インドネシア旅行で使える変換プラグのおすすめ|コンセント・電圧・変圧器についても解説

インドネシア旅行で、日本の電化製品を持参しても現地でそのまま使うことはできません。

日本とインドネシアでは、コンセントの形状や家電製品の電圧が異なるためです。

インドネシア現地で、日本の電化製品を使いたいときは変換プラグや変圧器を用意しましょう。

この記事ではインドネシアのコンセント・プラグの形状や使える変換プラグのおすすめ、変圧器が必要になるケースを解説します。

インドネシアで日本の電化製品を使う必要がある方は、この記事を参考にして下さい!

目次(タップしてジャンプ)

インドネシア(カンボジア・バリ島)のコンセント/プラグは主流の形状がCタイプ

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上記イメージ図にもあるように世界中でコンセント(プラグ)の種類はいろいろとあり、国によってどれを使っているかは異なります。

日本で使われているコンセントの形状が四角いAタイプなのに対し、インドネシアで使われているのは主に円形のCタイプです。

電源プラグの形状も、以下のように四角いAタイプと丸いCタイプがあります。

Aタイプの電源プラグ

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参照元:Amazon

Cタイプの電源プラグ

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参照元:Amazon
※参照画像はCタイプ用の変換プラグです。

Aタイプのピンは四角い形状なのに対し、Cタイプでは丸くなっています

日本の電化製品を使うためにはコンセントの変換プラグが必要

前項で説明した通り、日本とインドネシアではコンセント(プラグ)の形状が異なります。

そのため日本の電化製品を持ち込んでも、そのままではインドネシアのコンセントに挿すことはできません。

インドネシアで日本の電化製品を使うためには、電化製品に装着してCタイプのコンセントへ挿せる、以下のような「変換プラグ」が必要です。

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参照元:Amazon

インドネシア旅行におすすめの変換プラグ(電源プラグ)

変換プラグはダイソーなどの100円ショップでも販売されています。一方で、Amazonなどのネットショップでも数百円程度で購入が可能なので、忙しくて100円ショップへ行けない人などにはおすすめです。

特に以下は4個入りで1000円以下とお安く、家族で旅行へ行くなどで複数の電化製品を使うときはおすすめできます。

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参照元:Amazon

電源タップや延長コードもあると便利

変換プラグ1つあれば、インドネシアのコンセントに日本の電化製品を挿して使うことはできます。

一方で、複数の電化製品をインドネシアで使いたいときは電源タップや延長コードもおすすめ。

1つのコンセントに複数の電化製品を挿せたり、コンセントから離れた場所で電化製品を使えたりして便利です。

中には、以下のようにUSBポートもありスマートフォンの充電も1か所で行えるタイプもあります。

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参照元:Amazon

補足:USBケーブルだけで充電ができるケースもある

日本の電化製品をインドネシアで使うには変換プラグが必要ですが、ホテルによってはコンセントの他にUSBポートがついていることも。

その場合は変換プラグがなくてもUSBケーブルがあれば、スマートフォンやiPhone、タブレットなどを充電できます。

ただ、USBポートの有無はホテルによって違うので、気になる場合はあらかじめ確認するとよいでしょう。

インドネシアの電源、電圧は220V

日本とインドネシアとでは、コンセントやプラグの形状だけでなく電圧も違います。

日本の電圧が100Vであるのに対し、インドネシアの電源・電圧は220Vです。

それでは電圧の異なる日本の電化製品を、インドネシアで使うためにはどうすればよいか以下1つずつみていきましょう。

日本の電化製品を使うためには変圧器が必要な場合も

日本で売っている電化製品は、電圧について以下2つの種類があります。

日本対応タイプ100V
全世界対応タイプ(ユニバーサル仕様)100V~240V

日本タイプは100Vの電圧にしか対応しておらず、そのままではインドネシアをはじめ電圧の異なる国では使えません。

仮に日本対応タイプをインドネシアなどでそのまま使おうとすると、電圧に耐えきれず破損したり発火して火災に発展したりしてしまいます。

日本対応タイプの電化製品をインドネシアで使うためには、電圧を変換してくれる「変圧器」が必要です。

それに対して全世界対応タイプの電化製品であれば、インドネシアで使うときも変圧器は必要ありません。

全世界対応タイプの電化製品は、変圧器の機能が内蔵されていて、変圧器を別途使う必要がないのです。

日本で買った電化製品をインドネシアで使いたいときは、電圧について日本対応タイプか全世界対応タイプか確認するようにしましょう。

日本対応タイプは電化製品に「100V」、全世界対応タイプの場合は「100V~240V」と以下イメージ図のように記載されています。

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対応する電圧の欄には、「入力」「INPUT」「AC」「定格電圧」などの表記があります。

表記の仕方は製品によって異なりますが、見れば簡単に分かるでしょう。

変圧器が必要となる電化製品の主な例

以下にあげる電化製品は、日本対応タイプで変圧器が必要となる可能性が高いです。

変圧器が必要となる電化製品の主な例
  • ヘアアイロン
  • カールドライヤー
  • コンタクトレンズ煮沸器など

上記のような電化製品は特に、対応する電圧をチェックしてインドネシアで使うためには変圧器が必要か確認しましょう。

変圧器が不要な電化製品の主な例

以下にあげる製品は、ユニバーサル仕様で世界中の電圧に対応している場合が多くなっています。

変圧器が不要な電化製品の主な例
  • スマートフォン
  • タブレット
  • ノートパソコン
  • デジタルカメラ
  • ビデオカメラ
  • ポータブルオーディオ
  • ポータブルゲーム機
  • 電子シェーバーなど

製造年が古いなどの理由で例外もありますが、たいていの商品はインドネシアでも変圧器なしで利用できます。

インドネシアで使う変圧器の種類は「ダウントランス(降圧専用変圧器)」

変圧器には、以下にあげる種類があります。

種類特徴
ダウントランス(降圧専用変圧器)高い電圧から低い電圧へ変換する
アップトランス(昇圧専用変圧器)低い電圧から高い電圧へ変換する
アップ/ダウントランス(昇圧降圧切替式変圧器)高い電圧から低い電圧へ変換することも、低い電圧から高い電圧へ変換することも可能

インドネシアの高い電圧から日本対応タイプの低い電圧へ変換するためには、上記のうち「ダウントランス(降圧専用変圧器)」タイプを選びましょう。

消費電力が大き過ぎる種類は変圧器が使えない可能性も

消費電力が大き過ぎる電化製品の場合は、変圧器を使えない可能性があります。

特に発熱・冷却するタイプの電化製品に変圧器を使う場合、消費電力の2~3倍の容量が必要です。

そのため変圧器のスペックによっては、キャパシティオーバーを起こしてしまいます。

無理に使おうとすると、製品が故障したり発火して火災の原因になったりするので十分に注意しましょう。

参考:電化製品ごとの消費電力目安

製品消費電力
電気シェーバー10W
スマートフォン/ノートパソコン20~30W
デスクトップパソコン50~150W
ヘアアイロン150~240W
ドライヤー600~1200W
参考:オンリースタイル|電気製品の消費電力一覧
参考:TEPCO|家電製品の消費電力について知りたい
参考:Nojima|スマホ充電器の選び方は? USB規格の違いやおすすめの充電器をご紹介!
※ あくまでも目安です。消費電力は製品によって異なるため、詳しくは製品の取扱説明書やラベルをご覧ください。

ご覧のように、普段からよく使うドライヤーやヘアアイロンは消費電力が高いです。

消費電力によっては小型の変圧器で対応できないこともあるので、あらかじめしっかり確認するようにしましょう。

インドネシアに行くならレンタルポケット型Wi-Fiを持っていくと便利

インドネシア旅行を楽しむためには、変換プラグや変圧器だけでなく快適に使えるインターネット環境も必要。

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ポケット型Wi-Fiがあれば、スマートフォンをインターネットへ接続して、以下のようなことを快適に行えます。

  • 地図アプリで道を調べる
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まとめ

インドネシアのコンセントはCタイプ、日本はAタイプなので日本の電化製品をインドネシアで使うためには、変換プラグが必要です。

変換プラグのなかには、タコ足回線のものやUSBポートも付属している便利なタイプもありおすすめできます。

また日本の電圧は100V、インドネシアは220Vなので、日本の電圧にのみ対応する電化製品をインドネシアで使う際は変圧器が必要です。

一方、ユニバーサル仕様で100V~240Vに対応するタイプの電化製品であれば変圧器は必要ありません。

変圧器を使う場合は、インドネシアの高い電圧から日本の低い電圧へ下げるダウントランス(降圧専用変圧器)タイプを選びます。

なお消費電力が大きい電化製品では、小型の変圧器でスペックが足りなくなる点は注意して下さい。

あなたがインドネシア旅行で、素敵な思い出を作れることを心から願っています!

インドネシアのプラグやコンセントに関するよくある質問

インドネシアの電源プラグやコンセントに関する、よくある質問もまとめました。こちらもあわせて参考にして下さい。

インドネシアのコンセントプラグに種類はありますか?

インドネシアのコンセントプラグに種類はありますか?

日本はAタイプなので、日本の電化製品をインドネシアで使うためには、変換プラグを使う必要があります。

インドネシアで使われている、コンセントの種類はCタイプです。

インドネシアのコンセント・プラグ形状はどのようなものですか?

インドネシアのコンセント・プラグ形状はどのようなものですか?

Cタイプのコンセント

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インドネシアのコンセントは上記のような丸い形状のCタイプで、以下のような丸いピンの電源プラグを挿入して使います。

Cタイプの電源プラグ(変換プラグ)

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参照元:Amazon

一方、日本のコンセントは四角いピンの電源プラグを挿入する、以下のようなAタイプです。

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日本の電化製品をインドネシアで使うためには、AタイプからCタイプにかえる「変換プラグ」が必要となります。

日本の電化製品はインドネシアでも使えるの?

日本の電化製品はインドネシアでも使えるの?

先に結論から述べると、日本で買った電化製品はインドネシアでも使えます。

ただしコンセントの形状や電圧が異なるため、そのままでは使えません。

異なる形状のコンセントに電化製品を挿入するのに使う「変換プラグ」の他、製品によっては電圧をかえる「変圧器」も必要です。

なおドライヤーやヘアアイロンのような発熱する電化製品の場合、変圧器に求められる消費電力が非常に大きくなります。

小型の変圧器ではスペックが足りず使えない可能性もあるので、変圧器を購入する際は十分に注意して下さい。

ジャカルタに行く際に、変換プラグや変圧器は必要ですか?

ジャカルタに行く際に、変換プラグや変圧器は必要ですか?

そのため日本で購入した電化製品をインドネシアで使うためには変換プラグの他、変圧器が必要となる場合も少なくありません。

なおユニバーサル仕様で、世界中の電圧に対応するタイプの新しい電化製品であれば、変圧器の機能が内蔵されています。

そういった製品であれば、変圧器は必要ありません。

ユニバーサル仕様であることが多い主な電化製品の例
  • スマートフォン
  • タブレット
  • デジタルカメラ
  • ノートパソコンなど

首都ジャカルタを含めインドネシアは、コンセントの形状や電化製品の電圧が日本とは異なります。

インドネシア旅行でおすすめの変換プラグアダプターは?

インドネシア旅行でおすすめの変換プラグアダプターは?

変換プラグは、100円ショップでも購入できます。

ただ複数の電化製品を同時に使いたいときは、以下のように複数の挿入口があるタイプや、タコ足配線のタイプがあると便利です。

なかにはUSBポートも付属していて、スマートフォンなどを充電しやすいタイプもあります。

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参照元:Amazon
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参照元:Amazon

変圧器はどうやって選んだらいい?

変圧器はどうやって選んだらいい?

まずインドネシアの高い電圧から低い電圧へ変換する、「ダウントランス(降圧専用変圧器)」タイプを選びます。

その上で、使う電化製品の消費電力を動作させるのが可能な変圧器を選びましょう。

なお、ドライヤーなど発熱・冷却するタイプの電化製品に変圧器を使う場合、消費電力の2~3倍の容量が必要です。

消費電力が小さい小型の変圧器は使えない可能性があるので、購入時に十分注意して下さい。

インドネシアのホテルで変換プラグは借りられる?

インドネシアのホテルで変換プラグは借りられる?

高級ホテルであれば、変換プラグを借りられる場合があります。

ただ数に限りがあるので、あまり期待し過ぎないようにしましょう。

あらかじめ宿泊前に問い合わせるか、日本から変換プラグを持参した方が安心です。

一方で安価なホテルでは変換プラグの貸し出しが期待できない上に、そもそもコンセントも最低限の数しか用意されていないこともあります。

タコ足回線などで複数の電化製品を挿入できるタイプを持っていくとよいです。

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