めると言えるでしょう。

1台の端末で世界134ヶ国の周遊が可能

当サイトがおすすめする海外用ポケット型WiFiはクラウドSIMという規格を用いているため、利用場所に応じてクラウドサーバー上に存在する複数のSIMカードから最適なものを自動的に適用する仕組みとなっています。

海外においてもその利点を発揮し、日本を含めた世界134の国や地域でインターネットを利用できます。

このクラウドSIMの起用により、これまで国を跨ぐ度に変更していた設定や手続きの必要がなくなったことが、日本からWiFiをレンタルするメリットの最たるものと言えるでしょう。

\安全で快適に使える/
クラウドWi-Fiを見る >data

まとめ

イギリス領ヴァージン諸島の空港や人気観光地周辺、ホテルではフリーWiFiを使える場所もあります。

けれどフリーWiFiはセキュリティ的な不安が大きい上に、使える場所が限られるなど問題が多いです。

イギリス領ヴァージン諸島を訪れる際は、他のインターネット接続手段を用意しておくことを強くおすすめします。

次にプリペイドSIMであれば、モバイル通信で安全にインターネット接続が可能。

通信内容を盗み見られる不安もありません。

しかし使えるようにするための条件や設定が難しく、インターネット設定に相当慣れた熟練者でないと使いこなすのは難しいです。

自信のない方は、より簡単な手段を選ぶことをおすすめします。

一方、海外ローミングやポケット型WiFiレンタルなら、同じモバイル通信ながら難しい設定や条件がありません。

簡単な手続きや設定だけで利用できるので、インターネット設定に慣れていない方でも無理なく使いこなせます。

ただし海外ローミングは、契約中のキャリアが対応していないと使えません。

その上、プランや設定次第では、想定外の料金が発生してしまう可能性もあります。

それに対し、ポケット型WiFiなら契約中のキャリアに関わらずレンタルが可能。

また完全定額制のプランが多いため、想定外の料金が発生する恐れもありません。

たとえばポケット型WiFi「クラウドWiFi」であれば、イギリス領ヴァージン諸島で1GB/日のモバイル通信を3,350円/日の完全定額制で使えます。

クラウドWiFiは、クラウドSIM技術採用により、電源を入れるだけで最適な電波を取得しインターネット接続できるのもメリットです。

簡単で快適なインターネット接続手段を確保して、イギリス領ヴァージン諸島の観光を思う存分楽しんできてください!

tomato ojiトマト先生

やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!

pman ideaピーマンくん

イギリス領ヴァージン諸島旅行へ行くならポケット型WiFiがおすすめだよっ!

\安全で快適に使える/
クラウドWi-Fiを見る >data

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WiFiPman登場人物紹介

■ピーマンくん■

Pman学園の生徒の一人。通信系の知識を学ぶために日夜勉強に励む努力家。好きなものはピーマンの肉詰め。
■トマト先生■

Pman学園の先生。ポケットWiFiのみならず通信系界隈の知識が豊富。トレードマークはちょっとグレーになってきている口髭。話が長いことが玉に瑕。
■レモンちゃん■

Pman学園の生徒でみんなのアイドル的存在。容姿端麗でかつ勉強が得意で通信関係の補足知識をよく教えてくれる。最近の流行りはヘアアレンジ。

この記事を書いた人

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