格安SIMとモバイルルーターの組み合わせはキャリアパケット無制限プランよりお得?ポケット型WiFiを活用してパケット通信量を節約する方法

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日頃インターネットを利用している人にとって、毎月の支払いが悩みの種になっているのではないでしょうか?

携帯電話にはパケット通信量無制限のプランもありますが、一般的には決して安いと呼べる料金ではありません。

携帯キャリアの料金プランは年々低料金化が進んでるとはいえ、パケット通信量が増えれば結果的に料金が高額になりがちです。

「毎月のパケット通信量を減らさずに、携帯電話料金を抑える方法があれば教えてほしい!」そんなあなたに「格安SIM」と「モバイルルーター」の組み合わせでの通信費節約方法をお教えします。

この方法を使えば大容量プランを低料金で使うことが可能ですが、注意点がいくつかあります。

今の携帯電話料金とパケット通信量に不満がある人は、ぜひ最後まで読み進めてください。

目次(タップしてジャンプ)

【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。(修正完了後にこの文言は削除されます)


 

キャリアパケット無制限プランの特徴

国内の携帯キャリアには、それぞれ無制限プランが用意されています。

3大キャリアのドコモ、au、ソフトバンクはCMや広告など、一度は「使い放題」というフレーズを耳にしたことがある人も多いことでしょう。

キャリア会社は通信回線が安定していて、手厚いサポートなどの使いやすいサービスからユーザー人気が高いです。

しかし、キャリア会社の無制限プランにある以下の3つの注意点を覚えておきましょう。

キャリア会社の無制限プランの注意点3つ
  • パケット無制限プランの料金について
  • 月間パケット無制限の「落とし穴」
  • テザリング容量に上限がある場合がある

格安SIMとモバイルルーターを使った節約術を知る前に、これらの注意点を把握しておくことが先決です。

パケット無制限プランの料金について

まずは国内3キャリアの無制限プランを見ていきましょう。

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キャリアプラン名月額料金(税込)
ドコモ5Gギガホプレミア7,315円
au使い放題MAX5G /4G7,238円
ソフトバンクメリハリ無制限7,238円

3キャリアすべてが、無制限プランの基本料金が7,000円を超えています。

光回線の戸建プランが約6,000円程度ということを考えれば、これはかなり高額です。

ドコモとソフトバンクは月間パケット通信量が3GB以下なら1,650円(税込)割引されますが、それでも月額5,600円程度と高額なことに変わりありません。

付け加えれば、上記の料金はデータ通信プランのみの金額です。

通話オプションやデータ追加などを加えれば、毎月の出費は10,000円を超えるでしょう。

各社の割引は有料オプションや複数回線契約などが一般的なため、割引のために出費を増やすのは本末転倒です。

月間パケット無制限の「落とし穴」

3キャリアで用意されている無制限プランは、実際のところは完全無制限というわけではありません。

各社の使い放題プランにも速度制限が掛かるケースがあります。

無制限プランで速度制限が掛かる一般的なケースを紹介しましょう。

無制限プランで速度制限が掛かるケース

  • ネットワーク状況が混雑している
  • 一定期間内で平均を超える大量のパケット通信を行っている
  • 長時間の通信接続サービスを行っている
  • テザリング、データシェア、海外で上限を超えるパケット通信を行っている

上記は一般的な速度制限が掛かるケースです。

アクセスが集中している時間帯や間を置かずに連続した大容量パケット通信など、回線に負荷の掛かる使い方をするとキャリア側で制限を掛けられる場合があります。

これはキャリアが運用する設備への負担緩和や、ネットワーク品質確保のために取られている制限措置です。

速度制限が掛かる条件は曖昧に説明されているケースが多いですが、各3キャリアには速度制限が掛かる条件が明記されています。

パケット上限が無くなったことでアクセスが集中し、ネットワークへの負担は容易に予想できる環境です。

そのため、各社はネットワーク状況を見て制限を掛ける判断をしています。

テザリング容量に上限がある場合がある

前項で説明した無制限プランで速度制限が掛かるケースのなかには、テザリングによるパケット消費量も含まれています。

キャリアテザリング容量上限
ドコモ(5Gギガホプレミア)無制限
au(使い放題MAX5G/4G)30GB〜※プランによって変動
ソフトバンク(メリハリ無制限)30GB

キャリア会社3社中、テザリングも無制限なのはドコモのみです。

au*とソフトバンクには30GBという上限があり、容量上限はデータシェアや海外ローミングのパケット容量との共有になります。

超過した場合はテザリングやデータシェア、海外ローミング時の通信に速度制限が掛かり、翌月まで待つかパケット容量を追加購入するまで解除されません。

※au使い放題MAXはプランによってテザリング上限が異なります。

格安SIMとモバイルルーターを併用するメリット

ここからは本題である、格安SIMとモバイルルーターの併用をおすすめする理由について解説します。

格安SIMとモバイルルーターの併用をおすすめする2つの理由
  • 利用したいパケット通信量によっては費用の節約ができる
  • ポケット型WiFiは持ち運び可能で工事不要

無制限プランは魅力的だけど、キャリアの高額な料金プランに頭を悩ませている人は必見です。

それでは順に解説していきましょう。

利用したいパケット通信量によっては費用の節約ができる

格安SIMとモバイルルーターの組み合わせは、キャリアの無制限プランよりも月額料金を抑えることが可能です。

キャリアのパケットプランは、月間7GBを超過した時の料金がパケット無制限プランを選択した料金とほぼ同額になってしまうため、月間7GB以上のパケットを使うけど月にパケット無制限までは不要というユーザーにとっては不向きとなっています。

そこでおすすめなのが「格安SIM」に乗り換えて「モバイルルーター」と組み合わせて利用する方法です。

例として、ドコモの5Gギガホプレミアと「OCNモバイルONE」+「クラウドWiFi」の料金を比較してみましょう。

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5GギガホプレミアOCNモバイルONEクラウドWiFi
月額料金(税込)7,315円550円2,980円
月間通信上限無制限500MB50GB
合算無制限+7,315円50.5GB+3,530円

月々のパケット通信量が50GB程度の方であれば、5Gギガホプレミアを使うよりOCNモバイルONEなどの格安SIMとクラウドWiFiを組み合わせたほうが半額以上も節約できます。

無制限プランはパケット通信量が多くても少なくても、高額な費用を支払わなくてはいけません。

このように格安SIMとポケット型WiFiを組み合わせることで、毎月の費用を節約することが可能です。

ポケット型WiFiは持ち運び可能で工事不要

ポケット型WiFiはその名の通り携帯できる小型のルーターなので、いつでも持ち運べて工事不要でインターネットに繋ぐことが可能です。

固定回線は高額な費用と開通までの期間、自宅でしか使えないデメリットがあります。

その点、ポケット型WiFiは持ち運びができ、出先でもパケット通信量を気にせず使い放題のような感覚で利用できます。

外出先だけでなく出張や引っ越し、旅行先でも好きな場所で使えるので、一人暮らしの方や自宅にいる時間が短い方におすすめできるでしょう。

格安SIMとモバイルルーターを組み合わせるデメリット

格安SIMとモバイルルーターの組み合わせには、メリットだけでなくデメリットもあります。

格安SIMとモバイルルーターの組み合わせるデメリット
  • 格安SIMはキャリアに比べると速度が遅い場合が多い
  • 単純に持ち運ぶ荷物が増える
  • スマートフォンとポケット型WiFiをWiFi接続する必要がある

主な3つのデメリットを順に解説していくので、格安SIMとモバイルルーターの組み合わせを検討されている人は必読です。

格安SIMはキャリアに比べると速度が遅い場合が多い

格安SIMはキャリアの回線帯域を間借りしているため、本来のキャリア回線よりも速度が遅い場合が多いです。

一般的にはキャリアを「MNO」と呼び、格安SIMは「MVNO」と呼ばれています。

MNOは自社で運用している回線をユーザーに提供し、MVNOはその回線帯域の一部を間借りしている関係です。

MVNOは回線帯域を間借りしている関係上、MNOに比べて帯域幅が狭く、アクセスが集中する混雑時間帯に速度低下が起こる可能性があります。

単純に持ち運ぶ荷物が増える

簡単に持ち運べるのがポケット型WiFiのメリットですが、それは持ち運ぶ荷物が増えるというデメリットに繋がります。

本体がコンパクトでもスマートフォンとポケット型WiFiの2台持ちは、かさばったり重みを感じるなど不便に感じるケースが出てくるでしょう。

鞄を普段から持ち歩く方の場合はそれほど気にすることはありませんが、鞄を持ち歩かない方の場合、ズボンのポケット型を2つも使ってしまうのは少々動きにくそうですね。

また、出先で紛失の恐れがあるので、注意して持ち運ぶ必要があります。

スマートフォンとポケット型WiFiをWiFi接続する必要がある

スマートフォンの回線を使わずにインターネット接続するときは、ポケット型WiFiの電源を入れて、スマートフォンとモバイルルーターを「WiFi接続」する必要があります。ポケット型WiFiのバッテリーは約8時間前後のものが多く、長くても10時間程度が一般的です。

使用時間によっては、モバイルバッテリーが必要なケースも考えましょう。

ただし、モバイルバッテリーを持ち歩くことで、荷物がさらに増えるというデメリットにもなります。

月額料金が安いおすすめ格安SIM

月額料金が安いおすすめの格安SIMサービスを3つ紹介します。

  • OCNモバイルONE
  • 楽天モバイル
  • povo2.0

いずれもキャリアの料金プランよりもずっと安く、通話もセットとなってお得に使える格安SIMです。

それでは各サービスの内容を順に見ていきましょう。

OCNモバイルONE

OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが運営しているプロバイダ「OCN」の格安SIMです。

NTTグループのOCNは日本国内でトップクラスのシェアを誇り、安定したドコモ回線が安く使えることで人気があります。

OCN光と同時に申し込めば220円(税込)割引されるなど、格安SIMでは数少ない「固定回線とのセット割」が使えるのも特徴です。

OCNモバイルONEの初期費用と料金プラン、通話料を見てみましょう。

初期費用(税込)
初期手数料3,300円
SIMカード手配料433円
スクロールできます
プラン月額料金(税込)無料通話
500MB550円最大10分/月
1GB770円なし
3GB990円なし
6GB1,320円なし
10GB1,760円なし
プラン利用料金(税込)
通話料11円/30秒
その他通話料22円~39.6円/30秒
かけ放題オプション 10分935円/月
かけ放題オプション トップ3かけ放題935円/月(通話料上位3件が無料通話対象)
かけ放題オプション 完全かけ放題1,430円/月

新料金プランとして500MBが登場し、月々550円から利用できます。

500MBプランには10分間の無料通話オプションがセットでついてくるので、ちょっとした用事で通話を使いたい人におすすめです。

通信以外に通話する機会の多い人には、使い方に合わせて選べる3つの無料通話プランが用意されています。

OCNモバイルONEは全国のドコモショップから申し込むことができるので、ドコモからの乗り換えでもスムーズな手続きが可能です。

楽天モバイル

楽天モバイルは国内4社目となるキャリア会社ですが、利用価格帯が格安SIMに近いため同列としてご紹介します。料金プランは従量定額の「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみとなっており、シンプルで選ぶのに困らない「使った分だけ費用が発生する」というのが特徴です。

楽天モバイルの初期費用と料金プラン、通話料を見てみましょう。

初期費用(税込)0円
消費パケット量月額料金(税込)
0GB~3GB1,078円
3GB~20GB2,178円
20GB~3,278円
プラン利用料金(税込)
通話料22円/30秒
Rakuten Linkアプリ使用時無料

料金プランが1プランのみの楽天モバイルでは初期費用・MNP(番号そのまま乗り換え)が0円、月のパケット使用量が1GB以下なら月額0円と初期費用と維持費が掛かりません。

通話アプリのRakuten Linkを使えば通話料が無料となり、国内への通話なら海外からでもかけ放題です。

楽天モバイルの実店舗からでも申し込むことができ、自社光回線の楽天ひかりとセットで申し込めば1年間楽天モバイルが無料になる特典もあります。(執筆時時点)

povo2.0

povo2.0は、KDDが2021年3月23日から提供を開始したauの新料金プランで、低料金でオンライン専用申し込みなどお手軽さを重視しています。

最大の特徴は、自分に必要な機能を選んでいくトッピング型サービスです。

povo2.0の初期費用と料金プラン、通話料を見てみましょう。

初期費用(税込)0円
ベースプラン利用料金(税込)
0GB0円/月
通話料22円/30秒
データトッピング利用料金(税込)
データ使い放題(24時間)330円/回
データ追加1GB(7日間)390円/回
データ追加3GB(30日間)990円/回
データ追加20GB(30日間)2,700円/回
データ追加60GB(60日間)6,490円/回
データ追加150GB(180日間)12,980円/回
通話トッピング月額料金(税込)
5分以内通話かけ放題550円
通話かけ放題1,650円

トッピングとは、他社で言うところのオプションだと思って問題ありません。

povo2.0は基本料金無料で、トッピングを選択しない限りずっと0円で維持できます。

データトッピングは使用できるパケットと期間を選び、有効期間中は指定のパケットを運用する仕様です。

例えば、データ使い放題(24時間)なら23時59分まで無制限で使えます。

初期費用や維持費が掛からず、使いたいときに自分の好みに合わせて運用できるのがpovo2.0の魅力です。

デメリットを言えば、povo2.0は実店舗がなく電話などでのサポートを受けることができず、すべてオンライン対応になることが挙げられます。

また、契約してから180日以内になにかしらのトッピングを利用しなければ強制解約となるので要注意です。

トッピング型サービスは従来の格安SIMと比較すると特殊な形式なため、仕様を理解するまでに苦労する人が出てくると思われます。

データトッピングを超過したときや選んでいない場合、通信速度が128kbpsになる点にも気をつけておきましょう。

まとめ

キャリア会社の無制限プランよりも、格安SIMとモバイルルーターの組み合わせがおすすめな理由を紹介してきました。

ドコモ、au、ソフトバンクの無制限プランはいずれも7,000円以上掛かるため、安く使える格安SIMと大容量のポケット型WiFiの組み合わせのほうが半額以上もお得です。

キャリアの無制限プランによるパケット通信は完全な無制限ではなく、大量のパケット使用やネットワークの混雑具合によっては速度制限が掛かるケースがあります。

月間消費パケットが100GB以下の場合なら、格安SIMとポケット型WiFiの組みあわせが断然おすすめです。

毎月の通信費で頭を悩ませている人は、ぜひ本記事で紹介した節約術を活用してください。

あなたのインターネットがより良く快適なものになるよう心より願っています。

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この記事の執筆者

MasterNet編集部

MasterNet編集部です。当サイトは「一人ひとりに最適な通信環境を提供すること」をコンセプトにモバイルルーター・ホームルーターに関する情報を発信しています。

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この記事の監修者
河村亮介

河村亮介(カワムラリョウスケ)

回線サービスの比較専門家

「あなたにぴったりのサービスを」をコンセプトに活動するモバイル回線選びの専門家。徹底した通信速度測定に定評がある。回線系比較サイト「GreenWaves」運営/WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表

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