オーストリアでおすすめのSIMカードは？個人情報の登録手順も解説

オーストリア旅行のインターネット手段として、SIMカードの利用を考えている方も多いのではないでしょうか？

SIMカードは手持ちのスマートフォンに入れ替えるだけという手軽さや通信費を節約できるメリットがありますが、以下のような疑問も抱えている方もいるでしょう。

「SIMカードはどこで購入したらいい？」
「現地での購入は不安…」
「おすすめのSIMカードは？」

本記事では、オーストリアでおすすめのSIMカードを紹介します。

また、SIMカードの購入方法や個人情報の登録手順、SIMカード以外のおすすめのインターネット接続方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

*オーストリアでは、SIMカード利用時に本人確認が必要です。
とはいえ、日本国内でAmazonなどネットショッピングサイトを介してSIMカードを購入する場合は、本人確認はほとんど必要ありません。
よって、そのままSIMカードを差し替えることでオーストリアでも使えるようになります。
SIMカードをそのまま使えるか不安な場合は、販売元に問い合わせてみましょう。

オーストリアのSIMカードは個人情報の登録が義務化されている

オーストリアでは、法律により2019年1月1日からプリペイドカードの個人情報の登録が義務付けられました。

登録しないとSIMカードの利用はできません。

キャリアショップ等の実店舗で購入する場合は、写真付きの有効な身分証明書を提示し個人情報を登録します。

登録からアクティベートまではスタッフが手続きしてくれるので、登録に不安がある方は実店舗での購入がおすすめです。

また、自動販売機や現地キャリアのオンラインショップで購入した場合は、自分で個人情報の登録を行います。

個人情報の登録方法

個人情報の登録は、キャリアショップや郵便局などの実店舗、キャリアのWebサイトで可能です。

主にWebサイトで登録する際は、以下の書類等を用意しましょう。

• ネットバンクの口座
• 携帯の署名
• 住所が確認できるもの
• パスポートなどの写真付きの身分証明書

Webサイトでの登録の手順は以下を参考にしながら設定しましょう。

1. Webサイトへアクセスして携帯番号やSIMカードのPINコードなどを入力
2. 自分の氏名や住所などの個人情報を入力しパスポートの写真をアップロード
3. 自分の顔を動画で撮影し認証できれば完了

最後に、SMSに完了メールが届くとすぐに使用できます。

なお、各キャリアによって登録方法が異なるため、詳しくは取扱説明書を確認しましょう。

補足：オーストリア用のSIMカードを日本で購入する場合

オーストリア用のSIMカードは、日本国内でAmazonなどのネットショッピングサイトで購入できます。

販売元によって異なる可能性があるものの、ほとんどの場合本人確認は必要ありません。

オーストリアに限らず、海外用のプリペイドSIMカードは、そのまま利用できるものがほとんどです（商品によって期日までのアクティベーションが必要なケースはあり）。

オーストリアで使えるカードの選び方

オーストリア旅行で使えるSIMカードには多くの種類があります。

使用できる容量や期間、追加チャージ可否などさまざまなので、ポイントを押さえて商品を選びましょう。

選び方1.滞在期間に適したものを選ぶ

まずは、自分がオーストリアに滞在する期間に合うSIMカードを選びましょう。

オーストリアだけではなく、海外で使えるプリペイドSIMカードは、基本的に利用日数が決められています。

利用期間を過ぎると速度が遅くなったり通信が使えなくなったりして不便です。

旅行を快適に楽しむためにも、しっかりと滞在期間に合うものを選びましょう。

選び方2.データ容量が十分にあるものを選ぶ

滞在期間に合うこととあわせ、利用できるデータ容量にも着目しましょう。

主な用途ごとのデータ容量の目安表

用途	1GBで使える分量
メール	約2,090通
Web検索（ニュースサイト閲覧）	約3,490ページ
YouTube視聴（SD480p）※¹	約120分
YouTube視聴（HD1080p）※¹	約27分
YouTube視聴（4K）※¹	約7分
TikTok視聴※¹	約2時間
LINE（音声通話）	約56時間
LINE（ビデオ通話）	約3時間
Googleマップ	約4,430表示

データ容量が自分の使い方に合っていなければ、快適に使えなかったり余計な費用がかかったりしてしまいます。

上記表を参考に、自分が旅行先でどれくらいインターネットを使うかある程度把握し、使えるデータ容量に余裕をもつようにしましょう。

オーストリアでおすすめのSIMカード2選

オーストリアで使えるおすすめのSIMカードは以下の2つです。

オーストリアだけではなくヨーロッパ地域でも利用できる、周遊タイプのSIMカードを紹介します。

なお、SIMカードによっては事前にアクティベーションが必要なものもあるので、詳しくは取扱説明書を確認しましょう。

bigconnect

価格（Amazon）	【8GB】 30日間：1,880円(税込) 【10GB】 30日間：1,980円(税込) 【12GB】 30日間：2,580円(税込)
日数	30日
データ量	8GB・10GB・12GB
対応回線	4G
通話	無制限
SMS	無制限

約72地域で利用できるSIMカードで、無制限の通話やSMSが付いています。

回線は大手通信キャリアThreeを使用しています。

Threeは、オーストリアでは「Drei Austria」という大手のキャリアとして知られており、オーストリアの広い地域で4G通信を楽しめるでしょう。

30日間を8〜12GBで利用でき、容量は少なめであるものの、長期間にわたり通信費を節約しながら利用できます。

MAXSIM

価格（Amazon）	【6GB】* 15日間：1,800円(税込)
日数	15日
データ量	6GB
対応回線	4G

ヨーロッパ42ヵ国で利用できるSIMカードです。

データ通信のみですが、15日間の滞在であれば1日あたり120円(税込)で利用できるため、通信費を安く抑えたい方におすすめです。

なお、容量は使い切りでチャージもできないので、短期滞在者向けのSIMカードといえるでしょう。

オーストリアでSIMカードを差し替えて使う手順

オーストリアでSIMカードを差し替えて使う基本的な流れを解説します。

なお、基本的な流れは以上の通りですが、詳細についてはSIMカードの取扱説明書を確認しましょう。

手順1.使いたいスマートフォンがオーストリアの周波数に対応していることを確認する

まずは、オーストリアで使いたいスマートフォンが現地の周波数に対応していることを確認しましょう。

周波数はバンドとも呼ばれ、スマートフォン本体がオーストリアの周波数に対応していないと利用できません。

また、キャリアで購入した端末でSIMロックがかかっているものもプリペイドSIMを使うことはできず、必要に応じてSIMロック解除手続きが必要となります。

手順2.スマートフォンの電源を切りSIMカードを入れ替える

続いて、スマートフォンの本体の電源がオフになっていることを確認し、SIMスロットを開いてSIMカードを入れ替えましょう。

SIMスロットの場所は機種によって異なりますが、本体側面についているケースがほとんどです。

SIMスロットはそのまま開けられるものがありますが、ほとんどの場合はSIMピンが必要です。

万が一SIMピンがない場合は、クリップのような先の細いもので代用しましょう。

手順3.電源を入れ通信できるか確認する

SIMカードを入れ替えたら、本体の電源を入れて通信ができるか確認しましょう。

SIMカードを入れ替えるだけで通信できるケースもあれば、APN設定しなければならないケースもあります。

APN設定とは
APN（Access Point Name）設定とは、スマートフォンにインターネット接続先を認識させるための設定のこと。

電源を入れた際、画面にアンテナやキャリア名が表示されたもののインターネット通信ができない場合はAPN設定が必要です。

購入したSIMカードの取扱説明書に沿って設定しましょう。

なお、電源を入れた際に圏外表示が出る場合は、端末の再起動で解決する可能性があります。

オーストリアでSIMカードを差し替えて使うメリット

ここでは、オーストリアでSIMカードを差し替えて使うメリットを解説します。

メリット1.通信費を節約しやすい

オーストリアでプリペイドSIMカードを差し替えて使うことで、滞在時の通信費を節約しやすいでしょう。

サービスによって異なりますが、期間によっては国内と変わらないほどの料金で通信ができます。

前述したbigconnectのSIMカードは、パケット通信容量が8GBの場合、30日間の滞在で1,880円(税込)と、1日あたり63円(税込)で利用可能です。

特に、留学やワーキングホリデーなどの長期滞在の場合は、費用面でみるとコストを抑えられる可能性があります。

メリット2.荷物が少なくて済む

SIMカードの差し替えは、現地に持ち込む荷物を減らせます。

ポケット型Wi-Fiをレンタルした場合など、Wi-Fiルーターや充電器、モバイルバッテリーなど荷物が多くなってしまいがちです。

しかし、SIMカード差し替えの場合はいつものスマートフォンと同じ感覚で持ち運べるので、移動時の負担を減らせるほか、盗難などのリスクを軽減できます。

メリット3.必要に応じて通話もできる

オーストリアで使えるプリペイドSIMカードは、必要に応じて通話可能なものが多いです。

インターネット環境があれば、LINEなどのIP電話を利用できますが、お店や宿泊先とのやり取りなどで通話が必要となるケースもあります。

電話番号で通話ができれば万が一の際に役立つことがあるでしょう。

ただし、通話及びSMSは、オーストリア国内へ向けたもの以外は利用できない可能性がある点に注意が必要です。

オーストリアでSIMカードを使う際は注意点も多い

SIMカードの差し替えはメリットもありますが、注意しなければならない点も多くあります。

特に、オーストリアの滞在期間や目的などによって向き不向きがあるので、メリットとあわせて確認しましょう。

注意点1.スマートフォンが現地の周波数に非対応だと使えない

そもそも、スマートフォンがオーストリアの周波数に対応していないとSIMカードを差し替えても利用できません。

さらに、NTTドコモやauなど、国内の大手キャリアで購入した機種の場合はSIMロック解除の手続きをする必要があります。

SIMロック解除とは
特定のキャリアの回線でしか使えない状態のSIMカードをほかのキャリアでも使えるようにする手続きのこと。
大手キャリアでスマートフォンを購入し回線契約を結ぶと、その端末はそのキャリアの回線しか使えない（=SIMロック）*。

SIMカードを差し替えたとしても、お使いのスマートフォンがオーストリアでそのまま使えるわけではない点に注意しましょう。

*2021年10月1日以降に発売された機種は原則SIMロックがかかっていないため、SIMロック解除の手続きは不要です。
しかし、それ以前に購入した端末の場合はSIMロックがかかっている可能性があるため、詳しくは端末を購入したキャリアでご確認ください。
なお、販売されている端末にSIMロックがかからなくなったタイミングはキャリアによって異なります。

注意点2.APN設定など初期設定の知識が必要

SIMカードの差し替えは、APN設定などある程度の知識が必要です。

初期設定方法は購入したSIMカードの取扱説明書に記載されていることが多いですが、不慣れな場合は手間や時間がかかるでしょう。

スマートフォンの扱いに慣れている方であれば問題ありませんが、基本的に少しハードルが高いインターネット手段なのです。

注意点3.指定日数を超えると通信が使えなくなる

利用日数が決められているプリペイドSIMカードは、指定の日数を超えると通信ができなくなります。

滞在日数が変更となった場合、インターネットが使えなくなる可能性があるため注意しましょう。

サービスによっては追加チャージで日数を延長できるケースもありますが、すべてのSIMカードが対応しているわけではありません。

飛行機の遅延など、予期せぬトラブルによって帰国が遅れることもあり得ます。

万が一の際に対応できなくなる可能性があることは認識しておかなければならないでしょう。

注意点4.複数のデバイスを使いたい場合は不便

SIMカードを差し替え、テザリングでタブレットやパソコンなど複数のデバイスを使いたい場合は、不便さを感じるでしょう。

海外用プリペイドSIMカードは、基本的にスマートフォンでインターネットを使うためのものです。

テザリングに対応しているSIMカードも多いですが、速度制限がかかるとテザリングができなくなるものもあります。

そもそも、テザリングは親機となるスマートフォンのバッテリー消費が激しいなどのデメリットがあるため、複数デバイスの使用には向かないのです。

注意点5.万が一のトラブルが起きた場合に対応が難しい

海外用SIMカードの差し替え利用は、現地でインターネットに繋がらないなど、渡航先での万が一のトラブルに対応しにくいでしょう。

海外用SIMカードはサポート体制が整っていない商品もあり、サポートを受けられても日本語に非対応であるケースも考えられます。

特に、オーストリアに着いたもののインターネットが使えない、通信速度がかなり遅いというトラブルは十分起こり得ます。

現地でインターネットを満足に使えない状態では、対応がかなり難しいでしょう。

また、基本的に国内でSIMカードを購入してもオーストリアに着くまでは使えないため、通信トラブルが起きないよう事前に確認するすべもありません。

そのため、オーストリアに着いてから万が一通信トラブルが起きても対応に苦労してしまう可能性が高いのです。

オーストリアでのSIMカードトラブルに関する口コミ評判

ここでは、オーストリアで実際に遭遇したSIMカードのトラブルに関する口コミ評判を紹介します。

SNS上ではネガティブな口コミが多くなりやすいので、あくまでも参考として確認しましょう。

なお、次の記事では、海外用SIMカードによくあるトラブルをまとめて紹介しているので、あわせて参考にしてください。

トラブル1.日曜日にお店が閉まっていてSIMカードが買えない口コミ評判

オーストリアでは日曜日はお店が閉まっているため、SIMカードが買えなかった口コミです。

なんかオーストリアで今使ってるSIMカード使えなくて買いに行きたかったのに日曜だから空いてなくて死 インターネット中毒には辛い

— 犬磨き (@GoodnessOfDogs) February 3, 2019

オーストリアでは宗教上の理由によって、日曜日はほとんどの店が閉まっています。

このように、外国では日本のように曜日や時間に関係なく、いつでもお店が利用できるとは限りません。

少しの間ですが、インターネットが使えずに不便な思いをすることになるでしょう。

トラブル2.周遊タイプのSIMカードがオーストリアで使えない口コミ評判

ユーロ圏内で使えるSIMカードと言われ購入したSIMカードが、オーストリアで使えなかった口コミです。

ユーロ圏内ならどこの国でも使える、と言われてフランクフルトで買ったSIMカードがオーストリアで全然使えなくて、電話する約束の時間が迫っているのにSIMカード売っている所がわからなくて、焦りまくって右往左往した所だわ😅 https://t.co/fhf8Xnlopz

— けいこ (@kumaonnak) December 18, 2019

周遊タイプのSIMカードは、対象国や通信環境が異なったり、何らかの原因で通信できなかったりといったトラブルが予想されます。

購入したキャリアが海外の場合は連絡する術がないため、対応に困ってしまうでしょう。

トラブル3.オーストリアの個人情報の登録がややこしかった口コミ評判

オーストリアのSIMカードを使うための個人情報の登録手続きがややこしかった口コミです。

オーストリアの携帯SIM、個人情報を入力してそれが認証されないと無効になるというんで、手続きしたらややこしかった。最後の認証プロセスがややこしくて、現地の銀行のオンラインバンキングデータと照合された。口座もっていてよかった。

— Erzherzog Gohann (@grazer) February 3, 2019

オーストリアではSIMカードを利用するために個人情報の登録が義務化されています。

登録の手続きをWebサイトで行う場合は、必要な書類を準備したり、本人確認のための作業に手間がかかったりします。

登録のために時間もロスするため、少しハードルが高い手続きといえるでしょう。

トラブル4.オーストリアでSIMカードが使えない口コミ評判

オーストリアでSIMカードが使えなかったと思われる口コミです。

オーストリアに着いたのはいいんだけどsimカードが上手くいってないのでWi-Fiを渡り歩く pic.twitter.com/fml3z3UtZm

— ナカガワ (@sinsenmonjya) April 30, 2023

SIMカードは、さまざまな原因で現地で使えない可能性があります。

せっかくの旅行もインターネットが使えないと楽しめないでしょう。

オーストリアでのSIMカードトラブルに関する口コミ評判まとめ

SIMカードはそのまま手持ちのスマートフォンが使えたり、通信費が節約できたりなどのメリットがあります。

一方で、周遊タイプのSIMカードが使えなかったり、お店が閉まって買えなかったりと思いもよらないトラブルに遭遇する可能性は捨てきれません。

また、オーストリアのようにSIMカードの個人情報の登録に手間がかかる可能性も考えられます。

紹介した口コミはあくまでもほんの一例なので、参考にしつつオーストリアでの最適なインターネット手段を検討してください。

オーストリア旅行時はSIMカードよりもポケット型Wi-Fiレンタルがおすすめ！

オーストリア旅行時のインターネット手段として、SIMカード差し替えよりもポケット型Wi‐Fiをレンタルするほうが簡単でおすすめです。

SIMカード差し替えは、利用期間や滞在目的によってオーストリア滞在時にかかる通信費を節約できるなどのメリットがあります。

一方で、APN設定に手間や時間がかかったり、現地でのトラブル対応が難しかったりなどデメリットも多いです。

ポケット型Wi-Fiであれば、国内で手軽に手続きや端末の受け取りが可能なうえ、現地で電源を入れるだけでインターネットを使えるので非常に簡単です。

難しい知識も不要で、タブレットやパソコンなど複数のデバイスを接続する場合でも問題ありません。

便利なオプションも選択でき、旅行など短期間の滞在の場合は特にお得に利用できるでしょう。

ここでは、なかでもおすすめのポケット型Wi-Fiレンタルサービスを紹介します。

おすすめは「海外WiFiレンタルショップ」

オーストリアで利用するレンタルポケット型Wi-Fiのうち、費用面と補償面でおすすめなのが「海外WiFiレンタルショップ」です。

端末代金は別途かかりますが、1日あたりなんと700円(不課税)から利用できるのは驚異的でしょう。

しかも、電源を入れた時しか通信料が発生しない仕組みで、現地で使わない日に関しては料金が発生しないのも大きな特徴です。*日本時間での計算

そのため、オーストリア旅行でポケット型Wi-Fi以外の通信手段を検討している場合に、万が一通信ができなかった際の「保険」として持っていくのもおすすめ。

補償も非常に安価で、盗難・紛失・破損などをすべてカバーして330円(税込)／日と、他社と比較しても大変お得な内容となっています。

オーストリアに行く方にもっともおすすめしたい海外専用レンタルポケット型Wi-Fiといえるでしょう。

まとめ

本記事では、オーストリアでおすすめのSIMカードについて紹介しました。

オーストリアでは、SIMカードを利用するために本人情報の登録が義務付けられています。

キャリアショップなどの店舗ではパスポートを提示して購入することで設定までしてくれるケースが多いです。

一方、自動販売機や現地キャリアのオンラインショップで購入する場合は、パスポートのアップロードや顔認証で登録します。

SIMカードは手持ちのスマートフォンに差し替えるだけという手軽さがある一方、準備や登録などの手間がデメリットでしょう。

また、オーストリアでSIMカードが使えなかったり、お店が閉まっていて買えなかったりといった思わぬトラブルに遭遇する可能性も否定できません。

しかし、ポケット型Wi-Fiであれば難しい設定なしにすぐに利用でき、本人情報の登録や設定の準備や知識も不要です。

特に、海外WiFiレンタルショップであれば1日700円(不課税)からと業界最安値水準で利用でき、万が一のトラブルも日本語対応してくれます。

オーストリア旅行を楽しむためにも、SIMカードだけではなく、ポケット型Wi-Fiもぜひ検討ください！

オーストリアで使うSIMカードに関するよくある質問

オーストリアでのSIMカードに関するよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

オーストリアのSIMカードはどこで買える？

オーストリアのSIMカードはどこで買える？

オンラインショップはもちろん、オーストリアでは主に以下の場所で購入できます。

• 空港
• 自動販売機
• キャリアショップ
• たばこ屋
• 郵便局

購入の際はパスポートを忘れずに持参しましょう。

オーストリアでおすすめのSIMカードを教えて！

オーストリアでおすすめのSIMカードを教えて！

オーストリアでおすすめのSIMカードは以下の3つです。

• bigconnect
• MAXSIM

周遊タイプのSIMカードなので、オーストリアだけではなく他の国や地域でも利用できます。

オーストリアでのSIMカードの購入方法は？

オーストリアでのSIMカードの購入方法は？

オーストリアでは写真付きの身分証明書を使った個人情報の登録が義務化されています。

主にキャリアショップで購入する際は、パスポートを提示すればスタッフが設定まで行ってくれます。

一方、現地キャリアのオンラインショップや自動販売機で購入した場合は、パスポートの写真をアップロードし自分の顔の録画による認証が必要です。

登録方法は各キャリアによって異なるので、Webサイトなどの案内に従って登録してください。

オーストリアでSIMカードをチャージするにはどうしたらいい？

オーストリアでSIMカードをチャージするにはどうしたらいい？

チャージ方法はキャリアによって異なりますが、主に以下のような方法で可能です。

• ガソリンスタンドやスーパーなどでチャージ用バウチャーを購入する
• ATMやキャリアのWebサイトで設定

バウチャーとは、金券やクーポン券などのことで、店員にチャージしたい旨を伝えると、レシートやチケットのようなものを発行してくれます。

チャージ用バウチャーの場合は、記載されているPINコード番号を使って専用ダイヤルに電話をかけるだけと、手軽に利用できます。

また、キャリアによっては、Webサイトで1回のみや自動設定を選択できるようで、自動設定すればチャージし忘れの対策となるでしょう。

なお、チャージ方法は取扱説明書や各キャリアのWebサイトを確認してください。