auからpovoへ乗り換える方法|おすすめのタイミングや注意点などを詳しく解説

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現在auのスマホを利用している方のなかには、毎月のコストを抑えるためにpovoへの乗り換えを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか?

povoなら、引き続きau回線を利用できて毎月の料金も抑えられるなど、多くのメリットがあります。

しかし、実際に乗り換える場合にはいくつか注意しなければならない点もあります。

そこで本記事では、auからpovoへ乗り換える方法やおすすめのタイミング、注意点などを詳しく解説します。

乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次(タップしてジャンプ)

auの格安プラン「povo」とは?

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画像出典:povo

はじめに、povoの概要から紹介します。

povoは、auと同じ​​KDDI株式会社が展開しているサービスです。

基本料金0円で、必要に応じてデータ容量を追加するという特徴的な料金体系で話題となっています。

こうした特徴から、スマホ料金をなるべく抑えたい方や、サブ回線としての利用に人気があります。

auからpovoへの乗り換え方法

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auからpovoへ乗り換える方法を、順を追って解説していきます。

乗り換えは決して難しくはありませんが、初めての方はやや戸惑う場面があるかもしれませんので、以下の内容を参考にしてください。

はじめにスマホがpovo2.0の対応機種か確認

まずは、手元の端末がpovo2.0に対応しているかどうか確認しましょう。

対応機種以外だと、povoを契約しても利用できない可能性があります。

povo2.0の対応機種については、以下のページで確認してください。

対応機種・端末|povo

また、対応機種であってもSIMロックがかかっていると利用できないため、SIMフリー端末ではない場合には、SIMロックも解除しておきましょう。

支払い用のクレジットカードを用意

次に、povoの料金を支払うためのクレジットカードを用意してください。

auを契約している方のなかには、料金の支払いを口座振替にしている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、povoの支払い方法はクレジットカードのみとなっているため、以下のいずれかのブランドのクレジットカードを用意してください。

povoで使用できるクレジットカードのブランド
  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club

公式サイトでpovo2.0のアカウントを作成

auからpovoへ乗り換える場合、一般的なスマホの乗り換え時に取得するMNP番号は必要ありません。

ご利用手続き」で「auからpovo2.0へ変更」を選択し、au IDでログインしてpovo2.0のアカウントを作成できます。

povoの契約手続きを進める

povoの契約では、通常のSIMカードとeSIMのいずれかを選択できます。

eSIMは物理的なSIMカードが不要なので便利ですが、対応している機種以外では利用できません。

あらかじめ対応機種かどうかを確認したうえで、お好みのSIMタイプを選択してください。

通常のSIMカードを選択した場合は、SIMカードが届き次第、開通手続きへ進みます。

アプリからSIMを有効化する

SIMカードが届いたら、以下の流れでSIMカードを有効化します。

アプリからSIMカードを有効化する手順
  1. povoのスマホアプリをダウンロードしてログイン
  2. 「SIMカードを有効化する」をタップ
  3. 「バーコードをスキャンする」をタップ
  4. SIMカードの台紙にあるバーコードをスキャンする

発信テストをする

SIMカードの有効化が終わったら、設定に問題がないかテストしましょう。

発信テスト用番号(111/通話料無料)に電話をかけて、ガイダンスを聞いたら電話を切ります。

次に、Wi-Fiを切った状態でpovoの公式サイトへアクセスできるか確認してください。

どちらも問題なければ、povoの開通手続きは完了となります。

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auからpovoに乗り換える11のメリット

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auからpovoに乗り換えるメリットを紹介します。

auとpovoの違いについてあまりよく理解できていないという方は、次に紹介するメリットを参考に、乗り換えが必要かどうか検討してみてください。

1.基本料金がかからない

povoは基本料金がかかりません。

つまり、使用しなければ月額0円となるのです。

トッピングをしないと下り最大128kbpsしか出ないため、そのままの利用は難しいですが、自宅や職場のWi-Fiを利用したり、必要な時だけトッピングしたりすれば問題ありません。

ただし、180日間トッピングの利用がないと解約になってしまうので注意しましょう。

2.毎月の料金を抑えられる

前述したとおり、povoは基本料金が0円で、データ容量は任意のタイミングでトッピングできます。

たとえば、今月は自宅や職場のWi-Fiだけで足りるのでトッピングなし。

来月は出先でスマホを使うのでトッピング、というような使い方ができます。

毎月定額で料金が発生するauとは違い、必要な分だけの支払いで済むのがpovoの大きな特徴です。

スクロールできます
aupovo
1GB2,178円(税込)390円(税込)
※7日間
3GB4,378円(税込)990円(税込)
※30日間
3GB〜4,928円(税込)
※使い放題MAX 5G/4G
20GB:2,700円(税込)
※30日間
60GB:6,490円(税込)
※90日間
150GB:12,980円(税込)
※180日間
※auは各種割引適用後の料金です。

また、上記の料金比較を見ると、20GBまでならpovoの方が圧倒的に安いのがわかります。

そのため、毎月の料金を気にされる方は、月間20GB以下であればpovoに乗り換えることで、大幅に費用を抑えることができるでしょう。

3.通話やデータ量をトッピングできる

povoがトッピングによってデータ容量を追加できることはすでにお伝えしましたが、通話も必要なタイミングで追加できます。

・5分以内通話かけ放題:550円(税込)/月
・通話かけ放題:1,650円(税込)/月

連絡はLINEで済むという方も多いので、基本的に通話は必要ないという方は、povoならその分料金を浮かせることができます。

4.使用回線はauと同等

povoはauのサブブランドという位置付けですが、使用する回線はauと同じです。

そのため、安くなったからといって通信速度や品質が低下するわけではありません。

スクロールできます
aupovo
平均Ping値55.0ms55.45ms
平均ダウンロード速度78.63Mbps91.72Mbps
平均アップロード速度13.14Mbps15.43Mbps
出典:みんそく

上記はauとpovoの実測値の比較ですが、ご覧のとおりauとpovoで大幅な差が出てはいません。

povoへ乗り換えることで速度が低下するのではと心配されている方は、安心して乗り換えて問題ないでしょう。

5.povoのテザリングは速度制限なし

auもpovoもテザリングの利用が可能です。

しかし、auは料金プランによって上限は異なるものの、テザリングによるデータ通信量は制限されています。

auのテザリングによるデータ通信量制限
  • 使い放題MAX 5G/4G:30GBまで
  • 使い放題MAX 5G with Amazonプライム:60GBまで
  • 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P):60GBまで
  • 使い放題MAX 5G/4G ドラマ・バラエティパック:70GBまで
  • 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック:60GBまで
  • 使い放題MAX 5G ALL STARパック2:80GBまで

一方のpovoは、テザリング利用時でも特に制限がないため、トッピングした分のデータ通信を利用できます。

もちろん、データ使い放題(24時間)のトッピングをすれば、テザリングも24時間可能です。

テザリング利用が多い方は、povoに乗り換えることで非常に使い勝手がよくなるでしょう。

6.「#ギガ活」でギガがもらえる

povoには、「#ギガ活」といって、買い物や飲食店の利用でデータ容量がもらえます。

普段よく利用するコンビニやカフェ、レストランなどで一定額を利用すれば最大20GBもらえるので、場合によってはトッピングしなくてもギガ活だけでスマホを利用できるでしょう。

povoのギガ活対象店舗については、こちらで確認できます。

7.「DAZN」や「smash.」をスポット利用できる

スポーツ配信を視聴できる「DAZN」、そしてドラマやバラエティ番組を視聴できる「smash.」。

povoでは、これらをスポットで利用することが可能です。

・DAZN使い放題パック(7日間):925円(税込)/回
・smash.使い放題パック(24時間):220円(税込)/回

特にDAZNはスタンダードプランが月額3,700円(税込)とやや高額なため、なかなか手を出しにくいと感じる方も多いでしょう。

しかしpovoなら7日間925円(税込)で視聴できるので、一時的に見たい試合があるといった際に便利です。

また、povoの「DAZN」や「smash.」使い放題パックは、視聴時のデータ通信量も含まれているため、視聴中に速度制限がかかってしまうといった心配もありません。

8.SIMロック解除が不要

NTTドコモやソフトバンクなどからpovoへ乗り換える場合は、SIMロックを解除しなければならないケースがあります。

しかし、auからpovoへの乗り換えであれば、基本的にSIMロック解除の必要はありません。

面倒な手間がなく乗り換えできるのは、非常にうれしいポイントです。

9.MNPの手続きがいらない

auからpovo以外、あるいはau以外からpovoへ乗り換える際は、MNP予約番号を発行したうえでの手続きが必要となります。

しかし、乗り換え方法でもお伝えしたとおり、auからpovoへの乗り換え時は、MNPの手続きが不要です。

povoへ手軽に乗り換えできるのは、auユーザーだけのメリットといえるでしょう。

10.povoはauから乗り換えても解約違約金や手数料はかからない

auからpovoへの乗り換えを検討する際、気になるのは解約違約金や手数料ではないでしょうか。

しかし、auからpovoへ乗り換えるタイミングで解約違約金も手数料も発生しないので安心してください。

ただし、月の途中でauからpovoへ乗り換えると、auの月額料金は日割りになるので、その点にだけ注意してください。

11.auかんたん決済が使える

povoでは、auかんたん決済が利用できます。

auで利用していた方は、引き続き利用できるので安心してください。

auかんたん決済は、ネットショッピングなどの支払いをスマホの料金とまとめて支払えるので、とても便利です。

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povo

auからpovoに乗り換える8つのデメリット

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auからpovoに乗り換えるメリットはたくさんありますが、場合によってはデメリットとなるポイントもいくつかあります。

今後auからpovoへ乗り換える予定の方、検討中の方は次に紹介するデメリットについても理解しておきましょう。

1.使い放題MAXのパックが利用できない

povoには、auの使い放題MAXのように月間を通して使い放題となるプランはありません。

povoで使い放題となるのは、24時間使い放題のプランのみです。

そのため、常に使い放題でデータ通信を利用したいという方には向いていないでしょう。

2.家族割やauスマートバリューは適用できない

auで利用していた家族割やauスマートバリューは、povoでは適用できません。

そのため、家族でauを利用していた方のなかには、povoへ乗り換えることで毎月の料金が高くなる方もいらっしゃるでしょう。

コストを抑えることが目的でpovoへの乗り換えを考えている方は、割引なども含めて検討しましょう。

3.auのメールアドレスを引き継ぐのは有料

auで利用していた「@ezweb.ne.jp」のメールアドレスは、povoへ乗り換え後も継続して利用することができます。

ただし、メールアドレスの引き継ぎには月額330円(税込)がかかるため、あまりコスパがよいとはいえません。

ですから、よっぽどの事情がない限りは、ほかのメールアドレスに切り替えて利用するのがおすすめです。

4.手続きやサポートはオンラインのみ

auは店舗でさまざまなサポートを受けられますが、povoは店舗でのサポートを行っていません。

問い合わせなどはすべてオンラインでのみの対応となります。

povoがauより低価格で利用できるのは、このようにオンラインに特化しているのが理由の一つでもあります。

オンラインでのサポートだけでは不安という方は、povoへの乗り換えを留まった方がよいかもしれません。

5.povoで直接端末を購入できない

povoは回線契約のみを扱っており、端末の販売はしていません。

そのため、auから乗り換える際に機種変更をしたい場合には、povo以外で端末を購入してから申込みの手続きが必要です。

新しい端末の購入と乗り換えを同時に進められないことに手間を感じる方は、povo以外で乗り換えと端末購入ができるサービスを検討してみましょう。

6.支払い方法はクレジットカードのみ

auは料金の支払いに口座振替を選択できますが、povoはクレジットカードのみです。

これまでauで口座振替にしていた方は、povoへ乗り換える際、クレジットカードを登録しなくてはなりません。

もしクレジットカードを持っていない場合、povoへ乗り換えられないので注意しましょう。

7.auのデータ通信量を引き継げない

povoへ乗り換える際、auで余っているデータ通信量を引き継ぐことはできません。

そのため、povoへ乗り換えてすぐにデータ通信を利用したい場合は、改めてトッピングを購入する必要があります。

もしauのデータ通信量が大量に余っているようなら、ある程度使ってから乗り換えるなど工夫して、なるべく無駄がないようにしましょう。

8.すべてのサービスを引き継げるわけではない

auとpovoは同じ系列のサービスなので、乗り換えの際MNP予約番号の発行が不要、メールアドレスを有料ならそのまま利用できるなどの特徴があります。

しかし、auのすべてのサービスをpovoへ引き継げるわけではありません。

たとえば留守番電話サービスや着信転送、そして前述した家族割やauスマートバリュー、データ通信量などは引き継げないので、乗り換えることによって不都合がないかどうか、しっかりと検討したうえで手続きを進めましょう。

auからpovoへの乗り換えにおすすめのタイミング

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auからpovoへ乗り換えたいけれど、どのタイミングで乗り換えるべきか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

そこで、乗り換えにおすすめのタイミングを紹介します。

スマホの料金を抑えたい

auを利用していて料金が高い、毎月の通信費を抑えたいと思ったら、乗り換えのタイミングです。

povoはオンラインに特化したサービスであり、基本的にコストはauよりも抑えられます。

何よりも料金を抑えることを優先したい方は、auからpovoへの乗り換えを検討してみましょう。

データ通信量が月によって大きく異なる

月によってデータ通信量の消費に大きな差が出る方は、povoへの乗り換えがおすすめです。

povoは、トッピングで自由にプランをカスタマイズできるのが、もっとも大きな特徴です。

普段は自宅や会社のWi-Fiを使っているからそれほどデータ容量は必要ない。

でも今月は連休で旅行に行くからトッピング、といった柔軟な使い方をすれば、auよりも大幅にスマホのコストを抑えることができるでしょう。

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povo

まとめ

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auとpovoは同じKDDI株式会社のサービスなので、乗り換えは非常にスムーズです。

MNP予約番号の発行なしで、手数料などもかからずに乗り換えできます。

ただし、auと違ってpovoはクレジットカード支払いのみにしか対応していないので注意しましょう。

また、店舗でのサポートが一切無く、すべてオンラインになるのでその点も理解しておく必要があります。

こうした点さえ気にならなければ、povoはauよりも柔軟に料金プランをカスタマイズできて、無駄のないサービスといえます。

毎月の通信費が気になっている方は、本記事を参考にpovoへの乗り換えを検討してみてください。

auからpovoへ乗り換える際によくある質問

auからpovoへ乗り換える際によくある質問をピックアップして紹介します。

auからpovoへの乗り換えるときはSIMロックの解除が必要?

auからpovoへの乗り換えるときはSIMロックの解除が必要?

auからpovoへ乗り換える際、SIMロック解除は不要です。

auからpovoに乗り換えてから機種変更できる?

auからpovoに乗り換えてから機種変更できる?

povoへの乗り換え後に機種変更することは可能です。

ただし、povoでは端末を販売していないため、自身で端末を用意する必要があります。

auからpovoへの即日乗り換えは可能?

auからpovoへの即日乗り換えは可能?

eSIMであれば、即日の乗り換えが可能です。

ただし、MNP予約番号を発行してしまうとすぐに乗り換え手続きができなくなるので注意しましょう。

auからpovoに乗り換えるときにスマホ代金の残債があっても大丈夫?

auからpovoに乗り換えるときにスマホ代金の残債があっても大丈夫?

auの端末残債があっても、povoへ乗り換えは可能です。

残債は引き続き、決まった金額を毎月支払えば問題ありません。

auの解約月(povoからの乗り換え月)の料金は日割りになる?

auの解約月(povoからの乗り換え月)の料金は日割りになる?

povoへ乗り換えた際、auの料金は日割りになります。

povoは未成年でも契約可能?

povoは未成年でも契約可能?

povoは13歳以上なら契約できます。

ただし、親権者の同意が必要です。

povoの契約をキャンセルできる?povoからauに戻す方法は?

povoの契約をキャンセルできる?povoからauに戻す方法は?

povoの契約から8日以内であれば、初期契約解除制度を利用してキャンセルが可能です。

8日以上経過してしまっている場合は、auへオンラインで問い合わせるか、auショップへ行って手続きをすれば、povoからauへ戻ることができます。

auからpovoへの乗り換えはSIMカードそのままでもできる?

auからpovoへの乗り換えはSIMカードそのままでもできる?

povo1.0はauのSIMカードをそのまま利用できましたが、povo2.0はSIMカードの交換が必要です。

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著者

通信系WEBライター

伊藤 大介(イトウ ダイスケ)

通信企業でマーケティングMgrとして、広告運用やオウンドメディア運用を経験。ライティングやディレクションのほか、自らメディアの制作・運用も行う。2013年から現在まで、SEOについてインプットとアウトプットを継続中。

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