タブレットと格安SIMはセットでお得!プランやSIMフリーの端末の選び方を解説

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タブレットはスマートフォンより大きな画面で、ノートパソコンよりも軽くて持ち運びやすいイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?

簡単な調べ物や電子書籍を読むのに手ごろなサイズ感で、一般企業では業務効率化の一環として社員や従業員に支給している会社も増えつつあります。

タブレットはインターネットも使える便利なツールですが、端末の購入費や通信費などの問題で導入に躊躇している方も少なくないでしょう。

本記事では、タブレットの導入におすすめの格安SIMとおすすめ理由について解説しています。

ぜひ最後まで本記事を読み進めて、タブレット導入の手助けにご活用ください。

目次(タップしてジャンプ)

タブレットと格安SIMのセット利用がおすすめな理由

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タブレットはスマホよりも画面が大きく、ノートパソコンよりサイズが小さいので仕事やプライベートにも使いやすいメリットがあります。

インターネットに接続することも可能で、タブレットは作業の効率化と通信費の節約につながる格安SIMとのセット利用がおすすめです。

ここからは、タブレットと格安SIMのセット利用をおすすめする理由を解説します。

月額料金が安く選べるプランが豊富

格安SIMは、低容量から50~100GB以上の大容量プランなど選べる料金プランが豊富です。

プラン内容もデータ通信のみと音声通話とのセットなど、使える機能を用途に合わせて自由に選べます。

月額料金とタブレット端末代金も相場より格安で提供されており、高額になりやすい携帯キャリア会社にくらべて費用を節約しやすいのも魅力です。

屋外でもタブレットでモバイルデータ通信ができる

タブレットには通信機能が備わっているので、スマートフォンやパソコンと同じように端末を屋外に持ち出してインターネット接続ができます。

格安SIMは初期費用やプラン料金が安く、SIMのみ契約ができる会社が多いのでタブレット用のSIMカードを用意するのにも都合がよいのです。

1枚のSIMカードで複数の端末に使える

SIMフリーのタブレットであれば、別の端末で使用しているSIMカードをタブレットに差し直して使いまわすことも可能です。

タブレットに限らずSIMフリー端末であれば、どの端末も1枚のSIMカードを使いまわせます。

SIMカードを取り外す手間が少し面倒ですが、SIMフリー端末の裏ワザとして豆知識程度に覚えておいて損はありません。

タブレットには2種類の通信方法がある

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タブレットのインターネット接続は、基本的にスマートフォンやノートパソコンなどのモバイル端末と同じ通信方法です。

ここでは、タブレットの通信方法について簡単に解説します。

LTE通信(モバイル回線)

携帯キャリア会社の回線を使ってインターネットに接続する通信方法です。

LTE通信には接続回線を用意しなくてはならないため、SIMカードを準備する必要があります。

タブレットのSIMカードは携帯電話と同じものが使用されるため、接続設定やSIMの設定はスマートフォンと一緒と考えて問題ありません。

注意点として、タブレットにはSIMスロットのない機種もあります。

SIMカードを差せないのでLTE通信はできず、インターネットの使用場所が限られてしまうので気を付けてください。

Wi-Fi通信

SIMカードを使わず、Wi-Fiを使ってインターネットに接続する方法です。

スマートフォンのWi-Fi接続と仕組みは同じなので、Wi-FiルーターやフリーWi-Fiが設置されている環境ではタブレットの通信費を気にせずインターネットが使えます。

LTE通信の項でも触れたように、SIMスロットがないタブレットでのインターネット接続はすべてWi-Fi通信です。

タブレットでインターネットを利用しない、または利用場所が自宅やオフィス、Wi-Fi環境以外では考えていないなら、特に問題はないでしょう。

SIMフリータブレットに最適!格安SIMのおすすめ料金プラン5選

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格安SIMではタブレットを格安販売しているサービスもあり、各料金プランと同時契約での購入がお得です。

ここでは、タブレットと相性のよい格安SIMとおすすめの料金プランをピックアップしてご紹介します。

楽天モバイル│初期費用無料でデータ通信と通話が使い放題

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画像引用:楽天モバイル

楽天モバイルのおすすめ料金プラン

プラン名Rakuten最強プラン
初期費用0円(税込)
月額料金0~3GB:1,078円(税込)
3GB~20GB:2,178円(税込)
20GB~:3,278円(税込)
月間データ通信量無制限
契約期間なし
契約解除料0円(税込)

Rakutenモバイルは国内4番目の携帯キャリア会社で、低価格無制限の料金プランで注目されているサービスです。

本来は携帯キャリア会社ですが、約1,000円から始められる格安SIM並の料金設定なので紹介します。

月間のデータ通信量は無制限でありながら、初期費用・契約期間・契約解除料などが一切発生しません。

専用アプリのRakuten Linkで通話とキャリアメールが無料など、コスパを追及したサービスといえるでしょう。

タブレットで通話をする機会はあまりないと思われますが、緊急時や仕事とプライベートで使い分けたい方にもおすすめです。

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mineo│最安クラスのデータ無制限と音声通話のセットあり

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画像引用:mineo

mineoのおすすめ料金プラン

プラン名マイそく!プラン
初期費用契約事務手数料:3,300円(税込)
SIM発行料:440円(税込)
月額料金ライト:660円(税込)
スタンダード:990円(税込)
プレミアム:2,200円(税込)
月間データ通信量無制限
契約期間なし
契約解除料0円(税込)

mineoは料金プランが豊富に用意されており、そのなかでも「マイそく!プラン」は音声通話とデータ無制限がセットになった超格安プランです。

マイそく!プランは全部で4つのコースがありますが、スーパーライトは音声通話のみのデータ通信非対応コースなので除外しました。

それ以外の3つのコースはデータ無制限と音声通話が使える代わりに、月曜~金曜の12~13時に速度制限がかかります。

該当時間中は選んだコースごとに最大32kbps~3Mbpsまで低速化しますが、それ以外の時間帯では通常の通信速度なのでご安心ください。

そのほかにもデータSIMや1day無制限プランなどの多彩な料金プランがあり、タブレット端末の販売も行っているので目的に合わせた自由な契約が可能です。

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IIJmio│データesimプランとタブレットのセット契約がお得

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画像引用:IIJmio

IIJmioのおすすめ料金プラン

プラン名IIJmioギガプラン
初期費用契約事務手数料:3,300円(税込)
SIMプロファイル発行手数料
→タイプA:220円(税込)
月額料金データeSIM(タイプD)
→2ギガプラン:440円(税込)
→5ギガプラン:660円(税込)
→10ギガプラン:1,100円(税込)
→15ギガプラン:1,430円(税込)
→20ギガプラン:1,650円(税込)
月間データ通信量2~20GB
契約期間※なし
契約解除料※0円(税込)
※2023年の12月1日より最低利用期間改訂ですべての料金プランの契約期間と契約解除料が撤廃されています。

IIJmioは月間最大20ギガまでの低~中容量をメインにしており、控えめなデータ通信量と月額料金のライトユーザー向け格安SIMです。

利用回線はNTTドコモとauから選択できますが、データプランはNTTドコモの通信回線しか使えません。

ただし、SIMカード発行手数料がNTTドコモのほうがauより約13円安くなり、eSIM契約だとSIMプロファイル発行手数料がさらに半額になります。

また、IIJmioではSIMとタブレットをセットで契約した場合、セット特価適用で通常よりも安い料金で購入が可能です。

タブレットで調べ物や空いた時間で動画を見る場合など、サブ端末として使うケースやメインのインターネット端末がほかにある場合の選択肢におすすめします。

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povo2.0│テザリング無料で維持費も0円

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画像引用:povo

povo2.0のおすすめ料金プラン

プラン名データトッピング
初期費用契約事務手数料:0円(税込)
月額料金データ使い放題(24時間):330円/回(税込)
データ追加1GB(7日間):390円/回(税込)
データ追加3GB(30日間):990円/回(税込)
データ追加20GB(30日間):990円/回(税込)
データ追加60GB(90日間):6,490円/回(税込)
データ追加150GB(180日間):12,980円/回(税込)
月間データ通信量1GB~無制限
契約期間トッピングによる
契約解除料0円(税込)

povo2.0は、料金プランをお好みでカスタマイズできる超お手軽なauの格安プランです。

auの格安プランであるため厳密には格安SIMではありませんが、タブレットに使える格安のSIMなので紹介しました。

povo2.0の最大の特徴は、プランや機能をユーザーが必要なものだけを自由に選ぶ「トッピング」という料金体系です。

初期費用や契約解除料がなく、トッピングに設定されている料金を支払えば有効期間内で自由に利用できます。

テザリングも無料のため、スマートフォンやWi-Fiを併用することで利用料金0円でのインターネットも実現可能です。

注意点として、povo2.0を契約してから6ヶ月以内にトッピングの購入が確認されないと強制解約となるので、長期で使う場合には課金が必要になります。

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LINEMO│iPadユーザーにおすすめ!全手数料無料でLINEが使い放題

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画像引用:LINEMO

LINEMOのおすすめ料金プラン

プラン名ミニプラン・スマホプラン
初期費用契約事務手数料:0円(税込)
月額料金ミニプラン:990円(税込)
スマホプラン:2,728円(税込)
月間データ通信量3~20GB
契約期間なし
契約解除料0円(税込)

LINEMOは、LINEの一部コンテンツを無制限で使えるソフトバンクの格安プランです。

ソフトバンクのサブブランドなので格安SIMではありませんが、おすすめサービスとして紹介しました。

LINEMOは各種手数料が存在せず、初期費用やMNPの費用も発生しません。

契約期間も契約解除料もなく、料金プランも2つのみの非常にシンプルなサービスです。

LINEで消費するパケット通信量のほとんどが無制限で使えるため、LINE通話やチャットを好きなだけ利用できます。

比較的お手軽でおすすめのサービスですが、2023年12月時点でiPad以外のタブレットは動作確認されていません。

そのため、LINEMOはMacユーザー向けのサービスといえるでしょう。

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ロケットモバイル│4キャリアと5G対応の豊富なプラン

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画像引用:ロケットモバイル

ロケットモバイルのおすすめ料金プラン

プラン名下りプラン
初期費用契約事務手数料:3,740円(税込)
月額料金※神プラン(R):328円(税込)
神プラン(D):328円(税込)
神プラン(A):328円(税込)
神プラン(S):438円(税込)
月間データ通信量無制限
契約期間なし
契約解除料0円(税込)
※R=楽天モバイル、D=NTTドコモ、A=au、S=ソフトバンク

ロケットモバイルはデータ通信と音声通話以外に、下りと上りに分かれて細分化された多彩な料金プランが特徴の格安SIMです。

利用回線はNTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリアから選べて、それぞれの回線に低速によるデータ無制限プランが用意されています。

無制限の神プランは通信速度が200kbpsに抑えられますが、タブレットで仕事や調べ物をする際のツールにお手ごろな料金です。

5G回線対応の通常のデータプランや法人契約もあり、目的に合わせて使い方を選べるのでおすすめです。

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ロケットモバイル

格安SIMの契約方法

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格安SIMを契約する場合、SIMカードの契約方法は以下の2種類があります。

格安SIMの契約方法
  • SIMカードのみ
  • SIMカードとタブレットのセット契約

SIMカードのみ

すでにスマートフォンやタブレットなどの端末がある場合、契約が必要になるのはSIMカードのみです。

申込みから契約完了後にSIMカードが登録住所に送られてくるので、使用する端末にSIMカードをセットして初期設定を行えばすぐに使えます。

SIMカードとタブレットのセット契約

端末の販売を行っているサービスでは、SIMカードと端末機種のセット契約が可能です。

格安SIMでは中古商品を取り扱っているサービスが多く、現行の機種より型落ち品などが在庫として扱われている場合があります。

SIMカードとタブレットの同時契約で通常より料金が安くなるケースもあり、それぞれを単独で申込むよりもお得に契約することが可能です。

スマートフォンやモバイルルーターの販売も行っていることが多いので、乗り換えやサブ機の購入に検討してみてはいかがでしょうか。

タブレットのSIMカードはデータ通信のみでOK

タブレット用のSIMカードを契約する場合、プランは音声通話ではなくデータ通信専用のSIMで基本的に問題ありません。

インターネット接続にくらべ、タブレットでの音声通話を利用しようと思う方はそう多くないと考えられるからです。

タブレット利用者の多くは携帯電話の所持率が高く、インターネットの利用率もスマートフォンやパソコン利用者が多い統計が出ています。

特に使う機会がなければ音声通話機能を契約する優先順位は低いため、通話機能はスマートフォンやLINEやメッセンジャーなどのアプリで十分代用できるでしょう。

SIMフリータブレットの選び方

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SIMフリーのタブレットを選ぶ場合、押さえておいてほしいポイントは以下のとおりです。

SIMフリータブレットを選ぶポイント
  • 対応するSIMカードの種類
  • 目的やシチュエーションに適切な性能
  • 本体やディスプレイのサイズ

対応するSIMカードの種類

SIMカードには規格が決まっていて、端末に適合するサイズや仕様が以下のように異なります。

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SIMカードの種類サイズ
標準SIM約25mm × 15mm
microSIM約15mm × 12mm
nanoSIM約12.3mm × 8.8mm
eSIM電子データのためサイズなし

SIMカードは、SIMスロットに差し込んで情報を読み込むICカードです。

携帯電話や最新の端末機種はnanoSIMが主流ですが、一部では標準SIMやmicroSIMを採用している製品もあるので注意しましょう。

eSIMは従来の物理的なICカードとは異なり、オンラインから端末に直接情報を識別させる仕組みなのでSIMカードの出し入れを必要としません。

タブレットに対応しているSIMカードの種類によっては、費用が変わったり契約できないケースがあるので要チェックです。

目的やシチュエーションに適切な性能

タブレットは搭載している機能や性能によって価格が変わるため、使用目的や用途で選んだほうが出費を抑えられます。

文書のやり取りやブラウジングだけなら、GPUやメモリ、ストレージを積む必要性は高くありません。

逆にイラストやグラフィックではスペックが求められるため、予算を見積もって選ぶべきでしょう。

また、屋外で使用する場合は耐水性や防塵性など、IPX等級を意識した高耐久の端末も選択肢に入ります。

本体やディスプレイのサイズ

一般的なタブレットの画面はスマートフォンよりも大きく、ノートパソコン程度のサイズがある場合があります。

コンパクトなものなど携帯電話ほどの小さいものもあり、片手に持ったときに負担のないものや重量を感じるものなどさまざまです。

タブレットの使用時間や用途に合わせ、持ち運びや利用場所を考えた際に使い勝手に不便がないサイズの製品を選びましょう。

まとめ

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タブレットと格安SIMの組み合わせは、費用の節約や利便性の面で非常に相性のよい組み合わせです。

近年はタブレットも普及して手ごろな価格で販売されるようになりましたが、インターネット接続に使用する場合に気をつけたいのが通信費でしょう。

本記事で紹介した格安SIMは、いずれも利用料金が安くて用途に合わせた自由な使い方ができるサービスばかりです。

これからタブレット用の格安SIMを探している方は、本記事の内容を自分の目的と最優先すべきポイントの確認にぜひご活用ください。

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著者

通信系WEBライター

manji(マンジ)

フリーのWEBライターとして、主にインターネットなどの通信系をメインに活動中。調査や取材が好きで、ジャンルを問わず題材に取り組んで独自の知識を構築。未経験のジャンルには「積極的にチャレンジ」をモットーに日々精進。

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