ポケット型WiFiの通信速度が遅い9つの原因と試してほしい対策方法とは?

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ポケット型WiFiを使っていて、遅いと感じた経験はないでしょうか?

「サイトを開くのが遅い」「動画が頻繁に止まる」「ダウンロードに時間がかかる」などなど…。

ポケット型WiFiの通信速度が遅くなるのには原因があって、それらを特定しない限り改善するのは困難です。

本記事ではポケット型WiFiの通信速度が遅い9つの原因と共に、そういう状況のときに試してほしい対策方法を解説します。

現在のポケット型WiFiの通信速度に不満がある人は、ぜひ最後までお読みください。

目次(タップしてジャンプ)

ポケット型WiFiが遅いと感じた時はまず通信速度を測定する

ポケット型WiFiが遅いと感じたら、まずはどの程度の通信速度なのかを測定しましょう。

インターネットにはオンラインで回線速度を測るサイトがいくつもあるので、以下に一例を紹介します。

回線測定サイトURL
Fast.comhttps://fast.com/ja/
Internet Speed Testhttps://speedtest.gate02.ne.jp/
ブロードバンドスピードテストhttps://www.bspeedtest.jp/

上の回線測定サイトは、ワンクリックで簡単に回線速度の測定が可能です。

また、「みんなのネット回線速度(みんそく)」ではユーザーの使用回線と平均速度が一覧できるので、一般的なポケット型WiFiの通信速度を確認してみましょう。

ポケット型WiFiは下り速度5Mbps〜20Mbpsが目安とされ、前述したみんそく内のモバイルWiFiの回線別の平均速度一覧からも平均的な速度として確認できます。

もしも回線測定サイトで速度が出ているにもかかわらず、通信速度が遅いと感じる場合は回線以外の原因を探ってみましょう。

パソコンやスマートフォンなど接続端末側に問題がある場合、本体性能やメモリ不足、キャッシュの蓄積などが考えられます。

これらが原因の場合、機器の再起動で改善されますが、それでも速度が遅いなら機器の故障の可能性があるので修理や買い替えなどを検討しましょう。

ポケット型WiFiの通信速度が遅い原因と対処法について

ポケット型WiFiの通信速度が遅い原因には、回線側の問題だけではなく本体や接続機器などに、なんらかの不具合が起きている可能性があります。

その場合に考えられるのが、以下の9つの原因です。

ポケット型WiFiの通信速度が遅い原因9つ
  1. 電波状況が悪いところで利用している
  2. モバイルルーターと離れた場所で利用している
  3. モバイルルーターと利用端末の間に遮蔽物がある
  4. 電波干渉によって速度が低下している
  5. 複数の端末を同時に接続している
  6. 規定パケット上限を超過して速度制限がかかっている
  7. 夜間帯などの回線が混雑している時間に利用している
  8. モバイルルーター端末に不具合が生じている
  9. 回線元に何らかの通信障害が発生している

以上の9つの原因の詳しい解説を見ながら、対処法も一緒に見ていきましょう。

原因1:電波状況が悪いところで利用している

ポケット型WiFiは基地局から発信される電波でインターネットに接続しているので、電波の受信感度が悪いと通信速度が低下するケースが多いです。

現在の電波の受信感度は、ポケット型WiFiの受信感度を表示する「アンテナピクト」から確認できます。

まずは電波の受信状況を確認しましょう。

ポケット型WiFiはマンションやビルの高層階や地下など、建物の内部で使うほど電波が届きにくくなります。

例え提供エリア内であっても、電波状況が悪ければ圏外になるケースがあるので気をつけましょう。

対処方法:モバイルルーターの設置場所を変える

電波の通りが良い屋外、もしくは窓辺などの屋外に近い場所にモバイルルーターの設置場所を変えてみることをおすすめします。

ポケット型WiFiのアンテナピクトを確認しながら、電波の受信感度が良い場所を探しましょう。

原因2:モバイルルーターと離れた場所で利用している

一般的なモバイルルーターは携帯用であるため、据え置き型の無線LANルーターに比べると、設置場所から離れると電波は弱くなりがちです。

電波が弱くなると速度低下が起こり、十分な速度が出なくなる恐れがあります。

対処方法:モバイルルーターと近い場所で通信する

インターネットに繋げる端末とモバイルルーターは、なるべくお互いが近い場所で通信を行いましょう。

モバイルルーターは利用端末と離れるほど受信状態が悪くなりやすいため、なるべく近い場所で通信を行なうことで速度低下を抑えることができます。

原因3:モバイルルーターと利用端末の間に遮蔽物がある

原因2でも説明したように、モバイルルーターの電波は据え置き型の無線LANルーターに比べ、電波出力が弱いために壁などの遮蔽物があると電波が届きにくくなります。

特にコンクリートや鉄筋などの材質の壁や天井がある場所や、階数を跨ぐと受信感度が下がって通信速度が低下しやすいです。

対処方法:モバイルルーターと利用端末をなるべく近づける

利用端末とモバイルルーターをなるべく近づけ、通信環境に遮蔽物が無い状況を作りましょう。

通信するときは広く、空間が開けた場所を作るのも効果的です。

原因4:電波干渉によって速度が低下している

ポケット型WiFiの電波が電子レンジやBluetoothなどの家電製品の電波とぶつかり、電波干渉を起こすことでも通信速度は低下します。

一般的な家電製品で使われている電波の周波数帯域はポケット型WiFiで使用される周波数帯域である2.4GHz帯と近いものを使用しています。

これらの周波数帯域を同時に使用して混線した結果、速度低下を引き起こすと考えられています。

対処方法:利用周波数帯域を2.4GHzから5GHzへ切り替える

ポケット型WiFiの周波数帯域を2.4GHzから5GHzに切り替えてみましょう。

5GHzはWiFi専用の電波として開発されているため、多くの家電製品に用いられている2.4GHzと混線しにくいのが特徴です。

チャンネル変更で周波数帯域を切り替えられる端末もあるので、利用しているポケット型WiFiが5GHz対応か確認してみましょう。

原因5:複数の端末を同時に接続している

モバイルルーターの同時接続の上限は5〜10台程度なため、それ以上の接続は通信を不安定にさせてしまい、速度低下の原因となる可能性があります。

また、同時接続数の上限内であっても、複数端末での同時接続は速度低下の原因となるのでおすすめしません。

インターネット回線は一本の回線を接続端末に配分しているため、同時接続数が増えれば端末の数だけ通信速度が等分され、利用端末1台あたりの速度が遅くなります。

対処方法:利用するデバイスを少なくする

接続台数が増えると速度低下が起こりやすくなるので、インターネットに繋げているデバイスを少なくすることを検討しましょう。

家族が多い家庭だと同時接続台数が多くなってしまうこともしばしばあります。

こう言った場合は同時接続台数が多く速度が速い傾向にあるホームルーター(置くだけWi-Fi)などの利用を検討するなどで解決できる場合があるため検討が必要です。原因6:規定パケット上限を超過して速度制限がかかっている

ポケット型WiFiは料金プランで定められたパケット通信量以外に、1日〜3日あたりの合計パケット通信量が決まっている場合もあり、それを超過してしまうと一定期間の速度制限が掛かります。

直近3日間の合計通信量を超過すると速度制限がかかるサービスの代表として「WiMAX」が挙げられますが、新たにリリースされていた「WiMAX +5G」は2022年2月1日から速度制限要件が撤廃され実質パケット無制限のような感覚で利用できるようになりました。

一方で、旧サービス「WiMAX2+」は直近3日間の合計パケット通信量が10GBを超過すると速度制限がかかる仕様に変更はないため注意が必要です。

速度制限が掛かってしまうと通信速度は128kbps〜1Mbpsに抑えられ、強制的に低速化してしまいます。

月間のパケット通信量に余裕がある場合でも、短期間での継続したデータ通信にはくれぐれも気をつけてください。

対処方法:制限解除まで待つもしくはパケットチャージを行う

速度制限が掛かった場合、制限解除まで待つかパケットチャージを行うことで通信速度が通常の状態に戻ります。

月間のパケット通信量を超過した場合、パケットの購入(パケットチャージ)で制限解除が任意で行えますが、速度制限のなかには月の途中で解除ができないケースがあるのです。

例えば「WiMAX2+」ではパケットチャージでの速度制限解除はできません。

この場合は制限解除となる月末を待つことになります。

制限解除の期間は大抵の場合、制限解除が掛かった翌日の深夜から遅くても夕方には解除されるので、そこまで長期間待つ必要はありません。

原因7:夜間帯などの回線が混雑している時間に利用している

インターネットは基本的に人が多く利用する時間帯にアクセスが集中しやすく、特に通信速度が遅くなる可能性が高くなります。

特にキャリア回線の周波数帯域の一部を借用しているMVNOは回線利用人数が多くなると低速化するケースが多く、出勤・通学時間帯や休憩時間の正午前後、帰宅時間の夕方、特に夜間帯は混みやすく速度低下が起こりやすくなります。

対処方法:混雑しない時間に使う・乗り換えを検討する

混雑が原因で速度低下が起こる場合、アクセスが集中しない時間帯を避ける以外の方法は限られています。

MVNO回線だと使用できる回線の帯域が限られるため、混雑時間帯を避けるだけでは限界があり、それだけでは速度低下を抑えることが難しいのです。

あまりにも特定時間帯に速度低下が起こるようなら、いっそポケット型WiFiサービス自体を乗り換えることを検討するのもひとつの手段でしょう。

原因8:モバイルルーター端末に不具合が生じている

これまでの対策方法で速度低下が改善されず、どれにも当てはまらないというようなら端末自体の不具合の可能性が高いです。

普段の使い方や使用期間など考慮し、機器端末の劣化や故障を疑ってみましょう。

対処方法:再起動しても直らなかったら契約元に相談する

端末の不具合は大抵は再起動や電源の入れ直しで改善されますが、それでも通信が正常に行えない場合は機器のメーカーや契約元に問い合わせてみましょう。

カスタマーセンターに連絡することで原因を調査してもらい、端末本体の深刻な不具合なら交換・買い替えを検討するのも対策法のひとつです。

原因9:回線元に何らかの通信障害が発生している

ここまでお伝えしてきた方法でも「通信ができない」「回線速度が異様に遅い」などの異常がある場合、契約している回線元に何らかの通信障害が発生している可能性が高いです。

回線元の公式サイトでメンテナンスや障害情報が確認できますが、突然のトラブルはTwitterなどのSNSが公式サイトよりも情報が早いケースがあります。

SNSでは同じ回線を使用しているユーザーによる報告や情報交換が確認でき、自分の知らなかった情報を発見できるなど有用な情報源です。

ポケット型WiFiサービスの多くが公式アカウントを開設しているので、同時に契約先の公式ツイッターをフォローしておくことをおすすめします。

対処方法:回復するまで待つ

通信回線自体にトラブルが発生した場合、自分達ではどうにもできないので回線元の復旧を待つ以外に方法がありません。

こればかりはどうにもならないので、復旧した際には公式アナウンスやTwitterを確認して原因や公式対応を把握しておきましょう。

まとめ

ポケット型WiFiの通信速度が遅くなる原因の多くは、今回紹介した対策方法で大抵は解決できます。

ただし、一定期間の合計パケット通信量の制限などは任意で速度制限解除ができないので注意が必要です。

パケットチャージで制限解除ができないケースでは、制限が解除される翌日、最長で月末まで低速化した通信速度でインターネットを使うことを強いられます。

どのくらいのパケット通信量を使用するかは個人差が大きいため、ポケット型WiFiを選ぶ際はご自身の使い方に見合ったサービスを選ぶ必要があると言えるでしょう。

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この記事の執筆者

manji(マンジ)

通信系WEBライター

フリーのWEBライターとして、主にインターネットなどの通信系をメインに活動中。調査や取材が好きで、ジャンルを問わず題材に取り組んで独自の知識を構築。未経験のジャンルには「積極的にチャレンジ」をモットーに日々精進。

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この記事の監修者
河村亮介

河村亮介(カワムラリョウスケ)

回線サービスの比較専門家

「あなたにぴったりのサービスを」をコンセプトに活動するモバイル回線選びの専門家。徹底した通信速度測定に定評がある。回線系比較サイト「GreenWaves」運営/WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表

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