クラウドWi-Fiのデメリット3つ!次世代型の通信技術を利用した端末を解説

  • 2019.12.04
  • 2019.12.13

クラウドSIMという次世代型の通信技術を利用したクラウドSIM対応端末クラウドWi-Fi」が注目を浴びています。

クラウドSIMはクラウドサーバー上に世界各国のキャリアSIM情報を格納している次世代型の通信技術となります。

この世界各国のSIM情報を、通信端末1台で現地エリアに合わせて受信できるクラウドSIM対応端末を「クラウドWi-Fi」と呼びます。

クラウドSIMの良さを活かした、広い通信範囲やシンプルな端末設定などが魅力となっています。

ですが、一方でクラウドSIMだからこそのデメリットも少なからず存在します。

そこで今回は、クラウドWi-Fiのデメリットを詳しく解説するので、これからクラウドWi-Fiを利用する予定の方はご参考ください。

クラウドSIMという次世代の通信技術とは?

クラウドSIMとは

これまでのポケットWi-Fiは端末内にSIMカードを挿入し、近くの基地局から発信するキャリアの電波を受信してインターネットを利用する仕組みとなっています。

一方、クラウドSIMは端末内ではなくクラウドサーバー上に世界中のSIM情報を保管し、利用場所に応じてクラウドSIM対応端末(クラウドWi-Fi)に現地のSIM情報を適用させるという仕組みとなります。

このSIM情報を適用させる技術の名称を、インテリジェントネットワークスイッチ(INS)と呼びます。

世界中のSIM情報がクラウドサーバー上に保管されているこの次世代通信技術をクラウドWi-Fiに適用させることによって、国境にとらわれずインターネットを利用することができるようになりました。

次世代の通信技術を利用したクラウドWi-Fiとは?

クラウドWi-Fiとは

クラウドSIMのテクノロジーを利用することで、端末内にSIMカードを挿入しなくてもインターネットを利用することができる通信端末機器をクラウドWi-Fiと呼びます。

クラウドWi-Fiの端末内にはコントロールSIMという機能が内蔵されています。このSIMにより、利用エリアに応じてINSから最適なSIM情報をコピーしてインターネットを利用することができます。

国内ではクラウドサーバー上にSoftBank,au,DocomoのLTE回線のSIM情報が保管されており、利用エリアに合わせて最適なキャリアを自動選択してくれます。

国外利用時でもクラウドWi-Fiが1台あれば、渡航先の現地SIM情報をクラウドSIMからコピーするため、電源をONにするだけでインターネットへの接続を可能としています。

クラウドWi-Fiのデメリットは?

クラウドWiFiは通信制限なしなどメリットがたくさんありますが、デメリットも存在します。

今回ピックアップしたデメリットは下記の通りです。

■クラウドWi-Fiのデメリット

  • 渡航先によってはネット規制がかかることも
  • 海外利用は別途で料金がかかる
  • 端末はシンプルだが細かい設定はできない

クラウドSIMの特性上、ネット規制や通信速度などがデメリットとなっています。

その他にも端末に関するデメリットもあるので、検討中の方はデメリットも考慮して契約するか決めましょう。

次の項目で、デメリットをもう少し詳しく解説するので、ご参考ください。

渡航先によってはネット規制がかかることも

クラウドSIMは世界135カ国で利用できますが、ネット環境はその国のルールに則ります。

なので、例えば中国のようにネット規制がある国の渡航では、TwitterやGoogleなどが使えなくなることも。いつも使っているサービスが使えなくなる可能性が大いにあります。

海外渡航にクラウドWiFiを持っていく場合は、その国の通信環境を事前に確認しておきましょう。

海外利用は別途で料金がかかる

海外で利用する場合、「1日700円〜」が別途でかかります。

ですが、他の海外レンタルWi-Fiルーターのように契約は不要で、クラウドWi-Fiを持っていくだけでネットが利用可能。

たとえ1日で利用できる通信容量を超えても、384kbpsと他の海外レンタルWi-Fiルーターよりも速い通信速度でネットが楽しめるのも特徴となっています。

海外料金を確認する

端末はシンプルだが細かい設定はできない

クラウドWi-Fiで主に利用されているクラウドSIM対応端末は「U2s」という端末で、非常にシンプルな操作性が魅力です。

ただ、その反面細かい設定ができないのがデメリット。

WiMAXの端末だと省電力モードの設定や通信帯域の変更など、状況に合わせた設定ができました。

U2sでできるのは電源のオンオフと電池残量の確認といった簡単な設定のみです。

その代わり、連続通信時間が12時間という長持ち、シンプルで簡単に使い方をマスターできます。機械が少し苦手、使いこなしやすい端末が使いたい方には、非常におすすめです。

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クラウドWiFiとは、クラウドSIMテクノロジーに対応したモバイルWiFiルーターのことで、世界135ヶ国のネット環境に対応した、利用料金の安さと機能性の良さを兼ね備えているサービスです。

月額3,380円で他の回線より好条件

無制限・縛りなしで利用できるクラウドWiFiはキャリア3社の回線を併用するサービスでありながら、利用料金が他のモバイルWiFiルーターよりも安くなっています。

回線種別サービス名月額料金2・3年に負担する合計費用
クラウドSIM対応ルータークラウドWiFi3,380円2年:81,120円
3年:121,680円
ポケットWiFi4,380円2年:105,120円
3年:157,680円
光回線ドコモ光【戸建て】
タイプA:5,200円
タイプB:5,400円
【マンション】
タイプA:4,000円
タイプB:4,200円
【戸建て】
〔タイプA〕
2年:124,800円
3年:187,200円
〔タイプB〕
2年:129,600円
3年:194,400円
【マンション】
〔タイプA〕
2年:96,000円
3年:144,000円
〔タイプB〕
2年:100,800円
3年:151,200円
ソフトバンク光【戸建て】
5,200円
【マンション】
3,800円
【戸建て】
2年:124,800円
3年:187,200円
【マンション】
2年:91,200円
3年:136,800円
auひかり【戸建て】
1~12ヶ月目:5,100円
13~24ヶ月目:5,000円
25ヶ月目~:4,900円
【マンション】
3,400~5,000円
【戸建て】
2年:121,200円
3年:180,000円
【マンション】
2年:81,600~120,000円
3年:122,400~180,000円

※1:2019年11月時点での情報です。
※2:最安級プランでの料金です。

世界135ヶ国のネット回線を利用できる

クラウドWiFiは日本の他に135ヶ国にも対応しているので、旅行や出張で海外に行くときでも利用できます。

海外へ到着したときに自動で現地向けのモバイル回線が利用できるので、面倒な設定や申し込みをする必要もありません。

なお、海外では一日に利用できるデータ容量が1GBまでになりますが、他社の海外用Wi-Fiルーターレンタルと比べると遙かに料金が安めです。

事業者一日に利用できるデータ容量利用料金/日額
クラウドWiFiアメリカ本土・ハワイ1GB1,050円
韓国750円
中国1,100円
イモトのWiFiアメリカ本土・ハワイ以下の3つから選択可能
500MB
1GB
無制限
500MBプラン:1,580円
1GBプラン:1,880円
無制限プラン:2,380円
韓国500MBプラン:680円
1GBプラン:1,580円
無制限プラン:2,080円
中国500MBプラン:1,480円
1GBプラン:1,780円
無制限プラン:2,280円
グローバルWiFiアメリカ本土・ハワイ以下の4つから選択可能
300MB
600MB
1.1GB
無制限
300MBプラン:970円
600MBプラン:1,270円
1.1GBプラン:1,470円
無制限プラン:2,170円
韓国300MBプラン:670円
600MBプラン:970円
1.1GBプラン:1,170円
無制限プラン:1,870円
中国300MBプラン:1,370円
600MBプラン:1,570円
1.1GBプラン:1,770円
無制限プラン:2,270円

最大150Mbpsは充分基準を満たす速度

クラウドWiFiで提供されるモバイルWiFiルーター「U2s」は下りの通信速度が150Mbpsとなっています。

事業者機種最大通信速度(下り)
クラウドWiFiU2s150Mbps
WiMAXW06867Mbps
ポケットWiFi803ZT866Mbps

しかし、ホームページを見たり、LINEやメールでの連絡は下り速度が1Mbpsほど出ていれば難なくできます。

動画再生は下り速度が3~5Mbpsも出ていれば充分ですし、4K動画も20Mbpsの下り速度が出ていれば可能です。

クラウドWiFiの下り実質速度は20~40Mbpsほどとなります。

有名な動画配信サイトが推奨している下り速度を見れば、動画を見るときに100Mbps以上ものスピードが必要というわけではないことがわかります。

動画配信サイト推奨の下り速度
YouTube4K:20Mbps
HD 1080p:5Mbps
HD 720p:2.5Mbps
SD 480p:1.1Mbps
SD 360p:0.7Mbps
NetflixUHD(4K):25Mbps
HD:5Mbps
SD:3Mbps
U-NEXT標準画質(SD):1.5Mbps以上
高画質(HD):3Mbps以上