WiMAXに不満を感じて解約をする際、どのモバイルWiFルーターへ乗り換えればいいのか迷いませんか?
以下のどれかに不満を感じたときは、他社への乗り換えを考えるべきタイミングです。
- 速度制限がストレス
- 電波が弱い
- 海外で使えない
- 利用料金の高さ
- 契約更新月である
WiMAXには2,3年の縛りがあり、契約してからちょうど2,3年後の更新月でないと解約する際に違約金が請求されるので、使いはじめてからもうすぐ2年か3年経つ人は今すぐにでも乗り換えを検討しておきたいところです。
そもそもWiMAXから乗り換えてメリットがあるのか、何かしらの損を被らないか不安を抱いている人もいるのではないでしょうか?
そんな疑問を解消するために、このページでは以下の2つをわかりやすくご説明します。
- WiMAXから乗り換えるメリットとデメリット
- WiMAXから乗り換えるときに選択肢となるサービス
乗り換え先の選択肢はYmobileやキャリアのモバイルWiFiルーターなどがありますが、もっともおすすめなのは利用者拡大中の新サービス『クラウドWiFi』です。
ここではWiMAXから乗り換えるときの回線の選択肢をご紹介し、そのなかでもクラウドWiFiがおすすめである理由を解説していきます。
WiMAXをやめて他のモバイルWiFiルーターを使いたいとお考えの人はぜひご覧ください。
この記事の目次
WiMAXから乗り換えるメリット・デメリット
WiMAXから他社への乗り換えにはメリットとデメリットどちらも伴います。
デメリットはタイミング次第ではクリアできるものですが、何も知らないと余分なお金を負担させられるので注意が必要です。
WiMAXから乗り換える4つのメリット
WiMAXから他社へ乗り換えるメリットは以下の4つです。
- 利用料金を安くできる
- 電波のつながりが向上して速度が安定するようになる
- 速度制限に悩まされなくなる
- 国内外でネットを使えるようになる
上記のメリットはあくまで特定の他社へ乗り換えた場合に受けられるものですが、WiMAXを契約してから2年から3年経っていれば今よりもWiFiの利用料金が安くなるうえに、速度が安定するようになりデータ量の消費も気にならなくなります。
月額料金が安くなる|メリット①
WiMAXの月額料金はプロバイダごとに違いますが基本は4,000円代で、キャンペーンを開催しているプロバイダで契約していても2年から3年経つと特典の適用期間が切れて4,000円代になります。
プロバイダ | 基本の月額料金 |
---|---|
GMOとくとくBB | 4,263円 |
BroadWiMAX | 4,011円 |
カシモWiMAX | 4,079円 |
※ギガ放題プランの場合です。
安定したネット環境が整えられる | メリット②
WiMAXは通信速度が速い代わりに建物に遮られやすい高周波数帯の電波のみを用いているので、周りにビルがある場所や屋内にいると電波が入りにくくなる恐れがあります。
ハイスピードプラスエリアモードをオンにしてau回線を利用すれば室内でも接続が安定するようにはなりますが、ギガ放題プランに加入している状況でも1ヶ月で7ギガを使うと当月の末まで通信制限がかかります。
速度制限がなくなる | メリット③
WiMAXのギガ放題プランには一ヶ月で利用可能なデータ容量の上限がありませんが、3日で10ギガを使った際に翌日の18時から翌々日2時まで速度制限を受けます。
3日で10ギガの速度制限に対する不満を解消するには光回線への乗り換えが必須でした。
国内外でのデータ通信が可能 | メリット④
WiMAXは日本国内のみ対応のモバイル回線なので海外で使うことができず、国外への出張や旅行へ行く頻度が高いと使いにくいと感じさせられます。
旧式のWiMAX回線対応ルーターでは韓国での利用が可能でしたが、現在の主流となっているWiMAX2+回線は日本のみとなっています。
4つのメリットがすべて受けられる乗り換え先はクラウドSIM対応のモバイルWiFiルーターです。
クラウドSIM対応のモバイルWiFiルーター | |
---|---|
実質速度 | 20~40Mbps |
月額料金 | WiMAXよりも600~900円安い |
データ通信容量制限 | なし |
国内外でのデータ通信 | 世界100~135ヵ国で利用可能 |
YmobileやキャリアのモバイルWiFiルーターでは4つのメリットがすべてが受けられません。
WiMAXから乗り換える3つのデメリット
更新月以外は解約費用が発生 | デメリット①
WiMAXから乗り換えるときにネックとなるのは解約するときに発生する違約金です。
WiMAXには2年および3年の契約期間があり、定められた更新月以外に解約すると9,500円以上もの違約金を払わなければいけません。
(引用元:UQ)
更新月は契約期間が3年であれば3年ごとに一度、契約期間が2年であれば2年ごとに一度しかないので、他社へ乗り換えるときは更新月がいつなのかをチェックしておきたいところです。
UQWiMAX | 更新月を確認する | カシモWiMAX | 更新月を確認する |
---|---|---|---|
GMOとくとく BB WiMAX | 更新月を確認する | DTI WiMAX | 更新月を確認する |
Broad WiMAX | 更新月を確認する | ワイヤレスゲートWiMAX (ヨドバシ) | 更新月を確認する |
BIGLOBE WiMAX | 更新月を確認する | BIC WiMAX (ビックカメラ) | 更新月を確認する |
Sonet WiMAX | 更新月を確認する | YAMADA Air mobile (ヤマダ電機) | 更新月を確認する |
@nifty WiMAX | 更新月を確認する | au | 更新月を確認する |
※KT WiMAXとJP WiMAXは会員ページが存在しないため、契約時に同封された書類を確認する必要があります。
KT WiMAX | お問い合わせフォーム TEL : 0120-980-886 |
---|---|
JP WiMAX | お問い合わせフォーム TEL : 0120-545-618 |
ネットが使えなくなる期間がある | デメリット②
WiMAXの乗り換えでは、ご自宅に固定回線がない方は特に、新たにモバイルWi-Fiを契約するまでネット環境がなくなる恐れがあります。
これから利用するモバイルWi-Fiは、WiMAXを使っていた期間と同様、長いこと利用することになるものかもしれません。
乗り換え先はご自身の用途によって変わってきますので、予め利用したいサービスの情報を確認しましょう。
毎日オンラインゲームや動画ストリーミングサイトを視聴している方は、乗り換え時にネット環境がないと困るかもしれません。
二重に料金が発生する可能性がある | デメリット③
WiMAX解約月に新たな契約をすると、二重契約となり、2つの契約先で料金が発生する可能性があります。
更新月で乗り換えを進めていたのにもかかわらず、新たな契約先の利用料金が発生すると余計な費用がかかります。
WiMAXを提供している事業者のほとんどは解約日が月末と決められているため、翌月からの利用で事前に予約をしましょう。
利用開始日を確認しておくことで、二重に料金が発生することを回避できます。
※発送ベースで料金が課金される場合もありますので確認が必要です。
WiMAXから乗り換える4つの選択肢
WiMAXからWiFiルーターへ乗り換えるときは以下の4つが選択肢になります。
- 光回線
- YmobileのモバイルWiFiルーター
- キャリアのモバイルWiFiルーター
- クラウドSIM対応のモバイルWiFiルーター
光回線
光回線は通信制限がなく完全使い放題のため、一部のオンラインゲームを長時間自宅のみで利用する方におすすめです。
ただし、契約するときに工事が必要になるうえに、回線を携帯できないのでよほどの理由がない限りはおすすめできません。
しかし、フォートナイトやPUBGなどのバトルロイヤル、鉄拳7やストリートファイター5などの格闘ゲームでのオンライン対戦では、通信速度の速さはもちろん、回線の応答速度であるPing値の速さも重視されます。
WiMAXやポケットWiFiで用いられているモバイル回線は通信速度こそ優れていますが、Ping値は不安定です。
対戦型アクションゲームではPing値が1ケタ、高くても10ms代であるのが理想ですが、口コミでの評判を調べみるとモバイルWiFiルーターでは20~30msを上回る傾向がありました(Ping値は低いほど良いとされています)。
ブロードワイマックス失敗だったかもしれんな。3日10GBの枷といい、ping値が常に80〜90あたり。オンラインゲーをガツガツやるわけじゃないから今の所何も感じてはいないけど。10GBなんてPS4でゲームDLでもしたらあっちゅーまじゃん。速度制限最低3日はくらうってことだもんな? #WiMAX
— からしニコフ (@coltment) July 27, 2019
田舎でwimax(設置タイプ)繋げたらping値120とか叩き出して絶望した。これマルチしたらブロリされるやつだわ
— バロバロギンドー (@bobonzack) April 6, 2019
対戦型アクションのオンラインゲームで遊ぶつもりがなければ光回線ほどの品質は必要なく、モバイルWiFiルーターで難なく動画やウェブサイトを閲覧できます。
光回線には利用料金がモバイルWiFiルーターより高いリスクもあるので、WiMAXから乗り換える場合は他社のモバイルルーターを選ぶのが基本となります(料金の高さは後ほど解説します)。
YmobileのモバイルWiFiルーター
モバイルWiFiルーターではソフトバンクとワイモバイルの回線を併用するので提供エリアが広く、プラチナバンド対応なので屋内でもつながりやすいメリットがあります。
プラチナバンドとは周りにビルがある場所や屋内にも届きやすい電波で、外と室内の両方でも接続が安定するポイントです。
さらにアドバンスモードを利用すればネットが使い放題になります。
デメリットとしてはWiMAXのギガ放題プランと同様に3日で10ギガを使うと速度制限を受けるので優先順位は低めです。
そもそもアドバンスモードが利用できるエリアは主要都市、地方だと県庁所在地に限られていて、ほとんどの地域では一ヶ月に7ギガまでしか利用できません。
(引用元:Ymobile)
YouTubeなどの動画をあまり見ない人なら一ヶ月に利用できるデータ量が7GBまででも充分なので、ポケットWiFiはライトユーザーに向けのサービスといえます。
キャリアのモバイルWiFiルーター
携帯会社のドコモやソフトバンク、auもモバイルWiFiルーターを展開しています。ドコモやソフトバンクは大手キャリアの回線を利用するのでつながりやすい点が長所です。
ただ、キャリアのモバイルWiFiルーターにはそれぞれ以下のデメリットがあります。
- ドコモとソフトバンクのモバイルWiFiルーターは使い放題ではない
- auのモバイルWiFiルーターはWiMAX
ドコモとソフトバンクが展開するモバイルWiFiルーターは使い放題ではなく、プラン別で一ヶ月に利用できるデータ容量が決められているので動画を見る人には不向きで、あくまでライトユーザー向けの選択肢となります。
auが取り扱っているモバイルWiFiルーターはWiMAX対応機種なので、WiMAXに不満を感じて他社へ乗り換える場合は選択肢になりません。
クラウドSIM対応のモバイルWiFiルーター
以前まではWiMAXから乗り換えるときの選択肢はポケットWiFiと大手キャリアが展開するモバイルWiFiルーターでしたが、現在はクラウドSIM対応のモバイルWiFiルーターが新しい候補となっています。
クラウドSIM対応のモバイルWiFiルーターは名前の通りクラウドSIMを用いる通信端末です。
従来のWiFiルーターは端末にSIMカードを挿入して、端末とSIMカードが対応する回線用の電波を利用する仕組みなのですが、電波を受信しにくい場所ではつながりにくくなる欠点がありました。
クラウドSIM対応ルーターではSIMカードを利用せず、クラウドサーバーに存在しているSIMカードの情報が自動で適用され、その場所に向いた回線を利用できるように作られています。
クラウドSIM対応のモバイルWiFiルーターではドコモとソフトバンク、auのモバイル回線を併用するので、通信品質も申し分ないどころか、ソフトバンクやauの電波が届きにくい場所にいても自動的にドコモ回線でネットへ接続されるので通信状態の安定性も高いです。
もちろんプラチナバンド対応の周波数帯も利用できるので、ビルに囲まれた場所や室内での接続も安定します。
クラウドSIMはつながりやすさだけでなく、他の機能性や利用料金が安いメリットがあるので、WiMAXから乗り換えるときにもっともチェックしておきたいところです。
チェックしておきたい理由は後ほど詳しくご紹介します。
WiMAXから乗り換えた人のツイート
ネット上で実際に「WiMAXから乗り換えをした」という人のツイートを紹介します。
以前であれば他社のモバイルWiFiルーターにも速度制限などのデメリットがあるので、乗り換えても現状が変わらなかった感じている人も珍しくありませんでしたが、クラウドSIMの登場がWiMAXをやめて良かったと実感する人の増加の要因となっています。
クラウドsimのwifi、今の所何の不満もない。WiMAXの時は3階にルーターを置いて2階でネットすると速度や接続が不安定になったけど今度のは全然問題ない。 pic.twitter.com/EyZnBjfPTp
— ハピネス (@happinece) November 8, 2019
クラウドSIMはキャリア3社のLTE回線を併用するので、少し離れた距離でも安定したネット環境を整えられます。
どんなときもWiFi
梅田からなんばへの地下鉄車内では
途切れはあっても繋がる降りて地下街歩いても途切れることもない
これは、、WiMAX解約しても支障ないな
— ヤマとく (@12345yamatoku) November 28, 2019
クラウドSIMは電波の繋がりにくい地下であっても、比較的利用可能です。
WiMAXから乗り換え殺到の『クラウドWiFi』とは?
クラウドWiFiが乗り換え候補である理由は5つあります。
- 利用料金が他の回線より安い
- 通信制限が一切なし
- 135ヶ国で利用できる
- 契約期間の縛りがない
- ルーターのスペックが良好
クラウドSIM対応のモバイルWiFiルーターは安定したLTE回線を通信制限なしで利用できますが、レンタルサービスを行っている事業者のほとんどは2年の契約縛りと解約金が発生します。
一方、『クラウドWiFi』は縛り解約金なしでサービスを提供しています。

クラウドWiFiとは、クラウドSIMテクノロジーに対応したモバイルWiFiルーターのことで、世界135ヶ国のネット環境に対応した、利用料金の安さと機能性の良さを兼ね備えているサービスです。
月額3,380円で他の回線より好条件
無制限・縛りなしで利用できるクラウドWiFiはキャリア3社の回線を併用するサービスでありながら、利用料金が他のモバイルWiFiルーターよりも安くなっています。
回線種別 | サービス名 | 月額料金 | 2・3年に負担する合計費用 |
---|---|---|---|
クラウドSIM対応ルーター | クラウドWiFi | 3,380円 | 2年:81,120円 3年:121,680円 |
ポケットWiFi | 4,380円 | 2年:105,120円 3年:157,680円 | |
光回線 | ドコモ光 | 【戸建て】 タイプA:5,200円 タイプB:5,400円 【マンション】 タイプA:4,000円 タイプB:4,200円 | 【戸建て】 〔タイプA〕 2年:124,800円 3年:187,200円 〔タイプB〕 2年:129,600円 3年:194,400円 【マンション】 〔タイプA〕 2年:96,000円 3年:144,000円 〔タイプB〕 2年:100,800円 3年:151,200円 |
ソフトバンク光 | 【戸建て】 5,200円 【マンション】 3,800円 | 【戸建て】 2年:124,800円 3年:187,200円 【マンション】 2年:91,200円 3年:136,800円 | |
auひかり | 【戸建て】 1~12ヶ月目:5,100円 13~24ヶ月目:5,000円 25ヶ月目~:4,900円 【マンション】 3,400~5,000円 | 【戸建て】 2年:121,200円 3年:180,000円 【マンション】 2年:81,600~120,000円 3年:122,400~180,000円 |
※1:2019年11月時点での情報です。
※2:最安級プランでの料金です。
世界135ヶ国のネット回線を利用できる
クラウドWiFiは日本の他に135ヶ国にも対応しているので、旅行や出張で海外に行くときでも利用できます。
海外へ到着したときに自動で現地向けのモバイル回線が利用できるので、面倒な設定や申し込みをする必要もありません。
なお、海外では一日に利用できるデータ容量が1GBまでになりますが、他社の海外用Wi-Fiルーターレンタルと比べると遙かに料金が安めです。
事業者 | 国 | 一日に利用できるデータ容量 | 利用料金/日額 |
---|---|---|---|
クラウドWiFi | アメリカ本土・ハワイ | 1GB | 1,050円 |
韓国 | 750円 | ||
中国 | 1,100円 | ||
イモトのWiFi | アメリカ本土・ハワイ | 以下の3つから選択可能 500MB 1GB 無制限 | 500MBプラン:1,580円 1GBプラン:1,880円 無制限プラン:2,380円 |
韓国 | 500MBプラン:680円 1GBプラン:1,580円 無制限プラン:2,080円 | ||
中国 | 500MBプラン:1,480円 1GBプラン:1,780円 無制限プラン:2,280円 | ||
グローバルWiFi | アメリカ本土・ハワイ | 以下の4つから選択可能 300MB 600MB 1.1GB 無制限 | 300MBプラン:970円 600MBプラン:1,270円 1.1GBプラン:1,470円 無制限プラン:2,170円 |
韓国 | 300MBプラン:670円 600MBプラン:970円 1.1GBプラン:1,170円 無制限プラン:1,870円 | ||
中国 | 300MBプラン:1,370円 600MBプラン:1,570円 1.1GBプラン:1,770円 無制限プラン:2,270円 |
最大150Mbpsは充分基準を満たす速度
クラウドWiFiで提供されるモバイルWiFiルーター「U2s」は下りの通信速度が150Mbpsとなっています。
事業者 | 機種 | 最大通信速度(下り) |
---|---|---|
クラウドWiFi | U2s | 150Mbps |
WiMAX | W06 | 867Mbps |
ポケットWiFi | 803ZT | 866Mbps |
しかし、ホームページを見たり、LINEやメールでの連絡は下り速度が1Mbpsほど出ていれば難なくできます。
動画再生は下り速度が3~5Mbpsも出ていれば充分ですし、4K動画も20Mbpsの下り速度が出ていれば可能です。
クラウドWiFiの下り実質速度は20~40Mbpsほどとなります。
有名な動画配信サイトが推奨している下り速度を見れば、動画を見るときに100Mbps以上ものスピードが必要というわけではないことがわかります。
動画配信サイト | 推奨の下り速度 |
---|---|
YouTube | 4K:20Mbps HD 1080p:5Mbps HD 720p:2.5Mbps SD 480p:1.1Mbps SD 360p:0.7Mbps |
Netflix | UHD(4K):25Mbps HD:5Mbps SD:3Mbps |
U-NEXT | 標準画質(SD):1.5Mbps以上 高画質(HD):3Mbps以上 |